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2012年1月

2012年1月27日 (金)

2012-1-15 『CCクロ』で勉強会がありました

「災害に備える」をテーマに『CCクロ』ボランティアさんたちへお話をさせていただきました

その時の感想もいただいてのお礼と補足です

くらっちさん
ありがとうございました

Yさんにもよくご理解を頂いて嬉しく思います
よろしくお伝えくださいね

みなさんで 
明日起きるかもしれないこれからの災害に備えて ご自分の家族動物についても センター等での保護動物についても改めて考えていただけるとありがたいです

特に初回同時避難に際して 最小限絶対に必要なものと 余裕を以てあれば良いものとのランク付けも大切かと思います(S,Ma注-避難グッズについて)

動物を絶対に連れて出られるとは限りません

先ずは ご自分の身の安全確保が大切です

連れて出られる場合にも やむを得ず残して出る場合にも 動物に対して しておかなければならない義務的な日々の備えはほぼ同じです

残した場合にも不妊手術済だとそれ以上の繁殖は防止できますし ワクチンも感染予防になりますから 放浪中でも 第三者に救護された場合にも生存確率がより増します

個体識別のマイクロチップ 鑑札 迷子札の装着もたいせつですね

残して出なければならないことはとても決断のし難い辛いことですが ご自分が助かれば 後に巡り合えることも皆無ではありませんし 

人命救助をされる方々のことにも配慮しなければなりません

以前に あるボランティアさんが動物と心中しますと言われたことがありましたが 

助かる道がある場合はそれを選択することが「生命尊重」ということです

現状での大切なことの一つに多頭数飼育をしないことも心がけてください

優しい皆さんのことですから 窮状にいる動物を見られたとき 今だともう一匹保護して

やれると思われることもおありでしょうが 災害時に戸惑いのもとにならないか 

すでに共生している動物もともに諦めなければならない状況を作らないのか 

もう一度熟慮されますようにお願いいたします

数が増えた分だけ 携帯すべき物品も増えますから 
相当に深刻なことになりかねません

そのような災害に合わないことを念じますが こればかりは天の定めることですね

そして

このボランティア勉強会に 神戸市動物管理センター所長さんが参加してくださいました

官民協働は相互信頼があって成り立つものです

心から感謝いたします

2012年1月26日 (木)

1/22 福島県被災動物支援活動募金

1/​22 三宮センター街入口での 福島県被災動物支援活動募金は 以下のように​『CCクロ』で報告しています

ご協力下さいましたみなさん 寒い中ありがとうございました 

私​たちと入れ違いに来てくださいましたNさま 折角来てください​ましたのにすみませんでした 御免ください 

早く切り上げようと​提案したのは このおば(+あ)さんでした  雨が本格的に降ってきましたのでセンター街には許可なく入れな​いために濡れて寒くて切り上げましたの

14,990円2012年1月23日、全額を福島県動物救護本部​あてに送金させていただきました。http://cckuro.com/modules/​newbb/​viewtopic.php?topic_id=734&foru​m=1

2012年1月24日 (火)

2012-1-22HARS 法改正8週齢問題シンポ

 

1/22 ヒトと動物の関係学会 主宰 法律第105号改正 8W齢問題の聴講参加してまいりました ご講演くださった各位の内容はそれぞれに興味深いものでした 会場からの質問も活発(過ぎた?)でしたよ 私は一番挙手で ネグレクト問題について疑問を投げかけました 6-8週齢の意見がありましたが 私はいずれでも飼主次第だと思うと発言しました 週齢が問われることの意味にはネグレクトをいかに抑制できるかということにもつながるからでしょう 犬種による差異もあるようですし 決定的なことは言えないかもしれません ペット店経営者で繁殖も手掛けておられる方からの発言もありました 予防医学の発達とともに幼齢期の動物たちの生存率は高まり 現状では経験的に6週齢でも譲渡は可能であると 40年前には生存可能な幼齢期の動物を見定めるには 2-3ヵ月齢でなければ販売対象としては不安があったようです 1/20衆議院会館でも法改正のシンポがあったようですが広報を見る限り「ノーキル」軍団勢ぞろいのように見受けました 行政機関引き取りも拒否された動物たちの行き場はどこにされるつもりなのか ネグレクトに甘んじて飼い続けよと言うことなのか ペットビジネスで悪徳シェルターに引き取らせるのか? HARSのシンポで私は刷り込まれる「知識」の質にこだわらざるを得ないと発言をしました この社会は動物愛好家だけで構築されているのではなく 動物を好まない方々にも配慮しなければ「真の動物福祉」は認められないでしょう

