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2020年7月

2020年7月19日 (日)

2020-7-18inさんかくたまご様「猫3匹飼育者の入居申し込み」シェア

2020-7-18inさんかくたまご様「猫3匹飼育者の入居申し込み」シェア

http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1539.html?fbclid=IwAR3gQzipPhLDPSkejYPutJ8zRS74lCsKq_m6Rm3iVSLPykBjKlvCxoMvyv0
「猫3匹飼育者の入居申し込み」に対する一抹の不安

私は不動産賃貸業です。多い時で約50筆の物件を所有していました。最近神戸市垂水区の一戸建てに、猫3匹を飼育している方からの入居申し込みがありました。一般的に不動産賃貸業を営んでいる方は、ペット可物件で「小型犬はOKだけれど猫はお断り」という方が多いです。特に複数の猫を飼育している入居希望者の方をお断りするケースが多いです。私は経営者としてのその判断は、自分の経験から判断すれば妥当だと思いますし、痛いほど理解できます。私は入居申し込みを受け付けましたが。

 「猫3匹の飼育者」から入居申し込みがあったのは、神戸市垂水区というところです。駅からは至近距離ですが、神戸市の中心部方は若干離れています。また人気のない築年数が古い木造一戸建てです。現在、中心地から少しでも離れた物件は制約が昔いので、私は入居申し込みを受け付けました。
 二階のベランダからは夜間は明石大橋の夜景が見え、海が近く、自然環境は良いところです。部屋の内装は、私が自分でリフォームしました。

(画像)
 なぜ猫の飼育者は犬の飼育者に比べて賃貸住宅の入居を断られやすいのか、特に多数飼育者の場合はそうです。それには理由があります。猫は犬と異なり、爪とぎで柱や床、畳を破損させやすいことがあります。実際問題、原状復帰費用を回収することは難しいのです。それと放し飼いする方が多く、また野良猫への給餌を行う人も多いのです。そのために近所から苦情が来やすいのと、室内にノミが入ることが多いのです。それは私も何度か経験しています。
 そして大変大きなリスクは、猫の飼育者の場合は「多頭飼育崩壊」に陥る確率が、他の飼育動物種より高いと思われることです。幸い私は深刻な多頭飼育崩壊の経験はありませんが、しばしば報道される猫飼育者の多頭飼育崩壊の惨状は凄ましいものです。いくつかの例を挙げましょう。

なぜ?札幌の一軒家で泣き叫ぶ238匹の猫 床に散らばる大量の骨、目を刺す悪臭

202076

足を踏み入れると、床には大量の骨が散らばる。
目を刺すような悪臭が漂う中、やせ細った猫たちは積み重なったふんの上で餌を求めて泣き叫んでいた―。
3月末、札幌市北区の一軒家で、238匹の猫が市や動物愛護団体に保護された。
大量に繁殖し、十分に飼育ができない「多頭飼育崩壊」の状態に陥っていたとみられる。
ここに50代の夫婦と息子が大家から借り受け住み始めたのは2018年末から。
家賃を滞納したため大家が訪れたところ、238匹もの猫を発見した。


異常な数の動物を飼育してしまう“アニマルホーダー”の病理 202036

過去に猫18匹を飼い、生活が立ち行かなくなった都内在住のA子さん(29才)が、自身の経験を振り返る。
最初はラグドールを2匹飼っていたのですが、気づいたら交配してしまって…。
多忙で獣医にも行けず、子供が子供を産み、気づけば部屋中が猫だらけ、という状態でした。
A
子さんの暮らす1LDKのマンションは、瞬く間に汚部屋と化し、異臭騒ぎで住人からクレームが殺到。
大家から退去通告を受けた際、「あなた、これ病気よ」と真顔で言われ、われに返ったという。


猫120匹 強制退去 猫屋敷になってしまった住人…埼玉県深谷市 201739

インターネット上で埼玉県深谷市の小島進市長に殺害予告をしたとして埼玉県深谷市の無職の男(55)が逮捕された。
→「どうなる置き去り猫たち 飼い主が埼玉・深谷市長脅迫容疑で逮捕 「120匹いる」と当人」(2016.11.21 産経ニュースより)※不起訴処分で釈放。
家賃滞納が続き、201729日裁判所より強制執行勧告が行われ、39日ついに強制執行による退去となった。


