日記・コラム・つぶやき

2024年11月13日 (水)

死者を弔う 経験と提言

2024-10-20 妹永眠
紆余曲折があり 身近な親族とも絶縁することもあり 生まれ故郷の神戸を離れて10年となります
この多事多難な年月を ともにしのいだ 妹が8月に他界しました 
京都に母と共に暮らしていた妹が どうしても母との思い出に執着して京都の自宅を離れなかったために 説得を重ねて ようやく「お姉ちゃんも一緒ならいいよ」というところで 6年前に 私も一大決心をして 高齢者施設を妹と共に契約しました
かなり自由に行動ができることを居住の選択肢の第一条件として新たな生活を始めました
妹と向かい合わせの部屋を取らせていただいて 日々妹との持ちつ持たれつ? もたれつもたれつ?の生活が始まりました

妹は母を亡くしてから 一人暮らしをしていた頃に自宅で意識なく倒れていたところ 親しい友人が偶然訪ねてきてくださった際に発見してくださり急遽緊急搬送されて救命されたのですが 以来私が神戸から 京都の妹が入院している病院と 妹の留守宅に通う羽目に至りました
片道90㎞ 夫は施設にお世話になっていましたから 幸い私は単身生活をしていましたので それが可能とはなりました
しかし まだ現役であり 無償とは言え責任ある仕事がある身でしたから深夜走行をしていました

その当時思ったことが 万一私がこのような状況になれば おそらく数少ない身内に負担をかけることになるだろうという思いで 一大決意をして 神戸を離れて 他府県に住む その親族の近くに移住することにしたのです
幸い 親族の嫁ぎ先の舅様が家主である 新築されたばかりのハイツに住むことができることとなり 新生活を始めました
数年の後 災害のために家主様宅が被災され 私の部屋を空けて息子さん夫妻にお譲りすることにいたしました その際に 京都の妹を説得して 妹の戸建ての家から私のそばに移らせることにいたしました
病後でもあり 虚弱な体質の妹は病院通いが日常となり 頼る人もなく私が常に同伴することになっていました 
そのような時期にコロナ禍が集団生活に規制強化を余儀なくしました
外出も儘ならず 致し方なく 頼りにした親族が裏切り行為を働き 私が集団生活を止めて 自由に動ける賃貸住宅で独居生活を始めました  
新居探し条件の第一に「孤独死対策」でした
先の集団生活でお世話になったお方から そのお方の知人のお方がお住まいの集合住宅を紹介していただきました
空き室の多い長屋形式の2階建ての集合住宅の1階を契約させていただきました
幸い 佳きご近所さんに恵まれて 私と同世代の方がおられて気心も合い 高齢者女性3人仲良くさせていただいています

妹は虚弱でもあり 私が引き受けるには負担が大きく 引き続き集団生活を続けさせることになりましたが コロナ禍の中で コロナではないものの 緊急入院が必要となった妹の入院さきが隣接他市の病院となり 私が通うにも骨が折れましたが 頼れる人もない妹を世話するのは私しかいないこともあり 粉骨砕身 不安を感じさせないことに努めました
妹が退院に際して 車いす生活となり 元の施設では大変なので 病院が隣接されている施設へと移住させました

私の負担は増えても減ることはなく 週に2度くらい一駅先の新たな施設に通うことになりました
妹は入退院の繰り返しでしたから 病院が隣接されていることは私の負担も軽減されて助かりました
京都の家では 母と暮らしていた妹は 実によく母の世話を引き受けてくれました
私が夫の家庭介護と ボランティア奉仕とはいえ 責任者としての公務がありましたから とても母の世話には至らず 金銭的には協力はしたものの 労力のすべては妹に頼りきりでした 
妹は私の実状を良く理解してくれて不足を言うこともなく 母にも不安を感じさせないで実によく介護してくれました
肉親 姉妹であってもその恩は忘れてはならないと思い 当時にできなかった母への介護の代償としても 誠心誠意 妹の世話をさせてもらいました

頼る者がいない姉妹としての私に 妹も頼りきりでしたが 私は何時も「年上の妹」と揶揄していました
妹の年齢は私よりも2年齢下ですが 健康年齢では私よりも老けていましたから 「年上の妹」と言っていました 
転居させて3年 次第に病状が悪化して 何度も「危篤」となりましたが 本年8月 ついにその生涯を閉じました
私は 通常 週に1-2度の訪問をして 必要な事務処理や 身辺の世話をしていましたが それは火曜か金曜の午後としていました
しかし8月 不思議なことがありました
台風の接近が報じられて その日は午後は雨予報でもあり 午前に出かけることにしました
11:07駅のホームで電車を待っていた時 携帯が鳴り まだホームでしたからすぐに応答しました
その知らせは「11:05妹様の心停止を確認されました」でした
もう一台前の電車に乗っていれば臨終に立ち会っていたかもしれません
日頃から できることは精一杯していましたから「臨終に間に合わなくても いつでも覚悟はできております」とお伝えしておりました
病室に入ると何時もの寝顔の妹でした

全身が痛みと痒さでいつも哀れなほどに苦痛に耐えていましたから すべての苦痛から解放されたかのように安らかな顔でした
私は「安らかになれてよかったね」と声をかけてやりました
悲しいよりも 妹の苦痛からの解放が「よかったね」となりました

その日のうちに葬儀社に連絡を取り 予定に決めていた「直葬」の契約をして 法定時間の経過の後に遺体の引き取りに来ていただきました

遺体の引き取りは特別な説明もなく 規定通りの搬出をされました

その後です
死亡される方が多く 火葬は順番待ちで3日間後になるとのことでした

真夏の8月 3日間ドライアイスだけでは 遺体の損傷が防げないとのこと
遺体の防腐処理剤使用を問われました
遺体の防腐処理剤費用が22万円とのこと ドライアイスの毎日の追加と共に総額が47万円強となりました
事前の問い合わせでは 「直葬」費用では10万円でおつりがある見積りでした

