« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2014年12月

2014年12月29日 (月)

さんかくたまご様コメント返信

さんかくたまご様
 
コメントありがとうございました

私はやむを得ずペットを飼育できない状態になれば、飼い主が責任をもって、獣医師に最も安楽な致死処分を依頼するのがベストであると思っています。

全く同感です

 
その状況が定着すれば あいご団体の運営も楽になり 行政機関での仕事も啓発に重きを置けると思います


 
無条件殺処分反対と言う主張をしているグループがありますが 無責任の一言に尽きます

 
「無条件殺処分反対」ということに対して「幸せに生かす」という対応策をもっているわけではなく 感情的なファッション感覚のように感じます

ですから、行政による引取り制限は、ある面では賛成です。

理性ある国民が多数を占めて 的確な判断ができる飼主である場合に限りますね
 
現状の行政機関では 「ノーキル」の世論に押されて引取をしたくない ゆえに法律を便宜活用しているように見受けます

引き取られなかった動物と飼主の行く末には無関心
 
動物による迷惑行為の発生にも無関心となれば 無責任な愛護団体と同格になってしまいます

行政機関もまた的確な判断がおできになられて 熊本方式礼賛と言うネグレクト容認 多頭数飼育礼賛では行政機関としての役割をはたしておられない
 
そのような事態に至った「行政による引取り制限」と言うには本末転倒ですからね

 
歴史でも予算でも活動内容においても世界に冠たるRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)が縮小されず 活動の規模を維持されているということは 人が動物を飼育することが続く限り 虐待も遺棄もなくならないことを示しています
 
そして 「殺処分ゼロ」「ノーキル」を主張されることなく「安楽死処置」(安楽殺処置)を否定されていない
 
それは ご経験と知識と理性によるご判断であるからに外なりません
 

 
充てもなく「殺処分ゼロ」「ノーキル」と唱えて動物は幸せになれるわけがない
 
動物との共生ということに対する社会的支持も得られるわけがないですね

それを指摘している私は、まさに孤立無援で、重戦車部隊に、一人竹槍で立ち向かっているような無力感を覚えます。

決して孤立無援ではありません
お書きくださる情報の読者 閲覧者の多さは 敵方もいるでしょうが 賛同者も多いはずです
しかし 声なき賛同者と言うことでは困りますね
声にして意思表示をしていただけることを願いますが 「動物が憎い」「虐待をしても動物をなくせ」ということには異論があります

どこまでも共生動物に対する責任は 関わる人間の責任であり 適正譲渡と適正飼育ができる人だけが動物との共生を許される社会となることを願っています 

今後共に的確な情報のご提供により 「適正譲渡と適正飼育」が定着しますように ご尽力を賜ります

2014年12月27日 (土)

2014-12-26獣医師と「安楽死処置」(安楽殺処置)

昨日もまた九州から長い電話を頂きました

10年ぶりくらいでしょうか

 

転居してきた近所の空き家に猫の親子がいる 子猫がすでに4か月くらい

トラップの設置には 空き家の家主さんが反対されると

不妊手術をしたとしても厳寒期の今 術後管理も心配であると

周囲の人々も可愛いとはいうものの 誰も積極的には関心を示されないとのこと

仔猫が4か月となっていれば間もなく発情期を迎えます

とにかく不妊手術をするか まったく関与しないか 「あなたが出会った猫に対してはあなたがあなたの責任でお決めになることです」と答えました

 

以前は迷いはあっても「安楽死処置」(安楽殺処置)の決意ができたが 近頃は獣医師の協力がまったく得られない「命を奪ってはならない」と答えられたとのこと

その地に長く居住されていないこの相談者だから 危険回避でそのようにお答えになられたのかもしれませんが一般的な獣医師の模範解答でもあると思います

 

ならばどのような対策が可能なのか相談者は当のDr,に追及されなかったのか?