 なぜかアニマルホーダーは、一戸建てであっても持家の人が少ないです。自分の家でなければ家の汚損破損は気にしないのでしょうか。
 飼育する動物は猫が圧倒的に多いです。猫の場合、不妊去勢しなければ外に妊娠してしまい、産んだ子猫を飼育しているうちにまたそれらの子猫が成長して妊娠して子猫を生む可能性は高いでしょう。室内小型犬は外に脱走することはまずありませんし、今日では野良犬は都市部にはほとんどいませんから脱走しても交配することは少ないと思います。
 また猫は犬のように畜犬登録などの義務がなく、行政も飼育数などを把握しにくい面があります。それも猫の飼育者がアニマルホーダー化しやすい一因と思います。

 海外でもアニマルホーダーは猫が圧倒的に多いようです。アメリカの多くの自治体では猫の登録義務を課しているところがあります。そのうえで飼育数の上限を設けています。アニマルホーダーを防止するという目的もあると思います。日本でも、猫の登録を検討してみるのもよいかもしれません。例えば犬と同様の畜犬登録と狂犬病予防注射の義務化、徘徊猫を行政が捕獲することなどです。そして無登録猫には飼い主に罰金と保管料を課すことと、飼い主が引き取りに表れなかった無登録猫は殺処分することです。
 これはアメリカの自治体ではすでに多くが導入されています。アニマル・コントロール・サービスという行政機関が徘徊猫を捕獲して公営アニマルシェルターに収容します。アメリカのみならず、ドイツも同じ制度があります。徘徊猫を行政機関が捕獲し、公的な動物収容で保管します。飼い主に返還する場合は保管料等を徴収します。日本は猫の飼育に関しては、あまりにも放任です。

(動画)

 無責任飼い主「アニマルホーダー」(アニマルホーダー.動物囤積症.Animal Hoarding)(トキソプラズマ.弓形蟲感染症.Toxoplasma gondii)

 「日本で多いアニマルホーダーの類型は、殺処分に過剰に反応する動物救助型」としています。私の物件を借りる人が、いわゆる「猫ボラ」でないことを祈るしかないです。

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2020-7-18s,ma
コメント
現役当時は ホーダーとの出会いは沢山ありました
私の経験では 公営の集合住宅が多く 管理者としての行政機関側の担当者の職務怠慢と感じられる事例も多かったですね
苦情があって 現地訪問をされる行政機関の職員の無関心とさえうかがえる行為が事態の悪化につながっていたとも感じました
苦情対応で訪問した先で 飼主に合えない事例が多いことも認めますが 一枚の訪問を記した紙きれで済ます
2-3
年間の在任期間が過ぎれば他人事になるのでしょう
そして 見過ごされた結果が 飼主をホーダーと化して行くこともあります
適切な対応をしていれば 飼主も動物も周辺住民も被害が少なくて済まされたであろうことが 行政機関の職務怠慢ともいえる放置により被害が拡大します
                  
若い女性が飼主だった事例では 集合住宅の最上階のフロアー全体に悪臭が漂い 有害寄生虫で 周囲の居住者の人身被害に及んでいたこともありました
室内は二度と利用できないであろうと感じる程度に 屎尿やゴミで汚染されいた酷い事例で 歩くと畳から屎尿がジュクジュクと湧いてくることがあり 呼吸困難になりそうなところもありました
サッシ等の窓も屎尿でボロボロになり 動かない 壁を伝って下層階の壁に屎尿が垂れるというありさまは地獄のようでしたが 他の事例でも 畳み 建具は 爪とぎと 齧ることで原型をとどめないことも多くありました
それを公的な紙面で批判した時 読者からの手紙に驚くべきことが記されていました
読者からの手紙一部抜粋
-----多頭数飼育は動物にも社会にも多大な迷惑を及ぼしている、とありましたが、どんな迷惑をかけているのか内容を書いてほしいです。時間を使いお金を使い家をボロボロにして野良猫の命を全うさせてやろうとすることが社会に迷惑をかけることでしょうか。------東京都在住主婦】
このような感覚で不適正多頭数飼育を支持される人々がいることも現実です
猫の不適切な保管状況に対する批判と共に 公的な財産の価値を下げたことに対する批判は下劣なこととされ そうしてでも猫を救いたい という行為を賛美に替えられる 価値観の違いと言ってすますことで収まるのか?
動物の不幸も 社会の迷惑も そう思うことが間違っていると言いう 現実を見ないで 猫まっしぐらで暮らす人々の代表的感覚なのであろうかと感じました
            
