2017-9-20虐待に対する反応のし方
猫虐待容疑の税理士を逮捕 動画をネットに投稿(日本経済新聞)
についてのネットの反応はいろいろとありすぎます
真面なコメント
【暴力的な行為を暴力的な言葉で批難しても、説得力が無い…】
愛護の人々によくある反応
「虐待をした人間に対して その行為と同様な目に合わせてやりたい」
憎しみの表現も様々ですが 暴力には暴力で返すのであれば 法治国とは言えなくなります
当該虐待行為の因果関係が 無責任飼育の結果であり 虐待行為をした人間にも一理あるとの意見があることには考えさせられます
殺害方法の残忍さにおいても容認できる範囲ではないと思いますが 動物による被害に苦しむ人々は そのような動物を放置していることに 事件発生の元があるとの言い分のようです
動物擁護派と 動物嫌悪派のかみ合うことのない論議は 行政機関がもっと真剣に対応しなければならないとおもいます
にも拘わらず 行政機関の多くは安易といいたい程度に 「あいご」に圧されて「殺処分ゼロ」「ノーキル」に傾いています
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091500167&g=soc
「多頭飼育」対策で指針=飼い主ケアで連携-環境省
対策に乗り出されることは評価できますが 内容にもよります
現状の引き取り制限を強化かしつつ 余剰動物対策は民間依存では 人社会に対しての 災害時対策にも大きな問題がありますし 動物のQOLについての視点が欠落しています
「殺処分ゼロ」も「ノーキル」も 宗教と同じで 一度信じたことは否定しないというよりも 否定できないのだと思います
否定することが 自分自身の不確かさを証明することに繋がるのかもしれません
虐待等に関して過激にコメントすることで 「やさしさ」を自認し 他にも示したいという潜在的な意識が働くのではないかと感じます
過激に攻撃することに賛同することが 「動物あいご」に関わる人の義務くらいに思う人もいるように思います
暴力的な行為を肯定する人々の根底には 機会さえあれば 他者を攻撃しても良いという考え方が潜んでいるのでしょう
虐待行為に理屈は不要です 徹底的に虐待行為を否定し 批判すべきです
意思表示は虐待行為で表現しなくても 言論でできます
実力行使よりは アピールしないことも確かですが 虐待行為を理屈があるから許すということには反対です
【よくないことは良くない】ということも 大切だと思います
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コメント
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例の税理士の野良猫虐待事件ですが、私は「適切な保罰」を望んでいます。
つまり、過去の判例や量刑の国際的な均衡から、妥当な処罰ということです。
「処罰に反対」したことは一切ありません。
本件税理士に対する温情な判決を求める署名サイトに署名し、上記の意見を述べました。
日本は、無主物の動物と、人が占有管理している動物を同等に法で保護する世界的に例外な国です。
他の先進国では、無主物はいわゆる動物保護に関する法律(人に飼育されてる動物を対象とする法律。日本では動物愛護管理法が該当します)の適用範囲ではありません。
ドイツ、オーストリア、スイス、オランダでは、野良猫(無主物)は、積極的な駆除対象で、殺害そのものに対しては処罰できません。
狩猟法に違反すれば狩猟法違反での処罰はあります。
殺害の様態においても、苦痛軽減義務はありません。
例えば日本は、ネズミは動物愛護管理法でも、狩猟法でも保護対象ではありません。
熱湯をかける、焼き殺すなどしてネットで動画を公開するのは道徳に反しますが、法律で罰することはできません。
私は、ネズミであっても、そのような扱いをすることは道徳には反すると思います。
問題の署名サイトは、私が立ち上げたものではありません。
しかしいくつものFBで私(さんかくたまご)の専用ウォールが立ち、この署名サイトを立ち上げたのはさんかくたまごであり、さんかくたまごは猫虐殺常習者で逮捕歴があると拡散されています。
また過去には、山口県の犬毒殺グループのボスともFBで拡散されています。
いずれも事実無根です。
これも異常という気がします。
猫を虐待した税理士の行為は、私は一切肯定していません。
