2020-1-17 阪神・淡路大震災から25年
2020-1-17 阪神・淡路大震災から25年
あの大災害から25年という年月を経ました
その後に起こった 度重なる大災害に於いても 犠牲となられたすべての御霊に哀悼の意を表します
被災されました皆様の復興へのご努力に敬意を表しますと共に 今も苦しみに耐えておられます皆様に 一日も早く平安な日々が訪れますよう心から祈ります
災害は忘れたころにという諺が 無意味になったほどに 頻繁に災害が発生しています
助け合うことで 救われているところもありますが 反面 災害に対する啓もうは浸透していない部分があると感じます
避難警報に対する各市民の感じ方もそうです
これらの既報の事実から学ぶことは 国民各人の個人が身を守ることの大切さを教えられていると感じます
大災害に際しての 動物の問題も25年前と比較をすれば 国民全体の意識は高まってはいるものの まだ々安易な考えに浸っている人も多く見受けます
多頭数飼育問題もそうです
行政機関の動物あいごに溺れる国民受けに流されて なすべきことができていないことも 私は情けないと感じます
個人の飼主で 個体識別に無頓着な人々が大半です
1/13付け Facebookにシェアしました 政府関係の啓発サイトのカバー写真に首輪も鑑札もない犬が「幸」のシンボルとして掲げられています
見た目にはほほえましいと言えますが 動物との共生を啓発する仕事ではなく してはならないことを示されている点では落第です
そのことに専門家と称されるどなたもご指摘がないことも残念というよりも我関せずは情けない
このプロジェクトの発案から 啓発の実際に携わられた方々はどのようなコメントをされるのか伺いたい気持ちです
平常時に 一度でも 以下のことを想定し実行してみてください
ご自分の必需品と共に 両手に犬のリードを持ち 猫や小動物のキャリーケースを持ち 数日間の水と食料 動物たちの必要物品を携えて 障害物覆われた歩行困難な道を移動しなければならないことを想定してみてください
多頭数飼育はできないことが想像できるでしょう
善意とは言え 各地の動物保護施設で 「ノーキル」「殺処分ゼロ」ということで 保管されている多くの動物たちの事も考え直す必要があります
災害時には 人との共生ができない「犬」も危険動物です
特別な飼育環境が必要な爬虫類等も保護施設としての受け入れは困難でしょうし 大蛇等の危険動物の逸走は避難途中の人々や野営で凌いでいる被災者と 徘徊している犬猫等の小動物を襲う危険性があります
日常でない生活環境で攻撃性を増す動物もいるでしょう
殆どの保護施設が耐震 耐火等の非常時に対応できるところは皆無と言えるのではないでしょうか?
飼養管理に携わられる職員の方々も 非常時に駆けつけられるとは限らないし 逸走の不安はぬぐえないでしょう
広域多発大災害となれば 復興も阪神・淡路大震災のようにはまいりません
政治家も国民も暢気すぎるように感じます
最近の大災害で 被災した動物の情報は少なくなっていませんか?
これだけ猫ブームで連日取り上げられているのに 被災動物はどのように過ごしているのかが 詳細には報じられていないように感じます
あなたの周辺の 災害対策をもう一度確かめられては如何でしょうか?
あの困難な活動が乗り切れましたのも皆様のお力添えがあってのことでした
当時ご協力頂きました皆さま お出会いさせて頂きました全ての方々に 心から感謝いたします 「ありがとうございました」
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