« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

2016年11月

2016年11月24日 (木)

2016-11-24毛皮と一般的な認識

折あってバス紅葉見物ツアーに参加してまいりました
 
ほとんどのツアーには単独参加しています
 
幸運にも 相席のお方はとても好感を持てるお方に恵まれています
21/
月 滋賀県方面へ出かけましたが あいにくの曇天と紅葉が地味で期待と少しずれてしまいましたがおいしいお昼を頂いて お土産をたくさん買い込んで それなりに楽しい一日を過ごしました
 
 
 
同じバスの乗客の中に ウサギの毛を加工したと思える テニスボールくらいの毛玉を連にしたアクセサリー的なファーを首にかけておられる方がおられました
 
「それは動物の死骸ですよ」とは言えず毛皮のお話もできませんでした
 
せっかく楽しい思い出を作るために来られたであろうお方に 一日不快な気持ちで過ごされることはできません
 

 
一般的には毛皮はさしたる罪悪感なしに使われています
 
人工皮革に置き換えられているデザインも増えていますから 一見すると区別がつかないこともあります
 
不特定多数の人々に「毛皮は動物の死骸です」と言えても 目の前にいる方に対していうことは憚られます
 
一部の動物商にしても 毛皮製作業の人々にしても それで生計を立てておられて 動物を残忍に犠牲にする仕事はやめなさいと言うは易し 現実的には職業選択の自由にも触れることでしょうから「はいご尤も」とは行きません


 
ノーファーデモに参加された方で 毛皮販売店舗の中に踏み入って商品を取り上げて直談判されることがあると 店員の方が嘆いていました
 
どちらのお気持ちもわからなくはないのですが 店員は「生計のための仕事」として勤めておられるだけで 毛皮の生産過程とか全く関心はなさそうでした
 
唯々無作法になじられた嫌悪感だけがのこり 毛皮は止めましょうとは思われないで感情的に「変な人々」という印象が残ったようでした
 
 
 
価値観の持ち方は 難しいものです
 
どんなに優し人でも 蟻一匹踏まずに歩くことはできませんし 蚊も殺さないということは マラリアになっても仕方がないからあきらめて死になさいということでもあります
 
 
 
「そんな極端なことを言っているのではない」 「犬と猫がかわいそう」と言っているのだと言われるでしょう
 
 
 
ネズミを「地域ネズミ」とすることは可能でしょうか?
ネズミ族もかわいがる人には犬猫と変わらない愛情を持たれています
 
動物を愛する人とは心が通じるが「安楽死処置」(安楽殺処置)を語るまつだとは話したくもないとコメントされている方がおられて 私は動物を愛する人には算定されていないようでした
 
「犬と猫」が特別であることは家庭共生動物としての歴史が古いことでもありますから 私にはわかりますが エゴに陥ることも多いと思います
 
 
 
鳩もカラスも増えすぎて「地域カラス」とはしません
 
野生動物だから違うと言われるでしょうね
 
許可を得て捕獲排除することには異議なしがほとんどではないですか?
ネズミを拾ったから「遺失物」として警察か行政機関で保管し続けますか?
  
 
好きか嫌いかは個人の感情であり 価値観は人それぞれであることを忘れてはならないと思います
 
法律で守るのはすべての動物であり「犬と猫」だけではないことを再認識することも必要ではないですか?
 
 
それらを心得て 毛皮のために残忍に扱われる動物たちに救いが必要だと思います
 
虐待される動物を保護するためには 虐待をされないように防衛することも大切だと思います
 
見えないところ 見えない時間からいかにして守れるのか?
 
 
お断りしておきますが 私は衣類として毛皮は持ち合わせておりませんが靴等の牛皮革製品は使っております

2016-11-23子供の貧困は国家の重大問題です


 
今夜 池上彰氏による日本の現在を多方面から解説しておられました
 
 
 
中国の卓越した先見性には 「スコイ」と感じるところはあるが さすがと敬服することしきりです
 
一党独裁国家としての利点「即断即決」が今の時点で補助を望む途上国へ 融資が即対応できるところが受益国に喜ばれているからだとのこと
 
その結果 莫大な投資は 中国に関心が集まり 支援した国での経済基盤が確固たるものとなっていくようです 損はしない 大したものです
 
 
 
民主国としては採決に時間をとられることは「民主主義」の基本であり 決定までに時間を要することは致し方のないことですが 何もかもが中国の思う壺となるようで恐ろしさを感じます
 
 

国内問題に於ても 子供の貧困による教育の偏向は国の将来に悪影響となることは大問題ですが 政治家諸氏は何を考えておられるのか?
「ノーキル」議員団がやさしさの代名詞のごとく表明されますが なぜ「子供の貧困ゼロ議員団」ができないのでしょうか?
票にならないからでしょうか?
動物愛護の国民にすり寄れば票になるが 貧困家庭相手では票にならないからかと勘ぐりたくなります
 
 
 
東京ゼロキャンペーン(TZC)の著名人の方々も同じく 動物に対してさほどの愛を傾注できるのであれば
 
TZC」は子供のためにされることが本来ではないかと感じます
 
 
 
小池知事も「殺処分ゼロ」のために尽力すると公言されていますが その前に「貧困児童ゼロ」に尽力しますと言っていただきたい
 
 
 
日本の将来を担う若い世代が 過酷な条件の教育ローンや 生活費を賄えない等 まともに教育が受けられなければ 貧困成人が増えて 将来要保護国民のために多額の費用が必要になります
 
将来の貧困対策としての補助金に使うべき費用を現在の若者の教育費として充てることができるように配分されることが国家の将来には大切なことと感じます
 
その対策を講じることこそが議員とされての仕事ではありませんか?
動物を愛することは大切なことですが 国家としては「子供の貧困ゼロ」が第一目標でなければならないと思うのです
 
まともな大人がいなくなれば まともな動物福祉も望めないでしょう
 
 
 
現状でなすべきことは 行政機関は本来の仕事 正当な引き取りと 妥当な「安楽死処置」(安楽殺処置)を責務とし 全ての譲渡対象動物は適正譲渡に徹することで 今後予想される多発するであろう大災害に備えることが必要だと提言します
 
 
 
米国の政治体制の変更と共に不安材料が増えています時に 日本中が大災害対策に直面し 多額の国家と地方自治体の予算を費やすことになりますから 国家存亡の危機と言えるのかもしれません
 
動物愛護は動物愛好家でカバーし 公費に頼らないことを考えなければならないと感じます   

 

2016年11月23日 (水)

福島県沖大震災

2016-11-22 福島県沖大震災 被害者の皆様にお見舞い申し上げます 実力の伴わない言葉だけのお見舞いで申し訳なく存じます ―――――――――――――――――――――――――――――― 日本中が地震活動期に入ったとみなされたようです M9クラスの地震の後の余震は繰り返し起こると言われていて 今回の地震も5年前の余震であるとのことですし 今後も繰り返し起こることが指摘されていました       災害に備えて 動物シェルターの管理を見直すこともしなければならないと感じます 特に大規模な動物保管施設は 災害時対策をどのようにとっておられるのか?  災害発生により逸走する動物達についての対策は取られているのか?  雌雄隔離保管に対する不安について 真剣に再考されることを提言いたします 地域への迷惑だけにとどまらず 動物たちにも繁殖による過酷な生き方を強要することになります      咬傷事故歴のある犬についても 動物たちも不安による興奮状態になることも予想されますから 逸走した場合の危険性は大きいと考えられます       地域の住民の方々がシェルターについての情報をどの程度に理解されているのか 管轄行政機関は責任ある広報をされなければならなと思います         日頃民間へ丸投げにされていることは シェルターに管理される動物たちの委託主としての責任があるでしょう

2016年11月18日 (金)


