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2019年11月 8日 (金)

2019-11-7関西 6Ch ABC-TV 「キャスト」動物虐待報道から

2019-11-7関西 6Ch ABC-TV 「キャスト」動物虐待報道から
主にハート徳島 の活動が報じられた
250匹の動物達への食餌とお世話、医療費、電気代、通信費、賃料-----
-----1名のフルタイムスタッフと1名のパートタイムスタッフへの賃金、----
250
匹の動物たちを2名で世話をしていることが自慢にでもなっているのか?
その感覚が正当でないという自覚がなければ「動物福祉」には程遠い思考と感じる
以下に2016-10-25 調査の感想として当該施設名は伏せてレポを公開したが 当時も今も変わらない
「可哀そう」から「動物福祉」へのステップアップはされていないと見受けるので これでいいのか?
敢えて今回実情を皆さまでお考え頂きたい
更に
なぜこうも多くの虐待が蔓延するのか?
劣悪な飼主の手に渡った動物たちの出所は何処か?
営利の業者か? 多頭数飼育施設からの譲渡か? 飼主が「救護活動」したつもりか 浮浪動物の入手か?
自家繁殖にしても親動物の入手手段は問われなければならない
いくら法規制しても 常に引き合いに出すが 殺人罪に「死刑」があっても殺人をする人間がいるように 有り余るかのごとくに地域に放されて生かされている猫たちのように 安易に手に入れば安易に虐待対象としての動物を手に入れることは可能だ
これらの動物たちを守ってやることは不可能に近い
アニマルポリス制度は結構だが 知識と熱意が備わった人材育成が最も大切であります
飼育されている動物たちに対するアニマルポリスの活動はある程度は可能であろうが 浮浪動物たちには恩恵が及ばないと感じる
報道に際しての 取材の仕方にも慎重であっていただきたい
取材する側の【250匹の動物たちを2名で世話をしていることが自慢にでもなっているのか?】という疑問を懐かないで 深層に迫ることはできないと感じる
施設内をくまなく探求されたのか?
案内された部分だけを取材されたのか?
報道による上辺の良さそうから派生する誤った支援が 施設管理者の意識改革を遅らせて 実力以上の期待を寄せられた結果 しなければならないことが疎かになることを心配する
その結果は日々の飼育管理の状況の改善につながらないことの方が多いと感じる
全国にも蔓延している民間団体の不適正多頭数飼育にも ネグレクト問題として関心を持たなければならない 
このように善意?だけの力のない施設に収容される動物たちの不幸は 私たちにも責任の一端があると自覚したい
文責 松田早苗
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2016-10-25 調査の感想
動物シェルターの表記と現実

折あって某シェルターの現地訪問をしてまいりました
かなりの高名な「素晴らしい」という評価がされているシェルターですが 実態は私の目には明らかな「ネグレクト」と映りました
高齢犬が多く 自然死を待っているのかもしれませんが 此処で死を待たされる犬たちは「幸せなのか」?
        
施設も粗末であり 150匹以上の犬と 100匹近い頭数の猫がいる施設で 世話をする主だった人が一日に12人のようです
時には施設のオーナーが現場に来られるようですが 毎日ではなく 善意の有給職員の奮闘で辛うじて生かされている状況と見受けました
施設オーナーご夫妻はご自宅に別途10?の犬と 同等頭数の猫がいるとのことでしたからその世話でシェルターに通える余裕がないご様子でした
       
私が現地に到着した頃 この日偶然か?施設オーナーご夫妻が現地に来ておられました
ご夫妻に率直に問いかけました
「あなたはお幸せですか?」と
ご夫妻の夫のお方は 実質主導権を持たれる妻に従ってのお働きかと拝察いたしました

その「妻」のお方のご返事は聞き取れないあいまいさで「しあわせです」とは言い切られなかった
夫のお方は「しあわせです」と誇らしげでした
「妻」のお方の内心は「止めたい」のではないかとさえ感じましたが あくまでも私の印象的な自己判断ですから 間違っているのかもしれません
        
しかし 運営資金が14万円必要であると言われていましたが 当節それだけの寄付が寄せられず経済的にも困惑しておられるように感じました
この日 私は少ないながら1万円の現金を寄付させていただきましたが 私が要求しなかったとはいえ「領収書」という言葉は聞きませんでした
無論差し上げたものはどのようにお使いになるのかは善意を信じなければなりませんが 法的に認められた「法人組織」とされては大きな落ち度であると感じます
        
