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2020年3月15日 (日)

2020-3-15 川村幸治V FB TNR から

2020-3-15 川村幸治V FB TNR から
川村幸治先生のところでコメントさせていただくのは ご迷惑となりかねないので マツダのTimelineで表明させて頂きます

 

https://www.facebook.com/koji.kawamura.33/posts/2934962139959354?notif_id=1584051997256087&notif_t=nf_status_story

川村 幸治

3月12日 20:34 ·

捕獲器を貸し出しました。
初めて捕獲器を使う人のために、操作する順に番号シールを貼っています。
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捕まった野外猫は雌でした。
捕まえる人も雄雌が分からず連れてくることが多いのですが、この子は触れたのかメスだと事前に連絡がありました。
鎮静剤をかけて触診するとかなりお腹が大きい。
手術の準備も完了し、猫も鎮静剤で眠っている、この段階で否応ない。
手術しました。
あと一週間くらいで出産の胎児が5匹。
生まれても誰も喜ぶこともない。
卵巣と妊娠子宮を取り出しました。
費用は普通の避妊手術代。
今夜は一杯飲んで、全てを忘れます。
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2020-3-15 まつだコメント
先生のようなDr,ばかりですと もっと多くの野外生活の猫たちの不幸が防止できるでしょうが 現実は 胎児を救うことを自慢そうに書き込みされている かなりご高名な獣医師がおられてがっかりしたことがありました 
「命は尊い」
まつだ流解釈をすれば 不妊手術そのものも「命の尊厳」に反することと思います 

しかし 現実に判断すれば 「窮余の一策」ということでしょう
                  
常に言いたいことは 不妊手術をしてやったのではなく 対人社会の対策で 人心を救うために 猫の動物としての生きる目的である「繁殖行為」を潰してでも生かしていることに言い訳をしているにすぎない 故に 「不妊手術をさせて頂く」と感じています
ならば 本来は 術後は「生涯の幸せ」を保障し 人の都合により犠牲にした「お詫びの心」を表さなければならないと 私は思っていますから 術後は野となれ山となれ われ関せずに近い「Release」は 猫の幸せな余生を犠牲にすることが前提であると心しなければならないと思うのです

                
トラバサミに掛かった猫の例を挙げておられるコメントがありますが 阪神・淡路大震災以前になりますが 兵庫県西ノ宮の浜で 濱の改修工事の際に多数の猫の死体が見つけられたことがありました  
テトラポットの陰等で見つかった死体がトラック何台分もあったのです
当時は いたるところに浮浪犬猫が溢れていました
野外手術もされていましたので 幼少期の猫も術後管理もされないままに「Release」されていた時代でした 
「安楽死処置」(安楽殺処置)反対であれば 他に代替案もなく TNRは最善策とされたのも関わる人心を救うためには止むを得なかったのでしょう
                
人は生きる目的を「繁殖行為」以外に宗教や趣味に転化することはありますが 動物にとっての「繁殖行為」は 他に転嫁できる要素がないのですから 唯一の生きる目的ともいえると思います
            

「尊い命」という価値観からは程遠い TNRは あくまでも対人社会の都合による対策であって猫のためであるという言い訳は 人の心の負担を軽減するためであると言い切れると思っています 
                  

以前にも表明しましたが 「安楽死処置」(安楽殺処置)は動物の苦痛はその時に断たれますが TNRは「運任せ」で人知れずトラップの犠牲になり朽ちてゆく動物もいますし 虐待されても 犯人逮捕には至らず 病気になっても 一度経験したトラップの恐怖感が拭えず 二度と捕まえられず医療は受けさせられないことが殆どです 
何れでも その都度騒がれておしまいです

                   
「地域ねこ」制度は 猫が被る術後の落とし穴を皆が見て見ぬ振りをすることで成り立っていると言って過言ではないと思います
動物に関わる人々の心を救うために「安楽死処置」(安楽殺処置)を避けたいことと 譲渡先もないことから苦肉の策で「地域ねこ」が制度して取り入れられた
             
故に せめて 現状生存している猫たちの譲渡先の間口を狭めることのないように 胎児の救命には反対いたします
獣医師とされてお辛いお役目でありましたこと 感謝と共に 敬意を表します

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