2019-1-27高知新聞 土佐清水市で新たな捨て猫
2019-1-27高知新聞 土佐清水市で新たな捨て猫
https://www.kochinews.co.jp/article/249107
土佐清水市で新たな捨て猫 一斉不妊・去勢活動直後 「犯罪の自覚を」
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2019-1-27まつだコメント
【関係者憤り 警察捜査
野良猫の繁殖を防ぐため不妊・去勢の手術をし、捕獲場所へ戻す高知県土佐清水市内で行われた「TNR」と呼ばれる活動を高知新聞が紹介した20日、同市叶崎で捨て猫2匹が見つかった。TNRを実施した関係者は「(新聞で)活動を知った上で捨てたのではないか」と憤り、モラルの低さに落胆している。】
TNR活動自体を批判するつもりはありませんが 起こるべくして起きたということでしょう
此処に捨てたら助けますよと言うメッセージと受け止められることは特に不思議ではありません
「殺処分」させたくないが譲渡先も見つからない
自分勝手とはいえ切羽詰まった事情があれば 【「TNR」と呼ばれる活動を高知新聞が紹介した----】
記事を見た人には「渡りに船」だっと推測できます
遺棄したこの人を擁護するつもりはないが 「ふつうの人」にはそのための「地域ねこ」活動だと解釈されることであり ありがたい活動に映るでしょうね
何度も発言していますが TNR活動は一見良さそうで 猫のためにも社会のためにも絶賛できる対策ではないことは分かっているはずです
少なくとも 心から猫の幸せを願い 社会的な責任も感じている人であればTNR活動が最善策ではないことは経験的にも気付かれるでしょう
総ての浮浪猫の末路を確認することは不可能です
どのように死を迎えたのか?
知らないから次もまた遺棄の変形としてTNR活動で助けたつもりになれるのではないですか?
「殺処分ゼロ」「ノーキル」行政機関は引き取らない 獣医師は「安楽死処置」(安楽殺処置)拒否
シェルターは不適正多頭数飼育 譲渡先の確保は困難 誰にでも飼育の機会は容易く得られる
これで 全てのケースに於いて「殺処分」回避で遺棄したことが【モラルの低さ】と言い切れますか?
TNR活動の負の部分に気付くことなく「最善策」だと思われているなら 【自己愛型動物愛護-S,Ma】に溺れているとしか感じられません
「TNR活動」そこに 「殺処分」(「安楽死処置」(安楽殺処置))回避のはけ口を見出すことで「動物あいご」という名目に置き換えて 関係者の心の負担を軽減させるためにはやむを得ない方法であることと承知であれば 猫の犠牲の上で人心を救う術だということになるのでしょう
【関係者憤り】この方々は経験が浅いか?
【自己愛型動物愛護-S,Ma】に埋没されているのか? としか感じられません
「終生飼育」の定義は
『飼主が飼育動物の死を確認し 行政機関に届け出ること』
『譲渡先からも 死の報告を「譲渡元」に報告する義務を課すこと』
個人飼主にも シェルター運営者にも 行政機関にも義務付けることです
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どんな理由があろうとも、猫(命)を捨てる行為は許されない‼️
飼う資格なし、重い罪に‼️
動物殺しです。それも衰弱を待つ、1番残酷な‼️
捨てられた子が不憫でたまらない。
投稿: かず | 2019年5月14日 (火) 11時00分
2019-5-14まつだコメント返信
かず様 コメントありがとうございました
【----それも衰弱を待つ、1番残酷な??---】
「捨てる」行為と 「放す=TNR→R=Releaseリリース」行為が同等とみなされていない現状があります
前者は悪意
後者は必要手段の推進策
「野に放された猫」には状況として違いはありません
にも拘らずTNRは推進されていますが特定の場以外では「管理=C→Controlコントロール」がないのが現状です
「殺処分」しないで 「不妊手術」してやったから勝手に生きて行け
動物としての生きる目的「繁殖」能力を奪い 人間側としては餌付け程度はしても 医療となれば再捕獲しなければならず 個体差はあっても不妊手術で経験した恐怖から二度目の捕獲は困難なことがありますし医療費用の負担でもハードルは高いでしょう
結果として
【----それも衰弱を待つ、1番残酷な??---】
となることは不思議ではありません
不妊手術でする麻酔のための注射は手術が終われば覚醒し「元の場に返す」という名目で「放され」ます
「安楽死処置」(安楽殺処置)の場合も麻酔剤注射をしますが再び目覚めることはありません
故に【----それも衰弱を待つ、1番残酷な??---】こともなく恐怖もない
命を奪うことの重大さと言うなら 生きる目的を人間社会の都合で奪い 後は運を天に任せて放置するに等しい行為 身勝手な行為を正当化して良いのか?
放すReleaseリリース後の長期的な健康管理は殆どの場合無理でしょう
人間による人間のための「動物あいご」と称する 「管理=C→Controlコントロール」がないTNR行為は自己満足に尽きると感じていますが 不妊手術不要と解されては困ることも泣き所です
終生飼育義務 譲渡・販売の条件 繁殖の現状の問題点 動物あいご活動の再確認が必要でしょうね
投稿: | 2019年5月14日 (火) 23時37分