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2018年3月

2018年3月27日 (火)

2018-3-24 偶発事故被害者として考える

2018-3-24 偶発事故被害者として考える
 
某駅の改札に向かって歩行中 突然右肩に衝撃があり 何とか体制を整えようと泳ぐようにしたもののやはりバランスが取れずに タイル床に 左側面から転倒 「当たった人待ちなさい」とは言ったものの 当たった当人は170~80㎝くらいの身長の30才前後くらいの男性で振り向きもせずに足早に改札に向かって人ごみに紛れてしまいました
 
若いカップルの方が駆け寄って下さり声をかけてくださいました
 
当たられて即全身で転倒していれば頭を打ったかもしれませんが 泳ぐような動作が助けとなったようで 転倒の衝撃が少なくなったようでした
 
身に付けていたペンダントがタイルの地面に当たり破損してしまいました
 
若いお方が 破損した断片を手渡してくださったものの 思い出深い品なのでその方が痛手でした
 
 
 
自分自身の判断でも大丈夫と感じたので 立ち上がり お礼を言い 3~4人おられた駅の係員に事故を告げましたが 「交番に行ってください」と言ったまま 一人として怪我の程度を尋ねるのでもなく なんとも不親切な対応でした
 
 
500
mばかり歩いて管轄交番所へ届け出ました
 
交番所の警察官の方は丁寧でした
 
「被害届を出さなければ操作はできない」とのことでしたが 「被害届」は交番所ではなく 地域の本署でなければ取り扱えないとのこと
 
電車かタクシーで行かなければならず 大したことは無いとは言え 左大腿部と肩に打撲痛がありますし 夕暮れ時に足を運ぶのは億劫で とりあえず今日は帰宅しますので 26/月曜に受診した結果で 治療を要する程度であれば改めて「被害届」を出しますと伝えました
 
 
 
当人が当該本署に出向けなければ「被害届」も出せないとは矛盾です
 
災難の直後の時点よりも 後に疼痛が増すこともあり得るでしょうからそのような時にはどうしますかと問いました
 
親族か友人に頼んでみてくださいと提案されましたが そのような助力が得られない人々にとっては 「被害届」も出せないし 事故の状況を知らない人が説明もしっかりとは伝えられないでしよう
 
「被害届」は何のためのものかと考えてしまいました
 
 
 
被害者が尤も届けやすいシステムを改めて検討していただきたいと感じました 
 
また 警察官が携行されておられた携帯電話が所謂「ガラケイ」で現場写真を保存されるのにのんびりしすぎといった時間経過をお気の毒に感じました
 
お忙しい現場ご担当の警察官に今どき間延びした「ガラケイ」では逃げる犯人を連写することもできないように思いました
 
 
 
「費用対効果」としての考え方で オリンピック等に備えても適切な器具等の配備が必要なのではないかとも感じました
 
 
26/
月曜に受診した検査結果では 左大腿骨骨頭部に軽く衝撃痕があり 手掌くらいの張れと薄く蒼くなっている程度で 大事には至らなかったので「被害届」は出さないと決めました
 
その旨の通知を当該警察署に電話連絡をしました
 
 
 
「被害届」を出すことで被疑者が表れるものでもなく 故意にした行為でなければ罪に問うこともできないとも感じます
 
しかし 当たったことは当人は意識しているはずです
 
その場で謝罪をするよりも逃げるが徳ということなのでしょう
 
うっかりと謝罪をすると 被害者によっては過大に損害賠償を請求されることが懸念されることもあるのかもしれませんが 現代は何だか暮らし難くなっていますね
 
 
 
何時も身構えていることもできませんが 災難は予期せずにやってきますね
 
ホームを歩くときにも端は避ける等の注意も必要ですね

2018年3月23日 (金)

2018-3-23 過去録から 現状の動物保管管理のありようを再考

2018-3-23 過去録から
3/20
は思い出深い 『CCクロ』譲渡犬「あいこちゃん」の命日でした
 
今年はお人にも動物に対してもご命日を振り返る余裕もなく過ごしていますが 心では何時も感謝と共に思い出させて頂いています
 
予定表にはたくさんのお方と動物のご命日を記録しています
 
 
 
過去録を見ていますといろいろと思い出します
 
思い出の中の出会いは 他人様にも動物についても一言では語れない あの時 あの出来事と 様々なことが蘇ります 
 
 
 
