2015-1-3高齢者福祉 生命の尊重とは?
年末に入院させた夫を見舞う回数が グループホームにいた時よりも多くならざるを得ないのですね
病状から個室に居ますが閉鎖病棟ですから飾るものも置いてやれません
グループホームでは季節のものや 家族 動物の写真も置いてやっていましたが 今は殺風景そのものです
自立歩行は可能ですが 終日部屋で腰かけているか横になっている 当に唯々息をしているというやるせないものです
私が誰であるのかはわかっていますし 見舞ってやりますと とても喜んでくれますので救いはあります
このところ肩揉みをしてやりますと心地が良いと喜び「ありがとう」と言ってくれます
彼は5秒もすれば現在と言う時間は過去になり 忘却の彼方となりますが 私はいじらしくて辛く感じます
動物に「安楽死処置」(安楽殺処置)が認められていることは素直に救いだと感じます
夫はまだ 家族としての私が見てやれますが 私がそのようになった時 はたしてどうなるのか?
全てを忘却できるまでには至らなければ辛さも感じるでしょうから 自死はいけないということはわかりつつも追い詰められる身になれば深刻でしょう
莫大な医療費をかけて苦痛に耐え 自らの意志よりも社会が決める意志で生かされることが生命の尊重なのか?
異論はたくさんあり お叱りも受けるでしょうが 本当に生き甲斐があって生きることと 自らの意志以外で生かされることの違いを真剣に考えてくださる医療関係者や政治家はおられるのか?
お世話をしてくださる病院やホームの職員の皆さんには心から感謝いたします
それでもなお 自分の意志とは何かと考えさせられるこの頃です
動物に「安楽死処置」(安楽殺処置)が認められていることは素直に救いだと感じます
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私の母は、亡くなる時は誤嚥性肺炎でした。
生前、過剰な延命措置を望まなかったので、人工呼吸器を付けるかどうかを、母が意識不明の時に医師に尋ねられ、私は「自然に任せてください」とお答えしました。
人の延命であるとか、尊厳死、安楽死については、大変微妙な問題です。
ですから、こちらでは議論しません。
オランダとベルギーでは、法的に人の安楽死が認められています。
一昨年だったと記憶していますが、ベルギーでは15歳以上という年齢制限さえ撤廃しました。
これから、日本でメディアが報じた、オランダの動物愛護事情の嘘を記事にする予定です(ドイツのティアハイムの連載と海外の犬猫安楽死についての記事は進みませんね)。
メディア曰く、「オランダでは一切犬猫の殺処分が禁じられている。生体販売ペットショップは無い。オランダ人の人気犬種はいわゆる闘犬カテゴリーの犬」です。
それらは酷い「嘘」です。
人に対する安楽死が認められている国で、「犬猫をいかなる場合でも殺してはならない」はないと思いませんか。
(人の安楽死と動物の殺処分を比較したことに不快感を感じた方にはお詫び申し上げます)。
オランダでは、生体販売ペットショップが普通にあるようです。
100ものペットの死体が見つかったペットショップがありましたし、「○ペットショップで生体販売されている仔犬は病気だ」という個人ブログも。
その他、オランダでは飼育が禁止されてる闘犬カテゴリーの、強制殺処分数の国家統計があります。
投稿: さんかくたまご | 2015年1月 6日 (火) 20時45分