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2013年6月17日 (月)

2013-6-16 法改正に臨む

 昨日6/14 東京で「 動物との共生を考える連絡会」主催 法改正レク受講してきました

某「ノーキル」軍団主催よりも参加者数は少ないが それでも90名くらいの参加者があったとのこと

 

真面目に「動物福祉」に関心を寄せてくださる方々がしっかりと学び理論的に「ノーキル愛護活動」との差異を広めてくださることを期待したいと感じました

 

 「法律の名称」についても議論がありました

主宰側からも提唱されていましたが 私は持論であります「愛護」と「福祉」の違いを説明させていただき 現行法が「愛護」と「管理」に分けていることの意味は簡便にことを運ぶための方策であると訴えました

「福祉」は【愛護】はもとより 【管理】も必然的に包括されるものであり 「動物福祉法」とされることの意義を説明しました

 

家畜等と一般共生動物の「犬猫等」と区別をして 法を適用させようとする「ペット法」という発想にも疑義があると発言されていました

 

現状ではその「ペット法」と謳う人々が畜産動物や実験動物にも「福祉」は適用されるようにと訴えている時代にはなっていますが 名称は印象として感じる大切な部分であり 総括して「動物福祉基本法」となることがより良い選択肢であると感じます

 


会場からは大型犬の老後の介護について「安楽死処置」
(安楽殺処置)を認めていただきたいとの提言がありました

 

このことは「ノーキル」側からは無責任とそしられるかもしれませんが とても大切なことと思います


人でも動物でも 老老介護は 「力」においても筆舌に尽くしがたいことです

 

幸いというと「ノーキル」派からクレームがあるでしょうが 動物には法的に「安楽死処置」(安楽殺処置)が認められています

 

「ノーキル」支持者が多くなることで 開業獣医師の先生方には「安楽死処置」(安楽殺処置)が必要とわかりつつも実際には実施しにくい状況にあると「 動物との共生を考える連絡会」代表が答えておられました

 

誰のための「ノーキル」なのか?

行政機関での引き取りも 拒否されたのちに動物たちはどのような処遇を受けるのか?

 

人の心を慰めることが第一義となることで 動物が苦痛を耐えさせられることは 人のための「動物愛護」であり 真の「動物の福祉」には配慮されてはいないと思うのです

 

また 私はどこにも所属しないフリーな立場で「熊本市」についてもネグレクト保管の改善をされる必要があると訴えました


無論全面否定をするつもりもないこと 官民協働で日常の世話についてのご努力は立派だと思うと評しましたが 行政機関であるがゆえに保管管理と適正譲渡は改めていただきたいと発言しました

 

多くの方から賛同の拍手を頂きました

 


帰路 若い男性に話しかけられたので 
熊本市で譲渡された犬が近隣行政機関で咬傷事故を起こした実例を説明し 殺処分頭数と 譲渡頭数の表面に出ない部分があることも説明しました


 
また 褒め殺しともいえる状況では 施設改善の予算が付き難いであろうとも説明しました

 

称賛されるということは現状で十分なのだと判断され ネグレクト保管も含めて称賛されていると 上層部は 施設改善費の予算計上をしなくて済むので ほくそ笑んでいるのではないかとさえ感じます
 
と話しました

参加者の方で閉会後に特別に疑問を投げかけられました
 
神戸市動物管理センターの譲渡についてのネット批判が多くなっている現状をどのように思うかとのご質問でした

私は胸を張って 神戸市動物管理センターのされておられる譲渡基準は立派であり 意図的に敵視されるか 価値観の違う方々の曲がった解釈によるものであろうと 個人見解として説明させていただきました

大災害を経験した行政機関としても兵庫県 神戸市は他の行政機関よりも譲渡についての基準は厳しくなければならないことを体験的に学んでいます

特定動物についての災害時対策について 「 動物との共生を考える連絡会」司会者からもご指摘がありましたが 私も同感であります

特定動物についての給餌 給水にも即国難があります

危険な動物や 特に有毒動物が管理者から離れた場合 一般市民が受ける危険性は容易に想像ができるものです
 
にもかかわらず飼育規制は甘いものです

輸入も繁殖にも特別な学術的要件以外は認めてはならないものと思います
 
個人の飼育の権利以前に 一般市民の安全な生活を維持する権利が優先されて当然です

フェイスブックにも松田早苗と名指しで事実ではない誹謗中傷をされているように 意見が違うか 地の要件でまともには論戦できないところを誹謗中傷で悪評を広めようとされる方がいることも確かです
 
