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2020年5月24日 (日)

「動物あいご」か「動物福祉」か 改めて問いたい

2020-5-22崖っぷち犬藤原 早苗様TLから
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三上 東洋
様のコメントは的確で 現代版動物あいごを考える佳き教材であると思います
私もこの「崖っぷち犬」を 出戻りで 行政機関に収容(とても保護とは言いたくなかった)されていたところをこの目で確かめました
当時 私が訪れた時には 移動用の折畳ケージに入れられていました
あまりにも有名になりすぎて 「安楽死処置」(安楽殺処置)さえもできず 幸不幸を考察する以前に生かしておくしか仕方がなかった
                   
私の長い体験から 常に後輩に伝授したことですが「メディアに取り上げられた動物には手出しはするな」ということです
                      
広報されることで本当に「幸」になれることもあるが 「メディアに取り上げられた動物」にしか 関心がない譲渡希望者には ヒーローにでもなりたいのかと勘ぐることもありました

「崖っぷち犬」の例と同様に 「メディアに取り上げられた動物」の他に譲渡待機中の動物がいても眼もくれない
三上 東洋
様のご指摘にもありますように 行政機関側にも意識の低さがあったことは否めません

当時の当該行政機関では全体に 収容施設も不備であり 動物が哀れな生かされ方をしていました
それについての改善交渉をしたという愛護関係者には わたしは 出会わなかった
行政機関の感覚も低俗とでも言える程度の世間受けのみを考えた「動物あいご」だったと感じました
「ノーキル」「殺処分ゼロ」を掲げる現代の動物あいごの犠牲にされている動物たちは誰が救うのか?
細々と 意見を述べてはいるが 殆どの動物あいご活動が「ノーキル」「殺処分ゼロ」を目標にした時から 動物の不幸は黙殺される宿命であったと思っている

何時になればこれを替えられるのか?

オリンピックも開催が危うくなっている
TOKYOZEROキャンペーン」がオリンピックを「活動の締めくくり」にしていたことに限局すれば 彼等には好都合であったのかもしれない
達成できない理由が「コロナ」さまであります と逃げられる

「動物あいご」とは何か?
どれだけの人々が真剣に考えているのか?

「動物福祉」に昇格させることは視野にはないのであろうと感じる

行政機関にも 業者にも 関連職にも 「動物福祉」は不都合だから 言葉でごまかせる「動物あいご」が好都合なのだろう
動物のことは口先で「ノーキル」「殺処分ゼロ」と呪文を唱えていれば 活動の支持者にもメディアにも敵視はされずに済む
【自己愛型動物愛護-,a

楽でいいですね

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