当初の説明では 追加費用には一切触れておられなくて それなりの不快感を持ちましたが 遺体はすでに業者さんにお預けしています 今更他の業者さんに変えさせたくださいとは言えません
万一断られたら 一大事どころではなくなります

妹は生前 とてもおしゃれで きれい好きで 身なりにはこだわっていましたから 腐敗した妹の体を想像するのも嫌ですから 業者さんにはすべてお任せしました

火葬当日は死亡直後とほぼ変わらずの妹の姿で安堵は致しましたが 正直何となく不快感はぬぐえませんでした
事前の問い合わせの説明では 火葬待ちについての説明もなく 「直葬」としての費用が10万円以内で収まるとの説明を受けただけでした 
費用の節約よりも 私たちは(妹も)宗教的儀式は一切不要との考えから 直葬を選択していました

棺に生花と思い出を入れて 心のお別れを告げて 遺骨はすべて回収して海洋散骨をすることで 全て完了との考えで 妹も合意をしていました

しっかりとした事前の説明があれば 高額であっても納得できますし 他の業者さんにも問い合わせができたと思いますが 遺体を引き取られた後に 火葬待ちと 遺体の防腐処理費用と言われることは 納得とは言い切れない不快感が否めませんが 一旦引き取られた遺体を 返してくださいということもはばかられますし 他の業者さんに引き受けていただけることも難しいことでしょう
葬儀という厳粛であるべき事態が商業ベースでゆがめられたような印象はぬぐい切れませんでした

私は幸い支払いはできましたから 火葬当日も腐敗臭もなく 風貌の極端な変化もなく それなりに防腐剤の効果は認めましたが できない場合には棺に目張りをされて 悪臭は防げないこともあるとは のちに知人から聞きました

費用の負担力量の差で遺体の腐敗が免れないということは不快感があります
すべての葬儀社は遺体の損傷を防ぐための設備「冷凍保存設備」が常備されることを法的に義務化していただきたいとも思います

生まれたからには 死に向かって生きていますから いつかはその時がきます
私は力の限り働きましたから死は平安であり 安らぎです 
わが妹もよく働いて母に孝行してくれましたから 多分思い残すことはないと思うのです
死は悲しいと思うよりも あらゆる苦痛からの解放であり 救いであることも否めないことだと思うのです
高齢者でもあり 万病にさいなまれていた妹は死の平安が救いであったと思います♥

母をこよなく大切に労わってくれた妹に感謝をし 安らかな死を迎えられたことに 関係者の皆様に感謝を込めて御礼申し上げます

10月17/18/19と久しぶりに住み慣れた神戸にとどまり 舞子ビラで宿泊して 心配していた天候にも恵まれて 海洋散骨の儀式を業者のお方にお願いして 18日 明石架橋付近で 散骨し 全てを無事に完了させました
母もほぼ同じ海に散骨させていただきましたから 妹はフィリピンで戦死した父に続く海で 父母と共に再会していると思っています
生前にお世話になりました皆様と 散骨儀式にご協力いただいた皆様に感謝いたします 
2024/10-20 S,Ma記


OOOOへの報告と提言
いつも 配送を利用させていただき助かっています ありがとうございます

さて
この度 実妹死去に伴い葬儀に際して経験したことから 感じましたことを ご報告と提言をさせていただきます

私 松田早苗の実妹が 入院中の病院で心停止と確認され 死去いたしました
前もって貴OOOOのリーフレット 「OOO」へ 葬儀の内容を問い合わせをしておりましたので 葬儀社 【---OOOO】さまへ 電話連絡をいたしました

2024/08/00 12:27【---OOOO】様から着信 
電話連絡を取り 葬儀について かねてから要請していた「直葬」の依頼をいたしました
17:30 遺体の引き取りに実妹の病室へ来所 OOOO担当者遺体の搬出
遺体の安置住所 安置方法の説明はなかった

2024/8/00 10:30~11:30 OOOO担当者 OOOO氏
松田早苗(死者の実姉) 自宅に来訪 葬儀内容と費用について説明を受ける
(仔細別添資料参照)(S,Ma注-リーフレットで葬儀社紹介をされた0000宛て)
この時に初めて 火葬順番待ちのため 2024/8/00火葬実施と日時場所の説明を受ける
それに伴い 酷暑の折 遺体腐敗の防止に関する管理についての説明を受けた
エンバーミング処置については妹死去の翌日に当方の承諾ではあるが 遺体の保管管理料金についての詳細説明はなかった
遺体安置施設料金 \38500円/1日  2日間/77000円  
設備等のこともあろうかとは思いますが 大人一人が占めるスペースは畳1畳ほどでしょう
死者が動くこともなく 不足を言うこともないでしょう
1日\38.500円 が高いのか?妥当なのか?
事前にわかっていれば 他企業との 比較検討が可能ですが 遺体引き取り後では喪主側には忍従しか選択の余地はありません
葬儀発生以前の問合でも 「直葬10万円以下」(正確には業者特定になると感じますから金額提示は省きます)とだけ説明を受けていましたが 火葬待ち等の説明もなく付随費用の説明もされなかった

聞かない方が愚かなのか?
説明不足が業界の決め事なのか?

