1/22 ヒトと動物の関係学会 主宰 法律第105号改正
8W齢問題の聴講参加してまいりました ご講演くださった各位の内容はそれぞれに興味深いものでした 会場からの質問も活発(過ぎた?)でしたよ 私は一番挙手で ネグレクト問題について疑問を投げかけました 6-8週齢の意見がありましたが 私はいずれでも飼主次第だと思うと発言しました 週齢が問われることの意味にはネグレクトをいかに抑制できるかということにもつながるからでしょう 犬種による差異もあるようですし 決定的なことは言えないかもしれません ペット店経営者で繁殖も手掛けておられる方からの発言もありました 予防医学の発達とともに幼齢期の動物たちの生存率は高まり 現状では経験的に6週齢でも譲渡は可能であると 40年前には生存可能な幼齢期の動物を見定めるには 2-3ヵ月齢でなければ販売対象としては不安があったようです 1/20衆議院会館でも法改正のシンポがあったようですが広報を見る限り「ノーキル」軍団勢ぞろいのように見受けました 行政機関引き取りも拒否された動物たちの行き場はどこにされるつもりなのか ネグレクトに甘んじて飼い続けよと言うことなのか ペットビジネスで悪徳シェルターに引き取らせるのか? HARSのシンポで私は刷り込まれる「知識」の質にこだわらざるを得ないと発言をしました この社会は動物愛好家だけで構築されているのではなく 動物を好まない方々にも配慮しなければ「真の動物福祉」は認められないでしょう
米国でも施設も管理も優れたシェルターでは寄付が集めにくいそうです
不適切多頭数飼育状況だと改善させなければならないから寄付が集まり易いとか
洋の東西を問わず「動物愛好家」は真髄を見極めないで感情にながされる人々が多いのでしょうかね
それにのかってあくどく寄付を募るとは情けない
現役時代には「動物好きと自称する人嫌い!!」と度々言ったものです
無論やむを得ないお気の毒な例もありますが 動物を苦しめている人の多くが自称動物好きでした
せつな的に飼い始めて 安易に手放すこともあり 真反対に大切にしているつもりで過剰な保護?や 殺さないためにネグレクトに甘んじている 手に余る動物を脅迫的に他人へおしつける自称ボランティアとか うんざりしたことは数え切れず たくさんありました
シンポジュウムのあった衆議院会館へは近寄りたくなかったと言っておられた ある知識人の方がおられました 私と同じ思いなのだと共鳴いたしました
「ノーキル」に批判的な方々は多いのですが 煩わしいからか声を大にして発言される方が少ないことは残念というよりも情けない
「ノーキル」主張をする人々の声は大きいし 知識が浅い人ほど受け入れやすいから支持も得られやすい 困ったことですがこれもこの国の現実
[成るようになる 成るようにしかならない–S,Ma]
[真実は一つだが 正義は人の数だけあります–S,Ma]
お疲れさまでした。
私も数年前から8週齢云々が良いか悪いかが気になりだしたのは、ある方のブログでの発言から、なるほど・・・と感じたことが有ってからです。
もちろん 私のことですから、ネット上だけでなく実際にお会いしております。それまでは「繁殖家」というだけで、少し半身でお話を伺う感じの私でしたが、まじめに取り組んでおられるからこその発言が満載ですので、参考にさせてもらっています。
現状を見据えての繁殖家側からの意見では、中途半端な繁殖家の元で、母犬や兄弟犬といたずらに長く居るより、良い飼い主さんの元で人との暮らしに慣らす、先住犬や猫との共生のルールを早くから教えていく方が、その犬の幸せをつかめる可能性が大である。と、あります。
店舗販売のための早期巣立ちは論外ですが。
例外無しということなら、禁止にでしょうか・・・?
投稿: chara_k | 2012年1月24日 (火) 15時54分
chara_k さん
コメントありがとうございました
飼主のレベルを上げることが全てに必要なのですが 理想が「殺処分ゼロ」では矛盾の克服は無理ですね
繁殖が自由で殺処分処分を禁止したら結果は目に見えているのに愚か過ぎる
週齢問題は私は現状では6週齢で良いのではないかと感じるようになりました
昨日の記事で子猫が譲渡直後に殺されたと報じられていますね(読売)
譲渡した人も譲渡先に対する懸念があったようだともツイ―とで出ていました
譲渡先の間口は狭い
全てを「幸」な譲渡出締めくくることはできない
真に動物の生涯の「幸」を配慮すれば 安易に生かしたことを後悔することもおこるでしょう
動物にかかわる一人ひとりが わが身可愛さから動物を犠牲にすることがあると言うことに目覚めてほしいものですね
投稿: | 2012年1月25日 (水) 01時34分