2015-1-15 ついにその時が来ました
どっこいさんは一般閉鎖病棟から 認知症病棟に移されました
人間としての脳みそが一段と活動の停止の方向に向かっています
ついに「ところで あんたは親切だけれど 私とはどのような関係かな?」と
「私の姉さんかな?」---「000(夫の名前をさん付け無で呼び捨てが日常でした)が85才でしょ 姉だとすれば私は90才? それに000は一人っ子でしょ?」と「あーそーかごめんなさい すみませんね」
「で どんな関わりなの?」「そーね000のガールフレンドかな」「へへへへ」と
以前には「ワイフ・かみさん」と言ってましたが ついに「親切な女性」となったようです
可愛いと可哀想が混在しています
以前のように 面会が辛いからと言って 退院を申し出られる状況ではなく 今回は「仕方がない」と言うことになりました
「近頃はよく倒れるのだね」と 実際にはどうなのか定かではありませんが私にはそのように言います
「85年間も生きられたのだしもう惜しいことはないね 感謝して死を迎えたらきちんと散骨してあげるからね 心配しなくていいよ」と 健康な時の会話を今もすんなりと話しています
彼も「そうだね 85才か沢山だね 後はよろしく頼むわ」と にっこりとして言ってくれます
「おばあちゃん(私の母)もチビクロも 先に行って待っているしね 同じ海にそのうちに私も行くからね 安心していいよ」と
単発の会話はその時その時 普通に辻褄はあっていて 意味は通じます
5秒後には同じ会話を何度でも繰り返すだけですが-----
それでもありがたいことだと感謝の気持ちで一杯ですが 長く生きていてほしいとは言いたくない心境でもあります
人も動物も可能な限り「尊厳を以て幸に生きてほしい」切実に思うのです
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