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2010年5月 9日 (日)

「犬と猫と人間と」思うことあれこれ S,Ma

http://blog.canpan.info/torinohiroba/ 「鳥の広場」

 以前はあんなじゃなかった。時限収容だから安楽死処分される子もいて、それがつらいとボラさんがいつかないない悩みを抱えていたけれど、方針を変えることはなかったのに・・・。あれじゃ、愛護協会の名が泣く!

 フィルムで、今現在の協会の様子の一端が伺えるでしょう。

『犬と猫と人間と』DVD&書籍販売[20100508()]から転記

「鳥の広場」さんにコメントするつもりでしたが コメント投稿に字数制限がありますので当ココログに書き込みました あしからず S,Ma


実は2010/05/01京都市内ウイングス京都で飯田監督と後藤章浩さんのトークがありそれを聞く目的で3度目の映画鑑賞となりました

後藤さんは映画の記録取材当時 多頭数飼育現場で学生さんとしてボランティア活動をされていた方ですが 卒業後に「神奈川県動物愛護協会」に就職され 現在副理事長兼事務局長をされておられるようです

静かに観て 聞いて帰るつもりでしたが 監督のお目にとまり話す機会をいただき 客席にいるまま少し発言をさせていただきました

本当は後藤章浩さんに愛護協会の現状をどのようにお考えなのか聞きたいと思ったのですが 卒業後にここに就業されたということがこの会場で解り 思想の基本については現在の肩書が物語っていると感じましたのであえて質問はしなかったのです

私の足かせ(所属団体関連)が頭を過ぎり 今は公開の場では発言をしない方が賢明かなと感じて止めたのです

すでに「犬と猫と人間と」鑑賞の感想 

10/15第一回目の鑑賞 試写会での感想に「神奈川県動物愛護協会」の低い動物福祉の基準が容認されている動物保管状況について批判発言をいたしましたからアーカイブでご参考までにご覧いただければと存じます

この会場でうれしい出会いもいただきました

高校生のボランティアグループの方々と個人のお若い女性の方でした

個人のお方は早速その方のブログに当日の感想を書き込みしてくださっていました

ありがとうございました

「動物福祉」についての市民啓発を担う役割がある財団法人としての社会的責務について聞きたいと思いました 

しかし 咬傷歴のある犬たちのQOLを無視しても生かすことにのみこだわられる姿勢は犬たちの感じるストレスに目を瞑り 世話をされる職員やボランティアの「生かしてやっている」という自己愛の心を尊重されることを優先された結果だと感じるのです

それらの活動も称賛されていることも実情ですから「鳥の広場」でも嘆の声が聞こえてくるのでしょう

 

社会に氾濫する規模の大小に関わらず活動する全ての動物関連団体とグループ 取り分け「NPO法人」についての仕分け作業が必要な時期に来ていますね

来年に待ち受ける法律第105号『動物の愛護及び管理に関する法律』見直しに際して関係する活動家自身の動物福祉への意識改革がなければ法律は空しいものとなりかねません ボランティア活動なのか業者登録が必要な活動なのか線引きは難しいものです

最近相次いで私の耳に届く苦情相談にもそうした内容が増えています

ボランティアだと思って不妊手術のために協力してもらったが実は保管料として一日1000円請求されたとか 苦情申し立てをしたら責任者が応答されて「妥当な範囲の費用」との答えだったと

妥当か否かは費用内訳を書面に示して事前に了解をとることが「妥当」だと思います

一方で依頼者側が ボランティア=全てサービスとは身勝手との思いもあります

私は現役当時常に申し上げたことは「世話の代償としての代金ではなく 全ての不幸な動物に対するご寄付としていただきたい しかし ゼロ円でも100万円でも今回お世話をさせていただく動物についての処遇には全く差はありません」と言い添えておりました

作業着で出かけることもしないように身だしなみには常に努めていました

汚れ仕事が予想される場合にも 必ず清潔な身なりは心得ていました

体から猫の屎尿臭がする活動家に出合うことがありますが その人の動物の保管状況が想像されつらく感じます

他人に不快感を曝らけて平気なのは 活動に熱心のあまりではなく 活動に対する自己保有能力の範囲の認識がないだけです

[動物福祉の第一歩は清潔から-S,Ma]  

[不潔な保管場所には動物福祉思想はない-S,Ma] 若い方々に常に申し上げています

一般社会に求める動物福祉についての条件は 最低水準として必ず自らも守ることが当然であると悟らなければ法律も啓発も無意味に感じます

「ノーキル議員団」のみなさまも 自らのお考えに正すべきことはないか 検討し直してください 

あいまいな知識とご自分の心の安らぎのために次期法改正を「ノーキル」「殺処分ゼロ」で身動きができなくしないでください

 

「ボランティアビジネス」と称する人々がほくそ笑むだけです

その結果は苦境に「生かされる」動物たちが増えることになるでしよう S,Ma

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