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2010年12月18日 (土)

2010-12-18編 熊本市方式を誹謗ではない批判をするときですね

http://blog.canpan.info/torinohiroba/archive/674#comments

熊本市の致死処分数  [20101217()]

 【熊本市在住の方、あるいは地元紙が公文書開示請求等をして、客観的な記述を資料とともに情報発信して下さると有難い。】

と「鳥の広場」で触れておられます

熊本市近辺の行政機関の事情は知る人ぞ知るですからね

しかし 市議会記録(文末参照)にもありましたが議員も熊本市センターから引取りをされて複数(多頭数飼育?)飼育をされていたり 咬癖のある犬を保護したとして自慢をされている様子が記されています

市民の方々も基本的には熊本市方式にあまり疑問を感じておられないと言うよりも 良いことをしているのに責める方が変だと思っておられるのではないかと感じたことがありました

あるシンポジュウムで熊本からの参加者がおられましたが「他を見て比較されることも大切ですよ」と提言しましたが 基本的に疑問を持たれているようには感じなくて少なからずがっかりとしました

当ブログに訪問される方の検索用語はコンスタントに「熊本市 殺処分」が多いですね 

関心の高さがわかります 

行政機関の方々で熊本批判がきちっとお出来になれる方と 迎合と言うよりも逃げの手で熊本方式を取り入れようとされるタイプがあるのではないかと感じます

動物福祉に関心があり平素から知識に触れようとされる方と「ノーキル」の意味を知りつつ逃げようとされる方に分かれるのではないでしようか

持ち込まれる動物を受け取らず 無差別譲渡をすれば経費もいらず楽ですからね 

そして 「ノーキル」派からは賛辞をもらえるが 動物福祉を基本に真剣な譲渡に徹すれば 譲渡頭数が少ないだの 殺処分頭数が多いだのと議員動員で圧力をかけられかもしれません

在任中の2-3年間を楽に過ごすことを第一にすれば「ノーキル」は手抜きにはこれ以上の楽はないでしょうから 圧力団体は行政職員を堕落する方向に働き掛けているとしか考えられませんね 

真面目に動物福祉を考慮され 熊本市批判をしていると議員経由で左遷の憂き目に会うこともあるのかもしれず そのようなことがないように祈りますね

行政機関が動物福祉を無視した結果業務縮小をして「ボランティアビジネス」が拡大する?

笑っては居られませんね

まともな行政獣医師を支えなければ殺処分の辛さから逃げるみちを選択されることになりかねません

その結果は動物が不幸な生涯を耐えさせられ「殺されなくてよかった」と言うことになるのでしょうか

来年の法改正は真剣勝負の時ですね

「ノーキル」で「動物虐待黙認法案」となるのか 適正譲渡と適正

殺処分で これこそ「真の」動物福祉法となるのか正念場です

8週令問題も 業者問題もビジネスライクに処理をされては悪徳ボランティアビジネスが喜ぶだけでしよう

「ボランティアビジネス」の言葉の意味を確かめることも必要ですね

「募金」と言う名の無税の高額所得補償は絶対にさせてはなりませんね

熊本市の実情 ご参考までにご覧ください

当ブログアーカイブ 2010-9-13in HIROさんコメント5  から引用

「熊本市議会 会議録検索システム」

http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/gikai/index.asp

【平成22年第 1回定例会-0309-04号】

 〔39番 鈴木弘議員 登壇〕

> ◆鈴木弘 議員 

(S,Ma-発言から一部抜粋

>  さらに、これは要望ですけれども、ドイツで行っているように、一般家庭の飼育に適さない犬、どうしてもしつけで直らない犬たちを最後までみとる施設の検討を民間の力をかりて検討していただきたいと思っております。

)中略

>  4月に私どもの衆議院議員である遠山清彦と今度参議院に挑戦する秋野公造という2人を連れて動物愛護センターに行きました。遠山清彦は、実は大型犬を飼っていた時期があります。この大型犬はかみぐせが大変に強くて、虐待されて放置されていた犬であったそうであります。この犬を保護し、何とか家庭で飼おうとしてやった手だてが何かといいますと、警察犬の訓練学校に入れた。家庭に戻ってきて、飼い主である遠山清彦には時々かんでいたそうですが、家庭の中でしっかりと育てられたという話をしておりました。スキルアップをすることによって、しっかりと殺処分ゼロに向けて進めていけるのではないかと思っておりますので、期待しております。

> ◆倉重徹 委員

【おっしゃる意味はよくわかるんですが、残念ながら、現在の施設では手狭になることが目に見えておるところでありますし、また、今、おっしゃられたように、市民団体、ボランティア等に引き続き御協力をいただくということでありますが、今現在でも市民団体、ボランティア、もう手いっぱいでございます。私どもも処分を余儀なくされた小動物を引き取らせていただいておりまして、私の家にも何匹か犬がおるわけでございますが、

やはり 内輪で無理に近い譲渡もあり 私の家にも何匹か犬がおる状況を含めての「解決」

ですか 本当の解決ではないですね 

この委員の方のご発言は譲渡先の開拓が困難であることを意味しているように伺えますね

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コメント

 無知無見識な議員が旗を振っても、誰も後に続かないでしょう。

 今に、議員さん達、不適正飼育で指導されるかも。
 しかし指導すべき市のセンターとの協働の結果ということであれば、県が指導に乗り出さざるを得ない状況も想定されますね。

 ちなみに、鳥の広場は”鳥の広場”の検索キーワードが圧倒的に多くなってきました。
 mixiから団体様がお見えの日もありましたし、佐上効果でしょうか?アクセス数が伸びています。
 20日には5000を軽く越えます。

 疲れが溜まっていますが、義務感で書き続けております。
 メールで寄稿文をお寄せ頂けば、匿名保護の形で記事発信させてもらいますけれどね、身元の確かな方でなければ困ります。

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