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2017年6月 2日 (金)

2017-5-31 不妊手術 要不要論について

 災害時対策として配慮すれば 不妊手術は必要です
 
個人が屋内飼育に徹しておられても 災害は何時どの程度に起こるかを考えると 倒壊等で逸走すれば 動物個体として 子連れとなることの苦労と 繁殖による 人社会に対する損失も配慮されることが 動物に関わる者の 良識であると言いきります 
 
阪神・淡路大震災後の 仮設集合住宅での異常繁殖を経験しました
 
不妊手術は自由な選択ではあるでしょうが 発情期の動物に対する思いやりと 過繁殖問題として 社会的責任感が優先されるならば しなければならないことだと申し上げます
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M.Tかの京子アルシャー氏ですが「ドイツのティアハイムでは不妊去勢なしで譲渡している」と吹聴しているようです。しかしティアハイムベルリンのHPj販売犬リストを見れば、かなりの割合で不妊去勢済みです。
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2017-6-1
まつだコメント返信

M.T様コメントありがとうございました
 
京子アルシャー氏は何を目標として自説を流布されているのか 解せません
 
本当に謎めいたお方です
 
動物福祉を目途とされているとは感じられず 不妊手術不要論の自説が正しいと信じているのか 意固地なのか?
日本の動物愛護の人々を軽視か蔑視されているのか?
今も PWJでの動物専門教育の校長であれば 何をどのような価値観で教えておられるか聞いてみたいですね

 

2017-6-1
2017-5-31
 不妊手術 要不要論について 補足Ⅱ
 
一度 捕獲箱で恐怖体験をした動物たち 特に

 

猫はrelease後に要保護状況となった場合に 再度 捕獲箱で収容することは困難な場合が多く 見過ごさざるを得なくなることがあります
 
健康な動物に不妊手術をすることはほとんどの場合は人間の都合です
 
「不妊手術」をしてやったのではなく させてもらったという認識が大切だと思います
 
術後は 人の都合で不妊手術を実施したので 終生「幸」に過ごせるように腐心することは当然でなければならないはずです
 
人間にとっては 性行為は個人感覚で異なりますが 動物にとっての性行為は「子孫を残す」生きる目的です
 
自然に反するとされて「不妊手術」に反対されることは間違いではないと思います
 
しかし 過繁殖による動物の不幸はあふれています
 
現状を考慮すれば 「不妊手術」に救いを求めることは致し方のないことです
 
 
 
「不妊手術」してやった感覚が罷り通る今日ですが 本来は 人間の都合でしていることを忘れてはならないでしょう

災害被災地で繁殖することを避けるためには 「不妊手術」は必要です
災害被災地では飼料も水さえもないことを再認識しなければならないでしょう
 
個人飼主の1匹が 不妊手術未施術のために出産したとして 一度の出産で 56匹とします
5
6匹なら何とかできない頭数でないでしようが PWJについてお考えいただきたいことは 
過剰といえるような多頭数飼育の状況で 被災されたと想定しますと 100匹が短期間に出産すれば
たちまち 500600匹の世話を迫られることになりかねません
多頭数飼育状況で「不妊手術」は「選択」できる範囲ではないと提言させて頂きます

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