2013-12-25今日のご相談から
悩みのお電話を頂きました
救護活動はされないが 啓発活動に努力されておられる方です
救護活動についての相談を受けた時 自らは救護活動はおできになれないとのことで 答え方に悩んでおられるとのことでした
ご自身は「安楽死処置」(安楽殺処置)は動物のためにも必要であると認めておられるが 相談者に対して答えられるとき 「万策尽きたら 動物を苦しめることなく「安楽死処置」(安楽殺処置)が適切な対処です」と答えられたとき 対する方が「よくもそのような薄情なことが言えるね」と言われて悩まれるご様子でした
私の経験からも感じていますが 相談者は概ね身勝手な傾向にあります
むろんすべての方ではなく 本当に万策尽きて頼ってこられる方もたくさんおられます
その場合には 以外と思われるかもしれませんが 「安楽死処置」(安楽殺処置)の選択肢があることを話して差し上げると救われたと思われるようです
そのように決断をされたお方には必ず申し添える言葉があります
「動物は決して恨みませんよ あなたのご判断は間違っていませんから ご自分を責めないでくださいね もしも 動物が恨むことがあれば この世界から虐待はなくなっているでしょう
虐待者は恨みで生きてはいられないはずですからね
そして 職務とはいえ殺処分にかかわる行政機関の職員とか ひどい扱いをしている業者や 愛護活動家も生きてはいけないはずです
たくさんの「安楽死処置」(安楽殺処置)とはいえ殺処分に携わってきた私自身にも言えますが 私も今日まで無事に過ごさせていただいています
そして動物は呪い殺すほどに恨むということができないと思うのです 恨むとか呪うという汚い言葉は人間だけに適用されると思います 動物に祟られたのではなく いささかでもあるご自分の「良心」にさいなまれているのだと感じます
もしも 苦しいことがおありでしたら夜中でも好いですからお電話してくださいね
あなたに心身ともに本当に余裕がおできになられた時には あなたの身近で最も「幸」に恵まれない動物を救ってやってください その力がないときには絶対に動物とかかわらないでくださいね」と
そして 「安楽死処置」(安楽殺処置)の際にはできうる限り同行して 飼主責任として動物の最期を看取ることの大切さをお話させていただいています
苦しむことなく安らかになった動物を目前にされて安堵されることがほとんどでした
自らは心身も懐も痛めることなく 「ノーキル」を条件に 誰かに助けてもらうことは当然とお考えの方に対する私の答えは以下の通りです
「人にも動物にも宿命があります あなたに出会った動物があなたの価値観で生かされることも宿命でしょうし 私はその生かされる動物を見続けて暮らすわけではありませんから苦しみに耐えていたとしても知らないで済みます 私に出会った動物が私の考えで 幸にしてやれなければ苦しみの中断としての「安楽死処置」(安楽殺処置)という対処で終わることも宿命なのでしょう どちらが良い悪いではありませんが 私は動物に限っては目の前で苦痛に耐えさせることはつらいからであり 現状より以上の譲渡先を確保するにはあまりにも多くの動物が待機させられているからです 「安楽死処置」(安楽殺処置)に頼れない方々のためにも譲渡先を譲りたいとも思っているからです」と
そして 付け加えたことがあります
啓発活動に携わられる方には どのようなことであっても 安易なコピー転載はしないことと助言させていただきました
かつて藤村晃子さん等複数のあいごの人々は 当時「鳥取市で子猫が生きながらに焼き殺されている」と書き込みの転載をし 真実であるかのように流れましたが そのような事実はなく まるきりのでたらめであったにもかかわらず 謝罪もされることなく削除されたことがありました
ご自分の目で見て 耳で聞いて 手に触れて 心に感じたこと 真実を伝えることの大切さをあえてお話させていただきました
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2013-12-28再びブログ記事がUPできない
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投稿: | 2013年12月29日 (日) 03時26分