とはいうものの その獣医師も答えは持ち合わせておられないとは思います

 

そのように「ノーキル」教育を受けられたのか 獣医師となられてからの自己防衛のためのご判断なのか?

世情を気になされば「命を奪ってはならない」としか答えられないこともわからなくはないですが 医療の基本は苦痛の軽減であると私は思っていますから 苦痛から救ってやれることをお考えくださる獣医師がいなくなられた今日 動物は以前よりも哀れな状況を強いられていると感じています

 

この相談者ご自身が以前に癌宣告を受けられて 当時飼育されていた大型犬の「安楽死処置」(安楽殺処置)を獣医師にお願いされて 事情をご理解された獣医師はご協力くださったそうです

しかし その時の死に至る過程は今も心残りになるほど辛い状況であったとのこと

 

お話を伺って推測するところ「ストリキニーネ」を使用されたのではないかと感じました

「ストリキニーネ」は以前には行政機関で一般的に使用されていましたが 苦悶死するために さすがに使用はされなくなりました

しかし 費用が安く確実に死に至ることでは然したる疑問をもたれることなく使用されていました

獣医師の良心としての「安楽死処置」(安楽殺処置)にこだわられることができないのかと情けなく思ったことがありました

しかし 当時の教育では「安楽死処置」(安楽殺処置)など取り上げられることはなかったのでしょう

それは今も真剣に「安楽死処置」(安楽殺処置)についての教育がなされているのか大いなる疑問は持っています

教育のおおもとにかかわられる教育者としての獣医師が「殺処分ゼロ」を公然と支持される時代ですから動物には災難の時代とも感じます

相談者は その後 ご自身のガン宣告が誤診であったために今も生存されていますが 無益に苦悶死させたことが後悔されると言っておられました
 
ご自分の死後に大型犬が それも分け合って人にはなじめない犬であったことでの優しさゆえの決断であっただけにおつらい思いをされたようです

だから殺すなとは言ってほしくはない
 
飼主責任の果たし方としては立派であったと思うのです

 
不幸にも動物に対する獣医師として思いやりがなかったことが 心の傷を造ったのだと思うのです

 
獣医師を仕事として選ばれるからには 動物たちの生死と共に幸不幸にも同等の重きを置いてやって頂きたいと感じます

国民は獣医師に「命を奪ってはならない」としか答えられないような状況を蔓延させて 飼主も動物もともに不幸にしないでいただきたいと願います
 
同時に 獣医師は生命の発生について 人工繁殖に深くかかわられるのですから その動物の生涯と死についても責任を感じていただきたいとお願いいたします

2014年12月24日 (水)

2014-12-23コメント返信


宮崎様 コメントありがとうございました
以前にお出会いしたお方ですね

近頃の動物問題に関与される政治家や動物関連の知識人とされる方々は無責任ですね
 
無論すべてではありませんが声大きさがあたかも「正義の味方」のような印象を与えていると感じます

 
行政機関までもが迎合して 攻撃から逃れようとされる 動物行政改革に取り組もうとされる信念などないのでしょうか?