死はだれにも避けられないことであり 国家としての公的基準と共に 業界とされての基本姿勢があってしかるべきとも感じます

葬儀依頼の発注 この時点での説明に 当節の火葬実施日時に要する待機期間があること したがってその間に要する費用の説明が必要であると思います

00月00日死亡しました 法廷時間経過後に直葬が可能であれば「直葬\00000円」であるが まち日数により付加費用が何に いくら必要かという説明はしなければならないと思う

一般的には紹介者企業への信頼は 一般企業よりも高いと思うので 当該企業様とされて案内をされるのであれば「知らなかった」では利用者への信頼に背くことになりかねないと感じます

事前であれば他企業との比較検討が可能ですが すでに遺体を預けている喪主としての立場は 忍従しかありません
不満でしたらお引き取りください とになりかねないと思いますので できることは沈黙です

(S,Ma注-)
遺体の保管管理に要する設備がどのような状況であるのか?
(私は勝手な想像ではあるが 葬儀社であれば 全ての企業が遺体保管の冷凍庫を設備されていると思っていたので ドライアイスの費用だとは思っていなかった)

 

2024/11/1 13:45 OOOOO様 0120-OOO-OOO へ費用の誤記かと感じて電話発信 事情説明

15:52 「OOOO」様 0120-OOO-OOOから着信 
\6.600は 遺影代金ではなく 骨壺小の代金であると説明された 

ドライアイス費用 3回分 13.200円x3日分=39.600円
()書きに 〇回分はプランに含む と書いてあるが 葬儀の費用ランクで変えられているのか?

葬儀のランクによる費用の説明は もっと丁寧にされなければならないと感じます
CMを見る限り 直葬は10万円以下ですべてが整うと解釈可能です

直葬は死亡当日か翌日に火葬が可能であることが前提であり 高齢化社会となった当節は死者が増えて それが不可能と言える状況でしょう
予期せぬことであれば致し方ないともいえることも 高齢化社会となり 火葬の順番待ちは 予期しなければならない世情から 専門業者とされての社会的責任としての事前の説明は大切です

余談となりますが 骨壺の費用 5寸6.600円+7寸26.400円=合計33.000円(5寸+7寸=12寸)
5寸\6.600円x3個=19.800円(5寸x3個=15寸)
33.000円-19.800円=13.200円(利用者の損失となります)
全骨引き取りを要請したから 骨壺が増えたことは理解できますが 事前に選択肢としての費用説明は必要でしょう (費用軽減のために小を3個にする等)
既定のWeb直葬であっても骨壺は付帯しているはずです
それについての説明がされていない

余談2
海洋散骨に際して用意される投下用の花束は 必ず 花びらだけにしてくださいと 船主様からの提言です

私は花束は ラップやリボンが異物であると思い花丈を10センチ程度にして持参しましたが 船主のお方が 船上で花びらだけにしてくださいました

過日のニュース映像で 災害で亡くされた ご遺族への花束を海に投下される映像がありました
ラップもリボンもそのままであったことは海には異物となります
自己反省として 花を手向けたいとの思いと共に 自己満足の域である花びらもない方がよかったのかと いささかの後悔は残りました
最後の肉親 夫を見送ることがありますから 今後へと生かしたいと思います

 

2024/11/1 13:15居住地消費者センター様 へ電話問合 
経過報告と共に当方の感じた経験からの疑問点を 話す
〇遺体引き取り後の安置場所 住所 管理方法 一日当たり経費 
〇葬儀についてのランク説明
〇遺体が人質のようにされていると感じさせられることは喪主にも業界にも不都合なことです

国家としての 基準として 死体の腐敗防止は葬祭業界に義務付けていただきたい
貧富の差が 遺体の損壊に繋がることは「地獄の沙汰も金次第」のようで情けなく感じます
法制化をされて 葬祭業界に死体損傷防止を義務付けていただきたい

 

2023年7月 8日 (土)

2023-7-8 故安倍晋三元総理をしのぶ

2023-7-8 故安倍晋三元総理をしのぶ

改めて故人様のご冥福をお祈り申し上げます

佳くも悪くもたくさんの批評で ご生前のご活動が今も取り上げられますが 
世界に対して「日本」をこれほどにアピールできて 世界での地位を高められた政治家は希少だと思います
やはり政治家とされての故安倍晋三元総理は偉大なお方であったと感じます

気に入らなければ殺害する
これに対して多くの市民が犯人擁護に加担した

加担した人々に聞きたい
あなたのご家族や親しい人が 誰かに「お前は気に入らないから殺害した」とされたとき 思想の自由だから仕方がないと看過しますか?

理由の如何を問わず 殺人は「犯罪」です
それを理屈をつけて 正当化させるとは 正常な精神ではないと断言します
精神異常者であっても 殺人罪を容認してはならない

「気に入らなければ殺せばいい」
法治国の国民として 殺人犯の擁護に加担した人々は 最も低俗な発想であることに気づいていただきたい

気に入らない政治家は「選挙」で落とされるべきで 殺人で抹殺することは無法な国の独裁者がすることです

無法な国の独裁者は今も「戦争」という名目で 気に入らない国を抹殺しようとしている現実は目前にあります
規模は違っても している発想の原点は同じだということに気づかなければ 個人が法に守られる権利はない

法治国の品格を保たれることは 政治家としての基本です
金に魅せられて 低俗な宗教に加担するような人は 国も国民もをまもれない

一国の総理を「きしだ」と呼び捨てにする傲慢な輩に 
諂い敬意を示すとは恥を知れと言いたい

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参考資料
2022-7-19in旧統一教会と自民党の“親密”関係がクローズアップ

旧統一教会とカネのやりとり「政治家15人」の名前 下村元文科相は献金受け取り、会費も支出 (msn.com)

安倍元首相の暗殺事件を機に、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党の“親密”関係がクローズアップされている。

 

2023年3月24日 (金)

オープンアダプションと動物保護活動の将来 | Facebook 問い合わせ


またも 嫌われ役ですが 私の役割であると思っています
ご不快であれば悪しからず 
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オープンアダプションと動物保護活動の将来 | Facebook
明日 21:00
オープンアダプションと動物保護活動の将来
オンラインイベント
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2023-3-24s.maコメント


西山ゆう子氏については 
HN「さんかくたまご」様 FB Megumi Takeda様が再度のフェイク情報発信として 糾弾されています
当ブログトップに掲載しています

西山ゆう子氏は無視されることを続けておられますが 
このように大衆を教育されるお立場であれば 
フェイク情報発信として糾弾されておられることに
お応えになる義務がおありと感じます



