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2023年1月

2023年1月26日 (木)

猫のサブスク反対は感情論で根拠がない~ドイツ、アメリカ等では犬のサブスクが好意的に受け入れられている - さんかくの野良猫餌やり被害報告 (fc2.com)

2023-1-26in Megumi Takeda様情報
猫のサブスク反対は感情論で根拠がない~ドイツ、アメリカ等では犬のサブスクが好意的に受け入れられている - さんかくの野良猫餌やり被害報告 (fc2.com)
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2023-1-26s.maコメント
全く同意です
1、命をカネでやり取りするなど倫理に反する。
ならばすべてのペット業者の存在を認めないことになる 
各種募金や ふるさと納税で億単位に寄付を集めたことに基付き活動をされることで 動物の譲渡時にさらに寄付や必要経費を要求することも批判されることになる

2、虐待者の手に渡る可能性がある。
あいご活動で譲渡した場合にも屡々虐待による返還要求や 告訴に至っている
あいご活動は経験を積まなくても 譲渡に関われることは不適正譲渡に繋がりやすい
3、猫は環境変化に弱く、複数の借り手の間を行き来するのはストレスだ。

【保護団体が譲渡した猫が虐待される事件は多い
記事本文で書き忘れましたが、保護団体が譲渡した猫が虐待される事件はかなり報道されています。
実際にに裁判になった例も複数あります。
「保護団体は飼主の審査をする」と、猫のサブスクりプションに反対する人は述べていますが、保護団体の審査も機能していないのでは?
非常に厳しい住宅ローンの融資審査でも、一定確率で破綻者が出るのです。
融資の審査は、保護団体の動物の譲渡とは比べものにならないぐらい精緻に行われ、業界の個人情報のデータベースも用いています。】

保護団体の審査も機能していないのではなく 何事においても 対する人間を見定めることは難しいのです
機能をしているか否かよりも 
どのように厳格に審査をしても経年変化により状況は変わります

家庭崩壊 事業破綻 病気や事故 災害 幼少期の期待と違った等々 人も含めて動物の生涯には現状維持よりも 変化は普通にあることです 

私も多数の動物の譲渡に関わりましたが 譲渡時に審査満点の条件で譲渡した場合にも 飼い主様側か譲渡者側(当方)の判断により飼育共生の中断を余儀なくしたことはありました

中断が悪いことではなく 
押しつけが悪いことだという視点に欠けていることがよくない

いかなる場合にも終生飼育が最善ということが 多くの「あいご活動」に関わる人々の短絡な思考であることに気付かなければなりません

動物と暮らす人間にも 飼養される動物にも 
ともに「幸」であることが最重要課題です


気に入らない動物と無理に飼育共生させることが あいごの基本だと勘違いをしていることに気づかなければなりません

A家に不適合でも B家で満点ということはあり得ます

譲渡時の審査だけでは 
後々に起こる不都合はわからないことも当たり前と思うことが大切です


本題の猫のレンタル事業では 事業者の猫に対する扱い方の心得にも左右されることであり ぬいぐるみの貸借とは違うことは言うに及ばずです

あいご活動と動物販売業務と行政機関等々 動物に関わる人々のすべてに「動物福祉」に精通したうえで 現実としての販売 譲渡等の飼養条件においての許諾範囲を的確に判断できることが望まれます

私は 「ねこサブスクリプション」よりも「TNR」の方が猫の不幸をより多く看過していると感じています

死を見届けない動物とのかかわり方 飼育共生は 
いかなる理屈も認めたくない

あいごに関わる多くの人々は ご自分の尺度で気に入るか否かで可否を判断されることが多いと感じますが 「よさそう」ではなく 良いことと良くないことの判定には理性的な判断も大切です

Change.org反対署名活動は今回に限らず 感情的支配を感じ 多くの場合に偏りを感じます
Change.orgの日本での責任者が
「TOKYOZEROキャンペーン」の中枢にいたことに対する 私の問いかけには何らの釈明も説明もなく 
看過されたままです
簡単に他を侮蔑はするがChange.orgのすることは皆正しいとでもお感じあれば 社会人としては及第にはなりませんし 偏向した社会つくりに拍車をかけることになりかねないことを危惧します
Change.org自身の身の正し方も必要でしょう

2023年1月19日 (木)