 
来年早々に運転免許更新となります
 
車を手放しましたので 免許の返納も考えたのですが 身の回りに緊急事態が起こり得る高齢者家族がいますので 次の更新まで持っていようかと考えていました
 
そして 客観的に認知度がどの程度なのか試してみようと思って 先日高齢者更新講習を受けてきました
 
女性は私Ⅰ人 男性が8人受講しました
 
男性の中には今この年の年号を「昭和」と思っていたというお方がおられて驚きました
 
記憶力テストではカードの絵を見て記憶するテストでは1枚だけ思い出せなかった他はすべて覚えていました
 
総合判定は記憶力 判断力共に心配いりませんと言う判定で正直ホッとしました
 
運転を始めた当初から 左足でブレーキ 右足でアクセルと慣らしてきたので両脚使いをしないと片足ではうまく操作ができないのですが 横に座られた指導員の先生が「器用に使いこなしていますね」と言ってくださったのですが 小回りを続けてするにはとても便利なので身についてしまっていました
 
しかし 次の3年後には81才となりますから返上しようとは考えています
 
 
 
高齢者更新講習で判定に問題があってもそれで免許取り消しとはならず 実際の運転中に違反か事故があった時に医師の診断書を提出するように求められるとのことでしたから 「この年の年号を「昭和」と思っていた」おじ()さんも免許は更新されるのです
 
生活のQOL維持のために車が必要である高齢者も多いとは思います
 
私の知人で90才を超えて運転現役ですが さすがに車体はこすれ傷がいっぱいでした
 
 
 
高齢者の重大事故が頻発していますが 高齢者の事故率よりも1020代の若者の事故件数も率も共に高齢者よりも高いとのことです
 
被害者のお方にはお気の毒以外言い表せませんが 事故の当事者もまた哀れです
 
高齢者となって刑務所に入ることはさぞ辛いことであるでしょうし 生きる自信を無くされるのではないかと思います
 
老老介護の方には残された方もお気の毒です
 
 
 
判断力のある時期に決意した者にだけでも 人に対して「安楽死処置」(安楽殺処置)を認めて頂きたいと念じます
 
私は緊急救護をしていただくに際しては一切の延命処置は行わないでくださいと記しています
78
才がもうすぐですから 十分に生かして頂きました
 
延命処置はもとより 痛みさえなければ他の治療的処置は何もいりませんと書き記しています
 
 
 
貧困の子供たちが増えていると聞きますと 私が使うべき治療費を子供や貧困で進学できない若者に使っていただきたいと思いますが そうもいかないのが社会の仕組みでもありますね
 
 
 
東京都知事が「殺処分ゼロ」のために尽力しますと言われますが 動物のために公費を投じることは私個人としては反対です
 
好きで飼主となったお方ばかりではない 犠牲的に引き受けたお方のことも十二分に知っています
 
自分自身が「止むを得ず」引き取って共生していた動物たちもいましたから 社会の仕組みの中で犠牲的に役割を担っておられる方々のことは解っていても 人として考えなければならない公的費用の使途としてはやはり困窮者である子供を救うことが優先されるべきだと思うのです 
 
 
 
飼主の責任の重さをもっと強く示すことか必要であり その点からも業者がローン付きで販売されることは間違っていると思います
RSPCA(
英国王立動物虐待防止協会)ほどの組織力を以て民間が動物福祉に尽力することが本来であろうと思います
 
そうなれば貧困者にも動物飼育の道は開けるでしょうから 動物を愛する者が動物に責任を持つと言う事は他力本願であってはならないと思います
 
 
 
半世紀に近い年月に戸建の家が1戸建てられるほどに私費を動物福祉のために投じてきましたが 後悔はしていないものの 気の毒な子供たちのことを思うと申し訳ないと感じることもあります
 
 
 
と書きますと 「心の虐待の達人」からまた何か言われそうですが 飼主責任について考えなければならない時期であると思いますので敢えて書き記します

 

2016年11月16日 (水)

2016-11-15 動物福祉 動物愛護 知識

 

安楽死は悪いことではない?924日(土)動物愛護講演

http://petokoto.com/iEEpkc

日本獣医生命科学大学 獣医学部の入交眞巳先生等が語っておられます

譲渡の留意点等参考にされると良いと思うことが記されています
------------------------------------------------------------

2016-11-15 22:00~22:30 NHKクローズアップ現代で「猫多頭崩壊」で 4人家族の個人家庭での飼育猫の自家近親交配繁殖例 80匹 とレポートされていました
 
多頭数飼育の典型例でもあるように 「可愛い」「大好き」が高じて 80匹までになったようです

更に最初の飼育の雄雌には「可愛そう」が不妊手術を受けさせなかった理由と そして子猫が生まれ あとは増えるに任せて 経済的にも不妊手術ができない 出費も嵩む 室内はゴミ屋敷状況 
と典型的な不適正多頭数飼育と化していった様子です
 
愛護団体等の協力があり 不妊手術を済ませて 地域ボランティアの訪問指導も受けられるようになってそのまま 80匹と暮らしてゆかれるようなレポートでした
 
雌雄で不妊手術なしに飼育することの将来像が考えられないことが信じられないと言えばそれまでです
判断力と決断力と想像力の欠如とも言えるのですが そのような多頭数飼育崩壊予備軍がこれからも後を絶たないのが 動物「可愛い」「大好き」だけで飼育を始めてしまう人々でしょう
 
譲渡基準が甘い団体や個人活動家もいることでしょうし 販売に際しての説明責任も果たしてどの程度に守られているのかは疑問です
業者がローンを組ませても売ることについて 次期の法改正で止めさせることは 8週令を盛り込む以上に 必要なことだと思います
経済的能力がしっかりとしていなければ すべてに影響してきます
蛇口を閉めろと良く言いますが 誰でもが欲すれば飼主となれる現状の「飼育の自由」と「飼育の権利」に「飼育者義務」が先行し上回ることが必要です
 
次期「法律第105号」改正へ動き出しているペット法塾等に全面的にお任せでは不安はぬぐえないところです
   「法律が変われば行政・警察は変わる」-2018年法改正・立法提言
気にかかるテーマです どのように行政機関を変えたいのか?
民間愛護団体と肩を並べて 譲渡のシェア争いをさせて 競合させることを望まれるのか?
丸投げで民間へ託すことを薦められるのか?
遺失物としての 動物保管体制についてのソフトよりもハード(保管施設等)の対策はどうするおつもりか?
どのような日本の動物福祉の将来像を描いておられるのか?
私はあいにく この日は予定があり参加はできませんが 下記ご参考までにご覧ください 
------------------------------------------------------------