しかし「同じ目に遭わせろ」「死刑にしろ」や、無関係な家族にまで人権侵害が及ぶ様は、異常と思います。
またドイツをはじめとする合法的な無主物である野良猫駆除の残酷さ、それ以上のオーストラリアとニュージーランドの野良猫根絶の苛烈さを思えば、無主物の野良猫の殺害(の様態は非難されて当然ですが)で極刑にしろというのは、先に述べた通り、量刑の国際的な均衡という点からは常道をいっしていると私は思います。
ドイツでは、飼い犬ですら、高層階から投げ落として殺害したり、木に吊るして殺害した事件でも、罰金数万円~数十万円ですので。
その点では、」松田様とは意見を異にするかもしれません。
例えば幼い子供を犬に噛み殺されても、日本では飼い犬を強制的に殺処分できませんし、飼い主は最高でも懲役5年までの処罰です(海外では多くの国で殺人罪が適用され、イギリスでは自分の子供を飼い犬に殺害された母親の懲役14年の判決があります)。
「飼い主は死刑にしろ」という意見もあるでしょう。
万引きで経営危機に陥っている商店主は、「万引き犯を死刑にしろ」と思う人もいるでしょう。
しかし量刑の均衡という点では、重過失致死罪も万引き犯も死刑にはできません。
私の意見はそういうことです。
また日本は、言論の自由が保障された国です。
投稿: さんかくたまご | 2017年9月24日 (日) 10時36分
2017-9-24まつだコメント返信
さんかくたまご様コメントありがとうございました
【猫を虐待した税理士の行為は、私は一切肯定していません。
しかし「同じ目に遭わせろ」「死刑にしろ」や、無関係な家族にまで人権侵害が及ぶ様は、異常と思います。】
この点では私もさんかくたまご様と同じ意見です
【問題の署名サイトは、私が立ち上げたものではありません。
しかしいくつものFBで私(さんかくたまご)の専用ウォールが立ち、この署名サイトを立ち上げたのはさんかくたまごであり、さんかくたまごは猫虐殺常習者で逮捕歴があると拡散されています。
また過去には、山口県の犬毒殺グループのボスともFBで拡散されています。
いずれも事実無根です。
これも異常という気がします。】
このような ネット拡散があることは 残念を通リ越して社会人としての幼稚さの表れだと感じています
自らの意見を持たず 「良さそうな」と感じたものを 自分の中で「良いもの」に置き換えてしまうことがあるのでしょう
すべてとは言いませんが メディアも 事実でないことを 事実であるような錯覚を敢えて喚起するか 事実であっても 大衆受けを狙う表現で事実とは反対の印象つくりをすることで 「大衆の興味」をそそることをします
論理よりも感情で相手のイメージダウンを図る手法はメディアの一部でさえも使うことは 私も過去の週刊誌で経験しました
嫌いな奴は徹底的に貶めろという 「あいご」の活動の社会性のなさを表すものであり 日本の動物に関わる人々の自己抑制力が乏しいことの証明であると感じています
本日の読売系「そこまで言って委員会」では「報道」がテーマになっていました
東京では 核心を突くようなコメントは避ける傾向が強く 一般受けをすることを求められるようです
「一般受け」とは毒にも薬にもならないものであればよいということなのでしょう
「良薬口に苦し」では嫌われるのでしょうね
日本人の多くが望んでいるとは感じられず 報道関係者のスポンサー対策から「報道の良心」が棚上げされた結果であろうと感じます
取材力の低下にも批判がありました
【量刑の国際的な均衡】
については 国民性もあるでしょうが 殺害方法において残忍な行為は批判すべきであると思います
現役当時から どうせ殺すからにはどのようであっても同じということには認められないので「安楽死処置」(安楽殺処置)に拘りました
野生鳥獣であれば獣医師による 「安楽死処置」(安楽殺処置)は事実上無理ですから 死に至るまでに苦痛を感じさせない方法の選択を求めたいと思います
ハンターによる 有害鳥獣の「殺処分」についても へたな狩猟者に打ち損じで死にきれない動物は哀れと思いますし 自衛隊の狙撃班の出動が適切と意見を述べたことはあります
個人的にですが 政府の関係者とその点で肯き合ったこともありました
ご指摘の「チェンジオルグ」は意見を述べる場であるのでしょうが 趣旨を述べることにおいても 誤解を招くことは避けて頂きたいと個人として思います
意見ですから 述べることで 社会に考え方の違いがあることを訴えることは良いことであると思います
投稿: | 2017年9月24日 (日) 16時46分