2012-12-6in星野さんへコメント 返信
星野さん コメントありがとうございました
【処分を止めたなら、すぐに処分場へ迎えに行き、確実な人に新しい飼い主になってもらうこと。
それができないなら、安易に処分を止めるというスタンドプレイをして欲しくないものです。】
【「不妊手術を広めればノーキルは実現できる」と、もっともらしいことを言うかたへ反論したい。】
【不妊手術の普及は一筋縄ではいかない。】
その通りですね
その論理が正しければすでに「ノーキル」は達成していなければならない年月を経過していますね
譲渡にも引取にも人の感情移入ばかりが優先されて ネグレクト黙認という動物の不幸には無関心といっていい程度の人々が多すぎますね
熊本方式は発想の転換というスタートはよかったが その後の実務経過は人の心の安らぎを優先することに徹しているところが残念というにも及ばない 日本の動物福祉の発展を妨げていると感じています
多くのあいご団体も メディアも 個人も麻疹に罹患したように飛びついた
そこには動物福祉の基本を学ばなかったか 知りつつ流行に乗ったのか 動物に対する真の思いやりが欠けていたと感じています
今後は熊本のみなさんが方向転換をしやすいように「ノーキル」を絶賛するよりもネグレクト保管の改善をされることが必要不可欠であると 行政機関の上層部へも浸透するような励まし方をすることが必要だと思います
最近「Neko mon―ネコモン―2012DEC No.10」
「何年かけてもやりぬく「兵庫式」に妥協なし」兵庫県動物愛護センタールポ
を読みました
なかなか好い取材着眼点であると感じています
現状で 私は兵庫県の動物行政全般 及び 神戸市の「神戸市動物管理センター譲渡事業支援ボランティアグループ「(公社)日本動物福祉協会 CCクロ」 」について誇りに思っています
それは指導的立場の行政獣医師の動物福祉思想が確りと基本固めができているからだと思うのです
保管動物の譲渡に際しても安易な妥協はしない
行政機関施設での動物保護管理においても 清潔を基本に可能な限りの英知を働かせて動物の居心地を重視されている
熊本のようなネグレクト保管には決して妥協されることはないと信じている
[不潔な保管場所には動物福祉思想はない-S,Ma]
動物福祉の基本です
施設を清潔に保つためには 清掃のみならずあらゆる視点で動物の生活環境に配慮しなければならず そのことがQOLの向上につながるからです
しかし これを維持するためには 安易な動物あいごに溺れる人々からの外圧に対抗しなければならず 時には刹那的な動物あいご思想の政治家を連れて乗り込むこともあろうかと思うのです
姿勢を正して それらの低俗な批判に対しても誠実に動物福祉の基本について説明ができる器量がなければ現状維持ができないでしょう
私は 現状でのこの方々に対して感謝の気持ちで一杯です
しかし 今後若い行政獣医師たちがどこまで継承していただけるのか 不安がないものでもありません
「ノーキル」「殺処分ゼロ」はかっこよく聞こえるでしょうし 知識の乏しい人や自分本位の[自己愛型動物愛護-S,Ma]を重んじる人々を感動させます
一方で 「ノーキル」「殺処分ゼロ」に批判的な方々は蔭ながらではありますが増えているように感じています
営利繁殖が制限されなければどこかで「ノーキル」「殺処分ゼロ」の思想による被害動物はなくならないでしょう
さらに ボトムアップ 行政機関職員の動物福祉の基本知識の取得と実践 飼主教育が徹底されなければネグレクトは看過されるでしょう
「福島県動物救護本部」支援募金に拘り 毎月募金活動を継続するのも 受けた御恩を忘れないことが 動物福祉の思想向上にもとても大切だと感じるからです
この活動においても私は 「兵庫県動物愛護管理推進協議会」 神戸市動物管理センター譲渡事業支援ボランティアグループ「(社)日本動物福祉協会 CCクロ」の関係者に対して敬意をもって感謝しています
人に対しても動物に対しても「誠実」さを失っては「動物福祉」は「愛護」に転落してしまうでしょう
人から受ける恩義 動物から得られるぬくもりや励ましは 受ける側が意識しないでは一人前の大人とは言えないと思うのです
