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2012年10月 4日 (木)

chara_kさんコメントありがとうございます

 

私も40年前 スタート地点では 動物愛好家に「悪い人はいない」と思い 「安楽死処置」(安楽殺処置)についての知識も認識もないままに救護活動で保護した動物を無差別譲渡していました

その後の譲渡先の観察で「助けたつもりで 苦しみを我慢させているのではないか?」という思いを何度も経験しました

いったん譲渡した所有権がある動物を引き取ることは予想以上に困難でした

 

当時の一般的な飼主様の動物飼育の知識では決して「悪いことをしているのではない」動物との共生はこの程度が当たり前という感覚で つなぎ放し 飲用水は汚れている 与えているものは残飯 有害物も知らないままに 行方不明も「いつの間にかいなくなった」という程度でした

何が不足で返還を迫られるのかが理解できないで激怒する人もおられました

 

譲渡基準を厳しくすれば譲渡先は少なくなる 手元で不適切多頭数飼育はしたくない せっかく助けた動物を理由の如何にかかわらず捨てられない  行政機関に託すには信頼ができない時代でしたから悩みましたね

 

そのようなときにボンフォード先生に巡り合えたのです

動物にとっては獣医師がしてくださる1本の注射は治療なのか 永遠の眠りなのかはわからないままに 抱いている自らの手の中で安らかになる 

これしか現状を切り抜けるすべはないと思いましたね

 

その後の40年間には 確かに飼主さんの知識は増え ある程度はよくなりましたが 個人の管理される動物への知識はしっかりとされていても社会の中の1匹に対する関心は薄く 溺愛もあったり 「動物福祉」の観点ではまだまだ関心は低く 「あいご」でとどまっています

 

それは多くの活動家を自認する人々にも同様です

投稿者のような「ノーキル」を謳う人々には身の回りの1~数匹のことで 自らが見ない 見たくない動物の悲惨な姿に想像力は働かないか 無関心でやり過ごされるように感じます

 

時には「地域ねこ」という名目で遺棄することで回避することもあり 行政機関でさえも「元のところへ帰してやればよい」といって せっかく救護した子猫でさえも遺棄を示唆しています

 

法律第105号に遺棄は罰金付きの犯罪ですと書かれている

遵法義務があり広報義務がある行政機関自らが犯罪を犯しているに等しい行為を平然とされ それを賛美する社会となっている現状は法治国家ではなく「放置国家」であると言いたいのです

 

40年間に出会った浮浪動物で「幸」だと感じたことは一度もないし 餌付けの人々はほとんど最後を見届けない 
見届けられないからしょうがないとは言わせない 


しかも 衰弱したからと 私に引取要請をされる そのままに傍観して「自然死」だとうそぶかれるよりはましなので引き取ってきたが 「ようそんなこと(黙って引き取ること)ができますね」というから その程度の人との問答はしないことにしていました

放置されて死を待つのはあまりにも忍びなく 動物には詫びる気持ちこそあれ同情しかないので引取 動物病院での「安楽死処置」(安楽殺処置)をお願いすることになる

 

飼主の本当の責任は共生動物の死を見届けることです

本来は譲渡先の動物であっても死の報告が得られることが基本であるように 追跡調査は必要です

 

そられのどの項目も達成できていないから当該の行政機関を批判しているのです

 

「ノーキル」も「殺処分ゼロ」も数字的には明日からでも実現できます

引取拒否 無差別譲渡 不適切多頭数飼育 国を挙げてこれが目途となるのは阻止したい

多勢に無勢ではありますが

適性譲渡とは「安心」「安全」が基本であり 社会に送り出す動物が「不安」「忍耐の強要」「偏共生」とならない配慮が必要である –S,Ma

票取の政治家に「動物あいご」で止められないように 「動物福祉」は関わる「人」のためにも向上させなくてはならないと言い続けます

 

今後共にご尽力を賜りますようお願いいたします S,Ma

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コメント

40年の活動の中で、さまざまな悔しい、辛い、悲しい・・・そんな思いをされての
発言は胸をしめつけられる思いで読みました。
殺処分ゼロを声高にかかげるのは簡単ですが、その先にあるほんとうの動物福祉を
目指すには、まだ日本は保護活動家も含めて後進国です。
まだまだ、やらなければならない課題がたくさんあるのだと、改めて気づいたブログでした。
ありがとうございます。

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