ご自分のされたことが間違っていても決して謝罪や 訂正はされない方々がおられることも説明しました

疑問は率直にご自身が正されることをお願いしたいものです

 
他からの聞き伝えは 伝言ゲームでも知られているように次第に変化されるものであること しかし 発端が意図された悪意ある誤報であれば 受け側は防ぎようがありません

行政機関だから耐えさせられることがあるのかもしれませんが 意見の違いで自らの要求が通らないとネットに訴えるという手法は必ずしも適切な方法とは思いません
 
誠実な話し合いで解決されることが望まれます

私は『CCクロ』立ち上げに際して 過去における神戸市側の悪状況を外部に訴える手法は意図的に用いませんでした
 
資料集を上層部に伝えることで改革は進みました
 
資料集は改革が略達成したころに シンポジュウムでパネラーとしてこのような悪状況も変えることは可能であるという実例として公開させていただきました

ましてや現場の職員を責めたところでどのような利点があるのか私には疑問に感じるばかりです
 
CCクロ』の改革までには 実際に現場の職員さんたちのご協力が大きく影響しています
 
現場の職員さんたちのご協力がなければ『CCクロ』は日の目を見ることはなかったとさえ思っています

「陽性強化」
 
皆さんも今一度お試しあれと言いたいですね

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動物福祉」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様でした。
私もまさに老老?介護中で参加致したくも捨て置くわけにもいかず、拝聴なりませんでした。残念です。
先般から活動においての問題、心配事で、疲れ切った脳みそがまたしゃんとなりました。有り難うございます。

こんばんは。
途中まででしたが、6月14日、私も受講しました。
松田さんにご挨拶できるチャンスだったのに、本当に残念です。
私が帰った後、そのような質疑応答があったとは知りませんでした。

>ノーキル」支持者が多くなることで 開業獣医師の先生方には「安楽死処置」(安楽殺処置)が必要と>わかりつつも実際には実施しにくい状況にあると「 動物との共生を考える連絡会」代表が答えてお>られました

昔から、安楽死処置を行う獣医師を探すのは難しかったですが、最近は一層困難を極めています。
先日も、余命いくばくもない方から飼い猫の安楽死を頼まれ、ある若手の獣医師に打診しましたが、みごとに断られました。獣医学部の教育システムからまず変えていかなくてはならないですね。


chara_kさん コメントありがとうございます
何時も励ましをいただき心から感謝いたします
老々介護 本当に身につまされます
私は今はずいぶんと楽になりました
犬も手元にいる「チビクロ」は豆柴mixなので安心ています
大型であればとても私には十分な介護はできないでしよう
手抜きはしたくないですからね 
「安楽死処置」(安楽殺処置) 選択肢として認めないといけませんね

お体をお大切になさってくださいね

宮崎さん コメントありがとうございます

6/7分にいただきましたコメントは素晴らしいと 私の周囲ではとても高い関心を寄せられています
この様なお方が増えますことを願っています

その返信をと思いつつも日々の雑事に追われて思い通りに運ばずにいます
ごめんください

私は可能な限り理性的で穏やかな表現ができるようにと心掛けてはいますが 白黒はっきりとさせる方ですのできつい感じになることも間々? 屡? あります

開業獣医師による「安楽死処置」(安楽殺処置) 以前と比較して断られるケースが増えているようですね
幸い私には今もご協力いただける先生が複数おられますので 助けられております
何方が来られてもというわけにはまいりませんが そのような社会状況を作った人々の責任であり 獣医師を苦しめ 結果的に動物と飼主をも苦しめておりますね

私は現役当時 神戸市動物管理センターの窓口に来られた飼主様に話しかけて何度も開業獣医師による「安楽死処置」(安楽殺処置)へとおすすめさせていただいたことがありました
長年の主治医であっても最後の「安楽死処置」(安楽殺処置)を断られて途方に暮れて市動管Cへ来られたと言っておられる飼主様もおられました

私もともに立会い 飼主様と動物のご負担を少しでも軽くさせていただければと思いました
動物の安らかな死に心が休まったと感謝されたことが忘れられませんでした

「ノーキル」は動物のためではなく 実体験の乏しい方々か ご自分の心のもち方にのみ配慮され 動物の不安や 切羽詰まった飼主様の苦境をを思いやれない人々の発想だと思っています