2023-1-18災害時に備えて

2023-1-18災害時に備えて

近年 私が気がかりになっていることを皆様にも知っていただければと存じます

女性のファッションについて

やたらにロングサイズのデザインが流行っていますね

ロングサイズのデザインのスカートでもワンピースでも 災害時にはとても安全に行動がとれるとは考えられない 

私のお節介な提案ですが これからデザインされる場合には ウエストで切り替えてロングスカートを取り除き 常に携帯している「パンツ」を着用できるようにされることをお勧めします

切り替えなしのドレスかスカートを着用される場合にはハサミも携帯し 外出中に被災された場合には いざというときには裾を切り取る覚悟が必要だと感じます

瓦礫で覆われた道路は 「パンツ」でも歩きにくいことがあります

履物も常にスニーカーを携行し ハイヒールなどもってのほか 助かる命を落としかねません

折りたためるナップザックも必要でしょう

手提げやショルダーは障害物を避けながら歩くには邪魔です

荷物は背負いで両手が使えることも大切です
500㏄くらいの水と 飴かチョコレートくらいを持っていることも大切です

緊急時には空になってもペットボトルは捨てないことです
小分けに使用するポリ袋も大いに役立ちます
食器としての利用と 汚れたらゴミ袋として活用できます

マジックペンは黒を使ってください
赤は紫外線に弱く退色が早いため文字が消えてしまいます
強調したい場合でも 主要な情報は黒ペンで書き周囲を赤で囲むようにしてください

携帯の予備バッテリーとケーブルも私は常に携行しています
公衆電話や 自動販売機を利用するためにコインを用意しておくと役立つことがあるかもしれません
だから私のバッグはいつも重いねと言われますが 備えとして入れています

私事ですが 動物に関わり始めてからは 若い時から私の時代では「ズボン」か「スラックス」を使っていましたが 今では「パンツ」ですね
(私には今でもパンツ=下着ですが----)

動物と関わると「しゃがむ姿勢」が多いことと 素早い動作を安全にこなす必要がありましたからね

神戸が大震災に襲われることなど想像もしなかったことでしたが 
現実は何時何処で何が起こるか予測不能です
 
飼育共生動物の同行非難に備えて 日常に首輪と名札を付ける習慣をお勧めします
私は どの部屋にも犬の頭数分のリードを備えていました

首輪がなくても最低でリードを掛けることはできます

リードはあらかじめ首の太さに応じて 結びこぶを作っておくとフックを結びこぶで止めて首を絞めることなく利用可能です

大災害に備えて 真に障碍者に対する負担軽減を考慮されるのであれば 特に盲導犬はAIの開発を進めることが大切だと感じます

既存の盲導犬育成事業保護のためを 視力障碍者のためのような置き換えは不親切だと感じます

瓦礫の道を犬と同行される障害者のご負担を真剣に検討されるなら AIの開発は必然です

犬が好きではなく 道具としての利用にして使役することも 犬と人間共に不幸です

盲導犬貸与の形式はその不幸を防ぎきれないでしょう

蛇足ながらあえて申し上げたい
公共広告機構のCMも 
「地域猫」「TNR」活動のアピールと共に再検討していただきたい
誰のためになっているのか?

「福祉」とは何か? 安易な「よさそう」は 「よくない」ことがあります
皆様もお考え下さい

2023年1月17日 (火)

2023-1-17あの日

2023-1-17あの日
巡り来たあの日 忘れられないあの日 
犠牲になられた すべての命に「安らかに」と祈りを捧げます

あの頃を振り返り 我ながらよく働けたことに感謝しています
56歳だったあの日から28年 来月早々に84歳となりますが あの頃のことは忘れられません
渾身の力で働いた 惜しみなく働けた 阪神・淡路大震災での動物救護活動が後に「動物福祉元年」と評されたことは私個人にとっても記憶に残る働きでした
世界の人々のご支援のたまものであり 国内各地からのボランティアの方々のお力添えのおかげ様でした

今では想像も及ばないことでしょうが 当時は被災者の方々の一時避難所に 動物との同行避難をされておられた方々に 動物のフードを配って歩きましたが そのたびに罵声を浴びせられました
「いぬねこの餌配る暇があれば人間のために働け」と
動物に対する価値観は今ほど成熟していない時期でしたし 誰もが不安との戦いと いらだちの中での言葉であったことは承知していましたから「すみませんね」か沈黙で応じました
動物愛護団体も少なく 現状のような民間シェルターもなく 近畿圏では当時私が所属していた団体が運営していたシェルターだけでした 
被災以前の日常の活動で 浮浪動物の保護活動をしていたことで ケージや用具 知識は備えがありましたから助かりましたが 半面 被災までの活動では動物の「安楽死処置」(安楽殺処置)を是認していたことで 被災動物を殺しているとフェイク情報を流され メディアも無責任報道をしていたこともありました

