川村先生の記事に対する松田早苗のコメントに対してのご意見とマツダの感想です
2016-11-12
以下のコメントは 投稿者はイニシャル表記にさせていただいていますが 川村先生の記事に対する松田早苗のコメントに対して ご意見をいただいた方々です
|
||
殺処分はお金になるんですか? |
|
|
|||
|
||||
民間ボランティアに払い下げなど聞いた事がないです。兵庫は殺処分した遺体を払い下げしてますよね。松田さんの長年の御尽力で、殺処分率94%、96%? 猫は一昨年まで前頭処分。 |
|
|||
|
|||
人間も動物の一員なんですよ。人間に都合の良い社会にしようとして歪みがでていると思います。 法改正に動物を好まれない国民の意見に耳を傾けろとのことですが、その国民の方はどういう意見をお持ちなんでしょうか? |
N. N(別人) |
|||||||||||||||||||
11月12日 0:03 |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
|
|
|
|||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||
まとめると、ドンドン殺せ、で合ってますか? |
|
2016-11-12
Y.K様 N. N様 N. N様 R. H様
コメント拝読させていただきました
川村先生の所へ寄せられたコメントを見ますと 日本の動物愛護の問題点が浮かび上がると感じます
気に入らない意見は 嫌悪感丸出しで侮蔑して悦に入る
動物を好まない他の人と共有社会であることは「動物嫌いな奴らが悪い」で片付けられるのでしょう
これらの人々は「安楽死処置」(安楽殺処置)と苦痛を耐えさせて生かすことの意味のちがいは考えたくもないのでしょう
川村先生のところでコメントを書いた時からこれらの反発は予期していましたから驚きませんが 何もしないのに文句だけ言うなということには「知らないことは知識がないこと しかたがありませんね」としか言えませんし 「さんざん殺してきた」ということにも 時代の背景に思いをはせることもできない 過去は知らないが今しか知らなくてよい
今の価値観で過去も想像で判断をする 事実を知らないままに偏った考えしかできない現代の若い人々をなさけなく ある種の危険性を感じます
思考の基本は 過去 現在 未来をいかに可能な限りの努力をして真実を知り判断をして 自分の生き方考え方を持つのかということですが それらをを怠る人々には 怖いものを感じます
動物のことのみならず 今後の日本の将来 防衛 社会保障の問題にも同様の問題点があります
「平和主義」を叫んでいれば 世界平和が実現できるのであれば 地球で戦争はなくなっているはずです
「殺処分ゼロ」「ノーキル」を叫ばれて久のですから もう達成されてもいいバズです
「よさそうなこと」で 深く思考することを怠ることは 日本の将来に影響を与えるでしょう
米国で自国の利益のみに偏った思考が鮮明になりましたように 似た現象が昨今の動物に対する価値観かと感じています
規模は小さく些細なことのようですが 今この国では動物が好きか嫌いか 生死のみにこだわるのか 幸不幸にも思いやるのか 自分の好みで動物福祉は棚上げにされる傾向が見られます
赤裸々に目先だけに 人の好き嫌いで動物に接しようとする人々が声高に叫び あたかもやさしさの表し方のように思う人々 自分以外の他人や動物を真に思いやることの意味を取り違えて 動物の福祉の向上とは逆走していることに気が付いていないと残念に思っています
団体の批判をしたことが 悪意であるかのように感じている人々には残念であると言いたいし 真実を知ることを恐れているのだと感じます
私はよほどのことがなければ特定の固有名詞は使いませんが これらの「動物大好き」の人々は たやすく 自分の好みに合わない個人を嘲笑し攻撃をされています
それぞれの団体で努力されていることも否定はしないし 賢明な活動をされているところもあります
私が褒めることが団体の支持にはならず 意に反して攻撃の対象となることを危惧しますから あえて褒めることはしていません
動物の福祉は 努力したから哀れな末路であっても仕方がないということは間違っています
動物の福祉はいかに個々の動物を幸せに近づけてやれるかを問うものであり 「虐待」「ネグレクト」を回避し 幸にしてやれた結果を出すことが求められます