 THEペット法塾、平成28年大阪動物交流会
    「法律が変われば行政・警察は変わる」-2018年法改正・立法提言
  ② 日時 20161119日(土)午後1:004:30
    場所 AP大阪淀屋橋3階Gルーム(地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋駅」徒歩3分)
  ③ 主催 THEペット法塾
  ④ 参加費 資料代1,000
  (テーマ)                  (敬称略)
  メッセージ(海外出張のため欠席)        藤野真紀子(元衆議院議員)
  1 兵庫県、即日殺処分の告発
  (1) 兵庫県動物行政の調査報告  岡田実千代(南あわじ市)
  (2) 従来のガス殺処分場の再開反対        同上
  (3) 兵庫県告発(即日殺処分)  植田勝博(弁)
  遺失物法、遺棄罪、器物損壊、狂犬病予防法、証拠隠滅、公務員の告発義務違反、兵庫県条例の解説
  2 京都猫給餌妨害事件
  (1) 後藤、警察、行政が一体として妨害をする   佐川久子、その他
  (2) 訴状、告訴状その他、生経通報(2016・警察庁) 植田勝博(弁)
  「野良猫餌やりと法制度」
  (3) 京都市動物行政の実態 給餌妨害被害者複数
  3 野良猫問題解決の行政のあり方(資料、他用欠席)高木優治(元行政)
  4 大阪市の成果と問題 荒井りか(中之島公園猫対策協議会)
  5 三重県の成果と問題             武藤安子(グリーンNet
  6 名古屋市の問題 山崎悦子(名古屋市)
  7 伊東市の問題 佐藤泰子(静岡犬猫ホットライン)
  8 千葉県野良猫給餌妨害
  9 全国の動物行政への取組        溝淵和人(Cat28
  10 動物虐待の問題とその規制の必要性(動物取扱業など) 坂本博之(弁)
  11 実験動物と動物福祉の必要 藤沢顕卯(Alive、資料のみ)・片岡利雄(弁)
  12 ペット業界の規制の必要
     外国法(イタリア)の「動物と共生」  鶴田真子美(ANJ
  外国法(イタリア)の「動物と共生」  鶴田真子美(ANJ
  13 産業動物(海外と日本の畜産動物福祉) 佐藤史子(アニマルライツセンター、資料のみ)
  14 「2018年動物愛護法改正の柱」の定立 THEペット法塾 植田勝博(弁)
     2018年動物愛護法改正のあり方       坂本博之(弁)
  15 参加者の発表 各地弁護士、参加者
  16 閉会
  別紙   植田、H28.11.19動物交流会レジュメ
  * 遺失動物:
  ① 行政の保護動物は捨てられたことが明らかでないものは全て遺失動物
  ② 所有権は存続 遺失動物を処分するためには遺失物法に基づく14日間の公示手続きが必要
  ③ 同手続をしない手続は、所有者の所有権はあり、処分できない。
  ④ 行政においてこれより短い期間で処分が行われるとき
  ⑤「遺失物法に基づく公示」がなされないで処分するときは、行政の遺失物法違反
  ⑥ 所有者の権利侵害の不法行為
  ⑦ 違法な行為の殺処分として、動物愛護法44条違反「みだりな殺傷」の犯罪

2016-11-13 コメントのあり方

2016-11-13
川村先生のTLに投稿された方々の内 お一人でも 本質的な問題解決につながるご提案はないですね
これだけの人数の方々が 回数と時間をかけて問題の本質を語ろうとされないのは 語ると不都合なことになりかねないからでしょうか
如何に敵対する人物の評価を集団攻撃で貶めるかが第一のようです
変な人として評判をつけることで 事情を知らない方々にも先入観を植え付ける
快楽的な中傷であり 問題に取り組むつもりはなさそうですし 当方の問いかけに応えられないからでしょう

不毛な言い合いのレベルに乗るつもりはありません
川村先生の過去の「安楽死処置」(安楽殺処置)についてのお働きと 私が提唱していることは実質同じことです 
終生飼育についての飼主責任としての「安楽死処置」(安楽殺処置)については度々書いていますが 刹那的に部分抽出した言葉を取り上げて攻撃の材料にするあたり問題の基本を追及することが怖いのでしょう
    
行政機関での引き取り 「安楽死処置」(安楽殺処置)の義務つけと書いていますが ガス「殺処分」を奨励したことはありません
ガス「殺処分」もやり方では 怖がる個体を無理やり麻酔注射により致死させるよりも良いだろうということは書いたことはあります
なぜ行政機関での「安楽死処置」(安楽殺処置)が必要かと言えば 「ノーキル」の提唱が社会にすべての「殺処分」が不適切という印象を作り 「安楽死処置」(安楽殺処置)さえも開業というお立場では実施し難くしてしまわれたということから 最近では 獣医師による「安楽死処置」(安楽殺処置)を断られることが増えているからです
     
兵庫県を引き合いに出されていますが マツダの指導とは笑止千万
兵庫県の行政獣医師の方々はきちんとした知識の取得をされていますから 他府県のように民意に逆らうことを恐れて民間への無差別譲渡での 責任回避をしないというお考えかと思います
自分たちの気に入らないことは どのような誹謗をしてでもやめさせようとされることは 他の行政機関で安易な民間への引き渡しが常態化するのも致し方ないのでしょう
民間への引き渡しに積極的出ないことは 不適正譲渡が動物の幸せにはつながらないことを心得ておられるからでしょう
本来の行政機関とされての責務とは何かこということを問い直していただきたいです
民間で容易にできないことをされるのが行政機関とされての責務です
譲渡対象動物が不足しているのに「殺処分」しているというなら 他に先んじて私が糾弾致しますが 現状では譲渡先探しの待機動物はあふれていて 譲渡詐欺にまでも引っ掛かることがある状況です
民間へ移行した動物たちが 多頭数飼育に拍車をかけて シェルターの崩壊にもつながることもあります
     
「余剰動物」の問題の深刻さを物語っていますが 批判に集中される投稿者から 的確な解決提案はされたことがないと言えます
私自身が知識の浅い活動の初期には「動物が好きです」と言われる言葉を信じて譲渡していました
知識が増えるに従い 適正譲渡の大切さを知ることとなり 譲渡頭数は減りました
それでも途絶えることのない引き取り要請があったという時代に 「殺処分」反対という人々がされたことは 実活動で社会のニーズにこたえざるを得なかった私たちの活動の誹謗中傷で 口とペンだけで「ノーキル」を煽っていました 
当時のその「ノーキル」扇動者が行政機関からの引き取りをされることもなく 自らシェルターを作る努力もされたことはなく ご自宅で多頭数飼育をされたということも聞いていません
    
私事ではありますが 最初の犬を迎えて 集合住宅から戸建ての家に移り それ以来6年間で犬9匹 猫5-6匹に増え それ以上は知事の許可が必要とされていたので 郊外に転宅しミニシェルターを運営することになりました
多頭数飼育経験もしましたし 引き取りの実活動 浮浪動物の収容活動と 私生活のほとんどの時間は動物に費やされました
     
譲渡の基準を高くしたことで それまでは考えたこともなかった「安楽死処置」(安楽殺処置)を受け入れざるを得なくなりました
     
遺棄することはできない いい加減な譲渡はできない 手元に置くには余裕がない 当時の行政機関は最悪でした にも関わらず毎日引き取りの要請がありました
救護活動の往復で 浮浪動物の収容をするということもいつものことでした
三宮の市街地に浮浪犬がうろうろしていた状況でしたし 猫はどこにでもあふれるほどいました
現在の状況からは信じられないでしょうから 「安楽死処置」(安楽殺処置)をさせるための言い訳で 誇張しているとお感じになるでしょうが事実です
     
その後阪神・淡路大震災で不眠不休のこともありましたし 神戸市動物管理センターの譲渡制度の改革では 国内で初めて行政機関の施設の収容動物の世話を 施設内に民間人が入って民間が清掃 給餌 給水管理に協力するという制度を立ち上げて それまでは休祭日には清掃も給餌 給水もなかった既成の慣習を変えていただきました
活動ではボランティア不足の時には365日無給で働いたこともありました

何もしないで文字だけ書いて 調査だけして揚げ足取りに徹して「安楽死処置」(安楽殺処置)が必要だと言っているのではありません
     
動物飼育のために困られていた飼主と 動物のためには「安楽死処置」(安楽殺処置)を認めないでは対処できなかったのです
当時は感謝されていましたが 行政機関で体験したこととして 行政機関に働く人々にも 譲渡を求めたり引き取りを依頼される民間人にも 動物愛護の名のもとに訪れる活動家にも「なぜ」と叫びたくなることは沢山ありましたが 佳き協力者に恵まれて適正譲渡の基本ができた時には安堵いたしました
     
今は 民間シェルターが増えたから「殺処分」しなくて済むという事にはなりません
引き取り業者のことも「業」として 公的な規定の中で運営されていれば それを止めさせることは至難の業です
飼主責任の果たし方に「安楽死処置」(安楽殺処置)が認められることで 民間シェルターや業者に引き取られ 不必要にネグレクトを強いられたり 遺棄されることが防げることを願うから 「安楽死処置」(安楽殺処置)が認められることを提唱しているのです
    
