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2009年11月28日 (土)

「真に動物を守る法律へ 緊急提言!」感想Ⅱ 

「真に動物を守る法律へ 緊急提言!」感想Ⅱ 

09/11/27

細川 敦史弁護士http://blogs.yahoo.co.jp/qdkbd678/folder/244118.html

「真に動物を守る法律へ 緊急提言!」シンポジウムのご案内から抜粋

この行以下白地の部分をクリックしたまま下げてくださると文字に着色します 元の現行の設定の影響であろうと思います いろいろと試みましたが私の技量では 編集がうまくできませんでした

お手数ですがよろしくお願いいたします 

「動物法ニュース」の運営を事実上支えている「THEペット法塾」の紹介をします。

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THEペット法塾」での取り組みによって、ボランティアと法律家の連携はある程度図れてきましたが、動物問題に意識をお持ちの国会議員との接点はありませんでした。

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そこに、松野先生があらわれました。
はじめてお目にかかったのは1年ほど前のことでしたが、初対面の私らに対して、いきなり「殺処分ゼロ、やりましょう!できますよ」と仰いました。
正直、このご発言には、面食らいました。「環境省だって、10年で半減を目標にしているんだし、一足飛びにそんなことできるの?」と内心思いました。
しかし、松野先生は、これこれこういうわけで、できるんですよ、できないわけがないんです、と説得力をもって、熱く語られました。
現に、熊本市ではそのお言葉が実現されつつありました。
これにはなるほど、と納得させられるとともに、この御方は素直に動物好きでこの活動をされているんだなぁ、と確信し、一発でファンになりました。(S,Ma注-太文字 下線はS,Maによる強調 原文は普通文字)


「殺処分ゼロ」

仰せの通りに案外簡単にできます

数字の上ですがね

現に、熊本市ではそのお言葉が実現されつつありました。

l         引き取らない 

l         無差別譲渡をする 

l         ネグレクト保管容認 

動物福祉はどう解釈されるのでしょうか?

熊本市からの譲渡犬で現に咬傷事故が発生していますね

慎重を期しても予測できないことであったのか

「殺処分ゼロ」「助けたい」が優先された結果であったのか

顛末を今後のためにも詳細に検討されて 公開されることが 何も知らずに熊本方式を追随しようとされる他の自治体の方々(現場ではなくても 自治体幹部や議員諸氏等の方)にも参考となると思います

行政機関の方々の中では 立法により行政機関で一切の殺処分を禁止されてはどうかとさえ揶揄されるほどに「殺処分ゼロ」が現実を見ない 認めない 逃げる 関係者自らの心の安らぎのみで語られていると感じさせています 

その結果「ボランティアビジネス」(吉田真澄氏提言)として殺処分専門で稼ぐ業者が現れると言うことになるのでしょうか?

いろいろな邪推が膨らみ 穏やかではない不安を感じます 

真に安楽死処置をもって殺処分に当たるなら 現状のガス殺処分よりもいいかもしれませんが 殺処分で利益を得ようとするそのような輩に高邁な死への畏敬や 尊厳 理念があるとは感じられません

やはり 心配の種です

シンポジュウムにおいて一切の録音 録画 質疑応答を禁止されたのは 国民に広く論じていただくよりも ご自分たちの思想を押し付けることが目途であったのではないかとここでもまた邪推?させられました

主催者はパネラー口述の詳細にいたる文書を公開されるようにお願いいたします

当日筆記を取りましたが録音のように一字一句間違いなくということでは自信がありません

こちらの記録違いで 誤記に元付く批評を公開するというご迷惑をおかけしないためにも是非ともよろしくお願いいたします

特に 松野議員の講演は 要約ではなく口述の全てを公開してください

「殺処分ゼロ」に陶酔される愛護活動家と称される人々の中には 動物福祉の基本にも触れておられない方々もおられると思います

トップリーダーと自称(細川弁護士の案内にある)される 一見動物関係活動の指導者風の方が いきなりの洗脳的な言葉で語られたこのシンポジュウムが今後の日本の動物福祉の向上 発展への啓発に障害とならないか危惧します

アメリカの現状を伝えられた獣医師のパネラーは実情のご報告であったことで参考になったとは思います 

開催の冒頭で執拗なまでにJAWSUKからの支援金があったことを紹介されました

支援金の使途の公開も詳細にしてくださいますようによろしくお願いいたします

S,Ma

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コメント

コメント欄が賑わっていたようなので、ご無沙汰していました。

”JAWSUKからの支援金”云々ですが、ハッピーハウスも支援してもらっているのでしょう?もうここまでくれば、いっそ”JAWS”本部の方で、縁切り状を出してもよいのでは?

