2016-4-6神戸のさくら
久しぶりに故郷神戸へ行ってまいりました
何処も桜が満開で一人で見るのがもったいないといった思いです
7年前に夫を連れて花見に行き 車を止めている場所がわからないでいる彼を見て「やはり」事態は悪化に向かっていると 病状を再確認することになった苦い思い出がありました
そこの桜はその日も見事に咲いていました
かつて所属していた団体の事務所があった川のほとりの桜もまた見事でした
震災で扉が開かなくなっていた事務所へ お転婆おばさん(当時はまだ花の55歳!!)は同じ並びのお宅のベランダから出させていただいて 窓をこじ開けて事務所に入りバールで入口の鉄の扉をこじ開けたことを思い出します
あの頃は皆が団結し いたわりあえていた
無給どころか持ち出しで皆がよく働き社会からの信望も厚かった
時代は移りよくも悪くも大きく変わりました
当時も今もつまらない誹謗中傷に明け暮れている連中は変わらず同じでしたが 昨今は行政機関さえもそれらの理念なき「ノーキル」族にとらわれているようになったと感じて 私の活動した時代は過ぎたのだと思うことが多くなりました
売り払った元の自宅も見てきましたが 「売家」の掛札が仕舞われていたので 売れたのだと感じました
どんな方が住んでくださるのか----
私が設計した家なので いろいろと工夫をしていましたが 自慢はトイレにもインターホーンを取り付けていたことです
犬との共生のためにコンセントも高い位置に設定していましたが そのことがとても便利でした
好きだった「ムスカリ」と「ハナニラ」が変わらず愛らしい花を咲かせていました
土のあった生活は楽しかった
午後には亡きあいこちゃんの飼主様をお訪ねして思い出話に耳を傾けました
「満足(十分に世話をしたので)していますから 悲しいよりも安堵です」と言っておられました しかし ここにはもう1匹犬がいますのでさみしさを補えるとも言えるのでしょう
無事に看取れたことの安堵感は本当にありがたいことだと思います
その方と同じく私には かかわった動物の末路を案じることは大きな負担ですからね
そのような話に時のたつのも忘れ 長く居座って遅くに神戸を離れ 高速道路を飛ばして帰宅しました
帰ればここが「我が家」 神戸は懐かしいところ それはそれでありがたいことです
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