動物あいごに関するあまりにも多い フェイク情報は 
動物愛ごに関わる人々を蔑視した発想からであると感じます



ある西山ゆう子氏支持者のお方にその旨を指摘したところ 多分ですが その支持者のお方は直接に西山ゆう子氏に問い合わせをされたと思います そして返事をもらわれたのでしょう

私 マツダが西山ゆう子氏に対して問い合わせをしていないが 
HN「さんかくたまご」様 FB Megumi Takeda様を支持していることに対して 批判的でした


HN「さんかくたまご」様 FB Megumi Takeda様の問い合わせを無視されている
西山ゆう子氏が HN「さんかくたまご」様 
FB Megumi Takeda様の情報を支持している 私マツダの 問いにお答えくださることはないと感じます

私の問いにお答えになるなら 
HN「さんかくたまご」様 
FB Megumi Takeda様の問いに
お答えになられることが先決でしょう

HN「さんかくたまご」様 FB Megumi Takeda様が 
西山ゆう子氏に再度メール送信したと主張されていますが返信はないと
書いておられます



不都合な問い合わせは黙視して 支持者には丁寧に答えられるとすれば善良な教育者とは感じられない


誰でも間違いはしますが 間違いを指摘されたときの対応が
その人の生き方 考え方の基本を示すものと感じます
 

間違いを認めて訂正 謝罪するか 反論し その根拠を示すか 無視することで時を稼ぎ 
あったことをなかったことにするのか



お人柄が現れることでもあろうかと感じます


フェイク情報を信じ込ませて 
何らかの利益にありつくとすれば 
動物あいごに関わる人々に対する
蔑視そのものであると感じます
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お問い合わせは下記のフォーム、またはお電話より承ります。
058-214-3442受付:水〜日 9:00-17:00
2023-3-24 14:39 マツダ送信

2023年2月17日 (金)

2023-2-17 過去録再掲 動物福祉とは何をするのか?

2023-2-17 過去録再掲 動物福祉とは何をするのか?

三度過去録再掲ですが 変わらない動物あいごと災害時対策は 何度提示しても十分には考えていただけない

目先の「ノーキル」にとらわれた「あいご活動」?の「つもり活動」は 果てしなく続くのかと感じています
動物福祉を見捨てでもわが心の安寧に固執して「ノーキル」から離れられない

奈良市が行政機関として3年連続殺処分ゼロと報じられていましたが それなりにご立派ではありますが 「地域猫」や「TNR」で遺棄された猫たちの生死不明の頭数は読まれないですから 社会全体としての殺処分問題は残っていると感じています
根性が悪いと言われるでしょうが 貧困児童をさておいての 
動物あいごへの公金助成は再検討されたいとは感じます


松田 早苗

2017年2月17日  · 

読者様への返信    

【何が一番大事か考えると「うちの仔」なんですね。】

はい 私もそう思います

同時に 誰にも存在を知られないで「生きている」 また 人の「ノーキル」発想の影響で「生かされている」動物たちもいますね

残念?と言いますか 私はそれらの動物たちの苦境を知ってしまいました

48年前にタローと名付けた1匹の成犬となる前の5~6ケ月くらいの子犬に出会いました

その頃はまだ「動物福祉」と言う言葉も知らず 知識もゼロ 単に「かわいい」と「かわいそう」だけで我が家に迎えることになりました

その経過は説明すると長くなりますが この犬を迎えることに 積極的に自ら求めたというよりも 状況がそのようになっていったということなのです

飼主のないかわいそうな犬とだけ聞いていました

我が家に迎えて半年も過ぎるころ この犬の素性がわかりました

同じ市内とはいえかなり離れた山手のあたりで いつもこの犬のもとの飼主宅付近を通行される方が いつみても親子で 踏んだり 蹴ったり 叩いたりの暴行を加えていたそうです

ある日 犬だけが離れて道路にいたので とっさに連れ帰ってしまわれたそうです

その後 その方の友人知人のところへお願いしたものの 間もなく返されて困っておられました
(S,Ma注-振り返って感じることですが 普通のご家庭では飼育したくならない 犬小屋の奥に隠れたまま 何事にも無反応な子犬でした 
対人恐怖症からだったとは  のちに気が付きましたが 私が意識して相手になることを強要しなかったことが 結果的に正解であったと後に得た知識で知りました)

そして 直ぐ近所だった私に声が掛かりました

当時は共働きでしたから 躊躇したものの その愛くるしさに惑わされて 引き受けてしまうことになりました

迎え入れても 当座は全く鳴かないし ベランダから 室内に誘っても入っては来ませんでした

そしてしばらくの後に この犬が虐待被害犬であったことを知らされました 事情がわかると 鳴かないこと 人のそばに来ないことの理由がわかるような思いでした

一層愛おしくなり 我が家の一員としてそのまま14年間の天寿を全うするまで終生を過ごすことになりました

この犬を迎えたことで 被虐動物のことを知り もっといろいろと知りたいと思ってグループ活動に参加しました

知るほどに 何とかしなければと思うようになりました

シンポジュウム等に参加して知識の取得に努め いつも最前列で手を上げて質問していました

行政機関との交渉にも 業者の調査にも 飼主訪問にも 可能な限り時間を費やし 状況改善のために努力をしてみようと思ったのです

先ずは 茶道 華道 木彫と趣味を全て捨ててしまいました 
そうせざるを得ないほどに時間をとられました

ボランティアが歩けば 浮浪動物に出会う という時代でした

民間の動物の飼い方も粗末でした

飼料も家人の残飯が普通でしたし 屋外飼育は当たり前で 伝染病も多くて 平均寿命が6~7年とされていました

行政機関の「殺処分」方法も 保管管理の状況も 今とは天国と地獄の差ありました

行政機関で引き取られた動物たちはあまりにも多数であり 保管場所がなく段ボールに入れられたまま積み上げられて 下は圧死している それ以前には 大型も小型も成犬も子犬も 同居で共食いもありました