 
情けないの一言ですが 傍観していると これらの誤認情報に支配されてしまいます
 
【よくないことは良くない】と 知識と常識のある方々で叫ばなければなりませんね

彼の朝日新聞社の経過が論じられていましたが 編集の現場は謝罪を提唱されたが 社長が阻止されたとのこと

今の日本はモラル崩壊が始まっているのでしょう
 
このまま モラルが低下して 偽善や誤情報で国民を欺き 正論が軽くあしらわれるようではでは国が崩壊するかもしれません

 
力の限り抵抗勢力として【よくないことは良くない】と叫ぶことにしましょう
 
今後共にご協力とご尽力を賜りますようお願い申し上げます


さんかくたまご様コメントありがとうございました
今日の日本の動物行政は特定の声高な「ノーキル」主張の愛護団体に迎合しすぎているように感じます

面倒だから 無駄に抵抗することはしないという感じがします

それにノリノリな脱線あいご団体や個人が大手を振っています

負けずに 当たり前のことを当たり前に主張しなければ国民すべての合意と勘違いされるかもしれません

脱線している動物あいごの人々はどうしようもないでしょうが 行政機関や政治家は国民の意見に耳を傾けなければならないはずです

多数が正義ではないことは過去の戦争が示していますが 多数派は時には声を出さずに少数意見とされてしまうこともあります

例え少数意見であっても 誤認や捏造情報に抹殺されないように努力しなければなりませんね

これからもお力添えを よろしくお願いいたします

 

2014年12月23日 (火)

2014-12-22 LIAについての読者の感想

LIAと言う団体ご存じですか?
殺処分ゼロを掲げていますが、避妊・去勢を全面否定しています。
Facebook
Oさん(S,Ma-原文は固有名詞です)が良いねしています。
本当に分かりません。私の頭では理解不能です。】

という感想を読者からメールで頂きました

 

松田早苗返信

調べてみました

近年の典型的な動物至上主義の人たちと感じますね

------------------------------------------------------------

,ネットで調べてみましたが 私も「うーん」と唸りました

http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1790616.html

 

基本的に動物至上主義的なお考えのように感じますが 現状の日本では 国内法に照らして この方々の主張を全面的に正当化することは難しいこともご承知ではあるようです

しかし 何もかも人間が悪いと言えば物事が良くなるものでもないでしょうし 人類の滅亡を願っているわけでもないでしょうが 初歩的に動物あいごに関わる人々には誤解を与えることを危惧します
 
現状から一足飛びに「殺処分ゼロ」にするとすれば 動物のQOLを無視しても仕方がないとの誤った思考に傾きかねないからです

 

他方で 「動物の権利」と言う言葉がありますが 以前にも触れましたが 「義務」を課せられない 動物等に対して「権利」として利の追及をすることは 義務を果たせない対象に対する「人」としての「保護義務」の責務をおろそかにすることにつながると感じます

一見優しそうに感じられますが【自己愛型動物愛護-S,Ma】に徹した結果であり 矛盾に満ちていると思います

 

人と動物の権利が同等であるのに 不妊手術をして逃がす=捨てることは最も大きな矛盾ですが 人が管理をする義務であるという考え方がなければ 自ら環境管理ができない動物たちを見捨てることになるでしょう

 

私の考えでは動物の不妊手術は「してやる」ことではなく「人と動物の相互利益のためにさせていただく」ことであり 不妊手術してやったから 勝手に生きて行けと言う放り出し方はとても無責任であると感じます


 
不妊手術の代償としての生涯保障をすることが義務であるという考え方が育たなくては 不幸な浮浪動物はなくならないでしょう

現状ではその発想と理解ができない人々のために「TNR」とい逃げ方を奨励されていますが 繁殖という生きがいを絶たれた動物のためにも 動物被害で苦しむ人々のためにも真剣に屋内飼育に徹することを考えなければならないでしよう

 

「生物多様性」としての考え方で希少生物を要保護指定とするのも 過繁殖を抑制することも 人としての管理があってのことです

管理をするということは優位に立っているからできることであり 管理をされる側は優位に立つ人間にゆだねることになるのです

だから 人間は時には冷静に過繁殖を抑制することもしなければならず 「殺処分ゼロ」の考え方では管理放棄の状況を肯定することにつながるでしょう

そして 常に何のためか 誰のためかを問い続けなければならないと思うのです

「殺処分ゼロ」のために苦しむ動物を看過することは「生かしてやっている」という不遜な考え方であり 殺すことを不遜とすることと同じだと感じます

「殺処分ゼロ」に徹するのであれば 飼育動物を認めず 人も動物も全てを自然にゆだねなければ整合性には疑問符が付くでしょう

自然界では弱者の生存は困難であるから 自然淘汰という言葉が適用され 強者のみが生き残る世界とせざるを得なくなるでしょう
 
一見優しいそう と言うことと 真に優しいことは違います


 
テロを肯定してでも我を通す思想もあるように 人が支配する社会は「思いがけないこと」が普通にあるのです

「思いがけない佳きこと」は確率からは多くないでしょうが 「思いがけない佳くないこと」は多発しています

 