救護活動での出会いでは 指導対象となった不適正飼主の方や業者の方々を除けば 色々なご事情の飼主さまを含めて 行政機関の方々 救護動物を譲渡先として託した新たな飼主様 活動を助けてくださったボランティアのみなさま 獣医師の先生方 関係各位 総じて 幸せな出会いをさせて頂いたように感じます 
 
多くのことも学ばせて頂きました 
 
今も感謝の気持ちで一杯でございます
 
 
 
「ピースワンコ」等の出現もあり 時の移り変わりも感じます
 
現状の動物保管管理のありようを考えなければならず 過去録を改めて 思い出すことで 今起きている動物をとりまく状況を皆様にもお考え頂ければと存じます

 
以下に再掲させて頂きます

 
      

2016-3-27譲渡犬の訃報と楽しい贈り物

相次いで『CCクロ』からの譲渡犬の訃報が届きました
 
どちらも14年間(飼育年数)家族として大切にしていただき 申し分のない待遇を受けていましたが 幸いっぱいで天寿を全うした犬「ジョン改め宙(そら)」と「あいこちゃん」2匹ともに十二分にお世話を受けて幸せな生涯を閉じました

こうして平穏な死の確認をさせていただけることは本当にありがたいことです
 
飼主様も十分にお世話をされたという満足感と共に静かな悲しみをかみしめておられるご様子です

「あいこちゃん」の飼主様から満足を表す紅白饅頭が届きました
 
とても楽しいユニークなお方で 親しくさせて頂いていますが 届いた饅頭のパッケージの宛先書きが面白くて微笑んでしまいます

〒配達の方が些か戸惑っておられて「間違いないですか?」と
 
「はい 確かに当家宛ですよ」と申しました

このお方 天真爛漫で賢くて学ぶこともたくさんあります
 
丁度名古屋へ行く予定でしたので弔問ができなくて 来月早々に お慰めと御礼のためにお伺いさせて頂こうと思っています

CCクロ』活動では 苦労も並ならずありましたが こうして飼主様にも動物にも幸せを感じて頂けたことは 適正譲渡に拘った甲斐があったと 改めて感慨に浸っています

ご協力頂いたボランティア様 神戸市職員の方々 多くの関係各位に心から感謝いたします 安らかな死を確認させていただけることの安堵感は私にはとても大切なことです
 
先日調査した商業施設に囚われ 生涯をみじめに送ることになっている動物たちがいることは情けない限りです

動物愛好家と自負される皆様 どうか安らかな死が見届けられることに全力を注いでくださいませ
 
ネグレクトでも生きていれば良いなどと不遜なことはお考えにならないでください
 
万策尽きた時には「安楽死処置」(安楽殺処置)を考慮してやってくださいませ


 
動物多頭飼育 不敵正保管で満足をしている団体や個人の方々 どうか幽閉される動物の身になって考えてやってください お願いいたします

「ジョン改め宙(そら)」と「あいこちゃん」
 
ご冥福をお祈りいたします
 
人に幸せをもたらしてくれたことに感謝です ありがとうございました

2018年3月22日 (木)

2018-3-20 対人「安楽死処置」

2018-3-20 対人「安楽死処置」
 
もう何年も前から 対人「安楽死処置」(安楽殺処置)の必要性に触れています


 
最近 著作家の 橋田壽賀子氏が「安楽死で逝かせて」と発信されたことが話題になっています
 
やはり 著名なお方の発言には社会が大きな関心を寄せられます

 
 
否定的な傾向が強いようですが 真剣な検討の時期が来ていると思います
 
動物に対してさえも否定的ですから 当然と言えばそうなのでしょう
 
 
 
自死や 無理心中が増えている現状を考えると スイスで認められているような状況が実現することを念じます
 
 
 
判断力がある時期に意思表示された「死」に関する 個人の願いを 国家や所謂「専門家」の意見で否定されることがより良いことなのか?
           

 
もうすでに高齢者対策には限界ともいえる状況で 経済的にも心身の健康状況からも 国家的救済には期待できないのが実情でしょうし 貧困に放置されている「高齢者難民」はこの先も減ることは無く増えてゆくでしょう
 
 
 
◦倫理とは何か?
◦国民個人の幸せとは何か
?
◦国家として 国民個人にどのような終末期を望むのか
?
◦仕事として「安楽死処置」に携わるお方の思想が優先されるのか
?
◦法的に「安楽死処置」を肯定することは不可能なのか?

