2016-3-27譲渡犬の訃報と楽しい贈り物
相次いで『CCクロ』からの譲渡犬の訃報が届きました
どちらも14年間(飼育年数)家族として大切にしていただき 申し分のない待遇を受けていましたが 幸いっぱいで天寿を全うした犬「ジョン改め宙(そら)」と「あいこちゃん」2匹ともに十二分にお世話を受けて幸せな生涯を閉じました
こうして平穏な死の確認をさせていただけることは本当にありがたいことです
飼主様も十分にお世話をされたという満足感と共に静かな悲しみをかみしめておられるご様子です
「あいこちゃん」の飼主様から満足を表す紅白饅頭が届きました
とても楽しいユニークなお方で 親しくさせて頂いていますが 届いた饅頭のパッケージの宛先書きが面白くて微笑んでしまいます
〒配達の方が些か戸惑っておられて「間違いないですか?」と
「はい 確かに当家宛ですよ」と申しました
このお方 天真爛漫で賢くて学ぶこともたくさんあります
丁度名古屋へ行く予定でしたので弔問ができなくて 来月早々に お慰めと御礼のためにお伺いさせて頂こうと思っています
『CCクロ』活動では 苦労も並ならずありましたが こうして飼主様にも動物にも幸せを感じて頂けたことは 適正譲渡に拘った甲斐があったと 改めて感慨に浸っています
ご協力頂いたボランティア様 神戸市職員の方々 多くの関係各位に心から感謝いたします 安らかな死を確認させていただけることの安堵感は私にはとても大切なことです
先日調査した商業施設に囚われ 生涯をみじめに送ることになっている動物たちがいることは情けない限りです
動物愛好家と自負される皆様 どうか安らかな死が見届けられることに全力を注いでくださいませ
ネグレクトでも生きていれば良いなどと不遜なことはお考えにならないでください
万策尽きた時には「安楽死処置」(安楽殺処置)を考慮してやってくださいませ
動物多頭飼育 不敵正保管で満足をしている団体や個人の方々 どうか幽閉される動物の身になって考えてやってください お願いいたします
「ジョン改め宙(そら)」と「あいこちゃん」
ご冥福をお祈りいたします
人に幸せをもたらしてくれたことに感謝です ありがとうございました
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コメント
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私は日本の犬は、今では世界で一番幸せなのではないかと思います。
殺処分の実数では、おそらく世界で最も率が低いでしょう。
日本の場合は、飼い主自身が殺処分することは違法で、まず行われていないでしょう。
それと獣医師による安楽死(これを忌避する獣医師顔いいことは危惧していますが)も少ない。
日本の殺処分が多く見えるのは、保健所の引取りに集中し、それが全て公的統計に現れるというだけです。
日本以外の先進国は、水面下の殺処分は公的統計に現れません。
日本では、極端な品種のスタンダードも求めませんしね。
イギリスで優雅に暮らす犬たちの影には、累々たる殺処分が存在していることを日本の愛誤は知らないのか知らないふりをしているのか。
だから、粗末な犬小屋で外でつながれたポチ(最近は室内飼いの小型犬が多くなりましたが)を虐待されているなどといいます。
保健所で引き取ったポチが、太郎君の草野球のお供をして、最後に飼い主の膝の上で天寿を全うする。
それが日本の平均的な犬の飼い方でした。
ポチのような犬は、世界でもっとも幸せな犬だと思います。
投稿: さんかくたまご | 2016年4月 1日 (金) 10時00分