行政機関の「保管施設」はほとんどが窓もなく 空調もない コンクリートの立方体でした

そのような社会状況を見て見ぬふりはできず せめて「安楽死処置」(安楽殺処置)をさせてやりたいと行動したのが 私の所属していた団体でした

当時では珍しい ベントバルビタールが用いられました

行政機関での「殺処分」に不満と義憤を感じた全国の動物福祉に関心があった人々は 北は北海道から 南は沖縄まで 空輸でも 私たちのシェルターに「安楽死処置」(安楽殺処置)を依頼してこられました

当時は神戸市内の繁華街にも犬も猫も毎日と言っていい程度に浮浪していました

その結果 私たちの運営シェルターの年間の最多収容頭数が12000匹を超すことがあり とても終生飼養などできるわけもなく 「安楽死処置」(安楽殺処置)に追われたというのが実態です

「殺処分」するなと言い続けた人々は対応行動としての 実効性のあることは何もされず 単にベンと口で誹謗中傷に明け暮れ 挙句に週刊誌に垂れ込みました

主に誹謗中傷していたそれらの人々が住んでいた 大阪府は当時としても最悪の保管状況で 当該シェルターに連れてこられる動物の半数以上が大阪府からでした

週刊誌は 事実を興味本位に取り上げ皇室叩きの延長に 売れる読み物として書くことで 真実を知らされない 知ろうと努めない世間は「殺処分」を非難し その流れは今も続いています

当時の誹謗中傷のサンプルのような週刊誌を今も後生大事にブログに残しておられるお方がいます

今は動物あいごの人々の間では大物らしいですが 人を誹謗中傷し 人を貶めて 捏造したこともメディアに訴える それらの嫌がらせをする人が 本当に動物を愛していると言えるのかは 今も疑問に思っていますが 一度得られた「ご名声」は私など歯が立たないところですし 社会はうわべが繕える人が「えらい」お方になるようになっているようです

実力もおありなのでしょうから「仕方がないこと」の一つです

阪神・淡路大震災までは動物愛護団体と言ってもわずかしかなく 実行動で動物の保護収容活動をするところとなるとほんの少しでした

阪神・淡路大震災当時も悪意のデマは飛び交いましたが そのデマの続きが 被災動物を数千匹「殺処分」していたという 団体の代表理事名での愚かな誤認情報に基付く事実無根の記事で 各政治家やその他の関係各位に送付したと自慢そうに書いていました

この件では 続けて此方も執拗に謝罪訂正を求め続けましたが 当該団体所属だったNさんお一人は謝罪されましたが 首謀者の団体代表は 自分の名をネットに流すことが「名誉棄損」に当たるとまで言っていたようです

錯覚と傲慢 滑稽もここまでくると
軽蔑することしかできません

自分のHPで 自分の書くことは信用するなと言う類の書き込みまでするような輩が 未だに「動物虐待防止とかでご活躍」のご様子です

これらの事実からも日本の動物あいごの脱線振りは「仕方ないと思います。」につながりそうです

しかし それでは 日本の動物は救われません

被災動物救護活動では全国初の官民協働作業となり 絶対に「殺処分」はしないと決めて活動をしましたし その活動には多くのボランティアさんが全国から参加してくださいました

それらの方々に対しても 被災動物救護活動についての誹謗中傷は許せないと思いました

被災動物救護活動の基本は 飼主がおられる動物か否かが判断できないというところで「殺処分」はしないと決められました

日常の保健所とされての活動もすべて休止されて 被災動物としての保管 飼主返還 譲渡 治療に専念しました

総数 1556匹保護しました

書ききれませんので もとに戻ります

動物あいごに携わられる方々が 
真実を知ることから初めていただきたいと思います

まつだ についてさえも 10年前に現役退任してすべての役職も肩書もない現状ですが 敵視している輩はまだ「殺処分」に専念しているかのような書き方で あの手この手で嫌がらせをしています

動じている輩の言い分も「老害失せろ」とか 「どんどん殺せですか」とか

知り尽くしたつもりになれるのんきな人々です

自分たちは現実の活動をどれだけされているのか 実態は知りませんが すべてを知り尽くしたかのような態度で「コメント」を楽しんでいます

私たちはこれだけの活動をしていますというところはあまり印象に残らないので不明です

一部の人は 餌付けとTNRはしているのでしょうが 
ご自分の飼養猫も屋内飼育反対で 内外 自由行動が猫の幸と主張している人もいます

動物はお好きでも 
人間社会に対しては配慮ができない人々のようです 

私とは生き方が違うので お好きにどうぞと言ってあります

此方も懲りずに 5フリーダム(5項目の自由)に基付く「動物福祉」の向上を訴えています 

多くの思いを同じくしてくださる方々に励まされています

「仕方ないと思います。」
と思われることも「仕方ないと思います」が 
真実を知ることには努力していただきたいと思います

また ご意見を頂ければ嬉しいことです

よろしくお願いいたします

長くなりましたことごめんください  松田早苗

 

2023年2月 4日 (土)

2023-2-4 84歳になりました

2023-2-4 84歳になりました
いつの間にか84歳になっていました ははははは

この年まで生きていることを考えたこともなかった20-30-40-50-60-70歳代
80歳代になってこの先何時まで生かされるのだろうかと考えました
考えたところで致し方のないことではありますが 80歳を超えて 何もかも一人でしなければならない転居は意地でやり遂げたものの 振り返って82歳では体力的に成し得なかったと感じます

昨年よりも今年 体力は確実に衰えてゆくことを感じます
気力はまだまだのつもりではあり FBにも憎まれ口を書いてはいますが 面倒だと感じることも多くなりました

日々の祈りに
「夫と妹を看取るまでは 私の体を動ける体にして生かしておいてください 二人を看取った後は翌日に死が訪れても依存はありません」と亡き父母に祈っています
生きている間は たとえ及ばずながらも 社会や他人様のために役立つ生き方でありますようにと心がけてはいますが 何時 他人様のお世話になることになるやもしれず

