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2015年4月10日 (金)

2015-4-9in熊本市動物愛護センター子犬+仔猫哺乳ボランティア

  http://www.asahi.com/articles/ASH2V4W9BH2VTLVB00R.html

 子猫や子犬守ろう ミルクボランティア、熊本市が募集

■「殺処分ゼロ」達成めざし呼びかけ

 ミルクボランティアは、センターに収容された生後1~5週の子犬や子猫を預かり、ミルクや排泄(はいせつ)の世話をしてもらうもの。離乳後はセンターが引き取り、避妊去勢手術をすることや室内で飼うなどの取り決めに同意した新しい飼い主に譲渡する。センターが2、3月に説明会を開き、現在、10組10人が登録している。

2015-4-9 S,Maコメント
 
一見優しさの表れとみられるのも当然ですが 私は別の見方をします

生後1~5週の子犬や子猫を救う預かり、

 
一般受けしますが 行政機関とされては寧ろ成犬猫の譲渡の道をふさぐ行為となりかねないことに気が付いていただきたいものです

特に猫についての 需給のバランスは供給過多であることは 「地域ねこ」に象徴されている通りでしょう

 
ここで 子猫を犠牲にすることが成猫譲渡に多少なりとも救いとなるであろうと思うのです

子猫は恐怖心も 成猫よりも少ないでしょう
 
「安楽死処置」(安楽殺処置)についても薬剤費が成猫に比較して少なくて済みます
 

 
どちらにしてもお辛いことでしょうが 将来の猫人口のバランスのために 行政獣医師にお考えいただきたいのです

 
民間ではできないことをされるのが 行政機関です

民間シェルター並に譲渡先のシェア争いをされることは何処かで見て見ぬふりをしなければならない猫たちがいるはずです

全国的には授乳期の子猫の7割以上が殺処分されているが、

 
それでも猫の譲渡先は不足しているから 「地域ねこ」とごまかしの遺棄を容認することになるのではありませんか?

何故 これだけの頭数が殺処分対象にされるのか?

熊本市以外の行政獣医師が 単に冷酷だからとは言わせたくない

 
寧ろ公的機関としての 辛い役割を引き受けておられるから しなければならない公務をしっかりとはたしておられるという見方が正しいと感じています

上っ面の優しさにごまかされないように 真に信念に基付き 社会と動物たちへの責務を遂行されることに努めておられる行政獣医師 評価して差し上げたいと思います

熊本市の 市民ミスリードと感じられてなりません

「殺処分ゼロ」の言葉遊びはほどほどに 真の優しさとは何か?

皆さんも考えてみてください

 
文責 松田早苗

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