それを適度に管理できる能力が必要であり 人間としてしなければならないことは「適度な管理」だと思うのです 

2014年12月21日 (日)

さんかくたまご様 コメントありがとうございました


ただし、特定の固有名詞は禁則ワードとしています。
個人情報に係わるもの、などです。

災難をご経験されたお方ですと このようにご用心されますことは僭越ながらお察しいたします
私もよほどでなければ個人名は伏せていますが 伏せたために該当者が増えるということもあるようです

詰り同じようなことをされている人々がたくさんなので あるいはご自分のことと思われて憤慨されることもあるとか聞きます

滑稽と言えばそうですね

さほどに類似の行為が多く 当てはまる人々はカリカリされているようです

私は名指しの個人攻撃は控えるようにしていますと申し上げたところ 個人攻撃は必要だと主張されるお方が以後コメントを寄せられなくなりましたが それはその方のお考えですから松田のブログ内でなければご自分の判断でなさると良いことだと思っています

ご自分の居住区域では家族や 日常生活にも影響があり 餌付けができなくなり遠征する餌付け人はたくさんいますね

以前にも触れましたが 餌付けは依存症的な行為となる傾向が強いと感じています

昔と違い 既製品のフードは品質が向上していますから 延命と繁殖力の増加につながりその結果不幸が増大していると感じます

原則「動物を助けるよいことをしている」と思い込んでの行為ですから 餌付けを批判をする人は薄情な殺処分愛好家くらいにしか感じていないように思います

死体の処理もできないということは「思いやり」がないということと共に いかに動物の命生き方の価値を低く査定しているかと言う証でもあるのだと私は言い切ります

葬儀が荘厳であることは生前の命の価値と比例していると思うからです

それらの人々が猫が大好きとか かわいそうと言っても 所詮は自己愛が最優先であって真に動物のQOL迄は考えてはいないのです

だから他人様に迷惑を及ぼしても その人の判断力では「申し訳ない」と言うことには及ばないことであろうと思います

天から授かった判断能力がそこまでなのでしょうとしか思えません

せめて行政機関がしっかりと指導がおできになれると良いのですが 昨今の行政機関は逃げの手法を選ぶ傾向にあり 安易に「ノーキル」に迎合されることは社会全体と動物福祉を考えるとき障害となっていると感じます

動物による迷惑の感じ方の基準には 個人差も大きく 確かに難しいこともありますが
適正譲渡による適正飼育に徹することが 迷惑を軽減し 動物福祉としても利点が大きく
「適正譲渡による適正飼育」しか選択肢はないと思っています

先般申し上げたNHKの、スイスに関する番組の内容はヒドイの一言に付きます。
どなたか一言、意見されることを望みます。


及ばずながらですが試みてみます

猫糞被害者@名古屋
さまの ご指摘のように
「よくよく考えて安易に動物愛護を名乗る団体に対して寄付したり、協力すべきでない」と私は考えます。

同感です

しかし 真面目に努力されておられる団体もありますから その方々がお困りになられることの無いような社会にしなければならないでしょうね

私が公に支持を表明しますと迷惑が及ぶであろうと思いますので 蔭ながら応援させていただいています

「ノーキル」「殺処分ゼロ」が大声で叫ばれる今日の社会は 這い上がれない「アリ地獄」のような感があります

めげずに「適正譲渡による適正飼育」を唱え続けましょう

「ノーキル」とまではいかなくても 殺処分頭数の減少になる唯一の方法であると確信しています


暮らし良い社会の基礎つくりのために 今後共にご尽力を賜りますようお願い申し上げます

2014年12月20日 (土)

