2016-4-1さんかくたまご様コメント返信
2016-4-1さんかくたまご様コメントありがとうございました
【日本以外の先進国は、水面下の殺処分は公的統計に現れません。】
私は現役当時 所属団体で実施していた「安楽死処置」(安楽殺処置)頭数を公表していました
「安楽死処置」(安楽殺処置)でしか対応できなかった収容頭数は 日本中から寄せられた動物たちであり 批判(誹謗中傷)をしていた人々が「安楽死処置」(安楽殺処置)をさせなくても 動物を幸せに適切に収容管理できる具体策を示すことはしなかったことが 現実であり 違法行為でもなく 私たち現場では活動に責任感を以て当たっていました
しかし 所属団体の理事会は余計なことだと思っていたようです
屁理屈であろうと 低俗であろうと 批判に対して受けて立つ意志が希薄であり「世間体」を重んじたからでしょう
結果的に それがあたかも悪いことをしていると解されることになるとは思いつかれなかった
理事には実際の救護活動経験者は殆んどおられなかったからでしょう
批判から逃げたかったのであろうと感じました
RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)が「安楽死処置」(安楽殺処置)を否定されないことも 動物福祉のレベルが保てなくなることが明白であり 全てを幸せに生かすことはではないと考えられているからだと感じます
人為的に繁殖されている動物であればこそ 人為的な淘汰が必要となるでしょう
生命の発生に関わることは 人としての責任であり 社会の中で 人も動物もより良い共生を安定的に保つためには 頭数の操作をする必要があり 虐待防止の観点からも 飼主責任として関った生命の末路を見届けることは当然のことなのです
しかし 飼主として一定の義務を果たしていても最後の死の確認と言うところで心理的にできない方もおられます
そのような方々のために その飼主責任の代行をさせていただくことが 動物に関わる活動をする者の 社会的責任であると思っています
動物に関わる活動をすると言う事は むやみにネグレクト保管をして 無差別譲渡でごまかすことではありません
行政機関は真にこの国の動物福祉を向上させたいのか たまたまかかわった職場での「仕事」をご自分の心の安らぎのために逃げるのか 経費節減に徹すればよいのか 問い直して頂きたいです
現状の国家の方針は 真に「殺処分ゼロ」を目指すために努力されているとはとても感じられません
このような現状がいつまで続くのか 議員諸氏も真剣にお考え直しをしていただきたいですね
終生飼育義務について
「動物との共生(販売者及び団体及び個人として動物の保管管理に従事する者を含めて)を始めようとする者は その関った動物の死を見届けなければならない」と法律の改正をしていただきたい
付帯事項として
「飼主自らが達成できない場合は信頼する他に委ねても良いが 必ず獣医師の証明を以て管轄行政機関へ報告しなければならない」
となれば 本当に行政機関で扱う動物の頭数は少なくなり公的費用の削減は実現できます
動物にもむやみにネグレクトを強要して苦しめることも少なくなるでしょう
【イギリスで優雅に暮らす犬たちの影には、累々たる殺処分が存在していることを日本の愛誤は知らないのか知らないふりをしているのか。】
両方だと思います
知らない 知りたくない
その心理を巧みに?利用されているのが「殺処分ゼロ」「ノーキル」を主張している人々だと思っています
2016-4-1 文責 松田早苗
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