2014-5-10今日の記録
阪神・淡路大震災被災動物救護活動で譲渡先に苦労をしたことをここFBにも記したことがあったが 5-10今日はシェパードの「ジョン」が幸せな生涯を全うさせていただいた記念すべき「命日」である
当時 大型犬であるがゆえに譲渡先探しに苦労をしていた際に果樹園の番犬にと申し込みがあった時私はお断りをした
当時のボランティアさんたちから「断るとは傲慢だ」と非難されたが 人里離れた果樹園で番犬となることが どのような生涯を送ることになるのか想像をするととても「どうぞ」とは言えなかった
案の定 活動の終盤になっても譲渡先が決まらずに困っていた時 関東のお方をご紹介頂いて またとない良い御縁に恵まれて シェルター閉鎖の直前に関東から遠路迎えに来てくださった
写真をいただいたが広大な庭園に自由に走れる環境 大型犬でありながら 室内で家族としての処遇をされて 夜はご高齢のお母様の護衛としてお守りしていたとのことだった
あの時果樹園の番犬で妥協しなかったことを心からよかったと思えたことに感謝の気持ちで一杯でした
最期まで何不自由のない最高の「幸」に恵まれて生涯を全うさせていただいたことは今も忘れられず 我が家の階段の踊り場で優雅な在りし日の姿を遺影の中に偲んでいる
「ジョン」が亡くなった後に 新たに不幸な犬を救ってくださるとのご意向を受けて 当時ネグレクトで手放すように交渉を続けていた繁殖犬のマウンテンドッグをお願いして引き受けていただいた
身動きもできないケージでの保管で躾もなしに生かされていたので 「ジョン」の空席に引き受けていただいたものの しばらくは相当ご苦労をおかけしたようだった
しかし 「ハッピー」と名付けていただき トレーニングを積まれて「ジョン」の後継を立派に果たしてくれた様子だったが一昨年やはり幸せの内に生涯を閉じた
君たちの「幸」が他の動物たちにも授かりますようにと祈りつつ 思い出深い2頭の遺影に朝な夕なに感謝の気持ちをこめて眺めている
明日 11日は「母の日」
人の母にはならなかったが多くの若い方から思いやりをいただいている
思いがけず 今日素敵なエプロンが届いた
感謝の気持ちで一杯です
早速にメールでお礼を申し上げたが その方のお母様が選んでくださったとのことに またうれしさが一入
そのお母様と私とは歳の差はないと思うが お幸せなお母様だと少しばかりうらやましくもありますが
さしたる不幸とは感じない今の自分にそれなりに満足をしている
人生いろいろ
それぞれに宿命に生かされていること 感謝を忘れず その日のできごとを受け入れて味わうことにしている
芍薬もバラも 美しく咲く宿命を受けて 人に慰めをくれている
偉大なる自然に心から感謝いたします
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