猫の登録制度は地方自治体で実現されたところもありましたが その後がどうなったのか調査をしていませんが 猫の法定登録に最も反対しているのは猫愛護団体でしょう
「地域ねこ」や餌付け猫が無登録で捕獲され「殺処分」されることをおそれるからでしょう
「地域ねこ」も 猫の生存に必要な状況を本気で管理するなら 個体識別が必要です
猫と社会への配慮よりも 「ノーキル」「殺処分ゼロ」に拘ることしか脳が働かない
TNR
TNRC=Controlを抜きにして 何処で死ぬかは猫の自由とでも言いたいのかと問いたい
「地域ねこ」も含めて 全ての出生した猫に個体識別を実施することは 飼主及び動物に携わる者の 動物と社会に対する責任であると感じます
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2020-7-19

Megumi Takeda アニマルホーダーでの対象動物が、圧倒的に猫が多いのは、猫は犬と異なり畜犬登録や狂犬病接種義務がないので行政等の目が行き届きにくいという面もあると思います。またアニマルホーダー化する前に、法的措置が講じにくいです。狂犬病ワクチンが義務であるならば、最低でも13000円というコストが抑止力になり、それをしていなければ刑事手続きも可能だからです。現に尼崎などでは、多頭崩壊した犬ブリーダーに対して狂犬病予防法で対処しました。猫の登録は運用次第で、多少なりともアニマルホーダー化の歯止めになります。反対する理由はありません。

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2020-7-19s,maコメント返信
【アニマルホーダーでの対象動物が、圧倒的に猫が多いのは---】ご指摘の通りです

そして 猫はいたるところで浮浪している 子猫は思わず手が出てしまう という事情もありますね

子猫だと侮っている間に妊娠可能な月齢に達する

飼育場所の面積を占める点でも 犬に比較すると少なくて済む

犬は平面しか動かないが 猫は立体的に動くので 狭くても立体的に飼育場所を確保しやすいことも 安易な飼育開始になり易いでしょうね

                        

虐待を好む狂った輩も 安易に入手できる「猫」に目が留まりやすい

                     

私の経験的結論は 全ての動物の不幸の大部分が 動物愛好家によるものだと感じています

法規制で罰則が強化されても 安易な飼育開始ができる状況を放置していることに目が向けられていないことは 今後も不適正多頭数飼育がなくならないであろうと感じています

 

2020年7月 7日 (火)

2020-7-5そこまで言って委員会 金塗れを憂う

2020-7-5そこまで言って委員会 金塗れを憂う
河井夫妻問題 日米関係 拉致問題等 をテーマにされていたが どの問題においても あきれるほどに情けない
此処まで堕落した議員が揃って日本が沈没しないのは国民が賢く支えているからだろうと感じる
残念だが その議員を堕落させた大きな原因が「金」

拉致問題における 故金丸元自民党副総裁の無刻印金塊発覚で 北に買収されていたことが明らかになったが 当時の社会党の故田辺議員も訪朝議員団の一員として同行していたと記憶している...
有名な女性初の衆議院議長に迄祭り上げられた故土井たか子さんは「拉致などなかった」と断じていた
謝罪したとは聞いたことがないまま 他界しているが 故人であっても尚許せないが そのような人が
衆議院議長席に座れるのも 日本の政治が堕落しているからだと感じる

拉致問題に関しては 多くのメディアの知らん顔も有名なこと

日本を良くしようとするよりも 共産主義に同化させたいがための報道姿勢なのか?

この国に 「正義」が残されているのは 一般国民の努力の成果によるもので 政治家は金で動くことになれ過ぎたのではないかと感じる

腐ったものも仕方なく常に食べて 慣れてくると「乞食腹」(差別用語かも知れないが 庶民はこのように言う すみません)と言って 腸内細菌がそれなりに受け入れるべく増えてくると聞いたことがある

あぶく銭に慣れてくると 乞食議員が闊歩するのか?

