2019-9-14餌付け問題 動物に対する「思い遣り」とは何か?
2019-9-14餌付け問題 動物に対する「思い遣り」とは何か?
2019-9-12-18;16ニュースほっと関西で取り上げられた不適切餌付けについて思うこと
普通の市民で 2-3羽の鳥や1-2匹の猫等が特別に不快な行動をしないのに毛嫌いされることはあまりないでしょう
しかし 如何なる動物であっても 極端に多数を集めることの弊害を無関心でいられる人は殆どないと言っていいでしょう
「動物あいご」? 御冗談でしょう!!
不適切な餌付け行為を「動物あいご」だと錯覚することで 自己満足に浸る人間がもたらす 動物に対する迷惑は 対人被害にも劣らぬ愚行であることを悟る必要があります
多数の動物を一か所に集めることで嫌悪感を増幅し 虐待の口実を与えるきっかけともなりかねません 屡々対人健康被害を招き 汚染等で経済的な被害にも及びます
鳥インフルエンザ等の蔓延の機会も増えますし 動物に対しても決して利のある行為ではないことを悟らなければなりません
然程好き嫌いに関心がなかった市民にも 多数となれば「迷惑動物」として嫌悪感を植え付けることにもつながり動物嫌いを増やす要因ともなるでしょう
安易に餌にありつけることを学習することが動物を堕落させることにもなり 野生動物としての本来の生きる力を損なうことに繋がります
神戸市で問題となったイノシシの餌付けにおいても 不適正餌付けの弊害は甚大な対人被害としても実例として上がっています
不適切な猫の餌付けの結果でもあり 猫の食べ残しや 猫のためにおかれた餌や 遊び心の観光客の餌遣りは 人の食物をイノシシが食べることで多くの問題を誘発しました
安易に満たされるエサ取りが学習され 子育てにも「知識」として受け継がれることは本来の野生に生きる力を削ぐことにも繋がります
餌付けの人々のための自己満足以外の利点はないと断言できる不適切な餌付けは即刻廃止しなければならず 自発的に抑制できない人々のためには法的な対処も必要でしょう
極端な 止められない餌付け行為は ゲームや万引き等の依存症的な視点でとらえられたこともありました
不適切な餌付けを止められず 子育て放棄や家庭崩壊に至った主婦や 暴力的になる男性に出会ったことも屡々ありました
不適正餌付けの廃止が 餌付け当事者にも 周囲の人社会にも 動物たちにも利があることを行政機関は真剣にお考え頂き 一部の錯覚から誤認された「動物あいご」に起因する 人と動物が被る負の結果の防止のために 不適切な餌付け禁止を 罰則付きで徹底されますよう強く願います
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相次ぐ自然災害で被災されました皆様に お見舞い申し上げます
一日も早く 平安な日常が訪れますようお祈りいたします
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