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2016年9月 1日 (木)

2016-8-31頑張れ熊本様 まつだコメント返信

2016-8-31まつだコメント返信
 
頑張れ熊本様コメントありがとうございました
 
 
 
意見を述べた経緯がわからないままに この一文をご覧になられて 他人の考えを否定されるあなたの考え方には私も失望します
 
 
 
反吐も出ませんが 【捨て猫やら野良猫やら23匹と暮らす】というお考えのあなたには 理解してくださいと言うのは無理かもしれませんが あなたにも他の意見を違う心で見て感じて 感情だけで判断されるのではなく 知ることを試みていただけるかもしれないのであれば 説明させていただきます
 
 
 
【神様かと思うような、上から目線の偉そうなblog主】
 
決して自分が優れているとは思ってはいませんが 40年間を超える現場での救護活動を経験し 「可愛い」「かわいそう」に終始される多くの動物愛好家が 動物飼育に関する基本的な知識を持とうとされないままに ご自分の感じようでご判断されることが 今日の日本の「動物福祉」の向上を停滞させていると思っています
 
 
 
行政機関は 適正飼育管理と譲渡に徹して 市民国民を啓発しなければならないお立場ですが 残念ですが 熊本市は適正管理においても 譲渡においても 基本的な知識がおありになられるのか疑問に感じるのです
 
なによりも職員の感情が優先されすぎておられると感じています
 
 
 
故に 不適正飼育管理のままに 収容管理能力を超えた保管場所の確保のために (過剰頭数によるという理由で) 管理者の都合により「殺処分」されることになったことを批判させていただきました
 
この日「殺処分」された犬たちには 生存中に毎日どのような幸せがあったのでしょうか?
喧嘩を防ぐために 斜め係留という保管管理は 犬の幸せのためではなく 人の気持ちのありようで

ネグレクト管理を「殺処分頭数を減らす」という大義名分のもとに束縛を強要されていたと感じました
 
行政機関であるから糾弾しているのです
 
飼育方法のモデルを示す役割を棚上げして 職員の「殺処分」したくないという心を優先されたことを
 
 そして 社会全体からの目線で動物に関わる姿勢を低次元にとどめられることを批判したのです
 
 

業者の繁殖規制もなく 譲渡や販売に特別に厳しい条件はなく 現状で余剰動物があふれていることは否めないことであり 動物全体の「幸」を考慮されることが少ないからです
 
 
 
欲すればほとんどの人々は動物と暮らすことができます
 
あなたのように多頭数飼育を自慢される方も多くおられます
 
 
 
災害時の対策としても 真に動物が幸に暮らすための状況を設定するという観点からも 多頭数飼育は私の経験からは肯定的にはうなずけないことです
 
 
 
それは自分自身も 短期収容であり 終生飼育ではない条件ではありましたが 多頭数飼育経験をしたから言えることです
 
 
 
【ご自身は何かしら活動はされているのでしょうか?】
 
活動の当初に 戸建ての住宅街で犬9匹 猫5-6匹を捨てられたり 持ち込まれたりした動物たちを保護していると多頭数飼育となっていました
 
市街地での飼育頭数の規制区域であり このままではこれ以上増やせないところまで来ているのに それでも持ち込みも遺棄の保護にも休みはない状況でした
 
 
 
その結果 飼育頭数の制限がされていない郊外地区に転居して そこで一時保管を目的にミニシェルターを構えて16年間年中無休 無給の活動をつづけました
 
 
 
【他人の痛みがわからないって嫌ですね。】
 
本当にうわべだけで思い込むこのようなお考え 深く考察しないで 優越感をもって侮蔑で片付けることをされることはいやですね
 
 
 
【私はこうならなくて良かったあ。】
 
と 私も言いたいところですが 知らないから言えることが沢山あることも 経験が解らせてくれました
 
 
 
あなたに もしも 善意がおありなら 40年前の日本の当時の動物が置かれていた社会状況をお調べになって 更に 現状の社会の中の動物たちが置かれている状況についても もっと深い関心を持っていただけることを念じます
 
 
 
うわべでよさそうなことは 本当は怖いことが沢山あります
 
 
 
報道の真偽 国家の都合 ある種の活動家の欲 等々 知るほどに何かを感じられるのではないかと思います 
 
何もお感じにならなければ「失望」 それもまたやむを得ないことでもあります
 
 
 
余剰動物が遺棄されたり ネグレクトで放置されるいる現状では「安楽死処置」(安楽殺処置)は必要だというのが私の主張です
 
 
 
「ノーキル」 「殺処分ゼロ」が叫ばれる現状で 適正に動物の「殺処分」ができるのは行政機関だけです
 
 
 
その行政機関が職員の心を優先されて 「ノーキル」を唱えることは 現状の認識を回避されていると感じます
 
 
 
つらくても社会と動物のために 民間でできないことをしていただけるのが行政機関の大切な役割でもあります
 
 
 
そして 適正飼育と適正譲渡のモデルを示されることが将来の飼育放棄を減らす最も大切なステップであると確信しています
 
 
 
今の熊本市にはそのことがお判りになっていないと思うから 行政機関であるから再考を促したくて 厳しい批判をさせていただいています
 
 
 
動物福祉の基本は5フリーダム(5項目の自由)
ファイブフリーダム 5項目の自由

 

 飢えと渇きからの自由    (適切に食べ物や水をあたえる)

 不快からの自由    (いつもきれいにたのしくくらす)

 痛み 負傷 病気からの自由 (適切な医療 治療をする)

 恐怖や抑圧からの自由   (いじめないこと むりなことをさせないこと)

 自然な行動をする自由   (動物の種類にあった生き方をさせる)

  

1960年代に英国家畜福祉協議会により提唱された

世界獣医学協会(WVA)でも5フリーダムは動物福祉の基本として認識されている

 

【繁殖規制の無い現状では 安楽死処置は動物福祉からは切り離せないものです- s,ma
【適性譲渡とは「安心」「安全」が基本であり 社会に送り出す動物が「不安」「忍耐の強要」「偏共生」とならない配慮が必要であります--s,ma】 
【真実は唯一ですが正義は人の数だけあります-s,ma
【意見は違って当たり前 他人の意見の尊重も忘れずに- s,ma
 
反論は感情的ではなく理論的にお願いいたします

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