再度繰り返しますが「安楽死処置」(安楽殺処置)とは動物に負担を最小限にすることに努め 信頼した人間に見守られて永眠させることがより良い選択肢であるのです
それをさせないように 社会の価値観を作り 「ノーキル」「殺処分ゼロ」を唱えて自己満足に徹した人々が 動物と飼育困難に直面する飼主や関わる人々を困らせているのです

故に行政機関での「殺処分」を「安楽死処置」(安楽殺処置)に徹することを義務つけていただきたいと提唱しているのです
   
長文となるのは いかに表現すれば誤解を少なくできるかと腐心するからですが それさえも嘲笑うことで議論を避けようとされるのが「ノーキル」提唱者たちだと感じています
    
ご丁寧に晩節を汚すなとまで言及していただきましたが 私の晩節の生き方はご心配ご無用に願います批判を趣味とすることなく お若くてもご自身の生き方にも振り返ってご覧になられることもお勧めいたします 

マツダの問いかけには一切答えないというよりも答えられないのでしょう
「余剰動物」はなぜ発生するのか?
「余剰動物」の根本対策は何か?
     
終生飼育管理と 遺棄を罰則付きで禁じた「法律第105号」を迂回してでも 不適切な活動も黙認してでも容認される「地域ねこ」活動は 法律にも常識にも本来は相反する発想であることは認めなければならないでしょう
そのうえで「殺処分」頭数の削減に努力することと 将来の屋内飼育の観念が普及するまでの対策としての「地域ねこ」でありたいとされたのが 活動の提唱者の行政獣医師だった黒沢獣医師の発想だったはずでした

人と動物が同等の命の重みとされるなら「飼育」という言葉は当たらないし ましてや 浮浪動物を捕獲して不妊手術をすることは許されないことです
動物であるがゆえに 「殺処分」を最小限の犠牲に抑えるために 人が言い訳として不妊手術を「させていただいている」ということを認識しなければなりません
人の都合で不妊手術をさせて頂くということは 術後動物の生涯を幸せに見守りますという約束もしなければならないというのが私の主張であります
   
ご自分では直接に「安楽死処置」(安楽殺処置)に立ち会えないことは致し方ないことですが 全否定が動物を救いから遠ざけていることもあり 救いとしての「安楽死処置」(安楽殺処置)を飼主の皆様がお考えいただきたいと存じます

私は飼主であった当時には 飼育動物について 緊急時に連絡先として家庭主治医を明記して 私に判断能力がなくなった場合か死亡した場合はすべて「安楽死処置」(安楽殺処置)をしてくださいと明記していました

活動経験から 私と同等か私以上の飼主に引き取っていただけるなら そのお方には 今まで「幸」に恵まれなかった動物に譲渡先を譲りたいこと 私以下の譲渡先には譲渡することはしたくない という理由です
私と生活を共にした動物たちは 私の死後に不安やネグレクトを耐えさせたくないということも大切な理由でした
晩年を共に過ごした動物たちは 幸にも 私が看取ることができ 天命を全うしてくれました
今は 動物がいない暮らしを心安らかに過ごしています
    
現役のお方が「安楽死処置」(安楽殺処置)に触れられないことが 今回改めて感じましたから 私が伝えなければ どなたも語れないものと思います

余談ですが 川村先生のTLで仲間のお遊びにじゃれあいの投稿をされる非常識さにはなるほど この程度の方々とと変にガッテンとなります

2016年11月13日 (日)

川村先生の記事に対する松田早苗のコメントに対してのご意見とマツダの感想です

2016-11-12
以下のコメントは 投稿者はイニシャル表記にさせていただいていますが 川村先生の記事に対する松田早苗のコメントに対して ご意見をいただいた方々です
https://scontent.xx.fbcdn.net/v/t1.0-1/c0.0.100.100/p100x100/563823_111458719035255_283819029_n.jpg?_nc_ad=z-m&oh=4081786f6636cdb196c48fdc467c8118&oe=58970DE1

     
                           
   

Y.K様

   
   

1111 22:42

   
 
 

殺処分はお金になるんですか?

 

 

             
 

https://scontent.xx.fbcdn.net/v/t1.0-1/c0.0.100.100/p100x100/563823_111458719035255_283819029_n.jpg?_nc_ad=z-m&oh=4081786f6636cdb196c48fdc467c8118&oe=58970DE1

 
 

   

 
                           
   

Y.K様

   
   

1112 1:11

   
 
 

 

 
 

民間ボランティアに払い下げなど聞いた事がないです。兵庫は殺処分した遺体を払い下げしてますよね。松田さんの長年の御尽力で、殺処分率94%96%? 猫は一昨年まで前頭処分。

 



         
                           
   

N. N

   
   

1112 0:28

   
 
 

 

 
 

人間も動物の一員なんですよ。人間に都合の良い社会にしようとして歪みがでていると思います。 法改正に動物を好まれない国民の意見に耳を傾けろとのことですが、その国民の方はどういう意見をお持ちなんでしょうか?

 


 https://scontent.xx.fbcdn.net/v/t1.0-1/p100x100/10462339_696651677113056_4790691973336520438_n.jpg?efg=eyJkdHciOiIifQ%3D%3D&_nc_ad=z-m&oh=cf72b392e619f5a44515e1bfa26484c1&oe=58940E8C

                     
 

N. N(別人)

 
 

1112 0:03

 
                                                                   
   

 現地調査ですか。ところで分からないのですが、松田様はご自分でも何か保護活動の様な事をされているのでしょうか。愛護団体の調査?をされているだけでしょうか。 たとえノーキルは無理なのは承知の上でも少しでも救いたいと本気で活動してらっしゃる方も団体もいると思うのですが・・・ ちょっと意地悪な言い方になってしまったらごめんなさいね。 調査でアラを探す事は簡単ですが、自ら現場で命を助ける活動をしている方は簡単な事ではないと思います。言うだけなら誰にでも出来る事だとも思います

   
   

Nami Nagashimaさんの投稿:「現地調査ですか。ところで分からないのですが、松田様はご自分でも何か保護活動の様な事をされているのでしょうか。愛護団体の調査?をされているだけでしょうか。 たとえノーキルは無理なのは承知の上でも少しでも救いたいと本気で活動してらっしゃる方も団体もいると思うのですが・・・ ちょっと意地悪な言い方になってしまったらごめんなさいね。 調査でアラを探す事は簡単ですが、自ら現場で命を助ける活動をしている方は簡単な事ではないと思います。言うだけなら誰にでも出来る事だとも思います。」 - このメールに返信することにより、投稿にコメントすることができます。 

   
                                                          
                                                         
       

R. H

       
       

11月11日 22:36

       
      

 

      
      

 

      
   

   
   

松田早苗 様現役時代に散々犬猫を殺しまくっても何も解決おできにならなかったお方が、まだ殺せ殺せと仰るとは笑止千万ですね。

   
   

 

   
   

 

   
   

 

   
 
 

 
                           
   

R. H

   
   

1111 22:31

   
 

 

 

 

 

 

 

まとめると、ドンドン殺せ、で合ってますか?
------------------------------------------------------------

 

 

2016-11-12
Y.K様 N. N様 N. N様 R. H
 
コメント拝読させていただきました
 
 
 
川村先生の所へ寄せられたコメントを見ますと 日本の動物愛護の問題点が浮かび上がると感じます
 
気に入らない意見は 嫌悪感丸出しで侮蔑して悦に入る
 
 
 
動物を好まない他の人と共有社会であることは「動物嫌いな奴らが悪い」で片付けられるのでしょう
 
これらの人々は「安楽死処置」(安楽殺処置)と苦痛を耐えさせて生かすことの意味のちがいは考えたくもないのでしょう
 
 
 
