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2017年8月 1日 (火)

2017-8-1ダニ感染症の野良猫による対人咬傷死亡事例

さんかくたまご様が ダニ感染症の野良猫による対人咬傷死亡事例について詳細を述べておられます

http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1001.html

私も関心を持ち 丁度この報道を取り上げなければと思っていたところでした

      

近年の日本における「地域ねこ」と格付けした浮浪ねこの問題は 「かわいそう」「可愛い」に行政機関が押し切られた感があります

      

大阪市で新たに 以下のような施策が公開されました

大阪市犬猫の理由なき殺処分ゼロ

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000405616.html

「犬猫の理由なき殺処分ゼロ」に向けた取組みにかかるサマーキャンペーンのキックオフイベントを実施します

       

只今大阪市当局へメールで質問をさせて頂いています

一次回答がありましたが 尚継続して 特に「地域ねこ」についての問合中です

返信はまだ届いていませんが 届きましたらお知らせしたいと思います

       

行政機関とされての苦悩は解らなくもないですが 多くの地方自治体では 一部の声高に叫ぶ民意「動物あいご」に引きずられておられるように感じます

逆らわないことが 責められないこと

かと感じるほどに無気力な動物あいご行政と感じています

兵庫県叩きの件もありますから 無難なところで批判回避をされているようで情けないとも感じます

    

「殺処分」しなければ すべての動物が「幸」に生かされる保証があるのかと問いたくなります 

多くの行政機関が実施されている 不適正多頭数飼育を強いる民間頼りか 地下への幽閉かと言う残酷さに 良心の呵責はないのか 偽善によく耐えられるものだとさえ感じるこの頃です

     

挙句にこのような 感染症例が出たことは 改めて「地域ねこ」等の浮浪動物対策の現状を問い直す時期であると提言させていただきます

「哀れ」ということの意味は何か? 

「殺処分」さえしなければ「TOKYOZEROキャンペーン」の主張のようなみんなハッピー となるのか?

「見えないこと」は「ないもの」と解釈するのか?

     

人と動物の共生とは 相互に

「理」=物事の筋道 と

「利」=都合の良いこと 役に立つこと(S,Ma-広辞苑から)があってこそ共存共栄となるのではないでしょうか?

理性も知識も乏しくひたすら「かわいそう」「可愛い」に尽きているのが 現状の動物あいごと感じています

振り返って より安全で ともに幸が感じられる より良き共生を考える時期ではないですか?

 

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コメント

私のブログ記事をご紹介ありがとうございました。
この記事は連載で、しばらく続けます。
野良猫が重大な感染症を人に感染させる危険性は、アメリカの連邦政府機関が早くから指摘しています。
しかし自治体レベルでは、いわゆる「愛誤」の圧力により、TNRマネジメントを認めて制度化しているところがあります。
アメリカでは自治体はより住民との距離が近いですから、連邦や州とは方針が異なるのだと思います(アメリカでは州でTNRを制度化しているところは今のところありません)。
カリフォルニア州では、TNR猫(についたノミ)が原因で、発疹チフスが流行しました。
関係自治体は例外なく野良猫の給餌とTNRを禁止しました。
日本では、なぜかTNRの失敗例は報道しません。
偏向があると感じます。

2017-8-2 まつだコメント返信
さんかくたまご様コメントありがとうございました
        
私がまだ現役の頃 阪神・淡路大震災以前ですが 西宮香櫨園浜のテトラポット周辺で トラックで運び出されるほどの猫の死体が見つかりました
当時 関東から来ていた団体が 子猫にも不妊手術をして「放して」いましたから 当然の結果ともいえるでしょう
TNRは人社会の都合のために考えられた対策であって 犬猫にとっては迷惑以外にはないでしょう
だから 申し訳ないという思いを込めて 不妊手術後には 謝罪の気持ちを込めて 生涯を「幸」に過ごさせてやることが人道的な行為であると信じています
不妊手術はしてやったのではなく させていただいたから 申し訳ない
と言う気持ちが大切だと思っています

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