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2013年8月28日 (水)

「 動物との共生を考える連絡会」「東日本大震災」報告シンポ 感想など

2013-8-27

23日から留守にしていましたのでたくさんの方々にご無礼をしています ごめんください

 

23/横浜では 外人墓地で大音響の「ガラガラドッシャーン」「バリバリ ピカッピカッ」の土砂降りに会いました

大げさではなく生きた心地がしないくらいの激しさでした

折角の墓参なので お花だけは上げさせていただいたのですが とてもゆっくりと感慨に浸る余裕はなく ずぶぬれでしばらくは雨宿りしていました

小ぶりになったところで元町のなじみの靴屋さん「みはま商会」さんに飛び込んで「厚かましいのですが靴を台無しにしたくないので拭かせていただけますか?」と申しましたところ 快くタオルを使わせてくださいました

お陰様で足元だけでも気持ち良くなって東京へ向かいました

旅の途中のご親切は心に残りますね

横浜に行かれましたら どうぞ 元町の靴屋さん「MIHAMA」さんへお立ち寄りしてあげてください

 

東京では いつもお世話になる友人のお宅でよもやま話

 

24/25は「 動物との共生を考える連絡会」のシンポに参加させていただき 旧知のお友達や懐かしい方々  フェイスブックやブログで知り合えた方々にもお出会いすることができました

 

二日間のご発表は いろいろと考えさせられることが多くて 「動物愛護」から「動物福祉」への脱皮の難しさを改めて感じました

 

米国でも「TNR」については賛否両論があるようです

TNR」についての地方議会の議論について尋ねましたがご存じではなかったご様子でした

 

私は「TNR」はあくまでの人間の都合によるヒト社会の迷惑の軽減目的であり  動物福祉としての実施だとは言えないと感じています

人の都合で実施させてもらう不妊手術であれば 手術後は最善を尽くした余生の保証をし 繁殖制限を強要した人の都合を詫びつつ「幸」にすることに全力を傾注するべきだと思っています

故に 私には餌付けも 「TNR」もできないのです

何処で 何時 どのような苦しみに耐えているのかと思うと 単に餌付けをするという行為は 私にはできない


 
「犬と猫と人間と」1の 飯田基晴監督にも再開できました
 
言いたいことをたくさん言わせていただいて ごめんくださいね
 
優しそうで 精神力はたくましいお方ですから 辛口の言葉も受け止めてくださったのでしょう

お会いできた尊敬する獣医師の先生方とも意気投合することがあり 希望も持つことができました

 

 動物との共生を考える連絡会」の皆さん大変お世話様になりました

お疲れ様でした

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動物福祉」カテゴリの記事

コメント

先日は遠くからお疲れさまでございました。
初めてお話することができ、本当に嬉しかったです。

それにしても震災の動物達、今後一体どうなるのでしょうか。
予想はしていましたが、特に猫は出口が全く見えませんね・・・・


>何処で 何時 どのような苦しみに耐えているのかと思うと 単に餌付けをするという>行為は私にはできない


先日、会のほうに、「やむを得ず引っ越すことになったので、これまで餌をやっていた25匹の猫たちの面倒を引きついでくれる人を探してほしい」という呆れた相談が入りました。
TNRについては、ここ数年色々と思うところがあり、正直揺れています。
アメリカのPETAがTNRを厳しく批判しているようなので、彼らの見解を含めて、現在PETAとHSUSのホームページを人に頼んで訳してもらっている最中です。

宮崎さま
コメントありがとうございました

お会いできましたこととてもうれしかったですよ

[呆れた相談]
私が受けます相談の多くがそのようなものです
「ノーキル」大合唱で 開業の先生方も評判を気になさらないではいられないことも察しられます
今までは受けてくださっていたのに断られるという訴えが増えています
最後の望みの綱として頼られることが多いですね
どこかの法律家様にお願いしたくなりますが 捨てることを進められても困りますからね

[アメリカのPETAがTNRを厳しく批判]
アニマルライツで PETAけしからんという意味の書き込みをされていましたね


>TNRについては、ここ数年色々と思うところがあり、正直揺れています。

ごもっともです。
私もTNRをしていますが、TNRを第一義にするつもりは毛頭ありません。
TNRをしなくても良い社会(去勢不妊の徹底、室内飼育、遺棄防止)が
第一義です。
手を広げれば広げるほど、TNRは限界を感じます。


>PETAがTNRを厳しく批判しているようなので、

当方、情報弱者なので知りませんでした。

とても興味があります。
真面目にTNRをやっていれば、必ず壁にぶつかりますから、
壁と感じない者ならば真剣な活動ではないですよね。

>「やむを得ず引っ越すことになったので、これまで餌をやっていた25匹の猫たちの
面倒を引きついでくれる人を探してほしい」という呆れた相談が入りました。

TNRは、このような無責任層を増やすという点もあり、心身共に疲れます。
TNRは、捨て猫に生きるチャンスを与えるという観点から、もてはやされましたが、
結果、犬より不幸ないのちが増えています。
犬のほうが被害頭数が少ないということは、捨て犬の扱い方のほうがマシと
いうことだと思います。

特に私が猛反対しているのが、「野良猫の手術費は行政が出すべきだ」
という運動です。これによって、給餌者たちがますますつけ上がり、
不妊手術を怠ることを正当化します。産まれては虐殺され、産まれては衰弱死・病死し、
なにひとつ良いことはありません。

【結果、犬より不幸ないのちが増えています。】

犬には狂犬病予防法があり 批判はありますが行政機関で管理可能な動物となっていますが 猫には放任 対策の取りようもないところへ追い込まれています
管理も徹底されないで 「生かしてやっている」のか「生きてもらっている」のか 
いずれもかかわる人間の心次第ですから 致し方ないでしょうね
不幸でも 生きていれば幸になれる機会があると言った人もいました
人の寿命は80-90年が普通になっていますが 適正に飼育管理されていれば20年も珍しいことではないとはいうものの 浮浪猫では3-5年がいいところでしょう
その間に幸せを見つけられず 「自然死」と言い訳して見捨てることが 当たり前として生かすことになっているのでしょう
これらの人々に 猫たちの幸せを求めることは難しい

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