2017-2-10 「ノーキル」は本当に動物を幸せにできるのか?
ペットショップにあふれる犬猫と 行政機関の保管犬猫
調べたいことがあって 検索しているうちに 業者のHPを次々とみることになりました
嘗ては 密輸の犯罪に加担した業者も今や大規模動物販売業者としてご繁盛の様子にやるせない思いで見ていました
どの業者さんも それぞれに 対人なり 対動物あいご活動なりに支援活動もしておられて ありがたいことなのでしょうが それゆえに言いたいことが言えなくなるのか?
今は支援を頂く立場にはないので業者さんとは無関係とは言え 動物福祉を向上させたいと願う一社会人としては複雑な心境です
多くの業者さんの保管頭数が1000の単位
「ノーキル」「殺処分ゼロ」「ペットショップの生体販売禁止」「8週令規制」
彼らは嗤っているように思えますね
「趣味」で叫んでいるくらいの受け止め方なのかなと感じさせられます
実は私も その点では あまりにも主張が浮ついているので それに近い受け止め感覚ではあります
ある行政機関の高齢犬が 民間団体からの「殺処分」してはならないとの きつい「お達し」で 行政機関の施設で終生飼養されそうだと その様子を知ったために民間人の方が案じておられました
本来の行政機関としての業務は 「殺処分」を回避できないはずですが 「殺処分」させないことを示唆する民間の団体があるとすれば どのような権限でされているのか?
行政機関も議員諸氏の意向が「ノーキル」に偏れば しっかりとした行政機関本来の主張も
し難くなるのであろうと拝察しますが そのような申し入れをされる団体があるとはずいぶんと傲慢なのだと 怒りに似た気持ちで聞かせていただきました
その高齢犬がどのような状況なのか 目視してないので踏み込めないのですが 行政機関「ノーキル」は本当に 行政機関として正しい決定なのか 動物福祉に関心を持つ納税者の一人としては大いに疑問があります
民間に譲渡待機動物がいないのに 行政機関が収容動物を「殺処分」されるのであれば 私でも苦情を申し立てます
暴走と感じる民間の活動にどこかで歯止めがかからなければ 「動物福祉」が「殺処分」されると危惧します
私なら その高齢犬が譲渡される先があるなら 民間シェルターで譲渡待機している 犬をⅠ匹助けてやりたいと思います
行政機関の犬猫は健康で 譲渡に適していれば 適正譲渡をされると良いでしょうが 民間のシェルターに 犬も猫もあふれている状況なのに 譲渡先の奪い合いに入り込むことはないと思います
動物シェルターの表記と現実
と 民間シェルターについて 「2016-10-25 調査の感想」をUPしました
当時は主たる職員が3月頃には退任されるので已む無く?閉鎖に追い込まれるであろうと聞いていましたが 当の主たる職員が退職を思いとどまり継続されることになった様子
そして 更に動物の収容頭数が増えているとのこと
これが日本の現実なのですね
動物シェルターの表記と現実
2016-10-25 調査の感想
一部再掲いたします
託される側にも 実力を認識できないままに 動物愛護の社会から過大に評価される結果過信する自己満足活動が いかに動物たちに犠牲を強いているのか振り返る余裕さえなくしてしまうのでしょう
寄付をされることが 思わぬ負担を強いることもありうるという矛盾に気が付いていただきたい
寄付をされる皆様
どうか 寄付が適正に生かされる状況であることを確認してくださいますように 重ねてお願いいたします
「動物の幸せ」
何を基準にするのか?
動物愛好家と自認される皆様の「良心」に問いただしていただきたいと願います
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コメント
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愛好家や愛護団体の言う事に、少なくとも法律上の理はありません。
つまり、理がないから傲慢に言うしかないのです。もちろん、それは社会に認められるはずもない、奇天烈な主張内容および態度ですが、それを許したのは行政に他なりません。
行政は、動物による被害者の相談や苦情に、今どう接しているでしょうか。極めて傲慢な上に嘘ばかり吐いています。それは何故でしょうか?もう、お分かりですね。理がないからです。
投稿: 福岡猫被害救済委員会 三瀬 | 2017年2月14日 (火) 09時44分
コメントありがとうございました
何時も理性的にお考えを表明していただきますことに 感謝いたします
理性よりも 感情が優先される「動物あいご」の社会が 誤認情報に踊らされていることにも 原因があると感じます
誤認情報を流す低俗な輩が 時代の寵児のようにあがめられる現実にも 情けなく思いますが 著名人の有利な立場に対して 勝つことはなかなか困難なことです
無駄を重ねて 一歩前進があればいいかと言うのが現実ですが その一歩も難しいことでもあります
今後共に 率直なご意見を頂き 社会福祉の向上にご尽力を賜りますようお願い申し上げます
投稿: | 2017年2月15日 (水) 00時03分