川村先生のところでコメントを書いた時からこれらの反発は予期していましたから驚きませんが 何もしないのに文句だけ言うなということには「知らないことは知識がないこと しかたがありませんね」としか言えませんし 「さんざん殺してきた」ということにも 時代の背景に思いをはせることもできない 過去は知らないが今しか知らなくてよい 
 
今の価値観で過去も想像で判断をする 事実を知らないままに偏った考えしかできない現代の若い人々をなさけなく ある種の危険性を感じます
 
 
 
思考の基本は 過去 現在 未来をいかに可能な限りの努力をして真実を知り判断をして 自分の生き方考え方を持つのかということですが それらをを怠る人々には 怖いものを感じます
 
 
 
動物のことのみならず 今後の日本の将来 防衛 社会保障の問題にも同様の問題点があります
 
「平和主義」を叫んでいれば 世界平和が実現できるのであれば 地球で戦争はなくなっているはずです
 
「殺処分ゼロ」「ノーキル」を叫ばれて久のですから もう達成されてもいいバズです
 
「よさそうなこと」で 深く思考することを怠ることは 日本の将来に影響を与えるでしょう
 
 
 
米国で自国の利益のみに偏った思考が鮮明になりましたように 似た現象が昨今の動物に対する価値観かと感じています
 
 
 
規模は小さく些細なことのようですが 今この国では動物が好きか嫌いか 生死のみにこだわるのか 幸不幸にも思いやるのか 自分の好みで動物福祉は棚上げにされる傾向が見られます
 
赤裸々に目先だけに 人の好き嫌いで動物に接しようとする人々が声高に叫び あたかもやさしさの表し方のように思う人々 自分以外の他人や動物を真に思いやることの意味を取り違えて 動物の福祉の向上とは逆走していることに気が付いていないと残念に思っています
 
 
 
団体の批判をしたことが 悪意であるかのように感じている人々には残念であると言いたいし 真実を知ることを恐れているのだと感じます
 
私はよほどのことがなければ特定の固有名詞は使いませんが これらの「動物大好き」の人々は たやすく 自分の好みに合わない個人を嘲笑し攻撃をされています
 
 
 
それぞれの団体で努力されていることも否定はしないし 賢明な活動をされているところもあります
 
私が褒めることが団体の支持にはならず 意に反して攻撃の対象となることを危惧しますから あえて褒めることはしていません
 
 
 
動物の福祉は 努力したから哀れな末路であっても仕方がないということは間違っています
 
動物の福祉はいかに個々の動物を幸せに近づけてやれるかを問うものであり 「虐待」「ネグレクト」を回避し 幸にしてやれた結果を出すことが求められます
 
 
 
私が指摘している不適正飼育管理は 心ならずではあるのでしょうが 運営知識や資金不足を「仕方がない」とされたままに 飼育管理動物を粗末に扱い 携わる人々が「一所懸命」であることのみに価値観を持とうとされることが間違いだと指摘しているのです
 
 
 
意見が違う相手に対して 「どんどん殺したいか」とか 「殺したりないのか」等の曲解や憎しみのみで侮蔑をすれば「動物福祉」が向上するものではありません  
 
 
 
余剰動物についての 現実的な対策を示されるとか 不適正多頭数飼育をどうすればなくすことができるのかを考えていただきたいのです
 
 
 
携わる人々の お一人々が「動物の福祉」とは何かを考えていただきたいのです
------------------------------------------------------------
川村先生
 
長いコメントでご迷惑とは存じますが 此処で提示させていただくことをお許しください 松田早苗
------------------------------------------------------------
川村先生のご意見を天才させていただきます

 

川村 幸治

 

12時間前 ·

私のコメント欄を見ていると、殺処分に寛容な人に対する言葉はきつい。

でも、私は臨床獣医師として安楽死も引き受けている。

 先日も痴呆で見るに忍びなくなった飼い主さんの依頼を受けて、往診で行いました。

また、愛護がらみでは以下のような経験もしています。

http://www.vets.ne.jp/faq/pc/love003.html

動物を飼うことは喜びです。

でも、いいことばかりではなく、いろんなことがある。

 獣医さんの中には、安楽死をされない先生もいらっしゃいます。

しかし、私はお話を伺って、行っています。

もし、殺処分が絶対悪であるのなら、私も絶対の悪人でしょう。

この社会、そんな悪人も必要なのかなと私は考えています。
------------------------------------------------------------
http://www.vets.ne.jp/faq/pc/love003.html


 
動物病院を開業して日も浅い頃でした。
 
馴染みの地域動物愛護家が相談にこられました。
 
市営住宅でイヌネコ共に二十数頭ずつ飼育されている方が病気になった。
 
民生委員の尽力で市立病院に入院することになったのだが、動物をおいては入院しないといって周囲を困らせている。
 
何とかしてくれないかとの相談でした。
 
私が会うと、飼い主さんは全部安楽死してくれと言われました。
 
用意を調え、現場に行ってみると家の周囲には多数の人がいて、私に「殺すこと無いじゃないか」とか「保健所に頼むべきだ」とか口々に問いかける。
 
私は一切問いかけに答えることなく家の中に入り、飼い主さんの希望通りすべての動物を安楽死し、間に入られた方たちが一匹ずつ丁寧に包みました。
 
作業を終えた時、その飼い主さんは布団の中から私の手を握り、「ありがとう」と言ってくれました。
 
その二日後その方は病院で亡くなられたそうです。
 
一週間くらい経った頃、間に立たれた方がみんなで集めたお金ですと5,000円持ってこられました。
 
当時犬の2種混合ワクチンの接種料金がそのくらいの価格で、正直手間賃どころか薬代にもなりませんでしたが、ありがたく頂戴しました。
 
今にして思うと、私のしたことが良かったのかは結論が出ませんが、その飼い主さんは立派だったと私は考えています。
 
自分がかわいがっていた犬や猫を、自分の息のある間に自分で責任を全うした。
 
私もなるべく人に迷惑をかけることなく、生涯を終えたいと考えています。

ムクムク 獣医師広報板 www.vets.ne.jp 意見交換掲示板 2007/04/23 (転載自由・改変不可)
------------------------------------------------------------

2016年11月11日 (金)

2016-11-10 引き取り業者

2016-11-10 引き取り業者

以下 業者広告から引用

------------------------------------------------------------

2016-9-20in動物保護施設ペット00000 引取業者


 
ドウブツホゴシセツペット00000

動物保護施設ペット00000

飼えなくなったペット引き取ります
少しの費用で動物引き取ります

0XX-XXX-XXX4

家族の一員だったペットを安易に捨てたり処分しないで!!
 
