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2017年1月13日 (金)

2017/1/13 報道と動物福祉について考える


ピースウィンズ ・ジャパン- http://peace-wanko.jp/ 
 
で検索しましたが 私の見た範囲で 京子・アルシャーさんが校長をお勤めになると広報されていた学校に関する記事は見つけられませんでした
何方かご存知でしょうか?

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2017/1/12 22:0023:00 BS日テレ BS4ch 深層NEWS

  

滝川・クリステルさんの殺処分ゼロ」を目指すご活動が広報されていました
今回の報道で目立ったことは ドイツ ティアハイム ヨーロッパ礼賛が皆無でした
さんかくたまご様等の誤認情報のご指摘が 効果を表してきているのではないかと感じました
 
滝川・クリステルさんのご活動はいいことをくさんしておられることは確かです
しかし 「殺処分ゼロ」のために 行政機関から民間委託されることを奨励される姿勢はうなずけません
神奈川県動物保護センター 所長 橋爪廣美さんもスタジオに来ておられましたが 民間依存について呵責はないご様子でした
日時の表示はないものの 画像にあった施設内の様子では センター収容の犬の頭数が 多いと感じました

 

民間委託をすることで 神奈川県動物保護センターは 適正な収容頭数の維持が可能になったとのこと
ならば 民間施設の収容頭数の現状はいかがなのでしょうか?

行政機関とされては 無責任発言とも受け取れる言葉です
 

譲渡会の様子は広報されていましたが 収容されている 施設については何も触れられていなかった

 

テロップで視聴者からのコメントが出ていました

民間委託は民間人の犠牲によるものであると

 

委託譲渡先の 民間施設内の現状も取材されて 適正委託であることを広報していただきたかったですね
 
動物についての報道が このように連日となる現状 度重なるほどに国民の関心が高まっていることは良いことですが 「殺処分ゼロ」に酔いしれることで 危うさも感じます

 

貧困児童についても同様な 連日の報道がなぜ実現しないのか?
報道機関にも 視聴率優先が第一なのでしょうか?
動物を取り上げていれば間違いない?

 

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動物福祉」カテゴリの記事

コメント

>滝川・クリステルさんの殺処分ゼロ」を目指すご活動が広報されていました
>今回の報道で目立ったことは ドイツ ティアハイム ヨーロッパ礼賛が皆無でした
>さんかくたまご様等の誤認情報のご指摘が 効果を表してきているのではないかと感じました

BS日テレ BS4ch 深層NEWSで、ドイツの「殺処分ゼロ」や「ティアハイムは非営利団体」等の誤情報が報道されなくてよかったです。
私は、当該国ドイツの資料に基づき、正確な情報提供に努めてきたつもりですが、それが功を奏したのであれば喜ばしく思います。
しかし今度はドイツ以外の国で、「殺処分ゼロ」「非営利のアニマルシェルター」「ペットショップはない」などの嘘情報をマスメディアがこぞってしています。

例えば最近の例では、ABC朝日放送の「ワンだらんど」のスイスに関する報道です。
おもな内容は、
1、スイスは殺処分ゼロ、
2、ティアハイムが余剰ペットをすべて引き取る
3、スイスのブリーダーは大変難しい国家資格が必要
などです。

真実は、
1、スイスでは、咬傷事故を起こした犬、飼育禁止の犬、通関時に権益不備の動物は法律で殺処分しなければならないと定めており、公的殺処分の統計もあります。
また、猫は通年狩猟駆除対象で年間1万匹が殺されています(これは人口比で日本の公的殺処分の23倍)。
2、スイスの全ティアハイムの、例えば犬の年間引受数は2630頭に過ぎません。スイスで年間に取得される犬の数は5万4000程度であり、この数値では、ティアハイムが余剰動物をすべて吸収できません。ティアハイムから譲渡される犬などの数は、統計上無視できる数です。
3、スイスのブリーダーは、州の認可です。また一定数を超えなければ全く法的規制は受けません(犬3回、猫5回の繁殖回数)。従って、営利ブリーダーであれば規模をとわず、動物取扱業の届出が必要な日本の方がブリーダーの規制は厳しいと言えます。

さて、BS日テレ BS4ch 深層NEWSを私は見ていません。
滝川クリステル氏は、イギリスに関してはどのように述べていましたか。
イ、イギリスにはペットショップがない
ロ、イギリスでは犬を入手する際は、ブリーダーから面接を受けるか、保護施設でしか入手できない
ということでしょうか。
イ、ロ、に関して教えていただければありがたいです。
ブログの記事にしますし、BPOやTV局に抗議しますので。

イ、ですが、イギリスには大規模犬猫販売に特化した整体展示販売ペットショップがあります。複数の店が「5週齡の子犬を売っている」と指摘されています。
ロ、イギリスのアニマルシェルターが1年間に譲渡した犬の数は約6万頭であり、年間の犬の取得数が75万頭程度のイギリスでは、8%程度にしかなりません。この割合は、日本の、保健所+保護施設、からの譲渡の方が、割合が高いのです。

2017-1-15まつだコメント返信

さんかくたまご様いつも的確な情報のご提供を頂きありがとうございます

2017/1/12 22:00~23:00 BS日テレ BS4ch 深層NEWSについてのご質問について
当日の滝川・クリステルさんは英国を例に出していましたが
「英国では衝動買いをさせないためもあって生体展示販売はない」
入手希望者は繁殖家へ直接交渉するか主にシェルターから入所すると
    
