2016-6-30チビクロ命日
2016-6-30チビクロ命日
2013年6月30日 我が家のアンカーを務めてくれた犬 可愛い「チビクロリン」の命日です
知識のない人によって7年間も餌付けの状況で浮浪犬として生きていた「チビクロリン」はある日 神戸市動物管理センターのボランティアさんに促されて神戸市動物管理センターに連れてこられました
つながれるという経験がなかったからか 「ワン」ではなく「ヒャー」という叫び声で泣いていました
豆しばの類で 大きさも手頃で 温和な性格であり 「チビクロ」自身も推定10年という老犬だったので 一人暮らしの初老の女性が迎え入れてくださいました
当時の神戸市動物管理センターは 譲渡基準もしっかりとしていないこともあり 譲渡前健康診断もしないままに 譲渡されてゆきました
新たな飼主様が迎え入れていただいた直後に動物病院に連れてゆかれたところフィラリアの末期で 「余命6か月くらいでしょう」と言われて他の動物病院にも連れて行ってくださったのですが やはり同じ診断だったのです
飼い始めてすぐに余命6か月の犬を迎えることは気持ちが持たない と言われて神戸市動物管理センターに返されました
浮浪犬として苦労の連続だった7年間を少しでも補ってやれるならと思い まつだ個人が引き取ることにいたしました
幸い 我が家には先輩犬で どんな犬猫も必ず彼のそばに寄り添うことで安心が得られて 新生活になじみやすくしてくれる魔法使いのような保父さん犬「プッチ」という素晴らしい犬がいました
ラブmixで 体は大型犬並みでしたが 心も大きくて優しい素晴らしい犬でした
「プッチ」に寄り添ううちに我が家にも慣れて その後我が家の犬として迎える「最後の犬」という役割を担って我が家に定着いたしました
静かに看取ってやれるならそれでいいと思ったのですが その後我が家で7年間生き延びてくれました「プッチ」も先立ち 最後に1匹となり推定16-7年という天寿を全うして 私に抱かれて安らかに旅立ってくれました
私にとっては365日がどの犬か猫かの命日ではありますが やはり心に深く刻まれる犬や猫がいます
そのうちの1匹として 私の動物救護活動の最後の締めくくりをさせてくれた そして 悔いなく看取らせてくれたことに深く感謝いたしました
その後は 自分自身が高齢者であり 新たに動物は迎えないと決意していましたので 最後の犬として「チビクロリン」は忘れられない犬となりました
人も動物も巡り合いとは不思議な縁です
幸せにはしてやれなかった 多くの動物たちに詫びを言いつつも 最後に悔いなき動物救護活動を締め括らせてくれた 可愛い 賢い 素晴らしい犬であった
「チビクロリン」
「ありがとう」
冥福を祈ります
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ちびくろりんは、幸せなワンコですね。
投稿: さんかくたまご | 2016年7月 1日 (金) 08時19分
私も松田様の最後の子になったチビクロリンちゃんの冥福を神戸よりお祈りしています。
我が家の最後の猫は名前をミルといいます。無事成長し1才になりました。
父と同じ未年、5月生まれということで父のミノルからつけた名前です。
我が家に来て10か月が過ぎましたが先週やっと頭を少しだけ撫でさせてくれたとてもとても
臆病な子です。
閉じ込めていないにも関わらず私の部屋から一歩も出ようとしません。
野良時代には人間から石を投げられたりしていたようでよほど怖い思いをしたのでしょう。
まだまだ仲良しになってもらうには時間がかかりそうですが信頼を得られるようがんばる
のみです。
松田様にもお世話になった親友の須磨のMのお嬢さんがペットショップでフード説明販売
のアルバイトをし引き取り業者に渡される6か月の犬をこの子だけはどうしてもと引き取ってきました。
彼女もペットビジネスの裏側を垣間見て色々深く考えるようになったようです。
21歳の彼女の世代があまりにもむごい現実を知って考えて未来を変えるための行動をおこし
売れるかどうかさえ分からない命をどんどん生産しているこの国の現状を変えてくれることを
ただただ願います。
投稿: 美弥子 | 2016年7月 1日 (金) 23時53分
さんかくたまご様 ありがとうございます
本当にかわいい犬でした
母と同じ日に海に散骨してやりました
投稿: | 2016年7月 2日 (土) 01時21分
2016-7-1美弥子様まつだコメント返信
美弥子様コメントありがとうございました
お元気のご様子何よりと 頂いたコメントをうれしく拝読させていただきました
ご両親様もお変わりないとのこと 安堵いたします
臆病猫のお世話は大変ですね
あなたならきっと心を通わて下さることと信じています
お友達のこともそうして 何かをお知りになられて 何かを感じてくださったことはとてもありがたいことです
単に「かわいい」「かわいそう」で終わるのではなく 現実を知り 知識を得て それに対して何かをしなければならないと感じていただけることはとても素晴らしいことですね
動物福祉には無関心な動物愛好家が多いのも情けないことですが 近頃盛んな「ノーキル」「殺処分ゼロ」そのような方向に仕向けられているようにも感じています
これからを担ってくださる若い方々が真実を知り 真実を語り 真実の究明にご関心を寄せてくださいますようにと祈ります
くれぐれもお大切になさってください
ご両親様と動物たちと お友達のお方によろしくお伝えくださいませ
投稿: | 2016年7月 2日 (土) 01時23分