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2016年4月22日 (金)

2016-4-21NHK飯館村の犬ジョンと飼主


最近は忙しいこともあって 午前中は殆んどラジオを聞いています
第二放送はとても良い内容ですし 映像がないので仕事をしながら聞けることもあって TVは夜しか見ないのですが 朝一に友人の情報でNHK TVを見ました
                                  
飯館村の被災犬の元の飼主様と預かりボランティアのお方の心温まるドキュメントについて 再会にいたる様子を報じていました
双方がお人柄のよいお方のようで 岡山の農村から 飯館村の元の飼主様に「ジョン」を連れて1000kmの長旅をされ 再会にこぎつかれたご様子した
被災犬を預かるお立場から 改めて譲渡を希望されて この日新しい飼主となられたとのことでした
                                 
が 私はみるところを見てしまうのですね
元の飼主様も鑑札には無関心だったご様子で 放し飼いの習慣のようでした
岡山のお方も放し飼いに対して無頓着のようでした
                                 
田舎ですから「いいじゃないか」と思われる方が多いのでしょうが 田舎も都会も法の遵守義務は同じです
                                 
況してや 所有権が移っていない 預かり犬を放されることは争いの元となることもあるでしょう
おおらかと 細心の注意を払うことは違います
                                  
被災動物のお世話をされた災害ボランティアの方にも心得て頂きたかったことですが 何処でどのような状況で救護活動をされたのか 新たに預かっていただくお方にも情報は伝えなければなりませんでした
そして 元の飼主さまも この犬に鑑札と迷子札を付けておられたなら 何処の誰が飼主であったのか もっと早く確認することができたしょう
                                 
そして オピニオンリーダーとしての役割を果たすべき使命がある公共の情報提供者たる
報道機関NHKとしての責任感が感じられないことは嘆かわしいことです
NHK
として取り上げられるのであれば「鑑札装着の義務」リードは命綱としても 社会に迷惑を及ぼさないためにも放さないことを あらかじめ話しておかれることがなければならないことでしょう
                                  
さんかくたまご様が再三触れておられるマンハイムの誤認情報
報道が間違っていない自信がおありなら さんかくたまご様を告発されるに値する程度に
厳しく追及されていますね
知らぬ顔をしていれば嵐は過ぎるとでもお考えなのでしょうか?
その報道者としての姿勢が 今回もこのような「めでたし々」だけで済まされるのでしょうか問いかけてみたくなりました
                                 
救いは 犬が幸せになれたことですが 新たな飼主様には 法廷登録を済まされて 是非とも法律の順守と 社会に対する気遣いもしていただきたく お願いしたいと思います
                                    
それが 真に動物を守ることの基本であると思うのです
                                    
タレントとして「役」を演じている犬以外は 「ソフトバンクの父犬」「わさお」「志村犬」ともに法的に鑑札の装着義務を免除されたわけではないことも 番組の責任者は心得ておいて頂きたいですね

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動物福祉」カテゴリの記事

コメント

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO247.html
狂犬病予防法第27条により、
1、犬の登録の申請をせず、鑑札を犬に着けず、又は届出をしなかつた者
2、第五条の規定に違反して犬に予防注射を受けさせず、又は注射済票を着けなかつた者
は、20万円以下の罰金い処せられます。
犬の畜犬登録の無登録、狂犬病予防注射未接種、及び注射済票の未装着は、立派な犯罪です。
取り締まることがないため、違反者が多いのでしょう。

NHKは、「地球イチバン ベルリン~」で、「ベルリンでは市街地でも大型犬が首輪リードなしでウロウロ歩きまわり」と報じていましたが、首輪、犬税登録済票未装着、リードなしは立派な犯罪です。
ベルリン州法では、公共の場では必ず首輪とリードの使用、飼い主明示、犬税登録済み票の装着を義務付けています。
ノーリード(オフリード)は、犬種や累犯、悪質な場合は、最高罰金が5,000ユーロ(約61万円)まで科されます。
ノーリード(オフリード)の場合は、差し迫って犬が危険な状態ではなくても警察官に射殺されることがあります。
NHKの嘘番組は本当にひどいですが、オフリードや首輪なし、放し飼いが動物愛護に先進的という感覚がわかりません。
ドイツでは、よくアウトバーンで犬がクルマにはねられたり、警察官に射殺されます。
それは犬にとっても気の毒なことでしょう。

なお、これらのことを書いた私の記事では、「大嘘記事。騙されるな」とFACEBOOKで必死で拡散している人がいました。
しかし私が記事で取り上げた、ベルリンでのノーリード犬射殺事件での犬の飼い主の方が、私のFBのページに頻繁にいらっしゃいます(大笑い)。
https://www.facebook.com/marc.siemers?fref=pymk
結構カッコイイ男性ですが、愛犬を警察官に射殺されたのはお気の毒です。
トップの写真が射殺された犬です。
私はこの方のFBのページも引用しています。
この方は、FBで、愛犬が射殺された経緯を詳細に書いています。

NHKですが、動物愛護に関して相当誤って偏向した考えの方がいらっしゃるのかもしれません。
犬の鑑識と注射票ですが、放送の時だけでも装着するべきでしょう。
国有放送が、犯罪を良しとするようではいけません。

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