米国でも施設も管理も優れたシェルターでは寄付が集めにくいそうです

不適切多頭数飼育状況だと改善させなければならないから寄付が集まり易いとか

洋の東西を問わず「動物愛好家」は真髄を見極めないで感情にながされる人々が多いのでしょうかね

それにのかってあくどく寄付を募るとは情けない

現役時代には「動物好きと自称する人嫌い!!」と度々言ったものです

無論やむを得ないお気の毒な例もありますが 動物を苦しめている人の多くが自称動物好きでした

せつな的に飼い始めて 安易に手放すこともあり 真反対に大切にしているつもりで過剰な保護?や 殺さないためにネグレクトに甘んじている 手に余る動物を脅迫的に他人へおしつける自称ボランティアとか うんざりしたことは数え切れず たくさんありました

シンポジュウムのあった衆議院会館へは近寄りたくなかったと言っておられた ある知識人の方がおられました 私と同じ思いなのだと共鳴いたしました

「ノーキル」に批判的な方々は多いのですが 煩わしいからか声を大にして発言される方が少ないことは残念というよりも情けない

「ノーキル」主張をする人々の声は大きいし 知識が浅い人ほど受け入れやすいから支持も得られやすい 困ったことですがこれもこの国の現実

[成るようになる 成るようにしかならない–S,Ma]

[真実は一つだが 正義は人の数だけあります–S,Ma]  

 

2012年1月18日 (水)

17年間欠かさず届いた忠ちゃんの花束

忠ちゃんの花束  2012-1-17編 

今年もこの日を迎え 恒例となっています「忠ちゃんの花束」が届きました

17年間欠かさず届いています

彼は阪神・淡路大震災当時未成年でやってきましたが  活動の終わり頃に成人となったあの日のことがさほど遠い日であったとは感じられないのですが現実には私も後2年で後期高齢者の域に達します

震災の実体験がない人々が多くなったのですね

 

被災動物救護活動にご支援くださった全ての方々に 今も心から感謝しております

あの過酷だった日々を思い返して 世界の人々に助けられましたことは忘れられない感謝の気持ちでいっぱいでございます

 

親しいお方をしのばれる方々にはお辛いこの日でありましょう       

人にも動物にも平安な日々でありますように祈ります

 

「東日本大震災」の被災者の方々にもお見舞いと共に 及ばすながらではございますが復興への支援に努力させていただきます

 

犠牲となられました全ての御霊のご冥福をお祈りいたします S,Ma 

 

 

この日にちなんで

「兵庫県南部地震動物救援本部」としての被災動物救護活動は このように誠心誠意 人と動物の幸な共存社会を築くために努力を惜しまなかった人々に依って支えられたのです

 

多くの方々のご指導ご支援をいただいて 被災動物救護活動として 又 初の官民協働事業としてやり遂げられたことが今日の動物福祉の礎とされ 【神戸市動物管理センター譲渡事業支援ボランティアグループ「(社)日本動物福祉協会 CCクロ」】活動につなげられていることは感慨深いものであります

 

過去と 今日とを支えてくださった  そして将来を開いてくださるみなさまに 改めて深く感謝いたします    

動物福祉は単に感情支配に止まってはならない

今や人によって「繁殖」という人為的行為により経済動物とされてしまった「ペット」と称される動物たち この動物たちの苦境を救うには 人の責任に於いて生死に関らなければなりません

人為的に生死に関わりたくなければ 自然繁殖 自然淘汰の昔に返して 野生動物とすることにしか逃れる道はないでしょう

「行政機関での引取り禁止」「ノーキル」を立法化し 公費または任意団体で終生保護をするなら 「動物福祉」の原則を維持し ネグレクト状態を容認しない施設を建設し 莫大な費用を投じてでも設備 人材も揃えて 人としての責務を果たさなければなりません

 

大震災と原発被災者でさえも忍耐を強要しなければならない程度の国家財政で どのような動物対策が取れるでしようか?

