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2017年11月 8日 (水)

2017-11-8 強制退去になった神戸市東灘区の女性の部屋にいた猫

2017-11-8 さんけい
 http://www.sankei.com/west/news/171108/wst1711080011-n1.html

猫53匹放置の女性に1000万円請求へ 神戸市、市営住宅修繕で異例の全額求める

 強制退去になった神戸市東灘区の女性の部屋にいた猫=平成29年4月 
 
強制退去になった神戸市東灘区の女性の部屋にいた猫=平成29年4月

神戸市東灘区の市営住宅で、神戸地裁から異臭による迷惑行為で強制退去処分を受けた40代女性が猫53匹を放置していた問題で、神戸市が女性に対し部屋の修繕費の全額となる約1千万円を請求する方針であることが7日分かった。8日にも女性に宛てて請求文書を発送する。迷惑行為による住宅の明け渡しで費用を全額請求するのは珍しい。

 市は当初、一部費用の請求を検討していたが、女性が再三にわたる市の改善指導に応じなかったなどの悪質性から、異例の全額請求に踏み切ることを決めた。

 女性が住んでいたのは、同区魚崎南町の市営住宅3階の一室。市は畳や床板の交換などの修繕費約670万円や、消臭・消毒にかかる約260万円などを請求する。すでに3DK(約60平方メートル)の部屋から大型トラック1台分の猫の糞尿を撤去したが、消臭作業にも1~2年かかる見通しだ。

 関係者によると、女性は平成18年に入居し、子供3人と暮らしていた。入居から数年後に拾ってきた猫数匹を飼い始めたが、大量に繁殖した猫の飼育ができなくなり、22年ごろに別の場所に移ったとみられる。女性は毎日、早朝にこの部屋を訪れ、猫に餌と水を与えていたという。

 市は昨年10月、部屋の明け渡しを求めて神戸地裁に提訴。今年1月に市の主張を認めた判決が確定し、4月に強制執行に踏み切っていた。
2017.11.8 05:21更新猫53匹放置の女性に1000万円請求へ 神戸市、市営住宅修繕で異例の全額求める

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 強制執行後の女性の部屋=平成29年4月、神戸市東灘区

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2017-11-8 まつだコメント
 
http://www.sankei.com/west/news/171108/wst1711080011-n1.html

猫53匹放置の女性に1000万円請求へ 神戸市、市営住宅修繕で異例の全額求める

 
 
当然の措置であります
 
しかし です
 
入居者資格から推量すると 低所得であるから 公営集合住宅に入られたのではないかと推測できます
 
その人に対しての この高額な損害賠償が成立するのか?
支払えなければどうされるのか?

単なる他への見せしめに終わるのか?
                

他方からの見方です
 
【女性は平成18年に入居し、----
 
【入居から数年後に拾ってきた猫数匹を飼い始めたが、大量に繁殖した猫の飼育ができなくなり、22年ごろに別の場所に移ったとみられる。】
               

 
現在は平成292017
 
平成22年からは 7年経過しています
                

 
その間に担当当局は何をされたのか?
余りにも「間延び」しすぎていないのか
?
「ネコと一緒に暮らしている」と主張したが、電気や水道のメーターはほとんど動いていなかった。
 
これを確認された時期は何時だったのか?
何故 その時点で即刻対処されなかったのか
?
            
動物の多頭数飼育については 珍しい事例ではなく 集合住宅担当者であれば一定の認識はあると推測できます
               

 
担当者に対しても同様に 公共の財産管理が不備であったとの見方もできます
 
神戸市民であれば 集合住宅管理者に対して損害賠償請求をされても良いのではないかとさえ思います
             

 
入居者の行為は悪質であるが 当該集合住宅の管理担当者の指導要領にも問題があったのではないか?
               
報道も 社会問題として取り上げて頂くのであれば 

 
何時
 
誰が
 
どのような対処をされて 今日に至ったのか?
         
結果報告に終わることなく 経過をさらに詳しく報道していただきたいと感じます

 
公営集合住宅での動物飼育については 共生を認可されたとしても 頭数制限を厳しくして 啓発団体等との連携のもとに 継続的に飼育指導を徹底されることが必要であると感じます
 
違反者に対して ある種の動物あいご活動家の「擁護」があって対処を困難にすることもあると感じたこともありました
 
動物の福祉のためにも 公共の福祉=日常生活のストレスの軽減 からも動物の飼育管理には 飼主とされても 集合住宅管理者とされても 再考されることが必要であると感じます

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