私が指摘している不適正飼育管理は 心ならずではあるのでしょうが 運営知識や資金不足を「仕方がない」とされたままに 飼育管理動物を粗末に扱い 携わる人々が「一所懸命」であることのみに価値観を持とうとされることが間違いだと指摘しているのです
意見が違う相手に対して 「どんどん殺したいか」とか 「殺したりないのか」等の曲解や憎しみのみで侮蔑をすれば「動物福祉」が向上するものではありません
余剰動物についての 現実的な対策を示されるとか 不適正多頭数飼育をどうすればなくすことができるのかを考えていただきたいのです
携わる人々の お一人々が「動物の福祉」とは何かを考えていただきたいのです
------------------------------------------------------------
川村先生
長いコメントでご迷惑とは存じますが 此処で提示させていただくことをお許しください 松田早苗
------------------------------------------------------------
川村先生のご意見を天才させていただきます
川村 幸治
12時間前 ·
私のコメント欄を見ていると、殺処分に寛容な人に対する言葉はきつい。
でも、私は臨床獣医師として安楽死も引き受けている。
先日も痴呆で見るに忍びなくなった飼い主さんの依頼を受けて、往診で行いました。
また、愛護がらみでは以下のような経験もしています。
http://www.vets.ne.jp/faq/pc/love003.html
動物を飼うことは喜びです。
でも、いいことばかりではなく、いろんなことがある。
獣医さんの中には、安楽死をされない先生もいらっしゃいます。
しかし、私はお話を伺って、行っています。
もし、殺処分が絶対悪であるのなら、私も絶対の悪人でしょう。
この社会、そんな悪人も必要なのかなと私は考えています。
------------------------------------------------------------
http://www.vets.ne.jp/faq/pc/love003.html
動物病院を開業して日も浅い頃でした。
馴染みの地域動物愛護家が相談にこられました。
市営住宅でイヌネコ共に二十数頭ずつ飼育されている方が病気になった。
民生委員の尽力で市立病院に入院することになったのだが、動物をおいては入院しないといって周囲を困らせている。
何とかしてくれないかとの相談でした。
私が会うと、飼い主さんは全部安楽死してくれと言われました。
用意を調え、現場に行ってみると家の周囲には多数の人がいて、私に「殺すこと無いじゃないか」とか「保健所に頼むべきだ」とか口々に問いかける。
私は一切問いかけに答えることなく家の中に入り、飼い主さんの希望通りすべての動物を安楽死し、間に入られた方たちが一匹ずつ丁寧に包みました。
作業を終えた時、その飼い主さんは布団の中から私の手を握り、「ありがとう」と言ってくれました。
その二日後その方は病院で亡くなられたそうです。
一週間くらい経った頃、間に立たれた方がみんなで集めたお金ですと5,000円持ってこられました。
当時犬の2種混合ワクチンの接種料金がそのくらいの価格で、正直手間賃どころか薬代にもなりませんでしたが、ありがたく頂戴しました。
今にして思うと、私のしたことが良かったのかは結論が出ませんが、その飼い主さんは立派だったと私は考えています。
自分がかわいがっていた犬や猫を、自分の息のある間に自分で責任を全うした。
私もなるべく人に迷惑をかけることなく、生涯を終えたいと考えています。
ムクムク 獣医師広報板 www.vets.ne.jp 意見交換掲示板 2007/04/23 (転載自由・改変不可)
------------------------------------------------------------
« 2016-11-10 引き取り業者 | トップページ | 2016-11-13 コメントのあり方 »
「動物福祉」カテゴリの記事
- 2014-7-12猫迷惑は作られるもの---過去録から(2023.07.14)
- 大阪万博でペットの同行を認める大阪市の愚策(2023.02.24)
- 2023-2-9in Megumi Takeda様情報 犬肉の食用関連(2023.02.11)
- 2022-9-6Megumi Takeda様情報咬傷事故犬の再譲渡による問題(2022.09.22)
- このポスターを見てどう思いますか? シェアから(2022.08.31)
コメント