4-23土佐犬咬傷致死
2014-4-25 4-23土佐犬咬傷致死
http://mainichi.jp/select/news/20140424k0000m040068000c.html
土佐犬咬傷「事故」と言うよりも「事件」が妥当かと感じますね
「未必の故意の殺人」とでもいえそうな あまりにも無責任な行為
重過失致死:海岸で土佐犬放し女性水死 容疑で飼い主逮捕
毎日新聞 2014年04月23日 20時47分(最終更新 04月23日 22時50分)
2月に発生した事態が 4月に公にされた
何故このような時間経過があったのか?
問題はこのような危険動物の飼主が多数潜在していることと 「危険動物の法的規制」がなさ過ぎることに憤りを感じます
法的に飼育禁止を含む規制があってしかるべしと言いたいところですが 法律第105号改正に際して 行政機関の引取制限には熱心だった法律関係者は このことについてどのような見解を示されるのか?
土佐犬に限らず 町のペット店では有害鳥獣の規制対象にしたいような動物を野放し状況で販売しています
先日久しぶりに立ち寄った神戸市内のペット店では大型サソリまで販売していましたし 展示販売されている ほとんどの犬猫の出生年月日が「不明」とされていました
店の人に聞いたら「何時出産するかわからないし 人が見ていない間に生まれることも多々あるからだ」と答えていましたが リアルタイムに見ていなかったとしても 毎日清掃し適正に管理を怠らなければ今日か昨日かの確認は容易にできるはず
数日も観察も世話もしないで放置していることなのかと問うたが 答えはのらりくらり
行政機関の適正譲渡にしつこく絡み 不敵正譲渡の加担をする人々にも問いたい
そのような暇があればこれらの悪徳販売業者や 悪徳飼主の調査や糾弾に時間を割かれることに努力されては如何かと?
私は現役当時には 問題が通報された飼主訪問とか ペット店やペットフェアの観察等に特に留意をしていました
それによってペットフェアの会場視察の際に 動物関連の教育関係者からさえも「帰りに刺されんようにきいつけてな」という脅迫じみた言葉を聞いたこともありましたし ペット店ではお兄さんが私の後ろをついて回るということもありましたが それでもある種の責務として続けていました
このような仕事には「寄付」を集める効果はほとんど期待はできませんが 動物福祉の向上を目途とする団体としての基本姿勢であると認識していましたから多くの時間を割いていました
多頭数飼育の崩壊救護活動や 行政機関からの引き出し「あと00日の命」「こんなに哀れな動物の救護活動」となれば寄付は集めやすいことも確かですが
多くの動物問題の基本を変える仕事としては順位は違うと感じます
行政機関でできることと 休日や時間外等 時間的な職務時間の拘束が少ない民間の仕事としての振り分けもあってよいと思います
「保健所」と言うだけで 先入観から話を拒否される飼主でも 民間からの訪問は受け入れられることもしばしばあり 行政機関からの協力要請を受けて 官民協働作業としても協力していました
現状のように行政機関を敵視することでは改革よりも妥協による逃げを模索されかねません
行政機関職員は移動が付きものであり 2-3年間の着任中に変化を望まれない職員も多くおられるでしょう
その一因は賢くない市民や 悪意ある活動家からの無秩序な攻撃もあると感じています
正当に話し合うことで改革を求めることもしない 現場を観察もしないで通報者の言い分だけで 得々と電話攻撃をする
それらがネットに流されて またまた鵜呑みにするネットのみが頼りの「動物あいご」「ノーキル」信奉者が事態の悪化に拍車をかける
何処かで軌道修正をされないものかと期待していますが 法律に関与する人々までもが感情支配から抜けられないような印象を持たされています
ネットで「いいね」としていれば「動物あいご」が「動物福祉」へと成長はしませんよと言いたいが
現代のネット社会の泣き所なのでしょうか?
毎日新聞社
以下参考資料集
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E4%BD%90%E9%97%98%E7%8A%AC
危険犬種(特定犬)としての扱い[編集]
イギリスやフランス、ドイツなどの国では、土佐闘犬などの闘犬を「危険犬種」としてペット飼育の規制対象に指定されていたり、飼育が可能な場合であっても、口輪の装着など厳重な管理が義務付けられていたりする。日本においては、飼主のずさんな管理による咬傷事故が絶えないのが現状であるが、特に規制はされておらず、一部自治体にて規制されているのみである(「特定犬」として後述)。なお、土佐闘犬の他に、秋田犬、紀州犬、ジャーマン・シェパード、ドーベルマン、グレートデン、セントバーナード、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア(アメリカン・ピット・ブル・テリア)を、人に危害を加えるおそれがあるとして「特定犬」に指定している自治体もある。
土佐闘犬による死傷事件[編集]
飼い主や子供や高齢者が土佐闘犬に襲われて死亡したり重傷を負うといった事件が度々発生しており、社会問題となっている。よく訓練された個体に見えても知能は高くなく、何かの拍子に驚いたりした場合に興奮状態に陥りやすく、見境無く飼い主に噛み付いてしまうケースもある。他の犬に驚いて走り出した土佐闘犬が飼い主を引きずってしまい、転倒した飼い主を興奮状態で噛み殺してしまうという事件も起きている[1]。このため散歩の際は、余裕を持ったコースで、口輪を噛ませ、リードを付けて落ち着いて行うことが求められる。
事件例
- 2008年10月、大阪府にて放し飼いの土佐闘犬が小学生と郵便配達員を襲い、重傷を負わせる事件が発生。飼い主は重過失致死罪で逮捕された[2]。
- 2009年2月、愛知県稲沢市にて土佐闘犬が通行人や飼い犬を襲い、重傷を負わせる事件が発生。現場に駆けつけた警察官も軽傷を負い、土佐闘犬は警察官に拳銃で射殺された。また、警察官を襲った際、ミニパトカーの中にも侵入した。
- 2014年2月、北海道にて放し飼いかつ未登録、狂犬病予防未注射の土佐闘犬2匹が女性を水死させる事件が発生。飼い主は救護もせずその場から逃走したため、重過失致死罪で逮捕された[3][4]。
http://mainichi.jp/select/news/20140424k0000m040068000c.html
重過失致死:海岸で土佐犬放し女性水死 容疑で飼い主逮捕
毎日新聞 2014年04月23日 20時47分(最終更新 04月23日 22時50分)
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