2014-12-19友からの電話


 
-4日のつもりで出張介護に出かけたものの 思わぬ用が重なって 2-3日内に出直さなければならないことになりました ならば出入りの回数を減らすべく滞在を延長しました
 
ブログもFBも原則PCのみで書き込みをしていますので コメントを頂いた方々には返信が遅れ大変失礼いたしました

長く書き込みをしないので心配してくださった友がお電話をくださいました
 
私にも身を案じてくださるお方がおられたのだと改めて感謝した次第です

そのお方も 「殺処分ゼロ」「ノーキル」に強い疑問を感じておられるご様子でした
 
名のある方々が改めて「東京ゼロ宣言」に賛同し あたかも真実を述べるようにドイツの誤った情報が公開されることを嘆いておられました

そのお方の知人が子供時代に父から受けたネグレクトを忘れられず 動物あいごに関心を深められた例があると話してくださっていました
 
そのご家族だけではなく その父による動物多頭数飼育に関わる虐待 ネグレクトもあったと聞かされたそうです
 
それ故に そのネグレクトの被害体験をされたお方は動物の「ノーキル」についてより深くお考えになられたようです
 
行政機関の引取制限による結果 業者や不適正多頭数飼育者の手に残された動物たちの行く末が 遺棄であったり更に続けられる虐待 ネグレクトを避けられないことが理解できないのかと嘆いておられました

ドイツ情報においては「さんかくたまご様」のように 理路整然と現状を述べられているのに対して 「さんかくたまご様」の情報が間違っているとされるなら 京子アルシャー氏等のいわゆる動物あいご識者とされている方々はなぜ反論をされないのか?

松田もブログで
2014-11-27in
森山 敏彦ドイツの犬事情-さんかくたまご様経由

http://ameblo.jp/playbow/entry-11596340120.html#cbox

【 ドイツの犬事情 】

2014-11-27 S,Maコメント
 
森山 敏彦氏へ
 
投稿  69487(投稿用)

タイトル  
 
ドイツ事情 いずれが正しいとお考えですか?

投稿本文
 http://eggmeg.blog.fc2.com/

 

ご覧になられましたか?

公開で ご意見を伺いたいと存じます

宜しくお願いいたします

 

犬に優しく 人に思いやれないことは 社会全体から見ますと 自分勝手だとお考えになりませんか?
犬が好きな人にとって安全であっても 怖いとお感じになる方々には怖いのです
 
リードが束縛のためと言う発想が 犬の安全をも脅かしているとはお感じになられませんか?
松田早苗
http://S-ma.cocolog-nifty.com/
-----------------------------------------------

について 公開質問をしていますが いまだ返信はありません
 
都合の悪いことは沈黙なのでしょう

先にも述べましたが 正確に立証できない目標「東京から不幸な犬猫をゼロにする」を設定し実現可能であるかのような行動をされる根拠はどこにあるのでしようか?
知名人としての地位保全のためなのでしょうか?
そうであれば 知名人としてのご活動に信頼を寄せて尊敬をしておられる多くの「ファンか知識を持たない人々」をたぶらかすことになりませんか?と 問いたいですね

http://S-ma.cocolog-nifty.com/

に投稿されています 「きる」と名乗られたお方は 「地域ねこ」をもっとよく勉強しろと 指摘されています
 
それについて 御二方が 反論のコメントを寄せていただいています

ハンドルを「きる」とされたのも あるいは皮肉のおつもりなのかもしれませんが 「地域ねこ」については古くから度々取り上げていますから アーカイブ検索をしてくださればお分かりになれると存じます
 
コメントにも書かれていますが 黒沢獣医師は行政獣医師であられますが 当初の「地域ねこ」発想から時代の波に乗られることがお上手なのでしょうか 方向がそれてしまって 「ノーキル」思考となられているようにお見受けいたします