一人でいることは 嫌いではないので コロナ禍でもあり外出を控えていますから 在宅が多く 食べることも1日2食で 朝食は9時頃 時には間食をしますが 17時頃に夕食を済ませて 朝まで固形物は取らず水分しかとりません

成るように成る
成るようにしか成らない
とも思います

幸いこの新しい土地では 日々の小さな出来事を喜び合い 助け合い 良きご近所さんに恵まれて 同年齢の2人と2年先輩の仲良し3人組となりました 
転居で一番に挙げた条件が 「死後のミイラ化を防ぎたい」 でしたから お互いに姿を見ない日にはスマホのSMSで確認しあったりしています
そのお一人が絵手紙を趣味にされていて 素敵なメッセージを書いてくださいました

今の時代に生きる人々の苦悩は 私たちの時代とは違うものがあると感じることがあります
私が生かされた時代は 苦労もあったが それなりに良き時代であったとも感じます
感謝の気持ちを忘れずに 残された日々を誠実に生きたいと思います
的外れなコメントを書くこともあるでしょうが悪しからず ということです
感謝を込めて  2023/2/4  松田早苗


2023年1月19日 (木)

2023-1-18災害時に備えて

2023-1-18災害時に備えて

近年 私が気がかりになっていることを皆様にも知っていただければと存じます

女性のファッションについて

やたらにロングサイズのデザインが流行っていますね

ロングサイズのデザインのスカートでもワンピースでも 災害時にはとても安全に行動がとれるとは考えられない 

私のお節介な提案ですが これからデザインされる場合には ウエストで切り替えてロングスカートを取り除き 常に携帯している「パンツ」を着用できるようにされることをお勧めします

切り替えなしのドレスかスカートを着用される場合にはハサミも携帯し 外出中に被災された場合には いざというときには裾を切り取る覚悟が必要だと感じます

瓦礫で覆われた道路は 「パンツ」でも歩きにくいことがあります

履物も常にスニーカーを携行し ハイヒールなどもってのほか 助かる命を落としかねません

折りたためるナップザックも必要でしょう

手提げやショルダーは障害物を避けながら歩くには邪魔です

荷物は背負いで両手が使えることも大切です
500㏄くらいの水と 飴かチョコレートくらいを持っていることも大切です

緊急時には空になってもペットボトルは捨てないことです
小分けに使用するポリ袋も大いに役立ちます
食器としての利用と 汚れたらゴミ袋として活用できます

マジックペンは黒を使ってください
赤は紫外線に弱く退色が早いため文字が消えてしまいます
強調したい場合でも 主要な情報は黒ペンで書き周囲を赤で囲むようにしてください

携帯の予備バッテリーとケーブルも私は常に携行しています
公衆電話や 自動販売機を利用するためにコインを用意しておくと役立つことがあるかもしれません
だから私のバッグはいつも重いねと言われますが 備えとして入れています

私事ですが 動物に関わり始めてからは 若い時から私の時代では「ズボン」か「スラックス」を使っていましたが 今では「パンツ」ですね
(私には今でもパンツ=下着ですが----)

動物と関わると「しゃがむ姿勢」が多いことと 素早い動作を安全にこなす必要がありましたからね

神戸が大震災に襲われることなど想像もしなかったことでしたが 
現実は何時何処で何が起こるか予測不能です
 
飼育共生動物の同行非難に備えて 日常に首輪と名札を付ける習慣をお勧めします
私は どの部屋にも犬の頭数分のリードを備えていました

首輪がなくても最低でリードを掛けることはできます

リードはあらかじめ首の太さに応じて 結びこぶを作っておくとフックを結びこぶで止めて首を絞めることなく利用可能です

大災害に備えて 真に障碍者に対する負担軽減を考慮されるのであれば 特に盲導犬はAIの開発を進めることが大切だと感じます

既存の盲導犬育成事業保護のためを 視力障碍者のためのような置き換えは不親切だと感じます

瓦礫の道を犬と同行される障害者のご負担を真剣に検討されるなら AIの開発は必然です

犬が好きではなく 道具としての利用にして使役することも 犬と人間共に不幸です

盲導犬貸与の形式はその不幸を防ぎきれないでしょう

蛇足ながらあえて申し上げたい
公共広告機構のCMも 
「地域猫」「TNR」活動のアピールと共に再検討していただきたい
誰のためになっているのか?

「福祉」とは何か? 安易な「よさそう」は 「よくない」ことがあります
皆様もお考え下さい

2023年1月17日 (火)

2023-1-17あの日

2023-1-17あの日
巡り来たあの日 忘れられないあの日 
犠牲になられた すべての命に「安らかに」と祈りを捧げます

あの頃を振り返り 我ながらよく働けたことに感謝しています
56歳だったあの日から28年 来月早々に84歳となりますが あの頃のことは忘れられません
渾身の力で働いた 惜しみなく働けた 阪神・淡路大震災での動物救護活動が後に「動物福祉元年」と評されたことは私個人にとっても記憶に残る働きでした
世界の人々のご支援のたまものであり 国内各地からのボランティアの方々のお力添えのおかげ様でした

今では想像も及ばないことでしょうが 当時は被災者の方々の一時避難所に 動物との同行避難をされておられた方々に 動物のフードを配って歩きましたが そのたびに罵声を浴びせられました
「いぬねこの餌配る暇があれば人間のために働け」と
動物に対する価値観は今ほど成熟していない時期でしたし 誰もが不安との戦いと いらだちの中での言葉であったことは承知していましたから「すみませんね」か沈黙で応じました
動物愛護団体も少なく 現状のような民間シェルターもなく 近畿圏では当時私が所属していた団体が運営していたシェルターだけでした 
被災以前の日常の活動で 浮浪動物の保護活動をしていたことで ケージや用具 知識は備えがありましたから助かりましたが 半面 被災までの活動では動物の「安楽死処置」(安楽殺処置)を是認していたことで 被災動物を殺しているとフェイク情報を流され メディアも無責任報道をしていたこともありました

