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2012年10月 2日 (火)

熊本市のサポーターさんへの返信

 

先ずは コメントありがとうございました

 

【その歩みを阻むことだけはなさらないで欲しいと強く願います。】

 

その歩みを阻むのではなく「あいご」から「動物福祉」へ前進させたいから申したことです

40年間活動を継続し シンポジュウム等での知識の取得にも努めて 多角的に経験を積むことにより この考えに至ったのであり あなたが「遺憾」に思われるのは致し方ありませんが そのような意見を述べられるのであれば あなたの活動履歴と せめてイニシャルでも名乗られることが礼儀だと思います

 

当方の返信の内容も分かりやすく述べるべきか 対等に反論すべきか決めかねます

 

【このような考え方では、「家族」としてのペットの「幸せ」など永遠に訪れませんよね。】

 

全く異なる立場で同じことを申し上げたい

ネグレクトをも容認してでも「ノーキル」に徹して終生飼育を強要されるのか 
あなたのお考えの動物の「しあわせ」とは何を指しておられるのか
?

 

全ての飼主様が知識も意識も十分に動物福祉についての基本(5フリーダム(5項目の自由))を正しく理解し実践して 動物との共生を始められる方ばかりではないことにお気づきでしょうか?

 

悪意ではなく知識もありながらも人の生活維持のためにやむを得ず 飼育中断をされる飼主様もおられます

その場合に 最後の飼主責任として「安楽死処置」(安楽殺処置)を選ばれることに私は敬意を感じます

 

ご存知でありながら敢えて「ノーキル」を叫びたいお方なのか?

後者であれば意見は平行線でしかありえませんね

 

遺棄放棄が後を絶たないのはなぜだと思われますか?

【安易な飼育開始と放棄が動物も人をも不幸にすることになる-S,Ma

 

熊本市の保管についても 譲渡基準についても あまりにも動物福祉を軽視されていると感じます

此処に意見を述べられた3(同一人か 全くの別人か)の方々に準じたサポーターに支援を受けておられる熊本市の行政機関も 変革の機会を見失われるか 方向の是正を言いそびれるのかではないかと危惧いたします

 

メディアも「あいご」の団体もこぞって ネグレクト保管での「ノーキル」状態を絶賛されたのでは 今更適切な「殺処分」は必要だとは言えないでおられるのではないかと拝察します

熊本市を表彰されたそれぞれの団体には「動物福祉」の観点から妥当ではないと申し上げました

時勢に乗られた程度のように印象を受けたからです

 

これだけの意見が言えますのも現状では所属組織を離脱し 全くの個人として発言させていただけるからですが 多くの知識人とされる方々はその肩書きゆえに 
熊本市方式に対して公には反対意見を述べられません

 

日本の活動組織は「動物あいご」にとどまり 「動物福祉」に徹しておられるところは表立っては真髄を述べられません

それも無理からぬことと感じます

組織維持のためには 会員確保 募金の協力を得なければならず それらの達成のためにはごく一般的な人々にも参加していただくことで維持されるからです

 

それは裏を返せば
   

【ペット後進国である日本が】

あなたのおっしゃるように 動物にかかわる個人 団体も含めて国民の知識水準を表していると思います

 

【その歩みを阻むことだけはなさらないで欲しいと強く願います。】

 

動物福祉について知識を増やして ネグレクトについてお考えくださるか 全てを知りつつも現状維持をされるのか お尋ねいたします

そして 別の角度からではありますが 安易な「ノーキル」「殺処分ゼロ」で動物を苦しめないために  私もまた同じ言葉であなたにお願いをいたします

 

【その歩みを阻むことだけはなさらないで欲しいと強く願います。】

 

どなたにもまっすぐに物申すことは 信念に基づくところであります

 

意見は黙っているよりも いつでもだれに対しても適度に申すことはよいことですが 原則「匿名」とか 今回のような 「名無し」 では自信の無さを感じます

 

当方は実名ですから できれば実名での議論であっていただきたいと存じます

失礼がありましたらご寛容にお願いいたします 松田早苗

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コメント

[40年も活動されて、本当に厳しい状況をご覧になり続け]・・・たからこそ、見い出せたお答えだと思います。
何故この分野が思うように解決していかないのか、深く広く思慮すればおのずとわかられるはずです。
松田さんに異論を唱える立場の方々のおっしゃることは、この問題に関わった者にとってスタート地点ですでに考えることです。
ただ、40年といえども、おそらく松田さんは早い時期から「愛護」ではなく「福祉」に意識をもっていかねば頓挫する危機感をお持ちだったのではないでしょうか。
それでも行政、そして私たち普通の意識の者たちに寄り添って待っていてくれたような気がします。
たった一頭の愛犬愛猫に飼い主としてきちんと向かい合えば、「家族」としてのペットの「幸せ」は個々にみえてくるものでしょう。
松田さんは、「安楽死」をけっして安易に語っているわけではありませんし、行政施設が安易に処分否定をすることは現時点での諸問題の「最後の砦」(形容が適切かどうかは・・・?)を自ら取り壊していくこと、そしてその先にみえるより悲惨な状況がはっきりと見えているからだと思います。
いずれにしても、あまりにも増えた「動物愛護関連者」のなかから、本物を探すことは迷い犬の飼い主を捜すより困難でしょうね。「自分が、自分が」の世界になっているようですが、そのすべてが同じ事の繰り返しだったということを今一度問い直すことが肝要かと。

カッコいい!興味をそそりますね(^m^)

ルイヴィトン 店舗 様
コメントありがとうございました
賛否にかかわらず 興味を持ってくださることが最もありがたいことです

殺さなくても済む動物を増やすためには 動物に対して快く思われていない方々を含めて 全ての人々が動物に対する恐怖心や嫌悪感を可能な限り少なくして頂けるように配慮することです
それを念頭に置いて 社会に安心安全な動物を送り出すことですね
今後共にご理解とご尽力を賜りますようお願い申し上げます S,Ma

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