最期の締めで どうすれば「殺処分ゼロ」に近づくか?
に対して 
意識改革が必要だが 法規制の強化といっていました
法規制は必要ですが 何よりも 適切な情報の入手と 終生飼育の定義にも再検討が必要でしょう
人の能力は千差万別で飼育開始時に万全に近い状況であっても 人の生涯には予測不能な出来事に遭遇するものです
業者にしても 善意喪失と感じられる業者も開業基準では「公平」でよいのか?
詐欺罪や 動物虐待歴があれば開業禁止ができるようでなければ 法規制効果が期待できるのか疑問です
   
行政獣医師についての思い遣り発言にもいささか疑問を感じます
行政獣医師になられてから 初めて行政機関で「殺処分」の事実が判明したものではなく 行政獣医師に就職されるということは そのような職場であることが覚悟のうえでなければ 甘えであると感じます
「殺処分ゼロ」にならない行政機関の問題点を問われて 滝川・クリステルさんの答えは「熊本」でした
熊本で 所長が「殺処分」をさせないと決められたことから始まったと説明されていましたが その結果に動物にネグレクトとして 不適正飼育管理が強いられたことも事実です
熊本に習えが民間丸投げを生んだともいえると感じます
   
いいことと 問題点は並行して広報されなければ 一般的な市民に正確な情報が伝わりません
     
滝川・クリステルさんの活動方針の主な点で フォスターファミリーを募り 啓発されているそうです
私は個人的に特に開眼前子猫の救命には反対です
猫はあふれていますから 成猫の譲渡先を拡大するためにも 絶対数の管理が大切だと感じます
いかにすれば成猫の救命率を上げられるかを 関係者 活動家自らも視点を変えてみる必要があるでしょう
開眼前子猫の「安楽死処置」(安楽殺処置)は猫の不安感も少なく 薬剤費負担も成猫に比較をすれば 少なくなるでしょう
  
救うことの意味は解釈で変わります
ネグレクトであっても 生かしてやっていることが良いのか?
咬傷事故履歴の犬や 不妊手術未実施や 多頭数飼育者への譲渡であっても譲渡は良いことなのか?
災害時対策としての視点でも再検討が必要です
  
動物共生高齢者施設での 動物共生についても 基本知識がない施設管理者がどんどん手出しをされることも 新たな不安を生じさせます
抵抗力が低下してゆく高齢者にとって 衛生管理は一般以上に厳しくなければならないと思います

>滝川・クリステルさんは英国を例に出していましたが
>「英国では衝動買いをさせないためもあって生体展示販売はない」
>入手希望者は繁殖家へ直接交渉するか主にシェルター

ありがとうございます。
私は本番組を見ておりません。
番組の内容を確認していないのにBPOへの申し立てや、ブログで批判記事を書くことができませんから。
真実は既に申し上げたとおり、イギリスでは法律で犬猫をペットショップで販売して良い種と明記しており、ショーケース売(ケージ)の基準も明記しております。
さらに、イギリスでは、ペットショップとインターネット(ほとんどが非対面販売)による犬の取得割合が47%(全英ケネルクラブ調べ)です。
日本のペットショップ販売が30%台(日本はインターネット販売は全面禁止)でることを思えば、イギリスの方がはるかに「衝動買い」を誘発する販売方法が多いです。
この点についてはしばらくブログ記事で連載します。


>法規制は必要ですが 何よりも 適切な情報の入手と 終生飼育の定義にも再検討が必要でしょう

おっしゃる通りです。
外国の法律に関して大嘘を言い切る人に、このような発言をする資格はないでしょう。
笑止千万です。


>行政獣医師になられてから 初めて行政機関で「殺処分」の事実が判明したものではなく 行政獣医>師に就職されるということは そのような職場であることが覚悟のうえでなければ 甘えであると感じ
>ます

同感です。
熊本市の名物殺処分ゼロ獣医師は相変わらず、「ドイツは殺処分ゼロ」と言いふらしています。


>私は個人的に特に開眼前子猫の救命には反対です

同感です。
例えばドイツのティアハイムでは、開眼どころか離乳前の犬猫は致死処分一択です。
犬が完全に離乳するには8週齡ほどかかります。
授乳や排泄などは人手がかかります。
そのようなことに多くの人でをかけるということは、限られたリソースの無駄使いという認識でしょう。


>咬傷事故履歴の犬や 不妊手術未実施や 多頭数飼育者への譲渡であっても譲渡は良いことなの
>か?

それも同感です。
よく、ドイツの動物保護連盟のティアハイム指針を引用する日本人愛護家がいます。
これを「法律」と誤認している方も多い、というか法律のように強制力がある公的なものとわざと誤認させるメディアもあります。
一民間団体の理念に過ぎません。
日本では、この中での、「ティアハイムに収容した動物の安楽死は傷病の苦痛を取り除く目的」しか紹介されていません。
そのほか、「問題行動があるもの(高齢によるボケ、攻撃性など)」、「緊急を要する場合(どうしても収容スペースが足りない、感染症、犬などが暴れているなど多くのケースで解釈ができます)」も安楽死処置が認められるとしています。
日本はまさにノーキルカルトです。
ドイツは、動物を致死処分することに対しては大変合理的で冷徹です。
日本人は180度勘違いしています。


ニュース深層の情報提供ありがとうございました。


投稿: さんかくたまご | 2017年1月16日 (月) 09時07分
2017-1-16まつだコメント返信
【日本はまさにノーキルカルトです。
ドイツは、動物を致死処分することに対しては大変合理的で冷徹です。
日本人は180度勘違いしています。】
元凶は熊本ですね
行政機関職員の心を大切にしたあまりに 動物の心は虐げることになった
それを愛護団体が表彰までしたのでは誤解も招きます
しかし 「ティアハイム」は聞かなくなりましたね
彼らもそれなりに意識してきたのでしょう
これ以上の誤認情報の垂れ流しは 損となっても徳にはならないと
動物福祉よりも打算の人々です

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