どうしても飼えなくなった時は、お気軽にペット00000へご相談下さい。
 
◆動物保護施設ペット00000
TEL
 0XX-XXX-XXX4


 
当園は、XXXX市にある
 
放飼型動物保護施設です。
 
創業40年の実績があります。
 
周りをなだらかな山々に囲まれた静かな山間にあります。
 
飼えなくなったあらゆるペットの引き取りもお引き受けいたします。
 
お気軽にお電話下さい。

動物保護施設ペット00000 は、XXXXXX市の北西部に位置し、周りをなだらかな山々に囲まれた静かな山間にあります。

四季折々の鳥たちがさえずり、園内を流れる小川には、エビや小魚が泳ぐ明るくのどかな環境です。
放し飼いの犬たちは、広々とした園内を駆けめぐり、猫たちは木に登ったり、川辺で涼んだり。
うさぎやにわとりたちも皆、それぞれ自由気ままに遊び、人も動物たちもゆったりのんびり暮らしています。
(S,Ma
-下線太文字はまつだにより修飾したもの)

山林をそのまま生かした緑豊かな自然の中で、動物たちの元気に走り回る姿が何よりうれしく、日ごろの疲れも吹き飛んでしまいます。
引き取ったとき、荒かった動物が毎日の世話で徐々になついてくれる時などは、思わず感動してしまいます。

雑種も純粋種も同じくらい可愛いです。差別せず育てています。

当園は、動物とふれあえる
放飼型動物保護施設です。
飼えなくなったあらゆるペットの引き取りもお引き受けいたします。
お気軽にお電話下さい。
------------------------------------------------------------
まつだコメント
 
苦情相談に基つき 阪神・淡路大震災以前に此処を現地調査訪問したことがありました
 
動物好きなおばさんということで入園したのですが 当初は愛想よく応対していましたが 目をつけるところが不潔な狭いケージ等 業者が見せたくないところが多いと感じたのか 途中から脅しに近い態度で不快感を表しました
 
 
 
この猫の引き取りの依頼者は単身生活の若い女性でしたが 公営集合住宅で猫の不適正多頭数飼育で 近隣にも臭気と不快害虫の大発生で多大な迷惑を及ぼし 飼主の部屋の畳を踏むと猫の屎尿が「じゅく々」と上がってきて アルミ窓も腐っている 仏壇の上が猫の屎尿で山盛りとなっている 臭気で気分が悪くなるほど 衣類はすべてビニールのごみ袋に入れて押し入れに積み上げているという状況でした
 
 
 
裁判所からの明け渡し命令を受けた 飼主から猫の引き取りを依頼されて 「安楽死処置」(安楽殺処置)を承知であればということで引き取りを始めたものの 猫たちは飼主にも従順とは言えず 収容作業に手間取っていました
6-7
匹ケージに入れたところでやめてくださいという申し出があり 収容作業を中断しました
 
既に収容していた猫たちはそのままでいいということであったので 獣医師による「安楽死処置」(安楽殺処置)についての承諾誓約書に署名していただき引き取りましたが 残された10数匹は当該業者に有料引き取りを頼んだと聞きました
40
万円程の引き取り料だと聞いていました
 
飼主ご当人は破産状況でしたから 近隣から調味料を恵んでいただくような状況でした
 
現金の支払い能力はなく 引き取り料のローンを組まされたと話されていました
 
推測ですが ローンの支払いもできなかったことでしょうが 業者もそれは承知で体裁のためにローンを組ませたと思います
 
無料だと怪しまれると計算されたと思います
 
 
 
広告の文面からも想像できることですが 放し飼いということは一般には「自由なおおらかさ」を想定されることでしょう
 
しかし 実態は 無責任というよりももっと計算づくの思惑があってのことであったと推測しています
 
いなくなったとしても 「逃げた」「広いからどこかにいますよ」と言えます
 
証拠はつかめませんでしたが(故に 固有名詞は伏字にしています) 訴えてきた相談者も 実験動物等に売り渡していると想定されていました
 
業者はなかなかの知恵者です
 
当時は雑誌等でも「優しい人」として取り上げられたこともありました
 
 
 
それでも 飼主の心情とされては「殺処分」はしていないと自分を慰められるのだと思います
 
そこが業者の目の付け所だと思いますが 動物たちは哀れです
 
施設全体を心してみれば 粗末な移動用のケージに入れられたハスキー等の大型犬のいる状況や 動物の頭数に対する人員等に留意をすれば 広告の文面とは違うことに気が付くはずですが 万事休すとなった飼主には現場を見ないこともあったでしょうし 優しく接しられると「救い」となっていたと容易に推測できます
 
 
 
多頭数飼育者の猫たちの引き取り料のローンは 約束不履行であっても業者には採算が取れるということであったのしょう
 
少しの費用で動物引き取ります
 
そこからも 終生適正飼育は無理でしょうとは想像できない 切羽詰まった飼主等の心情に付け入った「慈善事業」を思わせる巧妙さがあったと思います
 
 
 
調査とはいえ 人里離れた山中ですから こちらもそれなりに用心していました
 
単に動物好きなおばさんではないと気が付いてからは 脅しに近い態度に「君子?豹変」しましたが
 
数々の経験から 当該地へはタクシーで行きました
 
「一時間たっても車に帰らなければ警察へ通報してください」と運転手さんに言ってありますと言うと 
 
それ以上にはすごむことはやめました
 
 
 
行政機関での引き取りをさせないということは 民間シェルターに頼るか これらの業者に頼ることになるでしょう
 
「民間シェルター」はどこも満杯と聞きますし 先に調査したシェルターの実態からも「生死」の問題にこだわるだけで 「幸不幸」には目を瞑らざるを得ないのが実情でしょう
 
 
 
「業者」がよくないと知りつつも 行政機関で引き取り制限をされ 「民間シェルター」で断られると 「業者」を頼らざるを得なくなることもあるのでしょう
 
動物あいごの人々により 「ノーキル」の既成概念が植え付けられている今日 社会が「動物福祉」とは逆行しているように感じます
 
 
 
先日の川村先生のご意見 「動物愛護団体」についての考察も 動物に関わる全ての人々がこのような背景から考えなおすことをしなければ 動物のためにならない活動を 人の心の安らぎのために転嫁されていることにも気が付かないのかもしれません

2016年11月 9日 (水)

「動物愛護団体」考察

Facebookからの転載

川村 幸治

11時間前 ·

ある動物愛護団体のニュースペーパーで何度も書かれていたのは、「動物愛護団体の敵は動物愛護団体である」という言葉でした。
あまり、動物愛護団体間の融和は感じない。
3.11
以降雨後の竹の子のように動物愛護団体が誕生している。
普通、横の連絡を取り、環境省などと交渉するために連合団体を作ろうという動きがあっても良さそうに思うが、私は聞いたことがない。
聞こえてくるのは自身の団体の優位性だけである。
原因は人間不信かなーと考えています。
動物は好きでも人間は苦手。
ですので、その動物愛護団体も分裂して小さくなる傾向のように感じる。
団体は人が集まって作るもの。
人を信頼しなければ、人の塊は出来ない。
少数の人間で出来ることはしれている。
動物愛護の世界は、そこに難があると私は感じています。

(S,Ma注-川村 幸治先生は著名なお方ですので 実名とさせていただきます)

------------------------------------------------------------
川村 幸治先生
 
いつも 誠実に動物福祉に向き合っていただいていますことに 感謝の気持ちで一杯でございます
 
 
 
ここにコメントさせて頂くことは ご迷惑となりかねないのですが テーマが「動物愛護団体」ですのでコメントさせて頂きます
1970
年から動物福祉の向上を願って
活動をしているから たくさんのことも見てまいりました
 
 
 
私の知る限りでは「ノーキル」「殺処分ゼロ」は 厳密には世界で達成されたことはないでしょう
 
世界的に実力が認められている RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)が 「安楽死処置」(安楽殺処置)の否定はされていませんし 他の強力な組織に於かれても 「安楽死処置」(安楽殺処置)は認められています

日本においては ドイツをはじめとする西欧での状況を意図的に誤認情報として「ティアハイム」を理想像として 目途とされ 事実を曲げてでも 「ノーキル」が達成されているかのように捏造された情報の提供をされていますが 誤認であることを指摘されても 謝罪も訂正もされることはなく 誤認情報の支持者からは 誤認情報を指摘する側の悪意であるかのような扱いで逆に誹謗中傷さえされているのが実情です
 
5フリーダム(5項目の自由)を基本とする「動物福祉」を目途とされるのであれば 極端な頭数の多頭数飼育は到底無理なことです 
しかし メディアも動物愛好家の多くも これらの活動を礼賛されています
先日 私が現地調査をしてまいりました 某シェルターについても 当該団体が書かれていることと記事に対しての「いいね」の数に恥じると言って過言ではないのが実情でした
 
