2015-1-17身辺は認知症の高齢者がたくさんになりました
親しいお方も認知症とおなり遊ばされました-----
電話でご自分の娘さんが金を自由に使わせないで制限しているのは怪しからんと
「学者さんでさえも詐欺に簸かかるこの頃よ 管理してもらえてありがたいでしょう 感謝しないと」とはいっても「自分のお金よ もっと自由に使いたいわ」「何か少し変に思うの」と 典型的な被害妄想の始まりのようです
「身近な人に金を盗まれる」認知症の入り口で起きる思い込みですね
夫の時にはそのようなことは無かったし 元々ドッコイさんはお金には無頓着で 私がどのように使ってどのくらい蓄えているのか聞いたこともなく 動物に使うことにも文句は一切言いませんでした
私以上の年齢の人々によくあることですが「認知症」は恥ずべき病 今は禁句となっていますが「きち00」と思いこむことがあり 「認知症」を正しく受け止められないようです
ドッコイさんの初期症状に気が付いた時にも そのことがわかっていたので 敢えて「認知症」とは言いませんでした
「認知症」の治療薬と言えば 「僕はきち00と言うのか」と言いかねず 主治医にお願いして「喘息の予防薬」としていただきました
「高齢者は飲んでおいた方が 症状が重くならないからね」と言って騙していました
私の言うことは何でも素直に信じてくれていましたから 「喘息の予防薬」で続けさせました
そのうちに 薬の種類も気に留める状況ではなくなり 5秒の世界に生きるようになりました
近所の方にも早くから夫の行動が変でしたら知らせてください とお願いしておきました
文頭のお方はそれでも執拗なくらい娘さんへの疑いをもたれるので 少し前に聞いていたお話をしてあげました
あなたのお母様は 私が訪ねた時 決まって「00ちゃんが来るたびにお金が無くなるの」と言われていたのですよと話ました
そのようなことをされる方ではないと思っていたからあなたには一度も言いませんでしたが 「認知症」の表れだと思いましたからねと
「へえー そんなこと言ってましたか?」と
「私も「認知症」と認めなければならないのでしょうか」と
「はい 「認知症」は高齢者が誰でもかかる病ですから 恥ずかしいことではなく 適切な治療をされると良いのですよ」と
親子だからまだいいのですが 嫁姑だと冷静ではいられなくなり葛藤となりますね と話しました
何となくわかって頂いたようでしたが すっかり忘却できるまでは 部分的な記憶の消失を認めたくないようです
「認知症」についての社会的な理解にも未だ々行き届かないことが多く悩ましいことです
心筋梗塞や癌と同じように 誰でもが発病する高齢者病ですよと 話してあげます
自尊心が残っている頃は 対応が一番難しいところです
「おバカになったようです」と言われるのですね
別の問題ですが 専門家とされる方の中には 頭から 「認知症」の高齢者を子ども扱いにされることがありますが 症状が進んでいても 自尊心を傷つけるようで 「あいつは大嫌いだ」とドッコイさんはよく言っていました
患者数が多くなれば 国家負担も増えます
私が「認知症」になった場合は 「安楽死処置」(安楽殺処置)を望みます
医学界の皆様 政治家の皆様 どうか真剣に対人「安楽死処置」(安楽殺処置)について議論してください
懇願いたします
私が使うと予想される高齢者医療費は若い困窮者の育成費用に充てていただきたい
自分も苦しみながら 国家の負担を増やして 若い方々の支援がうすくなることは望みません
議論だけでも真剣にしていただきたいのです
日本はすでに財政破たんに傾いているのですから 石にかじりついても生きたい方はしっかりと生かすために費用をかけてあげていただき 望まない高齢者には「安楽死処置」(安楽殺処置)を認めていただきたいのです
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