情けないが 「金」に左右されすぎる議員があまりにも多すぎると感じる
           
私がある動物フェアに視察に出向いた際に 当時は未だ 拉致家族支援表明の「ブルーリボン」が始まったばかりで布だった頃 鞄の取っ手に「ブルーリボン」を結んでいた
それを目ざとく見た出展者のペット店女性店員が オーナーに私の訪問を取り次ぐのに「ブルーリボンを付けた人が来ている」と取り次いだようだった
ということは其の目敏さが北の関係者なのかと感じたことがあった 

普通にはまだまだ「ブルーリボン」には無関心な国民が多く なんのための「ブルーリボン」かも知らない人の方が多かったと思う時期だった

その後しっかりとしたバッジとして作られたが 国会でも地方でも議員は日本国民の代表であれば全員が付けていなければならないと思う
保守系の数える程度の議員が襟につけておられるが それらのことも 対する北の国に侮られる要因の一つであろうかと思う
            
「金」は国家としての自立は元より 人助けにも 犯罪にも 重要な役割をする

使い方と 使う人により よくも悪くも作用する

選ぶ側にその人の将来までも見通すことは困難なこと

選ばれた人が 自尊心をもって 選んだ国民市民を欺かないでほしい
このままでは本当に 日本が危ないと感じる 
老人の思い違いであって欲しいと願うこの頃である

2020年7月 6日 (月)

2020-7-6 九州豪雨災害

 

 

2020-7-6 九州豪雨災害
この度の大災害被災者の皆様にお見舞い申し上げます
犠牲になられたすべての命に ご冥福をお祈りいたします
          
九州には数人の知人がおられます
mail
を差し上げようか 返信が煩わしくないかと 迷いつつも SMS差し上げました
ご当人も高齢者の域に達しておられます
以前から 身体が弱っている 大型の老犬と一人と一匹で暮らしておられます
避難勧告が出ているがどうしようもないと書いておられます
繊細なお方ですから 言葉を選んでも 慰めようもありません 
動物との共生では 常にこのような場合にどうするのか?
それぞれの価値観でお決めになられることですが 大災害が予測された段階で 「安楽死処置」(安楽殺処置)も想定内にしておかれることが 対人救護活動をされる 自衛隊や消防 警察等の関係の方々への配慮でもあると私は思います

ご無事で乗り切られることをひたすら祈ることしかできません

 

 

 

2020年7月 2日 (木)

社会の中の獣医師業を考える

2020-7-1 獣医師問題ですので過去録再掲 させて頂きます

 

松田 早苗

2017年7月2日 23:02 ·

2017-6-30安倍総理の「全国に展開」発言に獣医学関係者が反発
http://news.tv-asahi.co.jp/news_soc…/articles/000104340.html
安倍総理の「全国に展開」発言に獣医学関係者が反発(2017/06/30 17:23)

 安倍総理大臣が獣医学部の「全国展開を目指す」と発言したことに反発しています。

 全国大学獣医学関係代表者協議会:「安倍総理は獣医学部新設の全国展開を目指したいと驚愕(きょうがく)すべき発言に対して強い危機感を抱いた」
 安倍総理の発言を受けて、記者会見を開いた獣医学の教員や研究者らの団体は、「獣医師養成の現状と本質的な問題を理解していない」と批判しています。また、国家戦略特区を用いた学部新設が「獣医学教育の現状や需要動向について適切な検討なしに進められた」とも指摘しています。
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http://news.tv-asahi.co.jp/news_pol…/articles/000104366.html

加計学園の獣医学部新設をめぐり、安倍総理が24日に「何校でも獣医学部の新設を認めていく」と発言したことを受け、獣医学部のある16大学でつくる協議会と、獣医学の専門家でつくる日本獣医学会が会見を開き、反対する声明を出した。「需要と供給の検討がされないまま、根拠のない規制緩和で無制限に進めようとしている。教員を確保できず、獣医師の質の低下につながる」と訴えている。一方、山本地方創生担当大臣は「(需要と供給は)市場原理に任せるべき」としたうえで「一定の基準を持った国家試験を通れば質は確保される。そこから先はいくら増えてもいい」との見解を述べた。
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2017-6-30
 まつだコメント
山本大臣と質問者の質疑応答がかみ合っていないですね
「あぶれた」→「国家試験に」と大臣
「あぶれた」→有資格獣医師の人数が多すぎることを懸念した?
質問者もわかっていないのか? 詰めが甘いのか? 
実情を確かめないで 思い付きの俄か質問の感があります

再び 僭越な疑問ですが 獣医師会とされて 動物関連行政は 国家に対して 未だに 対人福祉の付属機関として処遇されることに なぜ従っておられるのか?

