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2010年6月 6日 (日)

2010-5-25inOOさんへの返信

OOOOさま

OOさんご連絡をいただきありがとうございました

相当お忙しそうですね

家族サービスも大切ですよ なーんて 分かってますよね

私は4才にして父は戦地へと それも 自発的にですよ なんでと言いたいのですが ボランティア精神が旺盛だったのか

タガログ語の通訳ができるからお役に立てると信じて行ったようです

挙句の果てはフィリピンのジャングルで餓死したであろうとの調査報告が来たそうです

私のボランティア根性は父譲りかもしれません???

父のぬくもりも知らずに生涯をすごすことになる子供のことよりも 「お国のため」が当面の重大事だったのでしょう

それも宿命だとは思います

この年になっても 父の懐ってどんなものかと ふと思うことがあります

できるだけ思う存分に「父」の役割を果たしてあげてくださいね

いい作品は何よりの宝となるでしようから 今まで以上に心をこめてあげてください

先日 動物専門学校で教員向けレクをさせていただきました

その時にお1人の方が(たぶんご自分のお子様のため?)子育てについて質問されました

私は大人と同様に丁寧に 誠実に話し 接してあげてくださいと申しました

子供向けに分かりやすくが高じて手抜きをしないこと 何事にも「誠実」にと助言させていただきました

0歳児にも笑顔か普通の顔か判断できることが分かってきているそうですね 笑顔の画像に注目するそうです

私も誠実に発言し 行動してきたから 多くの方が厳しいことも聞いてくださったのだと思うと申しました

MTさんもまた誠実なお方です

「誠実」がどこかへ飛んだ活動ぶりが目立つ動物あいごの社会にどこまで抵抗し続けられるのか

自分に対して誠実であることも失わないようにしたいとは思っています

ご自愛の上お過ごしくださいますようお祈りいたします S,Ma


最近とても嫌なことを立てつづけに聞く羽目に至りました

団体としての質の劣化と「誠実」さを失った活動についての訴えです

第三者的に 団体の営利 非営利の区別が判断しにくい 見えにくい 善意が失われて行くことに歯止めがない活動をどの時点でどのように内部から正せるのかと言う相談です

胸の内に貯めることはしんどいし 佳くないことではありますが 吐露する宛を捜すことにも慎重にならざるを得ない

そのようなときにS,Maは毒吐きのバケツとして受け止め役をさせていただいています

吐き出しただけでもほっとされることもおありでしょうし すぐに答えが掴めなくても 共鳴してくれることや制御してくれることが一時凌ぎとなることもあるでしよう

私の役割として聞くことが増えています

団体組織の維持はあるときには会員等の言い分に逆らってでも厳しい態度で乗り切ることも必要なこともあります

しかし 基本は社会的に逸脱した行為ではないとすることが大切です

活動の経過も実績についても常に正当な評価を得られるとは限りません

多数決的な正義では自分の判断とはほど遠い評価で否定されることもあります

反対に刹那的安らぎを求めるあまりに 冷静さを失った評価で批判と称賛のバランスを取り違えることになることもありますね

その典型が熊本市方式礼賛だと感じます

現状の過繁殖状況下での 動物福祉には「安楽死処置」(安楽殺処置)が必要であると主張する私の場合にも常に稚拙な攻撃を感じ続けたことです

最近になってこの流れは変化しているように思います

動物福祉思想の指導的な位置におられる方々の中では

現状の過繁殖状況下での 動物福祉には「安楽死処置」(安楽殺処置)

が必要である

という考え方です

震災以前にはお立場的にも意志表示をされることはほとんどなく 「安楽死処置」(安楽殺処置)についての発信はごく少数でしたが 近年では必然性を言葉に表されることが増えています

ありがたいことと思います

殺したくないのは誰しも同じでしょうが 生かすことに際しての「QOL」への追及は無視され続けました

TV報道で知りましたが 動物の組織片から食用肉を培養繁殖する技術ができたそうです

実在生存している「一頭」の動物を食肉用として殺処分するのではなく 組織片があれば 

無限に培養し繁殖できるようです

経済的に実用されることはまだまだではあるようです

人口過多の問題がこのような科学を発達させたのでしょうが 地球規模で配慮するならこの「人口過多」こそが大問題ではあるのでしよう

動物でさえも対応困難な問題ですから 触れることができないまま行き詰まりまでゆかなければならないのかもしれません

その時代に生きる者としての 自分なりの最善を尽くしながら 人生に意義を感じ「幸」を感じられることに感謝の気持ちでいっぱいでございます

人とも動物とも佳いご縁に恵まれたことが幸運であったのだと 辛いことも 懺悔することも含めて自分なりの感謝を感じます S,Ma

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