日本国内初の獣医師会と民間団体の共同組織を立ち上げ 行政が監督指導をされるという組織「兵庫県南部地震動物救援本部」を設立し 災害時における動物救援活動に多くの資料を残すことができました

神戸市は被災者対策でとても 動物救援に職員を配置する余裕がないとのことで 行政とされては 兵庫県が職員を配置してくださり 神戸市は被災動物のシェルター設置のために当時の「神戸市動物管理センター」の活用と続く墓苑内の一角に土地を提供してくださいました
にわか造りの農業用ビニールハウス内に 個体別でケージ保管という苦肉の策からの 被災動物救護活動の出発でした
動物もストレスをため ボランティアも未経験者が多く ボランティアに来られた日に咬傷事故被害にあわれてご自宅に帰られることもありました
その後 5月にプレハブ造りのパドック付き個体別犬舎が完成し移動させてからは 保護動物たちのストレス症状が軽減し世話もしやすくなりました

一般譲渡が難しく譲渡先が決まらなかった 残されていた動物たちも 獣医師やトレーナーの方々のご協力により引き取っていただき 国内初の本格的な震災被災動物救援活動を無事に終えることが出ました
動物救護頭数 1556匹(犬1039 ネコ508  その他9)

ボランティア参加人数 延べ 21.789人

活動期間 1995/1/21~1996/5/29 

2023年は 今後に起きるであろう大災害に備えることですが 広域大災害の予想もありますから 日常生活における動物共生の問題は山積しています
安易な多頭数飼育は対人にも対動物にも問題を多くします
民間団体のシェルターにも規制と非常時対策の義務付け 
全飼育動物と「地域猫」活動の猫にも 個体識別としてマイクロチップの罰則付き装着義務の法制化が必要だと感じます

2023年1月13日 (金)

動物との飼育共生を考える

2018-1-12の 過去録再掲ですが 今も状況は変わらず 動物に関わる人間の職業維持=生活維持のために 不適正多頭数飼育であっても 「生死」 「幸不幸」を確認しない遺棄と同様なTNR であっても「生きていればよし」とされていると感じます

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S.Y様 真剣にこの問題を提起していただきありがとうございます

私はこの問題については 長年取り上げてきました 

基本姿勢として「安楽死処置」(安楽殺処置)是認よりも一歩踏み込んで 否定してはならないと主張していますので 「またか」の思いの方も少なくないのでしょう

FacebookTLにも会ったこともない方が 長年の付き合いで得たかのような 上辺の「ノーキル」からの「安楽死処置」(安楽殺処置)全面否定の批判 というよりも誹謗としての言葉遣いで書き込まれます

その方の個性ですから 致し方ないのですが 日本の動物に関わる多くの方々は 本音で「ノーキル」「殺処分ゼロ」でよしとされているように感じています

その表れの一端が「TOKYOZEROキャンペーン」であると感じています

とりあえず 「ノーキル」「殺処分ゼロ」で 好印象を作ることで 深い考察は迂回したい

新たに批判の対象にはならないための ご用心なのでしょうが その行為は間違いを鵜呑みにする人々をふやしてきました

行政機関までもそれらの大衆世論に迎合されてしまった結果に 広島 熊本 神奈川等の動物福祉思想の定着に反して 慣れ合うことで現状回避をされる実情があります 

極一部の知識のある 動物福祉を根底から考えようとされる少数の方々がおられますが 「ノーキル」「殺処分ゼロ」志向にたいして 真剣な批判をされているとは感じられません

ティアハイム礼賛もその表れでしょうが 誤認と知りつつか 知らないでやってしまったのか 何れでもこれだけ 事実ではないという批判を受ければ 謝罪訂正はされなければならないでしょう

獣医師の先生方の多くも 誹謗回避のためもあるでしょうが 長年診療されたクライアントに対してさえも「安楽死処置」(安楽殺処置)は全面拒否が増えています

【中島 直彦 まだまだ、安楽死について日本の獣医教育は遅れていますね。でも、獣医師として避けて通れない仕事だと思っています。】

ご立派だと思いますし このようなお方がおられますことは救いです

40年以上前になりますが 外国の飼主様が 帰国に際して 連れては帰れないことが判明してので 当時開業間もない獣医師に「安楽死処置」(安楽殺処置)を依頼されたそうです

その獣医師はとんでもないことをいう飼主だと憤慨されていたことを今も思いだします 

私は その外国人の飼主様のお気持ちはよくわかるし 立派ですから 協力して差し上げてくださいとお願いしましたが 拒否されて あなたたちは「安楽死処置」(安楽殺処置)に頼りすぎると批判を受けました

その犬は 当時運営していました 所属団体のシェルターで受け入れ 安心されて帰国されました

飼主に抱かれて 永眠させることの意義を その獣医師は理解されることに至らなかったのです

その後 阪神・淡路大震災を経験された多くの獣医師の先生方は 私たちが 動物病院の扉を開けたこともない 飼主の家族の残飯で生かされ 獣医療には無関心の飼主が多いことに初めて目覚めて頂いたことでした

然し 最近は 震災の苦労も経験されない 若い獣医師により 再び 「安楽死処置」(安楽殺処置)は「悪」とされています

極端と思われるでしょうが 私は不妊手術をさせられて 屋内飼育ではない状況で遺棄と同様の結果となる「release」としての 生涯を強要される扱いをとてもつらく感じています

『不妊手術はしてやるのではなくさせていただくことである』

この考えは私の基本です

故に人社会の秩序維持のために 不妊手術をさせて頂いたからには 終生飼育として「幸」を保障しなければならないと考えてまいりました

私は 個体の「幸」に対する責任を問うことをしないで 関わる人々の心の安らぎと批判回避のために 不妊手術をして野に放し 終生飼育管理を見送ることで「殺さなかった」とされる行為と「安楽死処置」(安楽殺処置)は罪の意識としては同等であると感じています 