人獣共通感染症対策とされても 食用に関する安全性に関しても 次第に価値観が上がっています動物に対する扱いについても 獣医師部門が独立されることが 獣医師の社会的地位の向上にもつながると思います

先日もネットでのコメントで目にしましたが 諸外国における獣医師の社会的地位は高く信頼も深いとありました
       
対して 国内では 動物に対する認識にも「動物福祉」が基本である先進と言われる諸国と比較して 日本は「あいご」に留められて「動物福祉」への関心は低迷していると感じていました
現実を見ていない 一部の国民の感情的動物感に迎合された「ノーキル議員団」に至っては 滑稽とさえ感じます
        
日本の獣医師の先生方はご謙遜が過ぎるように感じます
       
現役当時は 獣医師の方々のお考えが 社会に対する関心よりも 飼主とのかかわりのみに重きが置かれることが強すぎるように感じました
        
「殺処分」を全面否定されて ご自分は「安楽死処置」(安楽殺処置)を含めて「殺処分」はしないことを
自負されておられる獣医師にはがっかりとしました

心因性の重荷に耐えかねるから 「殺処分」は否定はしないが ご自分はできないから 申し訳ないが寛容にとおっしゃるならまだしもわからなくはないですが 「殺処分」しないことがご自慢であるかのようなコメントであったことが情けないと感じました
       
近年の獣医師教育がそのような傾向なのか?
教育に関わるお方が「殺処分ゼロ」を支持されることにも 責任回避のような印象を持ちます

究極 「殺処分ゼロ」は目標ではあるでしょうが 誰でもいつでも動物との共生がほとんど制約されないで実現しています状況で 民間活動でも不適正多頭数飼育が看過され ネグレクト飼育も可能となってしまっているような社会の中で 果たして「殺処分ゼロ」が達成可能なことであるかのような主張が適切なのかはなはだ疑問に感じます

目標達成をオリンピック開催年にされていることが なおのこと空々しく 一部のあいごの人々に迎合された主張であると感じます
無責任な愛護家の主張にとどまらず 教育者までもが支持されることに社会性に欠けた非現実的なものを感じます
      
このような発言をするマツダについてはたかが一社会人の分際でと侮蔑とお叱りを受けるでしょうが 長い動物とのかかわりでいつも思っていたことです
そして いずれにも所属しない 肩書もない たかが一社会人でありますから 僭越と自覚しながらも 正直な意見が述べられます
     
2002
ペット政策研究所 主催「人とペットの共生を考える国際シンポジュウム」が開催されました
その際に講演されました各国の専門家の肩書は 「国」としての動物関連部門の獣医師または動物の専門家として 責任者とされてのお立場でした

日本で動物に関連する役職としては 環境省 農水省 厚生省 総務省 等ですが 動物部門が独立している部門はないと思います
獣医師の最高地位は常に対人医師の部下としての地位であり 獣医師がトップを占められる独立した部署はないと思いました
6年生の教育を受けられて なぜその地位に甘んじておられるか悔しいとさえ感じました
地方自治体におかれても常に違和感を持ちました
獣医師の上役が薬剤師であったりとなれば どんなに頭脳明晰なお方でも 動物についての専門教育は受けておられませんから ご理解には至らないであろうと感じたことがありました
      
獣医師教育に際しての教授陣が少なすぎて 大学を設置しても適切な教育ができないと言われることにも 情けないと感じます

    
失礼の数々に対してお怒りかと存じますが 国 地方自治体においても獣医師の先生方が独立した動物部門の獲得をされて最高責任者の地位についてくださることを願っています

何時まで経っても 動物愛護にとどめられて 動物福祉には届かないと感じます
僭越は承知で 積年の思いを述べさせていただきました
ごめんください
文責 松田早苗
参考資料として お許しは得ていませんが 2002ペット政策研究所 主催「人とペットの共生を考える国際シンポジュウム」の講演者の略歴として公開されましたものを添付させていただきます

 

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