数年前に そのことはご本人にお会いした際に 直に述べさせていただきました
 
「私は永遠に黒沢獣医師提唱の「地域ねこ」活動を批判する天敵となるでしょう」と


 
「地域ねこ」活動の当初においての松田の質問にお答え頂いた黒沢獣医師のお話は

「「地域ねこ」活動はあくまでも完全屋内飼育に至る過程としての行程に過ぎない」とのことでした
しかし その後の姿勢は「地域ねこ」活動維持が 終局の目的であるかの如くになっています
「ノーキル」旋風の中で敵を作らないための保身術であったのかもしれませんが変わり身のうまさに脱帽です

私の中で「完全屋内飼育に至る過程としての行程に過ぎない」と言われたことに対する尊敬は消えうせて
「私は永遠に黒沢獣医師提唱の「地域ねこ」活動を批判する天敵となるでしょう」
と申し上げることになってしまいました

「地域ねこ」ということにして 餌付けをされている人々は真に猫をいたわる気持ちではないように感じます
「餌付け」により 病気 けが 虐待からは守ってやってはいません
嫌われ者とされることになることも 迷惑行為が放置されている結果であり 黒沢獣医師が当初に目標とされた「完全屋内飼育に至る過程としての行程」であるなら浮浪猫は減少しているはずです
しかし 餌付けをしている方々からの訴えであっても 頭数が減少しているとは聞きません

10年くらい以前の 今ほど「ノーキル」と叫ばれていなかった頃には 団体活動とは無関係な個人であっても 餌付けの人々から「安楽死処置」(安楽殺処置)前提の引取を依頼されたことはたくさんありました
虐待や悲惨な病死 事故死を防ぐことができないことをお考えになられたからです
しかし 現状ではそれさえも非難の対象となるため 漫然と餌付けを続けざるを得ないと言われたお方もおられます
餌を待つ猫を思うと餌付けを中断することも忍びないと

「きる」さんも 餌付けをされているのであれば その猫の末路はしっかりと看取られることですね
動物と関ることは「死体」を見届ける覚悟が必要です
その覚悟がなければ 安易に「かわいそう」とは言わないことです
悲惨な状況を看過することは 究極の「かわいそう」なことなのです

そして 社会に愛される動物としての地位を築いてやることが 動物を守る基本です
【自己愛型動物愛護-S,Ma】ではなく真の 動物福祉を学んでくださるようにお願いいたします

文末ではございますが 「きる」様 さんかくたまご様 猫糞被害者@名古屋
コメントありがとうございました
返信が遅れましたことごめんくださいませ

2014年12月 8日 (月)

2014-12-7電話相談から


2014-10-18
電話相談からで取り上げました ボルゾイのその後はともに飼われている大型犬とともに何とか散歩はされているものの 運動量としての時間不足は明らかで 衰えていることが案じられるとのことでした しかし 飼育している人は手放すつもりもなく 余計な干渉はするなと言う態度で飼育状況の改善には至らないままに 転居の様子とのこと
 
暴力的な虐待であれば告発も可能ですが 何となくネグレクトと言うところでは行政機関でも警察とされてももどかしいところでしょう

この相談者の周辺では猫の餌付けも多く 今回も盲目の猫についての相談がありました
 
すでに餌付けをされた方が不妊手術をされて 盲目であるが術後に放されたとのこと
 
その事実を知られて 厳寒の季節でもあり 盲目の猫の行く末を案じておられますが 手元にはすでに10匹を超える猫がいて 新たに迎える余裕はないとのこと

「優しい」という言葉の意味は 「優しさをどこに向けているのかの違いで 人が幸福感を味わうのか 動物が真に幸福になれるのかという違いでしょうね」と私は申しました
 
多くの人々は殺さないことが優しさの表し方と考えられていますが 殺したくないというご自分の心に対する優しさであり 動物のためであるとは言えないと思うのです

全ての飼育動物たちは巡り合った人間にすべてを託して生きることしかできません
 
「幸」「不幸」を動物自らは決められないし 人間が決めたことを受け入れることしかできません
 
だからこそ知識を得て自分にできる能力の限界を知ることが大切ですが 現状では多頭数飼育礼賛 「地域ねこ」という名のもとに遺棄が奨励されている次第ですから 動物に関与する人々も「いいことをしているつもり」で結果的に動物の不幸を看過して 現実を逃れているのだと思います