ほとんど休みもなく働かれる「有給職員」の善意に頼って維持されているというところではないかと感じます
        
せめて かろうじてでも 収容動物たちが清潔な環境で十分に世話を受けていれば救いですが 私なら断じて見過ごせない状況であり このような動物保管しかできなければ行政機関にでも引き取っていただいてでも施設は維持しないと言いきれる程度でした
        
しかも 収容動物達の多くは地元行政機関は元より 日本全国から送りこまれるとのことです
地元行政機関の場当たり的ともいえる なれ合い譲渡がこの施設をより一層困窮させていると言って過言ではないと言いたいところです
      

他方 民間活動家はこの現場を見ないで 口コミだけで「引き受けてくださるところがありますからどうぞ」といった様子でした
         
他府県の行政機関から「民間譲渡」という払い下げを受けたボランティア等が 自力では収容能力がなく 他力頼りで引き受ける犬猫たちの送り先となっているのです
引き受ける側も「全国からの受け入れ」が自己満足とされているかのように感じました
故に 「民間譲渡」という 行政機関としての責任回避とも思える払い下げシステムの罪深さを改めて感じました
       
「民間譲渡」という払い下げをされるのであれば 払い下げた動物たちの各個体の追跡調査を生涯にわたってされなければ単に 行政機関の「殺処分」頭数の減数のために動物たちが不幸を押し付けられていることになりかねません
       
人里離れた山の中でしたが 廃棄物処理を自家焼却でされていて 焼却残渣物が放置され 自然破壊の片棒担ぎでもあると感じました
        
この日に見た焼却物の多くが寄贈されたと思われる 多量のタオル類がたたまれたまま 置き焼けしたようでそのまま焼却処理をされていました
       

きっと善意で 送料をかけて贈られた物品でしょうから せめて汚物の処理にでも使用されることをお考えにならなかったのか?
そのあたりにも 施設運営の素人臭さと言いますか 無神経さとでも言いますか 仕方がないのでしょうが腑に落ちないものを感じました
      

ここの「いいね」は100ケタ単位
私のFacebookの比ではありませんから やっかみとみられるのかもしれませんが 悲しい日本の「動物福祉」の現状が 「見ないで 確かめないでも 良さそうな善意だけを信じる」その程度なのでしょう
       
託される側にも 実力を認識できないままに 動物愛護の社会から過大に評価される結果過信する自己満足活動が いかに動物たちに犠牲を強いているのか振り返る余裕さえなくしてしまうのでしょう

        
寄付をされることが 思わぬ負担を強いることもありうるという矛盾に気が付いていただきたい
寄付をされる皆様
どうか 寄付が適正に生かされる状況であることを確認してくださいますように 重ねてお願いいたします
        
「動物の幸せ」
何を基準にするのか?

動物愛好家と自認される皆様の「良心」に問いただしていただきたいと願います
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ハート徳島 http://heart-tokushima.com/WELCOME/Welcome.htm
写真末尾の添付写真参照


(S,Ma推定2014)

826日 ·(S,Ma-以下は全文ではなく抜粋です)

HEART設立から10年に渡る皆様のご支援に深く感謝申し上げると共に、今一度皆様のご協力をお願いいたします。

We thank you always for your support over the past 10 years and would like to ask you once again for your assistance.

 

この2年の間、サポーターの皆様からのご寄付と企業プロジェクトからの支援金によってシェルターは大きく改善して参りました。その一方で、日々のランニングコストに対する資金繰りは著しく難しくなっております。

The shelter has improved tremendously over the past two years by leaps and bounds due to the generosity of our supporters and company project grants, but we are finding it increasingly difficult to fund our everyday running costs.

 

250匹の動物達への食餌とお世話、医療費、電気代、通信費、賃料、1名のフルタイムスタッフと1名のパートタイムスタッフへの賃金、里親さんへの動物輸送にかかる交通費など、様々な経費がかかります。できる限りのコストの切り詰めを心がけていますが、平均的な1ヶ月の経費は120万円、日割りにすればおよそ4万円です。行政からの支援は全くなく、私共の活動は皆様のご支援でのみ成り立っております。ここで今一度皆様のご協力をお願いしたく、幾つかのご支援方法をご紹介させていただきます。

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