現実的に冷静な判断をしなければならないでしょう

私も人さまに負けない程度に動物福祉を大切に思う一人ではありますが この時期に動物のために莫大な予算計上が妥当だとはとても言えません

現状の経済力では 虐待しない程度のぎりぎりな保管状況さえも危ういと感じています

 

近頃の動物あいごは人間の身勝手な解釈により法律までも動物を苦しめるために「改正」ではなく「変更」しようとしてると感じます

弁護士等の知識人とされる方々までもが『ノーきる』「行政機関での引取り禁止」を叫ばれます 

人の心の慰めのために外ならず 窮状にあえぐ動物の苦痛には対応が示されていません

 

今日も神戸市動物管理センターの慰霊碑に「忠ちゃんの花束」を捧げて参りましたが 帰路交通量の多い車道で猫の轢死体がカラスについばまれていました

猫の姿はなく 骨と肉片とトラ縞の皮が猫と判断できる状況でした

車を止めてペットシートにくるんで所管の場へ届けました

改めて 花で覆われた慰霊碑に詫びる言葉と共に 再三轢き続けられ見捨てられていたこの猫の冥福を祈りました

 

たかが猫一匹の価値観しかないこの国に「動物福祉」の基本を築くにはそれなりの覚悟が必要です

迷惑動物にランク下げをしているのは「動物愛好家」であることも自覚しなければなりません

安易な餌付けと名ばかり「地域猫」 

人にも迷惑ですが 餌付けされている猫たちにも大いなる迷惑をかけている実態にも関心を持たなければならないでしょう

 

 

藤村晃子さん

この「兵庫県南部地震動物救援本部」被災動物救護活動に携わってくださった人々を冒涜するようなことは今後一切しないと誓ってください

間違えば謝罪し 訂正をする

この基本的な社会的ルールと礼儀が身につけられないで 安易に国民啓発とか 法改正に立ち向かってはならないでしょう 

人としての社会生活における基本原則が理解できていない人が 立法の精神を正しく理解できるとは考えられません

真の動物福祉の向上には障害となります

あなたに情報を提供した人はあなたにとって懇意な人なのではないですか?

言えない程度に社会的知名度がある?

あなたと共に あなたの周囲で同じく「華やかに」動物あいごを戯れるがごとき感覚で関与される人々 あなたに真の友情を持って助言をしてくださる方がおられないことはお気の毒なことですね 

 

私の知人が 万一にも重大な過失をされたなら 私は誠実な気持ちで助言をさせていただくでしょう

大切な友が社会に背くことはかなしいことですからね

私が道を外したときにも 誰かがそれなりに助言をしてくださると思いますし そのような状況になれば  そのことがありがたいことだと思うでしょう

 

この記念すべき日を以って http//s-ma.cocolog-nifty.com/トップから外しますが 許すのではなくこれ以上は期待をしても無理だと判断するからです

社会的人道 倫理についての義務教育が卒業出来ていない人に これ以上の理解は無理だと感じます

悔しいと思われるなら いつでも 「謝罪」「訂正」に努力されると良いでしょう

その時には寛容にならせていただきます                   2012/01/17 松田早苗

 

2012年1月17日 (火)

阪神・淡路大震災に思う

‎17日がめぐってきました  静かに黙祷いたします 阪神・淡路大震災の動物救護活動に専念できたのは夫の助けがあったからですが 当人はその大震災があったことも覚えていません あの年にお生まれになった獣医師のA先生のお嬢さんが17歳 当時神戸動物救護センターのボランティアの皆でささやかなお祝いをしました 今年のお年賀にそのことを書かれていました 猫担当で奮闘してくださった誠実な青年Yさんも故人となられた 沢山の方に巡り合い 別れがあった  悲喜交々の思い出がよみがえる 助けていただいた全ての国の全ての方々に心から感謝いたします 犠牲となられた方々 動物たちのご冥福をお祈りいたします