終生飼育管理の基本はどのようなケースであっても 関わった動物の死を見届けて 適切に遺体に対処することであると信念をもって信じています

譲渡先からも 10年以上の空白があっても 今も永眠のお知らせをいただけることに 飼主様に対して心から感謝いたします

【適性譲渡とは「安心」「安全」が基本であり 社会に送り出す動物が「不安」「忍耐の強要」「偏共生」とならない配慮が必要である】

譲渡に際しても 飼育中断をされる場合は 理由は理不尽なことでも叱らないから 必ず「まつだ」の手元に返還してくださいということをお願いしていました

動物のためにも社会のためにも遺棄を防ぐことを最も重視していたからです

理不尽な理由で動物との共生を止めようとする人に説教は殆ど役には立ちません

不快感から 体裁を繕うために遺棄されること や 仕方なしのネグレクトは 容易に予測できることです

動物との共生をしていた時期には 遺書に私の死か 判断能力がなくなった場合には 必ず ホームドクターに「安楽死処置」(安楽殺処置)をお願いしてくださいと書き記していました

ホームドクターにもご了解を頂いていました

我が家で「幸」だった動物たちが 「幸」の奪い合いの中に入ることはない 

未だ「幸」に恵まれない動物があふれている社会であることを考慮して 「幸」の席があるなら他に譲りたいという考え方でした

我が家に共生していた動物たちのほとんどは 新たな環境に慣れることは難しいことも理由でした

「安楽死処置」(安楽殺処置)についての批判は安易にされますから 動物の苦難はなくならないでしょう

共生の基本は死を見届けることです

皆様も良さそうなことと 本当に必要な良いことの違いを悟っていただきたいと念じます

 

S.K
いつも勇気づけられて居ます。

仰ってる事・なさってる事を書いて下さり有難いです。

猫の状態もご飯状況もお構い無しのTNR。

譲渡後いつまで関われば良いのか…。そう思ってたら次の猫・子猫の相談ありため息出ます。

でも1匹1匹を幸せにしてあげたいです。

ダラダラ文ですみませんでした

 

Js.maコメント
皆様に励ましていただいて 言いにくいことを言わせていただけます 社会的地位もつながりもないから言えることが多いとは感じますが 日本も世界も 動物は概ね 人間の利益供与のために利用されていると強くかんじます

無論一部の方々は動物の幸せについて真剣にお考えですが すべての動物が対象では 実現には至らないでしょうね

出会った人間に利用されること それが動物に生まれた宿命であり ごく少数ながら それらの動物を見て実情を知り苦しむ人々がおられることは これも救いなのでしょう

ことしもよろしくお願いいたします

2023年1月 1日 (日)

2023年年賀

賀正
おめでとうございます

心からの祝辞を述べにくい 世界情勢ですが 無事に元旦を迎えられたことに 感謝いたします

世界のすべての人々に 平安な日々が訪れますことを祈ります

              2023年元旦    松田早苗

                       

      

 

 

2022年12月24日 (土)

2022-12-21 年の終わりに思うことと感謝

2022-12-21近況
いよいよ2022年の終わりですね

多くのことがあった2022年ですが ウクライナの惨状は「平和」と「戦争」が簡単に入れ替わることを現実にしています

反戦活動家?たちの「戦争反対」が呪文のように聞こえますが 現実をみて 尚 「夢想」に浸れる平和ボケが日本を危うくするのだとも感じます

政治家の気品も責任感も失せた 
単なる高額所得者となるための「議員」が多数となり 日本国の世界での地位向上に努める 国民のために働く「政治家」は何人おられるのか? と 不安を感じます
現状は日本崩壊の懸念を感じさせます

優秀な人材はおられるはずですが 議員として政治に関わることはされないのですね

メディアでお目にかかる多くの女性に 
優秀なお方が増えていますね


政党に属さなければ議員としての地位が確保しにくいが 所属して能力を認めていただける政党もないのかもしれないと感じ それらの優秀な方々に政治は敬遠されているのかなと感じ とても残念に思います

比較にはなりませんが 私的にも多事多難 退屈している間の無い日々でした
2021年の転居からは多忙を極めました
病弱な妹の世話に 転居の片付けも儘ならず 2022年も終わりとなりました
妹の世話をすることは 亡き母との約束もありますから できる限りのことはしてやりたいと思ってのことです

私ができなかった 母の老後の世話を妹が一手に引き受けてくれたことで 当時夫の家庭内介護とボランティア活動の責任者としての立場があり 私は母の介護には金銭的な支援しかできなかったのですが 妹が全面的に引き受けてくれたことで助けられていました
母が案じていたこと 「この子(妹)は独り身で 私(母)がいなくなればこの先どうするのか心配で」といった際に「私にもできることはするから 心配しないで」と申しました
できるだけ私の身近に住まわせるべく呼び寄せたものの 昨年に生死をさまようほどの大病に翻弄させられました 
何とか生きてはいますが活動的な子でしたから コロナ禍でもあり 外出も制限があり 高齢者には過酷な日々ですから 現状は哀れです

昨年の転居の片付けも終わらず 来年に持ち越しです
高齢者となった自分自身 一年の身体能力の低下には嘆かわしく思いますが 現状はまだ1万歩は歩けますし 目覚めと共にベッドで習い覚えたヨガと 朝夕に屋外でヨガを入れた体操をして 心身の衰えを補ってはいますが 体力には昨年との違いをひしひしと感じ 転居が今年であればできなかったと感じています
故に FBもブログも途切れ途切れ 何時まで続けられるのか?
皆様に励ましていただくことで継続できることを感謝しております

小さな庭の鉢植えの花々を楽しむことができることにも感謝しています

ウクライナの悲劇は 
明日の日本に起こることかもしれません

何事にも無関心にはならないようにと努めたいと思っていますが 明日のわが身はどうなるのか?

成るように成る
成るようにしか 成らない 

いただきました励ましに感謝いたします
皆様 佳き新年をお迎えください

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