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2016年10月16日 (日)

2016-10-16人との触れ合いという目的で拘束を受けるフクロウたち

2016-10-16人との触れ合いという目的で拘束を受けるフクロウたち
 http://gooddo.jp/video/?p=5534&ref=com

「人との触れ合いという目的で拘束を受けるフクロウたち」


 
一般的には需要があって供給があります
 
ふつうに動物のことが大嫌いでなければ どの動物を見てもひどい状況であれば「哀れ」と思うことは誰しも同じでしょう
 
しかし その「哀れな」状況を積極的でなくても 単純に「好きだから見たい 触りたい」と思うのは「動物好き」の人々です
 
 
 
動物が嫌いな虐待マニアで店が繁盛しているとは考えられません
 
 
 
過去に 猛禽類を販売していたホームセンター内のペット店の販売者が言われていたことは「単身生活の女性に人気がある」「夜行性であるので 夜遊んでやれる(?遊んでくれる?)」ということだそうでした
 
 
 
飛翔力が強い猛禽類を狭い室内で飼うことの自責の念はないのかと問いたいが それを問う人であれば自制して飼育されることはないでしょう
 
「一生懸命可愛がっているからいいでしょ」というのがそれらの人々の言い分です
 
 
 
犬猫の不適正多頭数飼育をする人々も「ネグレクト」については知りつつも棚上げか 「殺される動物たちを救っているから仕方がない」というのが言い分でしょう
 
 
 
言い訳の根底はどちらも「悪意はない」です
 
 
 
しかし その結果「ネグレクト」「虐待」を耐えさせられている動物たちの苦しみには「仕方がない」で正当化されます
 
 
 
この哀れな「フクロウ」たちの本当の加害者は 店の主とともに その営業を支えている「フクロウ大好きの客」である人々でしょう
 
 
 
大阪のエキゾチックアニマル専門の「ふれあい店」についてFacebook2015-6-4UPしたことがありました
 
やはり猛禽類は飛べないように括られていました
 
その点について 管轄行政機関担当の方は 「自由にさせると怪我をするから 飛べないように括るのは仕方がない展示方法である」と答えておられました
 
 
 
飛べるだけの広さがある部屋に飼育できるわけもなく 狭い空間に複数いる猛禽類を括らずには管理できないので 括られることは「当然のこと」「仕方がない」という考えです
 
 
 
くくって展示していることで飼育停止命令も出せないお立場であれば その答えしか出せないお辛いお立場も 解りたくはなくても解ります
 
それが今の日本の「法律第105号『動物の愛護及び管理に関する法律』」に照らして行政機関ができる業者指導の限界です
 
「殺処分ゼロ」「ノーキル」と叫ぶ前にすることは 「適正保管」と「適正譲渡」です
 
適正な保管管理を義務つけることは 「生かす」ことに条件が増えるので目をつぶっていたのが 「殺処分ゼロ」を目標にされる行政機関であり民間シェルターでしょう

何事も根本の因果関係に目を向けた時 
 
何を変えられるのか? 
 
どのように変えられるのか? 

誰が変えるのか?
お一人々に課せられた課題であり 国家としても業者としても あいご活動に関わる人々にも動物愛好家にも大きな課題です
 
 
 
単に「かわいそう」と感じることはとても大切なことです
 
そこから 一歩踏み出すことは 予想以上に大変なことなのかもしれません
 
しかし あなたがしないことは 他の誰かにも大きな期待はできません
 
動物大好きなあなたが考えて 現実的な答えを探すことは大切でしょうね
 
現状の日本では 「仕方がない」というところで多くの動物たちは「ネグレクト」を強要されています
 
「仕方がない」国に生かされる動物たちは「ネグレクト」をも「仕方がない」と見過ごされるでしょう
 
 
 
選択肢をよく選んで あなたがお考えくださることが大切ではないでしょうか?
 
 
【人が辛さに耐える分動物の苦痛は救われるが 人が辛さから逃れたければ動物に苦痛を耐えさせることなります どちらもあなたが選択されることです-Sma
 
【多頭数飼育や不適切飼育 不適切譲渡で動物の肉体は生かせても心を殺していることには妥協をしていることです-Sma

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