多くの行政機関は民意とばかりに 民間団体に「払い下げ」と称して無責任譲渡を進めています
譲渡を受ける側も能力以上に引き受けているように感じます
 
00日が命の期限です」は良く書かれています
引き取られて「いいね」が沢山ついていますが 到着した先の処遇は「ネグレクト」の容認です
行政機関で「殺処分」されていれば 考えようでは 苦痛からは救われたことでしょうが 行きついた先で「ネグレクト」を黙認されることには誰も口を挟まないのですね
 
事実が知られていないこともあるからでしょうが 「よさそう」であれば「いいね」となり 「いいね」の数だけ シェルターの負担は増えているのが現実だと思います
 
何よりも収容されている動物たちは 人の思惑の都合で 「幸」とは言えなくても「生きているからいいじゃない」として 日々の粗末な扱いも「辛抱」させられています
挙句に老衰で死亡すれば 「自然死」として「殺さなかった」となります
 
これらの実情から 動物に対する心からの思い遣りとは感じられない 団体や個人の活動の維持の都合で 動物が犠牲にされていると私は感じ 残念というよりも情けないと感じます
 
団体間の相互理解は大切ですが 考えの違いが「敵」とみなされると罵詈雑言 エスカレートすれば アダルトエロサイトまでも利用して悪意ある貶める行為が平然とされるのです
 
多くの団体の集合体である組織はありますが とても「常識的」とは言い難い活動がされていると感じています
法律家も政治家も理性よりも「社会の中での仕事」としての域から出られないのも致し方ないのかもしれませんが 「法改正」に携わられるのであれば 動物愛好家の言い分と共に 動物を好まれない国民の意見にも耳を傾けていただきたいものです
現状での 団体間の相互理解に至るには 日暮れて道は険しく遠い というのが 私の実感です
申し訳なく思いますが 目指すものが何かということを 再確認できなければ 「井の中の蛙」
世界の動物福祉の「大海」を知ることが必要かと思うのです

------------------------------------------------------------

S.Y様コメント

 地域や人は違っても、法律は全国統一です。法律が私達の生活の枠組みを決めるのです。だから、2018年の動物愛護法改正については、大同小異で一致団結する必要がありますね!

 いいね! · 返信 · 3 · 7時間前
------------------------------------------------------------
まつだコメント
【大同小異で一致団結する必要】
何処の何方のどのようなご提案に基つくものかで 「大同小異」では済まなくなりそうです
「殺処分ゼロ」「ノーキル」を前提とされるなら 無理です
適切な「安楽死処置」(安楽殺処置)を行政機関に義務つけることが必要です
本来は 開業動物病院で 主治医として最も信頼された飼主様との相互理解に基つく「安楽死処置」(安楽殺処置)が大切ですが 昨今の社会状況では望みは持てそうにないようですから やむを得ず行政機関の責務としていただきたいのです
しかし 真剣に 行政機関としての義務に向かい合えば 引き取りもし 適正譲渡にも徹することで「殺処分」頭数は増えます
そして 「ノーキル」提唱者からは「浮浪動物=所有者不明動物=拾得物扱い」とされ 普通に浮浪動物の収容機関で「殺処分」された場合 「みだりに「殺処分」した」として告訴告発にまでも至る状況となります
このような理屈に従えば 収容保管施設の収容能力を超えてでも保管しなさいということになり ネグレクトも容認されることになるのでしよう
人にも動物にも利になりにくい 法律の解釈をこじつけるなら 動物飼育税を相当多額に設定することも検討されなければ ならなくなるでしょう
現状の日本国の一般予算からの動物収容費用の算出は困難でしよう
【手の届く最高峰が理想 それを超えるものは空想-SMa
動物愛好家の心を休めるために 「法律第105号」を事実上の 「動物福祉」に基つかない 改悪とされる傾向には 時代の流れかもしれませんが 怖いものを感じます
 
もう少し踏み込むなら 
「飼主責任としての終生飼育 =飼育共生動物の死を見届けること→譲渡された場合にも追跡調査情報提供により死を報告していただくこと」が含まれなければ 不適正飼育管理の多頭数飼育シェルターが増えるだけで動物は 「動物あいご」の名のもとに 利用され犠牲にされてしまうことを危惧しています



2016年11月 2日 (水)

2年前と状況はほとんど変わっていませんね

2016-10-31 2014年の過去録を再掲します

2年前と状況はほとんど変わっていませんね
進歩がないのか 後ろ向きに「進歩?」しているのか?
法人組織の再確認大切でしょうが 最近は団体が増えていますからご担当の方々は大変でしょうね 法人格があれば信用されやすいのかもしれず 「募金」の悪用が止められないですね
「ノーキル議員団」の諸氏には 社会の重要無問題の視点を見間違うことなく 「募金規制法案」でも考えていただきたいくらいです
------------------------------------------------------------

‎F.S様  松田 早苗

2014年10月31日 14:49 ·

松田さん、こんにちは。

 最近、何件か相談された事で気持ちが落ち込んでいるのですが。

 相談の内容は、ボランティアさんが多頭飼育でキャパを超えネグレストになっているのだそうです。

 現場は涙なくしては見れない状態なんだそうです。

 以前、私が大喧嘩したボランティアさんもそうですが…

その人は自慢げに自分が保護してる猫を見て欲しいと私は家まで呼ばれましたが、とても辛いものを見ました。

とにかく、歩いている猫がいたら連れて帰らないと気が済まないそうなのです。

この問題の共通する所は自分は誰にも負けないくらい犬や猫が好きでとても良いことをしていると思ってるのです。

 手を上げてくれたらまだ救いようもあるのかもしれませんが…

相談者は助けてあげたいが、今いる子達を引き上げても又、次の子が犠牲になるので手が出せない事が悲しいと話していました。

 殺処分を回避され助かったのは良いが間違った人間の手にかかり苦しんでいる動物にも関心を持って頂けたらと最近、ネットを見てて感じます。

そんな人が誰にも負けないくらい「殺処分反対!」と声を上げているのです。

 私には適切に答える事が出せません。

 解決策があればアドバイスお願い致します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2014-10-31 F.SさまS,Maコメント返信

F.Sさま ご投稿ありがとうございました

とにかく、歩いている猫がいたら連れて帰らないと気が済まないそうなのです。

一時保護としては間違った行為であるとは言えませんが 収容したのちの対応次第ですね
多頭数飼育と言っても頭数には大きな違いがありますが 自力の許容範囲で 頭数が5匹でも多すぎることもありますね
自治体との話はされていないのでしょうか?
それとも話したが 時代の流行の最先端??? 受け入れ拒否とわれ関せずなのでしょうか?
住宅過疎地であれば難しいこともありますが 近隣の人々が団結して「迷惑行為」としての対応を要請されることも一手です
奈良県で現職弁護士の(登録だけですが)不適切多頭数飼育例がありました
始めはわれ関せずで中々まとまらなかった住人が 自治会として署名を集めて告発されたことがありました 

行政獣医師から協力を求められて ご当人にもお会いしましたがホーダーの要件はすべてそろっていました
・60才以上
・単身生活者女性
・高学歴ないしは 職業 社会的地位が比較的高いか 知能が高い→屁理屈が言える
・独善的→親族はもとより 誰の助言も聞かない
・手に入れた動物は譲渡対象としても手放すことはしない→すべて手元に囲い込む
・多くの場合ゴミもためている→死体も放置していることがある

 

無論私の話を聞く耳は持たず「帰れ」でおしまいでしたが それでも数回奈良迄足を運びました
しかし 裁きの結果頭数を減らさざるを得なくなった時 私が譲渡することを前提に数等引き取りましたが 他は行政機関で収容されて譲渡に尽力されました