「みだりに殺す」という表現にもこじつけが感じられて不快に感じます
「みだりに苦痛を与え 忍耐を強要させる」ことも容認してはならないと思います

「みだりに繁殖させている」現状があるからには 適正譲渡では救いきれないことは知識のある方には理解されていますが ベーパーあいご家には理解が困難なのでしょう

動物による迷惑を少なくするためにも 【一匹でも多く適性譲渡で救いたい-S,Ma】
神戸市動物管理センターでも「適正譲渡」に努力されることを非難される時代です
この様に曲がった社会通念は正してゆきたいと思います
今後共にご尽力を賜りますようお願い申し上げます

此のたびの「 動物との共生を考える連絡会」法改正レク参加されておられたとのこと
お出会いできず残念でした

私は正面に向かって右列の前から二列目に席を取っておりました
どのシンポ等であっても大概は前列近くに座ります
質問も多くの場合トップバッターを務めます
日本人は謙譲の美徳か 寡黙に控え目にされるお方が多く 口火を切る役割のつもりでいます

8/24 「東日本大震災」シンポにもすでに登録しています
ご都合いかがなのでしようか?
お出会いできるといいですね


 

>「ノーキル」は動物のためではなく 実体験の乏しい方々か ご自分の心のもち方にのみ配慮され 動物の不安や 切羽詰まった飼主様の苦境をを思いやれない人々の発想だと思っています

全く同感です。
動物人口過剰の中で、悪い人を無理矢理良い人に見立てて、里親とすることが、
動物に我慢を強いるということに視点が向いていない人らが「ノーキル派」です。

現場を全く知らず、パソコン上で文字並べを楽しむバーチャル愛護家たちの自己満が
「ノーキル派」でしょう。

ハンドルでネット上で活動(?)する分には、責任の所在もなく、
大失敗であっても恥をかくことはないですから、ストレス解消にはもってこいでしょう。

>6/7分にいただきましたコメントは素晴らしいと 私の周囲ではとても高い関心を寄せられています

宮崎様、初めまして。
6/7のコメントを拝読しました。バーチャル愛護ではない現場を良く知る宮崎様のコメント。
正に「正論」だと思います。現場を良く知る方で動物福祉の観点から取り組む方ならば皆、
同じ考えのはずですが、発言しにくいのでしょうね。
「ノーキル」は無知層を感動させる技巧を用いた表現ですからね。
「ノーキル=動物に苦痛生活を強いることも容認」が実体だというのに。


>獣医学部の教育システムからまず変えていかなくてはならないですね。

大学の関係者でも経営者でもない私たちが大学システムを変えるのは不可能に思います。
宮崎さんも私も松田さんを見習って、言論活動で獣医師を啓発するしかないように思います。
「声に出せない多数意見(サイレントマジョリティ)を、声に出せば良いので、
これからも、一緒に声を上げつづけませんか?
一緒にというか、松田様を見習って、たった一人でも声を上げていきますが、
声は多ければ多いほど、効果は大きくなると思います。
宮崎様のお仲間の方もここに書き込んでいただければ嬉しいですが、
現場を知り尽くしている方は高齢の方が多いのが残念です。
獣医師全員を味方にできなくても、味方が少人数でもいれば、ずさんな里親探しは回避できると
思います。

若い世代は現場のことは全く無知でも、パソコンを使いこなせるため、
ぺーパー活動家がもっともらしいキレイゴトをパソコン上でならべて世論をミスリード。
法曹界もそれにのっかっている感があり、憎悪を感じます。
絶対に負けたくありません。

松田様

>口火を切る役割のつもりでいます

「地域猫」のマイナス部分が多いことについて、
松田様のおかげで理解できるようになりました。
口火を切る方の苦労は想像を絶するものがあります。
ひとりも味方がいない中での言論活動ですから、そのストレスは想像を絶するものが
あります。
地域猫の第一人者はとても立派な方ですが、方向転換を視野に入れる必要があるかと
思います。

マイナス部分とは、
●猫遺棄を増長させる
●エサやるだけの者を増長させる
●行政が野良猫の去勢不妊をすべきだという運動がある。これは、ますます、
エサやるだけの者に自信を植え付けさせてしまう(行政に手術義務を責任転嫁)

星野さん  コメントありがとうございました
できるだけ穏やかで わかりやすい表現と【よくないことは良くない】というためには「何故」を示すことも大切と思っています

6/15「 動物との共生を考える連絡会」レクの参加者は100名以上であったとの報告をされています

「ノーキル」派の主催において 最後に「参加者一同」と称する当日宣言文が公開されることがありますが 私は苦情申し立てをしたことがあります

参加はしたがウオッチャーとしての立場であり 宣言文に賛同するつもりはないのに 勝手に「参加者一同」とされるのは 不服であると それに対してはお答えはありませんでした

