2015-6-16近況です
最近 身の回りに認知症の方々が増えました
明日は我が身と思うと 終活に取り組んでいます
肉体は生きていても脳がお休みとなれば社会生活には多大な問題が起こります
先ずは 決済能力がある内に自宅の処分をしようと決しました
不動産で持っていたために 決済がし難くなり 関係者にご迷惑が及ぶことを考えますと 来年とは言っていられないと思い賃貸住宅に住むことにいたしました
その準備に追われています
活動の経験で学んだことではありますが 「ホーダー」になりたくてなるのではなく おそらくは認知症も関わるのではないかと感じますが 高齢者特有の頑固 思い込み等が 不適切多頭数飼育者となり 「ホーダー」と化していきます
それらの人々をつぶさに見てきましたし 60才になれば若日と同様な力仕事がし難くなりますので 精根傾けたつもりでも清潔の保持には手抜かりが出てくることを案じました
私は常に以下のことを唱えて 若い方々の指導に当たりましたので 自らが守れなくなる前に 多頭数飼育はやめると決していました
【不潔な保管場所には動物福祉思想はない-S,Ma】
【動物福祉の第一歩は清潔から-S,Ma】
そのような分けで 震災後にミニシェルターを畳んで 今後は多頭数飼育は不可能であることを 自覚し 他覚的にも頼られない状況の住まいにしたのです
自らが設計図を書いてそれなりに自己満足をして 好き隣人に恵まれて20年近くを過ごしました
できれば このまま 孤独死をしてもかまわないから 一人暮らしを楽しみたいと考えていましたが 自分はよくても 親戚縁者には否応なく迷惑が及びます
近年は 何をしても「保証人」が必要です
例え短期の入院であっても「保証人」無には入れません
高齢者となれば 予後の見通しが付きにくくなりますから 友人には「保証人」になってくださいとは言えません
詰まる所 親族になりますから その親族にも迷惑が少なくなるようにと心配りは大切だと思っています
幸い 近しい親族が新築しました賃貸のハイツに 入居しないかと誘いがあり 親族の自宅からも近距離であり 万一の際にも足を運んでくれる距離のことも想定しますと この際親切心に従うことが良いだろうと思ってそのような決意に至りました
自宅売却が決まり次第本格的に転居することにはなりますが目下は売却の交渉中で 忙しくしております
4LDKから 2LDKとなりますから移転できる荷物の数が大問題です
捨てがたいものが多くて悩みますが 物理的にも減量は必然です
死後に 残して迷惑とならないようにと思うと思い出の家具もあきらめることになります
持ち家と違い 釘一本にも気兼ねがありますから 趣味の大工道具はすべてあきらめることにしました
親族の夫が喜んで整理し 持ち帰ってくれましたので 一つは片付きました
立体収納していたものが平面に散乱して 足の踏み場もないのですが もっとも厄介な書類整理は捗りません
整理のつもりで目を通すと読みふけってしまい時間ばかりが過ぎてゆきます
こんなこともしていたのだと 往時を振り返り懐かしく感じることも屡です
思いもよらず 今は立派になっておられますジャーナリスト 当時は血気盛んな新聞記者さんが 掛け出しの頃にくださった手書きの文面が目に留まったり 著名なお方のこれも手書きのお手紙に見入ることもありとか 救護活動記録の写真も過ぎし日を思い出させます
捨てがたい記録の数々 他人様には大した値打ちではなくても わが人生の記録ですから感慨に浸ります
そのような次第で 今後も吾ことに時間を割かざるを得ませんので ご無礼が重なることをお許し下さいませ
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