2014-8-10さんかくたまご様返信
投稿: さんかくたまご | 2014年8月10日 (日) 06時27分
さんかくたまご様
いつもながら豊富な知識に触れさせていただけますことに心から感謝いたします
サーチの時間的余裕がなく 井の中の蛙 新しい知識に触れる機会が少なくなっています
経験しましたことを 皆様にお考えいただければと思ってホームを維持していますので このように さんかくたまご様から新しい情報を頂きますと 私自身の勉強になります
ありがとうございます
アライブは故野上さんの強力な牽引力により組織されましたが 野上さんご自身は目途とされるところは別にあり 動物を目的達成のための手掛りにされたのではないかと思いました
JAVAで金銭問題を起こされたとき 社会はもっとこの人の本質を見抜かなければならなかったが それを不祥事として批判する声はかすかで そのうちに消えてしまいました
あれだけの不祥事さえもさっさと克服して尚 新組織「JAVA」の支持者を増やすという能力は大したものです
その顛末を傍観していますと「動物福祉」にはさほどの関心はなかったが 動物愛好家を引き込むためには「動物あいご」を前面に出されることが効果的であるとお考えであったのではないかと感じていました
頭脳明晰であったので 説得力がおありだったから 多くの賛同者を得られたのでしょう
されたことのすべてが良くないというつもりはありませんが
殺処分について二面性のある使い分けをされていたという印象は多くの方からも聞いていました
しかし 以前にも書きましたが この方の動きは日本の「動物福祉」に足止めをかけて「動物あいご」「ノーキル」の考えを推し進めて 当時の国会議員をして「先生として尊敬する人」と言わしめ 感化されるにいたったことは 法改正にも大きく作用し しなければならないこと(必要な「安楽死処置」(安楽殺処置) 行政機関引取義務)までも足かせを付けてしまったという結果に至り無念に思いました
何事も穏便が大切な 既成の団体の主張が穏やかすぎて負けたという格好になったのだと思っています
既成の老舗団体のほとんどは 内部全ての職員が「動物福祉」の大切なところを理解されていたとは感じられず 法改正に全力を尽くされたとは言い切れなかったと思っています
自分自身に力もないのに 今更と言われればそうなのですが 団体に所属するということは 自由にはふるまえないということでもあります
このような意見表明ができますことは 全くの「フリー」であるからで
【よくないことは良くない】と言いたい
そのためにも所属を離れ迷惑を及ぼさないようにしたいと決めたのです
永遠の課題ではあるのでしょうが 地球で最も力を持つ生物と思っている人類がいる限りは人類以外の生物は支配下になります
不遜と言えばこの上もなくそうですが 現実は支配しているという形であるのでしょう
適切な支配よりも 経済優先の支配が災いしているのでしょうが ヒトの「欲」がいびつな支配に至ることにもなるのでしよう
欲張り爺さんは 「ここ掘れわんわん」につられて 土を掘って「がれき」を得ている
密林を破壊しなければ「エボラ出血熱」はもっと長く閉じ込めておけたのかも知れません
「賢い人類」と 「ずる賢い人類」の戦いなのかも知れません
「安楽死処置」(安楽殺処置)は「動物福祉」の範疇にあるとする人々と
「ノーキル」「殺処分ゼロ」と叫ぶ人がいるのも 社会の中のシェア獲得競争なのでしょうか?
何でそんなに単純な理屈が理解できないのか?
きっと双方がそう思って日々葛藤しているようにも思います
息をしている限り 脳が働いている限り
【適性譲渡とは「安心」「安全」が基本であり 社会に送り出す動物が「不安」「忍耐の強要」「偏共生」とならない配慮が必要である-s,ma】
【人が辛さに耐える分動物の苦痛は救われるが 人が辛さから逃れたければ動物に苦痛を耐えさせることなります どちらもあなたが選択されることです-s.ma】
【繁殖規制の無い現状では 安楽死処置は動物福祉からは切り離せないものです-s,ma】
と 訴え続けることになるでしょう
賢明なご判断とご支援をお願いいたします
文責 松田早苗 2014/8/10
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本文訂正いたします
ごめんください
あれだけの不祥事さえもさっさと克服して尚 新組織「JAVA」の支持者を増やすという能力は大したものです
誤 新組織「JAVA」
正 新組織「アライブ」
投稿: | 2014年8月11日 (月) 00時28分