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2016年5月19日 (木)

2016-5-19さんかくたまご様返信


さんかくたまご様コメントありがとうございました

諸外国での多頭数飼育規制について識者間では知られたことではありますが 過去のシンポジュウムで飼育指導の専門家として高名なお方が パネラーとして立たれた壇上から ご自分の複数種の動物多頭数飼育を自慢と受け取られる形で披瀝されたことがありました
                                                      
私があらかじめ質問したいと運営側に意思表示をした段階で 時間切れとの理由で質問をさせていただけなかったことがありました
専門家として識者と称される地位をカバーされた主催者側の配慮であったと感じました
                           
この件について記事を書きましたので当ブログのアーカイブに記録があります
                             
このお方は不幸な動物を民間シェルター等から救った結果多頭数飼育になったのだから許されるとお考えだったのでしようが 専門家であるがゆえに身をもって範としなければ 知識を得ようとされる人々に誤認情報を与えることになるという発想はなかったのか疑問に思いました
                               
多頭数飼育が真の動物福祉には常識的に否定されていることについての自覚が不足していたのであろうと推察しましたが その後の状況は全く分からないままに 改善されたのか否か その後も専門家として識者としてご活躍でした
                             
この一例をとりましても明らかなように 多頭数飼育が殺処分頭数を減らすための有力な手段であると信奉されている人々はたくさんいます
                              
わたし自身がミニシェルターを設けて 多頭数飼育を経験したから言えることですが 「多頭数飼育」は動物のためではなく あくまでも殺処分回避のために動物福祉を棚上げにしてできる 人の心を救うためだけの行為だと感じています
                       
私の場合は保管動物たちの一頭ずつが終生飼養ではなく 期間限定の一時的保管であったから何とかしのいでいましたが 各個体を終生飼養目的に多頭数飼育することは私にはできないことでしたでしょう
                       
ましてや 飼育管理人一人あたりについて5匹を超えることは 飼育されている動物たちに相当な忍耐の強要をしていると感じます
                                             
犬は悲しい一面があり たとえ虐待する飼主であっても 多くの場合に飼主となれば従順に従います そのことが飼主に曲がった自身を与えることもあるように感じます
                                                                        
飼育指導や調査訪問をしていて いつもつらく感じたことの一つでもありました
                       
【太田光明氏は、「もっと犬猫の飼育数を増やすべき」と主張されていますが、獣医師業界の利益誘導でしょう。】
                         
そういうお考えの方はたくさんおられます
これだけ動物関連の職種が増えて 従事者も20年前とは比較にならない数字ですから 現実的には致し方のないことでもあるでしょう
                                                         
ならば対策として 余剰とされる動物たちのことにも配慮される必要があります
                                                               
「殺処分ゼロ」「ノーキル」とうたいながら 単に社会の中で動物の頭数が増えればよいというお考えは 真に 動物のためを思いやることをされないからできることだと断言したい心境です
                        
真に動物と社会のためを思いやってくださるなら 増えすぎた動物のたまり場が 劣悪終生飼育を許容する多頭数飼育のシェルターであったり 遺棄のカモフラージュ「地域ねこ」にされることではないことを願います
                         
空前の猫ブームのバブル崩壊が来たとき 猫たちはどうなるのでしょうね?
                         
阪神・淡路大震災の際に仮設集合住宅で取り残された猫たちをたくさん救護活動してまいりました
                                                 
一時の慰めを猫に求め 理由はそれぞれでしょうが 現実には多くが遺棄されたまま餌も水もないところで野良となったり 飢えや病気で死んでいました
                                                
猫大好きといった人々の犠牲者であると感じましたね  
                         
【自己愛型動物愛護-S,Ma】の犠牲となる猫たちが いなくなることはないでしょうが 漫然と容認されることに無関心でありたくないと思っています
                                   
例え殺処分好きだと揶揄されたとしても 
【繁殖規制の無い現状では 安楽死処置は動物福祉からは切り離せないものです-S,Ma】
「殺処分ゼロ」を実現させたければ動物との共生を否定しなければならないでしょう

それが50年間近い 動物救護活動の現場で体得した感想です



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