その結果 動物も 動物による迷惑を感じる人々をも不幸にしてしまうということになり 不幸の連鎖が続きます

2014-10-18
電話相談からをUPした当時 
【無意識に見つめている対象が異なる】

というご意見を某獣医師さまから頂きましたが 万人が不幸とは何かについての観点で動物を見るとき純血種であろうとmixであろうと起こることの結果は同じです

 
見つめている対象が異なることは問題の根本を見失うことになるでしょう

何故 不幸な飼育環境に生かされる動物たちがいるのか?

 
この点をしっかりと見つめることが 不幸を減らすもとであると思うからです
 
獣医師 愛護に関わる団体 個人 個人飼主 行政機関 業者 動物に関わる全ての人々は

 
何故 不幸な飼育環境に生かされる動物たちがいるのか?

真剣にお考えいただきたいものです

2014年12月 4日 (木)

2014-12-3選挙

兵庫県内の政令市のホームセンターと神戸市内のペット店が劣悪との報を頂いた
 
通報していただいた方は
 
「このようなペット店を放置して「ノーキル」は間違っている」とのご意見でした
 
未だ々多い不適正管理状況の業者
 
指導をされる行政機関は人材不足
 
「ノーキル」を主張される前に 悪徳業者の排除ができなければ 上辺だけの浮かれた言葉「ノーキル」となるでしょうね
 
他のご意見では 政治家やタレントが環境省に「ノーキル」を働きかけているが 不安を感じますというものもありました
 
選挙の時期ですから 無責任な言動で「ノーキル」賛美をされることはやめていただきたいし そのような人を国会へ送りたくないですね
 
明日は不在者投票に行きます

2014年12月 1日 (月)

もるせが様 コメントありがとうございました


人間万事塞翁が馬  山下浩

お名前は存じ上げています

拝読していましたが 閉鎖されたことは残念です
しかし お気持ち僭越ながら判るような気もします

朝日の太田さん 今日の「タカジンのなんでも言っていいん会」に出演されていましたね
事前に情報を頂いて観ていましたが この人にしては珍しくふつうのお話でしたね

お父様大田光明麻布大教授とは阪神・淡路大震災の当時(大阪府大在職)に 報告書の作成でご一緒させて頂きお世話になりましたが 最近のこの父上様も ご子息の感化?でしょうか 「ノーキル」派にお変わりになられたと感じます

TOKYO ZERO キャンペーンの顧問をされているようです
因みに 監事 細川弁護士 

団体名:TOKYO ZERO キャンペーン(特定非営利活動法人申請準備中)
http://www64.atwiki.jp/shiomura/pages/11.html

 

【「動物愛護団体は多くの資金と時間と労力を犠牲にして、日夜頑張られているので、私からは言うことは一言もありません」 とピシャリでした。】


上記の団体様との深い「五円」がおありですから うかつに愛護団体のことは語れないのでしょう

【私からは言うことは一言もありません」 とピシャリでした。】

そうならざるを得ないでしょうね

「一言も言えない」ということは 悪徳活動家も看過しますということに通じますね

正義の追及が本分のはずのジャーナリスト魂は捨てられたのでしょう
それなら 生活のための記者稼業で それも悪いとは言えませんから わかります

今後共に社会改革のために まともな意見を述べていただけるお一人として ご尽力を賜りますようお願い申し上げます
2014-11-30
 松田早苗

« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

最近のトラックバック