15周年記念事業 被災動物慰霊祭を終えて
御礼
各位
本日は皆様ご多用のところ ご遠方からも 阪神・淡路大震災15周年記念事業 被災動物慰霊祭および市民公開講座にご参加いただき本当にありがとうございました
おかげさまで天候にも恵まれて たくさんの方々が来て下さりありがたいことでした
懐かしい方々にも再会させていただき感激の一日でした
この事業の発案者としてはまずまずの盛況で肩の荷を降ろした思いです
兵庫県 神戸市の職員の方々とともにご参加くださいました皆様のご尽力のおかげさまです
阪神・淡路大震災当事 会議室の確保もできないままに ドアがしっかりと閉まらない兵庫県庁のロビーで 震えながら初回の「兵庫県南部地震動物救援本部」の発足をしたことを思い出します
朝 自宅を出るときには無事には帰れないかもしれないと感じながら 神戸市動物管理センターへ出勤し 被災地での救護活動にも迂回に迂回を重ねて目的地まで10km~20kmくらいは余分に走らせるのも当たり前のような毎日でした
今西様のお話は ご本「すべての犬に里親を」にも面映い いささか気兼ねなところもありましたが トークであのように仰って頂くと恐縮して穴を掘りたい思いでしたが 多くの方にお伝えしたいと感じたことをしっかりと受け止めてご理解を頂き 広報していただきましたことに改めて感動し ありがたく思います
申し上げるまでもありませんが 大過なく活動が終えられましたことは協働していただいた方々とともに 全国の皆様のご支援のお蔭様であり 当時も今も感謝の気持ちで一杯でございます
個人的にも 皆様に支えていただいたからこそ できましたことです
当時を思い返して 全力でやりぬき 苦労をしたからこそ 今日良き思い出ともいえるのであろうと感じます
阪神・淡路大震災以後 この15年間は動物福祉の基礎つくりの年月でした
基礎が完成したとはいえませんが 線路の枕木を敷く程度にはなったのかと思います
これから線路を敷いて(法整備) 動物福祉号機関車を走らせる(動物福祉思想の普及 法律の周知 適正運用)までにはまだまだ 苦難の工事期間が必要でしょうが 活動の新たなページが繰られていくことでしょう
「ノーキル」「殺処分ゼロ」の甘い言葉に惑わされることなく まずは 「繁殖制限」「一匹でも多く適性譲渡で救いたい」 そして 「官民施設での適正保管であり 個人での適正飼育」です
しなければならないことをしっかりと啓発し 社会に広く共感していただくことが大切だと思います
これから先に10年を経て振り返ったとき「あの頃のことは悪夢のようだった」といえるといいですね
今できることの最善を尽くして一歩でも前進したいですね
これから先は若い皆さまに託して よろしくお願いいたします
今後共にご尽力を賜りますようお願い申し上げます
本日 お終いのご挨拶もできないままでお別れをいたしました方々には失礼いたしました
ごめんくださいませ
久しぶりに一日中動いていましたからさすがに疲れたと感じました
心地よい疲れではあります
皆様本当にお世話様になりました お疲れ様でございました
略儀ではございますが御礼を申し上げます
ありがとうございました
PCが相変わらず不調のため メモリーの呼び出しがうまく行かず EM-ADが取り出せないお方もあり 個別に送信させていただきましたEMでは届かなかったADがございました 失礼の段お許しください
blog: http://s-ma.cocolog-nifty.com/に転載UPいたしますのでご高覧いただければ幸に存じます 2010/2/7 S,Ma
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コメント
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S,Ma様
お疲れ様でした。
そして有り難うございました。
あれほどの行政、獣医師会、公益団体の来賓がうち揃うとは、S,Ma様を始め同志の皆様方のご努力の賜物、なにより活動の正当性を裏付けるもの・・・と確信いたしました。
無論、そっくりそのまま通用しない各地方行政の受けとめ方ですが、大きな指針にして貰えることと思います。
今西先生のお話のなかで「気づき」といわれましたこと、納得でした。
愛護から福祉へ意識がかわっていくのことはまさに「気づき」であるとしかいえないのではないでしょうか?
私事ですが、オフ会と称し、出始めのドッグカフェ巡りに興じようとしたとき、またボラ活動の初期、エサやりを経験、個人シェルター、保護施設を見せて貰ったとき、「なんか違う・・」と違和感を感じて現在に至っております。
「なんで?」と会員や他の飼い主さんに問われることがありますが、明確に答えようが無かったものでした。
今後は堂々と「気づき」によって、とでもいっておきましょうか。
社会化は犬だけでなく、愛護活動の人たちにも、不可欠ですね。
投稿: chara_k | 2010年2月 8日 (月) 22時13分