◦「安楽死処置」は自死や無理心中に劣る発想なのか?

◦「判断力」や「個人の意志」どのように誰がそれを評価されるのか?

3/19 橋田壽賀子氏と池上彰氏との対談で 池上彰氏は「第三者がそろそろ「安楽死処置」の時期がきていますと云うような事態が起こらないか」と内容の疑問を呈しておられました

それを防止することは健康な時期に意思表明がされたことを証明できる制度を設けることで 判断力を

なくされた方々を擁護できるとおもいます

自発的な意思表示ができない人々に対しては「安楽死処置」をしないことを前提とすることで 自発意

志の認められない「安楽死処置」を強制することを防止できると思います

少子高齢化社会がもたらす 高齢者福祉の低下を既成概念で救いのないままに放置されることは さら

なる自死や無理心中を増加されるように感じます

           

動物の「安楽死処置」(安楽殺処置)を否定した不適正多頭数飼育と同様に 保護者のいなくなった高齢

者を 不適正施設収容に閉じ込めることで「安楽死処置」を認めない社会として受け入れなければなら

ないのか?

私には切実な問題と受け止めています

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参考資料
 『長尾和宏』 

長尾和宏(長尾クリニック院長、日本尊厳死協会副理事長)

批判的に意見陳述をされています

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橋田壽賀子さん語る90歳の終活「私は子供がいないから ...

https://jisin.jp/serial/エンタメ/エンタメ/21609

2018/03/14 · 橋田壽賀子さん語る90歳の終活「私は子供がいないから」 投稿日: 20150628 06:00 JST 「今年の510日で90歳になりました。最近『終活ノート』が話題になるなど終活への関心が高まっていますが、私も1年ほど前から ...


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https://tomami.net/hashidasugako-jitaku-basho


 https://ironna.jp/article/8620

2018年3月 1日 (木)

すし詰め子犬工場、地獄の光景

2018-3-1まつだコメント
 
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/299947

「子犬工場」400匹を過密飼育

坂井市内、業者を刑事告発へ


 
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/299941
すし詰め子犬工場、地獄の光景

マスやケージ所狭し、強烈悪臭



数年前から「おびただしい数の犬の鳴き声がする」との情報が愛護グループに寄せられていた。
 
 
 
県には、多頭飼育崩壊した場合の対応策を検討しているか業者に確認するよう要請する。
 
 
 
それ以前に問い質すことがされたが報道として 取り上げられなかったのか?
崩壊の対応は当然ながら この業者の状況が何時把握されて どのような経過を辿ったのかが この記事からは明らかになっていない

 
 
 
業者の届け出との経緯や 定期査察をされていたのか 現状把握がされていなかったのか?
其の点を確認しなければ「劣悪」となる結果の状況ばかりを指摘しても 劣悪稼業の根底からの原因追及には至らず 後追いばかり 法改正にもつながらないでしょう

 
 
 
「アニマルポリス」を法的に名目設定できたとしても このような業者を監督指導できるだけの人員が確保されない現状と 査察と状況改善に必要な知識と 熱意がおありかと疑問は残ります
 
 
 
多くのあいご活動は 文言に拘るだけで 根本が分かっていないのではないかと感じます
 
かっこよく訴えると支持者が増える?

 
 
 
法的に文字に綴るだけのかっこいい文言依存ではなく 根底からの問題把握をしなければ ネグレクトも虐待も湧いて出てくるでしょう
 
 
 
このような業者は儲かりさえすれば好いのであって どのように法律を厳しくしても 法律を遵守する気はないでしょう
 
 
 
それを許しているのは 適正繁殖にこだわることなく 「かわいい」だけが関心事の全てとなる動物愛好家の責任でもあり 「殺処分ゼロ」「ノーキル」にしか関心がないかのような活動家の無責任にも由来しているように感じます
 
 
 
この業者であっても 何らかの関りを持たれておられる獣医師がおられるはずです
 
これに対する日本獣医師会とペット産業会のコメントを求められないのも物足らなさを感じます

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