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2014年4月20日 (日)

2014-4-19白熱教室 「お金と感情」


2014-4-18 NHK
教育Ch 23:0024:00
「お金と感情」 前回と同じ デューク大学 ダン・アリエリー教授
 
今回は人間の感情についての講義でした
 
「行動経済学」

感情に左右される意思決定について 興味深いお話でした
 
感情は文化年齢に関係ないと言われた

例えば清潔そのものの便器型の噴水で飲用水を飲むことには抵抗すると
 
まっさらの清潔な「尿瓶」にレモネードを入れて飲用を勧めたが嫌がられる
 
感情は外からの要因によって影響される
 
 
感情は意思決定に影響する
Y
字型分岐線路で 線路工夫が作業をしている
 
片側には5人 他方には1人が作業中で列車が近づいてくる
 
ポイントの切り替え操作をするのに 「5人」側へ電車を向かわせるか「1人」側へ向かわせるかの選択では「1人」をとることになるが 同じように「5人」と「1人」であっても状況で決定は異なることも起こりうると
 
線路の上の通路に立っている「1人」を線路に突き落せば「5人」は助かるが 突き落すという直接手を下す行為が殺人を意識して抵抗となる

距離を置いての行為と 直接的な行為には意思決定に違いが出る
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,Ma思考

行政機関攻撃は電話であればよりやりやすいのではないだろうか?
相手の顔を見なくて済む 
 
対面交渉で顔を見ていればあるいは 当人一人ではなく そのご家族のことも想い浮かぶかもしれないから必要以上にネットに流すという卑劣な行為はためらうかもしれない
 
しかし そのご家族のことまでも配慮できる人であれば 糾弾の方法も当初から考えるであろうから
 
「あほ バカ 死ね」と言えるような人々や 現実に見ていなくても 他人の訴えのままに偏向した考えで電話攻勢で決めつけることをされる これらの人々には無関係に行動されるのかもしれないのか
 
感情優先の意思決定
 
まさにその通領収書と感じた
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米国で 9.11テロによる影響で 飛行機よりも車の利用者がが多くなって交通事故が増えた
 
テロと交通事故はテロがより恐怖心をもたれているからだと
 
車はある程度自己抑止の操作が可能だが 「テロ」は予想ができない恐怖がある
 
しかし 「テロ」発生の確率よりも「交通事故」発生の確率の方が高いとは考えないらしい
 
また 確定申告の日にはイライラが募り交通事故多発の日となるそうだ
 
 
 
感情」とは不思議なものでもあり 厄介なものでもあるのだが動物にも「感情」は認められる

寄付を募る際にも 国民という個人を特定できない大多数の人々を対象とする 「国」に対する支援を訴えるよりも たった1人の個人を特定して募金を募る方が寄付協力が増えるそうだ
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,Ma思考

「動物あいご」でもしばしばみられる
 
写真入りで「この子は あと○日で殺処分されます ○日の命です」と訴える情報提供が氾濫している

何故行政機関の動物だけがターゲットにされるのか?

個人や団体でもQOLを問われることなく長期保管させられている犬猫は多く 「あと何年耐えさせられるのか?」という問いかけも訴えもされないのはなぜなのか?

殺処分が明らかであるという感情移入が 行政機関の動物を救いたいという意思決定につながるからであろうと思うのだが 私には奇異に感じる
 
助けてやったという自己満足が QOLを問わなくしてしまうのではないだろうかと感じるのだ
 
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突発的な大災害時には多額の寄付が集まるが コンスタントに求められる変化の少ない しかし 重要な支援対象の「エイズ」「マラリア」の患者救済には寄付が集まりにくいとのこと
 
日常化してしまった「必要性」は関心が薄れるからだと話されていた

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,Ma思考

たとえば「ひろしまドッグパーク」のような繁殖場崩壊という突発的事態や 大災害時の救護活動にはけた違いの多額の寄付が集まるが 地道な日常的シェルター維持に対する理解は乏しく 寄付集めには苦労が絶えないのも現実だと感じる
 
「ひろしまドッグパーク」救護活動における寄付では 告訴から被告敗訴というとんでもない汚点まで残したが その後も懲りずに多頭数飼育崩壊は続いているし 救護活動に対する検証の無い寄付は続けられているのが実情だと思う
 
人のうわさも49
 
これでいいのかと 動物愛好家にお聞きしたいが 殺処分礼賛と糾弾されるのが関の山のように思う
 
しなければならないことの目標が 刹那的すぎるように感じるのだが 国の方針迄もが 上辺の「殺処分ゼロ」「ノーキル」「行政機関引取制限」となれば 動物福祉向上にはさほどの期待が持てないように感じるだ
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「問題が大きくなればなるほど 人の関心は小さくなる」という 感情のメカニズムがあるからだ

と話されていた

「1人の死は悲劇だが 100万人の死は 統計上の数字に過ぎない
 
と話された

人間の「感情」とはまことに不可思議でもあり 厄介なことでもあるようだ

動物の譲渡や寄付対にする例にも触れておられたが 矢張り特定の1頭に限定すると効率が良くなるようだ

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