2014-8-5 子犬の譲渡
朝から東奔西走 168.7km 走行
沢山生まれた子犬を迎えに行って 新しい飼主様へお届けしてきました
久しぶりに抱きしめた子犬は 本当に愛おしく可愛かった
新しい飼主様は 高齢犬を看取られて沈んでおられたお方ですが 子犬を迎えて満面の笑みでした
小犬の魔力は大したものです
お渡しする際に
「普段から首輪を装着して 鑑札と迷子札を付けてください マイクロチップの挿入と 絶対に放さない リードは臍の緒と思ってください 6ヶ月で不妊手術のお約束もよろしくお願いいたします」
「逃げた けがをした 困ったときは叱らないから知らせてくださいね」
「もしも 飼育できなくなったときには どのような理由であっても 必ず松田に返してくださいね」と 申し添えました
これは 40数年間 譲渡に際して必ず言い添えてきた言葉です
飼育放棄であっても 捨てられることを防止するためには 嫌味を言わずに返していただく方が 動物のためには利があります
「終生飼育義務」と言ってもその気のない人に説教をし その場で「はいはい」と言ったところで後に捨てられては 事態はもっと悪くなります
問題の親犬の飼主様も 今後は不妊手術をされるとのこと
オスとメスをペット店から購入して「子犬が産まれるとは思わなかった」と野村議員にも負けない驚き発言
まだまだ 悪意はなくても 知識不足で困ったことが起きています
ボトムアップを真剣に考えなければなりませんね
子犬を売った業者も 生まれたら引き取ると言いながら 実際には引き取らなかったようです
業者や飼主さんや 餌付け人々の問題もさることながら 行政機関職員の「動物福祉」知識取得にもボトムアップが緊急に必要です
仔犬と飼主様のご多幸を祈りつつ 仔犬とお別れいたしました
ご紹介頂いたO様 たいへんお世話様になりました
ありがとうございました
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