恩義はいただいた方へ直接に返せなくても 次世代へ送ることができると思います
どんなに知識を振りかざしても人としての「誠実」さをなくしては一人前とは言えない
忘れてはならないと肝に銘じ努力し 後輩にも語っています S,Ma
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コメント
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>行政機関の上層部へも浸透するような励まし方をすることが必要だと思います
そのように努力してみます。
今、時間がないので、またあとでじっくりと読みにきます。
投稿: 星野 | 2012年12月10日 (月) 09時17分
>「ノーキル」「殺処分ゼロ」はかっこよく聞こえるでしょうし 知識の乏しい人や自分本位の[自己愛型動物愛護-S,Ma]を重んじる人々を感動させます
ごもっともです。
一般飼い主・業者を問わず産ませる飼い主を放置したまま、「ノーキル」を正当化することは、
劣悪多頭飼育を賞賛することになります。
日本人は言葉のイメージだけで善悪を決めます。そこが間違いなのです。
特にマスコミは、「言葉狩り」「イメージ戦略」で世論をミスリードします。
というか、マスコミに踊らされる人間も同じですが。
わたしは、マスコミが「危ない」と報道したら「危なくない」と判断します。
マスコミに誉められているものは胡散臭い、
マスコミに貶されているものは正しいと判断しています。
マスコミと偽装愛護の利害が一致し、「ノーキル」がもてはやされ、
動物が「苦痛生」 を強いられる。
こんな狂った日本を変えなくてはいけません。
「ノーキル」の実現は、一般飼い主・業者を問わず、繁殖する者へ懲役刑を科す
などしない限り不可能です。
繁殖を容認したままノーキルを掲げるのは大きく矛盾してます。
ある団体が、保健所から年間1000匹単位でレスキューして里親探しをしてます。
この団体は、横浜で有罪判決を受けた虐待者へもホイホイと譲渡したのでした。
里親探しはかなり慎重でなければ、動物を不幸にします。
悪い人へ飼わせるくらいなら、健康体でも安楽死 をしなくてはいけません。
「動物福祉」と「自分愛護」 をはき違えている狂った日本を変えなくてはいけません。
S,Maさんの思想を広めることが、武士道 だと思います。
投稿: 星 野 | 2012年12月10日 (月) 12時39分
>「何年かけてもやりぬく「兵庫式」に妥協なし」兵庫県動物愛護センタールポ
を読みました
先ほど読みました。
兵庫県動物愛護センターは、どこかの自治体の偽装愛護事業と違って、
妥協しない厳しい里親探し(つまり、量より質)を行っている。
譲渡条件は、愛護団体よりかなり厳しいもの。
目先の処分数削減にこだわらず、責任ある譲渡条件です。感動しました!!
兵庫県は、S,Maさまに強い影響を受けたのかと思います。
さて、私のほうは、現在、福島県伊達市へ譲渡条件について提言しています。
「去勢避妊の確約は必要最低条件である。悪い人へ飼わせるくらなら処分の
ほうが被害を大きくせずに済む」 と。
かたや、友人は、福島県伊達市の虐待飼育飼い主の家に啓発に行きました。
産まされた仔猫が近隣住民に毒殺されています。にも関わらず、飼い主は
不妊手術は可哀想でできないと泣いたそう。
ちなみに、その不良飼い主は生活保護受給者。老人のくせに、両親を亡くして悲しいと
泣くとは怪しい。
その飼い主自体が死んでもおかしくない年なのに、両親を亡くして悲しい とは嘘泣きでしょう。
生活保護を受けているからお金がないと。これはとんでもない大嘘。
生活保護を受けてるから裕福なのです。
この老婆が、去勢不妊を受けさせない飼い主の平均レベルなのです。
虐待飼育同様、生活保護を受けて不特定多数の国民へ迷惑をかけているくせに、
同情を買うために演技する。
私のデータによると、健康な生活保護受給者と虐待飼育者は、一致します。
投稿: 星野 | 2012年12月11日 (火) 23時06分