このたびの悲惨な「東日本大震災」の被災者の方々に改めてお見舞いを申し上げます

私たちにできますことはささやかではありますが心では何時も被災地のことを思っています

1/21 土曜日 正午から午後3時まで  神戸市三宮センター街東口付近で 恒例の福島県動物救護本部支援募金を『CCクロ』主宰でいたします

皆様のご協力を宜しくお願いいたします

2012年1月12日 (木)

2012年度 ヒトと動物の関係学会 関西シンポジウム お知らせ

動物愛護法改正ー8週齢問題をめぐってー

環境省が2012 年度に予定している動物愛護法の改正では、ペット小売店販売での8 週齢問題

が大きな焦点となります。販売店でのペットの週齢は、購入者のペット観にもかかわり、購入後

に飼育をしてゆく態度にも影響を及ぼすことになります。

本シンポジウムでは、環境省動物愛護管理室の担当者、ペット小売販売業界の方、ペット流通

論の専門家、欧米の事例に詳しい研究者の方々にそれぞれの立場から、ご講演をいただき、その

後、総合的に議論をすることで、この問題に対する認識を深めてゆきたいと考えております。

事前申込は必要ありません。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

◇主 催:ヒトと動物の関係学会

◇開催日:2012年1月22日(日曜日)

◇時 間:14:00~17:30

◇場 所:大阪ペピイ動物看護専門学校 2F セミナーホール

(大阪市東成区中道3 丁目8 15 号)

JR 大阪環状線「玉造駅」徒歩5 / 地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」徒歩5

※入場無料

◇タイムテーブル

14:00 開会挨拶 ヒトと動物の関係学会副会長 奥野卓司(関西学院大学社会学部)

14:05 趣旨説明 コーディネーター 若生謙二(大阪芸術大学芸術学部)

14:10 杉井威夫(環境省)

「動物愛護法改正の経緯と考え方」(仮題)

14:40 太田勝典(一般社団法人全国ペット協会)

「ペット小売業界の立場から」

15:10 福岡今日一(株式会社イードッグ研究所)

「ペット販売の諸問題-研究者の立場から-

15:40 加隈良枝(帝京科学大学)

「ペット販売:欧米の事情について」

16:10 休憩

16:20 総合討論

17:30 閉会挨拶

17:45 懇親会

<お問い合わせ>

ヒトと動物の関係学会事務局

537-0025

大阪府大阪市東成区中道3-8-15

大阪ペピイ動物看護専門学校内

TELFAX:06-6971-1120

ローソン

会 場

2012年1月 1日 (日)

2012/01/01新年ご挨拶

「賀正」を「我正」と置き換えてオラウータンの密輸を世に問うた賀状を差し上げたことがありました

最も尊敬させていただいていました相馬雪香先生に励ましのご返信をいただき感激したことを忘れません

今も大切にラミネートコート保存にしています

 

この大災害とその対応は対人 対動物を問わず疑問がいっぱいです 相馬先生のようなお方がおられたらどのようにお感じになられたのか?  そのような無意味な思考は価値もないことは知りつつも また 関係者のご努力を知りつつも何故?と感じてしまいます この国の危機管理の甘さは中国発信の衆議院議員へのサイバー攻撃対応に表れています 緊急に暗証番号の変更を指示されて応じた議員は半数であったと報じられました

このような人々に国の安全?が任せられない しかし現実は私たちと動物の安全はこの議員諸氏により左右されます

無論選んだのは国民ですが 選ばれて後に政党や政治姿勢を変えられては国民もなすすべがない  政治犯として獄中にいた人が政党を結成できることにも疑問を持ちます

裁判が全て正しいとは言えないことが問題なのか 法的に有罪とされて国家の運営に関与できることが問題なのか 「正しい」とすることの判断が危うい これから育つ若人のためにも議員の品格劣化と高齢化に歯止めをかける時期だと思います 

 

原発問題にも 動物全般における問題でも「誠実」という人としての心棒がメルトダウンしていると映ります

一日も早い現地の回復などと言えない今日の状況  一日も早く安全な生活への移行をと叫びたい

 

 国中が心から「おめでとう」と言える日を迎えるために 一人々

無関心であってはならないと心から願う新年です

 

被災された方々に 動物に 心からのお見舞いを申し上げます

合わせて皆様と動物たちのご多幸をお祈り申し上げます

2012/01/01 松田早苗

 

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