行政獣医師の熱意があったからともいえるでしょうが 近隣の方々はとても感謝しておられました
(S,Ma
-残念なことにこの動物福祉に熱心だった行政獣医師のI先生はその後過労死されました 忘れられないお方でした 私のメモリアルコーナーで 今もはにかんだ笑顔でこちらを向いてくださっています 10/24はご命日でした 改めてご冥福をお祈りいたします)
 
自治体によって担当者の意識次第で 指導のレベルにも高低差は激しく 訪問したという証拠の紙切れを郵便箱に入れただけで 実績とされることもあります


 
丁寧に写真をとりためて 証拠を固めてから動物愛護法違反で告発することも可能かもしれません

先ずは 行政機関 警察に連絡をされることが良いのではないでしょうか
------------------------------------------------------------
2016-10-31
 S,Ma その後この多頭数飼育事例はどうなったのでしょうね?
NPO
活動をされているのでしょうか?
------------------------------------------------------------

2014-10-30さんかくたまごさまコメントから

 コメント

「ノーキル」が得票になるのですか。

 信じられませんね。

かなり前の総務庁世論調査ですが、犬猫の殺処分は国民の7割近くが容認しています。

政治かも「ノーキル派」の声の大きさ(一人1,000人分)に騙されているのではないですか。

 福島みずほ氏も、ノーキル派やメディアの大嘘に騙されているようです。

 国会でも「ドイツは殺処分ゼロ」と発言しています。

 「イギリスでは法律で犬猫のペットショップでの生体販売は禁じられている」とか。

インターネットで動物愛護に関する意見を募ったようです。

もう滑稽で、ピエロに等しいです。

 投稿: さんかくたまご | 20141030 () 0828

 ---------------------------------
 
政治かも「ノーキル派」の声の大きさ(一人1,000人分)に騙されているのではないですか。
 
福島みずほ氏も、ノーキル派やメディアの大嘘に騙されているようです。
 
国会でも「ドイツは殺処分ゼロ」と発言しています。
 
「イギリスでは法律で犬猫のペットショップでの生体販売は禁じられている」とか。
 
インターネットで動物愛護に関する意見を募ったようです。
 
もう滑稽で、ピエロに等しいです。
 
投稿: さんかくたまご | 20141030 () 0828
---------------------------------
2014-10-31S,Maコメント返信
さんかくたまごさまコメントありがとうございました

【「ノーキル」が得票になるのですか。】
「ノーキル」議員団が結成されているくらいですから 「粗慰撫系」の信者さんは多いですね「ノーキル」議員団が結成されているくらいですから 「粗慰撫系」の信者さんは多いですね

 (S,Ma-判じ物で分からないですね 粗慰部系→アライブ系)

「殺すことは仕方がない」とは言えず 業者の繁殖制限を法制化すれば政治資金集めに支障があるかもしれず 議員諸氏の中にも「ノーキル」「殺処分ゼロ」という この主張が正しくないとは感じられてはいても 正直に発言されたなら 哀誤の人々は猛烈な勢いで誹謗するでしょうから うかつに正論は言えないと思っておられることもあるのかもしれません

今期の法改正前に「ノーキル議員団」の責任者の獣医師出身のお方に「先生何とかしてください 「ノーキル」は現実的ではないでしよう」という意味のことをお話ししたことがありましたが そのお方は「内側から改善するためには(「ノーキル」議員団に居ること)は止むを得ない」と答えられました

多分に苦しい答弁だったのでしょう

「ノーキル」は無理が多すぎることはご存知のはずのその議員氏でさえも 表向きは「ノーキル」議員で通されています

 

何せ 数十年前に保健所にとられた「犬の仇討」と称して 当時の担当者ではない中央の官僚を殺人した犯罪者を擁護することが 美談扱いになる哀誤の世界です

間違いを通り越して 自己満足に浸っているとしか感じられません

それがたった一人の行為ではなく日本の動物あいごの団体の集合体ですから深刻です

咬傷事故歴のある大きな犬を新幹線で運べないかと「優しさの表現」とでも思っているのか コメント投稿される女性や 他方で「松田 そんなに殺処分がいいのであれば自分が殺処分されたらいいのに」と公然とコメントを投稿する女性もいるのが現実です

 

言っていいことと よくないことのけじめがない

権利は自分のためだけで 他人の権利は無視すること 自由の意味の感違いと 他力本願で育てられた戦後教育のつけの表れであるかもしれません 

 

獣医師にも殺処分に携わることを回避することが当然だと思う傾向が増えているようです

若い行政獣医師は 譲渡には関心があっても 開眼前の子猫でさえも「安楽死処置」(安楽殺処置)に関わりたく

ないという態度が多いと聞いています

 

獣医師は動物の味方であると言えなくなりますね

 

「安楽死処置」(安楽殺処置)を拒絶して 動物の苦痛を黙殺する獣医師が「命を救うために学んだ」と言われるとブラックユーモアーに思えます

 

自分を救うために学んだ獣医学であって 動物の苦境を救ってやれない獣医学は誰が教えられたのでしようか?

(S,Ma-今ならお答えできますかしら? 「TZC」にご執心のprofessorがおられますね)

沢山考えさせられるこの頃です           文責 松田早苗2014-10-31S,Maコメント返信

 

------------------------------------------------------------

2016-11-1
 E.M.T 私は、もうすぐ年齢的にアニマルホーダーの条件を満たす属性になりつつあります(笑い)。でもアニマルホーダーにはならないでしょうね。

いいね! · 返信 · 10時間前

------------------------------------------------------------
2016-11-1
まつだコメント返信
私はかつて個人ミニシェルターを維持しておりましたが 60歳になれば小規模であっても 多頭数飼育はやめる決意をしておりました
多くのホーダーと接する機会があったからこその決意でした
「ホーダー」となってゆく過程は いきなり1020匹で始ることはほとんどなく 12匹の救護活動がきっかけとなっている例が多く見られました
自分自身で多頭数飼育を抑制できなくなった時には 自意識のコントロールも取れなくなっているので 他人からの助言も救いも受け入れられなくなっています
      
当時は「認知症」という病気についての社会的認知度はほとんどなく 「ボケ」という言い方で表されていましたが
振り返って考えますと 「ホーダー」となる要因の一つとして「認知症」もあるのではないかと感じています
      
虐待やネグレクトに苦しめられる 救われることのない動物たちを「所有権」の壁に立ちふさがれて何度もやりきれない思いをしたものです
それらの経験から 自分は絶対に「ホーダー」にはなるまいとすれば 自ら判断できる能力があるうちに多頭数飼育を止めなければならないと思っていました
      
高齢者となれば 力仕事や精神力の衰えは防ぎようもなく 気持ちで「一所懸命」であっても 必ずしも 若いころのような仕事の完成度は期待できないものです
「このくらいで辛抱してね」
となりやすく それが日常化すれば ネグレクトに甘んじてしまうことになります
ここらで限界という自認ができ 決意ができる時期の選択は 「自信」という魔物が邪魔となり 自分では容易には測れないものです
それで 私はミニシェルターを始める最初から60歳となれば止めようと決めていましたが 正解であったと思っています
好きな 愛する動物たちにつらい思いはさせたくない
今も 飼主を無事に卒業できたことは 終活の大切なノルマを一つ果たすことができたように感じています
自らが毎日抱きしめなくても 幸せな動物たちを見させていただき 時には触れさせていただければ十分に思えるのです
幸せに人と共に生きる動物たちが増えますようにと祈りつつ静かな時を過ごさせていただいています
       
【一匹でも多く適性譲渡で救いたい-SMa
適性譲渡とは「安心」「安全」が基本であり 社会に送り出す動物が「不安」「忍耐の強要」「偏共生」とならない配慮が必要である
      
適正譲渡と適正保管管理が5フリーダム(5項目の自由)に従い実現できることを祈っていますさんかくたまごさまコメントありがとうございました

« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

最近のトラックバック