主催側には弁護士がおられるのに 他人の意志を勝手に代弁することは誠に不適切であると思いますが そのような価値観の社会性なのだとも感じるのです

>参加はしたがウオッチャーとしての立場であり 宣言文に賛同するつもりはないのに 勝手に「参加者一同」とされるのは 不服であると それに対してはお答えはありませんでした


想定内ですね。人にも動物にも不誠実な輩が、技巧によって世論をミスリードしています。
また、不誠実なにわか活動家が、行政等へ「殺すな!」ともっともらしいことをいいますが、

『処分を減らすには、処分される原因を減らす運動』 が必要不可欠です。

処分される原因は、『繁殖』にあるため、
●去勢不妊を受けさせない飼い主
●生体販売業者
●生体販売業者から買う人
らを批判すべきなのに、にわか活動家は、「行政批判」に終始します。
これでは、行政と無駄な対立関係を産むばかりのため、
行政だけが悪いという論調を作り上げるのには猛反対です。
官民問わず、どこにでも、善意の人と悪意の人がいるのに。

にわか活動家は、ご近所に不良飼い主がいても批判しません。
批判すべき相手を批判せず、批判しやすい相手(行政)を批判します。
筋違いも甚だしいです。

行政内部に悪い飼い主がいたら、無論、個人批判すべきですが、
なんでもかんでも、「行政が悪い」「政治が悪い」に帰結するのは、
筋違いでしょう。

「行政を動かせない自分が悪い」「政治を動かせない自分が悪い」という
着眼点がないようです。


>名称は印象として感じる大切な部分であり 総括して「動物福祉基本法」となることがより良い選択肢であると感じます

同感です。

現に、「ノーキル」は印象捜査に成功したアピール方法です。

「ノーキル」の実体は、

動物人口過剰下において、悪い人をも無理矢理良い人に見立てて里親とし、

動物に苦痛生活を強いる動物福祉に反する活動だと思います。

事実、里親に虐待されている例を数え上げたらきりがありません。

『ノーキル=動物に苦痛生活を強いることも容認する延命措置』 が実体でしょうに。

松田様

身勝手なお願いかも知れませんが、

松田様が代表となられて、『健康体の安楽死の必要性について・ノーキルの矛盾』 という

会合を神戸とか東京でされるか、『健康体の安楽死の必要性について・ノーキルの矛盾』 という

ような名称のネットワークを立ち上げられるのはいかがでしょうか。

声に出せない多数意見(サイレントマジョリティ)を一つにまとめて、後世に残す必要性を感じます。

私が立ち上げることを考えたのですが、私の知名度と個性では人があまり集まらないでしょう。

星野嫌いの感情が先にくるのでは?と。

組織の代表としての経験の長い松田さんでなければ、人は集まらないでしょう。

松田さんの『絵に描いた餅ではない現実味のある動物福祉』を後世に伝えるためには、

ブログでの意見交換よりも、ネットワークの立ち上げが効果的かも知れません。

声に出しずらい多数意見が徐々に集まって、一つの大きな木になるかと。

陰から松田さんを応援してる人はいっぱいいるはずです。獣医師の中にもいます。

同意見の人と出会う場がなくて弱気になっている人もいます。

●無論、賛同者が集まらないほどに去勢不妊が急激に徹底されればそれに越したことはありませんが、

郡部のほうでは、「不妊手術ってなに?産まれたら、川さ捨てたらいいべ!」 ばかり。

死にものぐるいで啓発しても啓発しても、産ませる飼い主があとを絶たない現状。

すべての動物に適切な里親を見つけるのは不可能です。悪い人を無理矢理、良い人に見立てて、

里親とすると、虐待飼育されたり、産まれることを繰り返し、ますます悪循環。

動物福祉の観点から、健康体でも安楽死の決断をしないと、動物に苦痛生活を強います。

動物は不良飼い主のもとから、自力で脱出することも、自活することもできません。

なので、「CCクロ」の方法を強く支持します。

~~~~~~~

ネット上での議論は、相手の真意が、『嫌がらせ目的』 もありますからね。

そういう相手へ啓発するより、賛同者を集めるほうが精神衛生上、楽ですし、実りがあるように

感じます。


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