日本国内初の獣医師会と民間団体の共同組織を立ち上げ 行政が監督指導をされるという組織「兵庫県南部地震動物救援本部」を設立し 災害時における動物救援活動に多くの資料を残すことができました

神戸市は被災者対策でとても 動物救援に職員を配置する余裕がないとのことで 行政とされては 兵庫県が職員を配置してくださり 神戸市は被災動物のシェルター設置のために当時の「神戸市動物管理センター」の活用と続く墓苑内の一角に土地を提供してくださいました
にわか造りの農業用ビニールハウス内に 個体別でケージ保管という苦肉の策からの 被災動物救護活動の出発でした
動物もストレスをため ボランティアも未経験者が多く ボランティアに来られた日に咬傷事故被害にあわれてご自宅に帰られることもありました
その後 5月にプレハブ造りのパドック付き個体別犬舎が完成し移動させてからは 保護動物たちのストレス症状が軽減し世話もしやすくなりました

一般譲渡が難しく譲渡先が決まらなかった 残されていた動物たちも 獣医師やトレーナーの方々のご協力により引き取っていただき 国内初の本格的な震災被災動物救援活動を無事に終えることが出ました
動物救護頭数 1556匹(犬1039 ネコ508  その他9)

ボランティア参加人数 延べ 21.789人

活動期間 1995/1/21~1996/5/29 

2023年は 今後に起きるであろう大災害に備えることですが 広域大災害の予想もありますから 日常生活における動物共生の問題は山積しています
安易な多頭数飼育は対人にも対動物にも問題を多くします
民間団体のシェルターにも規制と非常時対策の義務付け 
全飼育動物と「地域猫」活動の猫にも 個体識別としてマイクロチップの罰則付き装着義務の法制化が必要だと感じます

2023年1月13日 (金)

動物との飼育共生を考える

2018-1-12の 過去録再掲ですが 今も状況は変わらず 動物に関わる人間の職業維持=生活維持のために 不適正多頭数飼育であっても 「生死」 「幸不幸」を確認しない遺棄と同様なTNR であっても「生きていればよし」とされていると感じます

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S.Y様 真剣にこの問題を提起していただきありがとうございます

私はこの問題については 長年取り上げてきました 

基本姿勢として「安楽死処置」(安楽殺処置)是認よりも一歩踏み込んで 否定してはならないと主張していますので 「またか」の思いの方も少なくないのでしょう

FacebookTLにも会ったこともない方が 長年の付き合いで得たかのような 上辺の「ノーキル」からの「安楽死処置」(安楽殺処置)全面否定の批判 というよりも誹謗としての言葉遣いで書き込まれます

その方の個性ですから 致し方ないのですが 日本の動物に関わる多くの方々は 本音で「ノーキル」「殺処分ゼロ」でよしとされているように感じています

その表れの一端が「TOKYOZEROキャンペーン」であると感じています

とりあえず 「ノーキル」「殺処分ゼロ」で 好印象を作ることで 深い考察は迂回したい

新たに批判の対象にはならないための ご用心なのでしょうが その行為は間違いを鵜呑みにする人々をふやしてきました

行政機関までもそれらの大衆世論に迎合されてしまった結果に 広島 熊本 神奈川等の動物福祉思想の定着に反して 慣れ合うことで現状回避をされる実情があります 

極一部の知識のある 動物福祉を根底から考えようとされる少数の方々がおられますが 「ノーキル」「殺処分ゼロ」志向にたいして 真剣な批判をされているとは感じられません

ティアハイム礼賛もその表れでしょうが 誤認と知りつつか 知らないでやってしまったのか 何れでもこれだけ 事実ではないという批判を受ければ 謝罪訂正はされなければならないでしょう

獣医師の先生方の多くも 誹謗回避のためもあるでしょうが 長年診療されたクライアントに対してさえも「安楽死処置」(安楽殺処置)は全面拒否が増えています

【中島 直彦 まだまだ、安楽死について日本の獣医教育は遅れていますね。でも、獣医師として避けて通れない仕事だと思っています。】

ご立派だと思いますし このようなお方がおられますことは救いです

40年以上前になりますが 外国の飼主様が 帰国に際して 連れては帰れないことが判明してので 当時開業間もない獣医師に「安楽死処置」(安楽殺処置)を依頼されたそうです

その獣医師はとんでもないことをいう飼主だと憤慨されていたことを今も思いだします 

私は その外国人の飼主様のお気持ちはよくわかるし 立派ですから 協力して差し上げてくださいとお願いしましたが 拒否されて あなたたちは「安楽死処置」(安楽殺処置)に頼りすぎると批判を受けました

その犬は 当時運営していました 所属団体のシェルターで受け入れ 安心されて帰国されました

飼主に抱かれて 永眠させることの意義を その獣医師は理解されることに至らなかったのです

その後 阪神・淡路大震災を経験された多くの獣医師の先生方は 私たちが 動物病院の扉を開けたこともない 飼主の家族の残飯で生かされ 獣医療には無関心の飼主が多いことに初めて目覚めて頂いたことでした

然し 最近は 震災の苦労も経験されない 若い獣医師により 再び 「安楽死処置」(安楽殺処置)は「悪」とされています

極端と思われるでしょうが 私は不妊手術をさせられて 屋内飼育ではない状況で遺棄と同様の結果となる「release」としての 生涯を強要される扱いをとてもつらく感じています

『不妊手術はしてやるのではなくさせていただくことである』

この考えは私の基本です

故に人社会の秩序維持のために 不妊手術をさせて頂いたからには 終生飼育として「幸」を保障しなければならないと考えてまいりました

私は 個体の「幸」に対する責任を問うことをしないで 関わる人々の心の安らぎと批判回避のために 不妊手術をして野に放し 終生飼育管理を見送ることで「殺さなかった」とされる行為と「安楽死処置」(安楽殺処置)は罪の意識としては同等であると感じています 

終生飼育管理の基本はどのようなケースであっても 関わった動物の死を見届けて 適切に遺体に対処することであると信念をもって信じています

譲渡先からも 10年以上の空白があっても 今も永眠のお知らせをいただけることに 飼主様に対して心から感謝いたします

【適性譲渡とは「安心」「安全」が基本であり 社会に送り出す動物が「不安」「忍耐の強要」「偏共生」とならない配慮が必要である】

譲渡に際しても 飼育中断をされる場合は 理由は理不尽なことでも叱らないから 必ず「まつだ」の手元に返還してくださいということをお願いしていました

動物のためにも社会のためにも遺棄を防ぐことを最も重視していたからです

理不尽な理由で動物との共生を止めようとする人に説教は殆ど役には立ちません

不快感から 体裁を繕うために遺棄されること や 仕方なしのネグレクトは 容易に予測できることです

動物との共生をしていた時期には 遺書に私の死か 判断能力がなくなった場合には 必ず ホームドクターに「安楽死処置」(安楽殺処置)をお願いしてくださいと書き記していました

ホームドクターにもご了解を頂いていました

我が家で「幸」だった動物たちが 「幸」の奪い合いの中に入ることはない 

未だ「幸」に恵まれない動物があふれている社会であることを考慮して 「幸」の席があるなら他に譲りたいという考え方でした

我が家に共生していた動物たちのほとんどは 新たな環境に慣れることは難しいことも理由でした

「安楽死処置」(安楽殺処置)についての批判は安易にされますから 動物の苦難はなくならないでしょう

共生の基本は死を見届けることです

皆様も良さそうなことと 本当に必要な良いことの違いを悟っていただきたいと念じます

 

S.K
いつも勇気づけられて居ます。

仰ってる事・なさってる事を書いて下さり有難いです。

猫の状態もご飯状況もお構い無しのTNR。

譲渡後いつまで関われば良いのか…。そう思ってたら次の猫・子猫の相談ありため息出ます。

でも1匹1匹を幸せにしてあげたいです。

ダラダラ文ですみませんでした

 

Js.maコメント
皆様に励ましていただいて 言いにくいことを言わせていただけます 社会的地位もつながりもないから言えることが多いとは感じますが 日本も世界も 動物は概ね 人間の利益供与のために利用されていると強くかんじます

無論一部の方々は動物の幸せについて真剣にお考えですが すべての動物が対象では 実現には至らないでしょうね

出会った人間に利用されること それが動物に生まれた宿命であり ごく少数ながら それらの動物を見て実情を知り苦しむ人々がおられることは これも救いなのでしょう

ことしもよろしくお願いいたします

2023年1月 1日 (日)

2023年年賀

賀正
おめでとうございます

心からの祝辞を述べにくい 世界情勢ですが 無事に元旦を迎えられたことに 感謝いたします

世界のすべての人々に 平安な日々が訪れますことを祈ります

              2023年元旦    松田早苗

                       

      

 

 

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