今回のシンポジウムで明瞭になったのは、国が余剰動物の引取りを民間に委譲したがっていること。
彼らはコストを削減したいだけで、余剰動物が餓死させられようが、動物実験に回されようが、関心はありません。

動物愛護、動物福祉の理念の争いではありません。相手方の真意を読み間違えないで下さい。

保護シェルターが増えれば、寄付金、支援者の争奪戦になります。到底、一般市民は支えきれません。

オリバーさんを毎月35万円も出して養うより、35万も出すならもっと有能な人が雇えるでしょうし、支援する側は支援するなら支援するで、もっと運営や経営にシビアな関心を持つべきです。

招き猫さん
コメントありがとうございました

私はやはり動物福祉の理念について多くの人々に関心を持っていただくことは大切だとおもいます

動物福祉の専門知識を有する方々には「ノーキル」が現状で受け入れられないことは常識とされています

しかし 多くのネット情報でも動物福祉は問題にせず 生かすか殺すかのみが関心事となっている傾向にあります

あるブログに愕然としました

「犬猫の事は犬猫の専門家NPO法人の動物愛護団体さんに先ず相談しましょう!」
案内先が

認定NPO法人日本アニマルトラスト
動物の孤児院 ハッピーハウス
アニマルメリーランド
NPO法人Knot
NPO法人 動物愛護市民団体『JCDL』
ペッツ・フォー・ライフ・ジャパン
NPO法人日本レスキュー協会
ワンライフ

となっています

普通には十羽一絡げ

少しでも「不適切多頭数飼育とは何か」と言う情報とか 活動資金の透明さの問題を提起しなければ それこそあなたが言われる国が意図している何でも民間委譲の策に乗せられる国民が増えることになります
その流れに好都合な「ノーキル」の提唱者の活用ですか

極端な「ノーキル」の人々はどうしようもありませんから それ以外の理性的に判断がしていただける 何かを感じてくださる国民の方々に 国の動物施策の方向を誤らせないように働きかけなければならないと思います

動物福祉で利益が上がるボランティアビジネスがそうそうないことは真に有識者であれば
解ることですが あえてビジネスとしても動物を「有効利用」したい人々には動物福祉は邪魔かもしれませんね S,Ma

【動物福祉の専門知識を有する方々には「ノーキル」が現状で受け入れられないことは常識とされています
しかし 多くのネット情報でも動物福祉は問題にせず 生かすか殺すかのみが関心事となっている傾向にあります】

 専門知識云々はまた、別の話のように思います。
 動物愛護、福祉オタクの狭い世界の話ではなく、大多数の一般市民は私達と同じ考えです。
 何も教えるまでもなく、毎年排出される余剰動物頭数に比べ譲渡先の少ない事実、譲渡先の人口数によって生かせる頭数は決められる事実は子供にでも分かることです。

 野良猫も頭数密度が低ければ、誰も問題にしません。

 【動物福祉で利益が上がるボランティアビジネスがそうそうないことは真に有識者であれば解ることですが】

 有識者でなくとも分かることですよ。ノーキル派は「愛護推進」を自称していますが、社会に取り残された人々という方が正確でしょう。彼等の”自称”に振り回されてはいけません。
社会とともに動物愛護も福祉も推進する時代です。何も特別な事を言っているわけではない、市民の良識が既に弁えていることです。
 時代とともに、頭を切り替え、鳥瞰的な視点で自他を客観的に見ることも必要と言いたかったのです。

招き猫さん

コメントをありがとうございました

どのようなご意見でも私には関心がありますから あなたのご意見は拝聴しておきます

よほど視点が違い 論ずることもないと思えば 切り捨てる場合は静かに切り捨てます

私は異論を唱えるのは賛否ばかりではなく 意見に対して関心があると言うことです 

どのようなお方がどのようなご意見をお持ちであるのか それは 私が気付かないことであったり 教えられることもありますから どのようなご意見であっても頂かないよりは頂くほうが結構だと思っています

あなたの視点でものを見ることも参考にさせていただきますが 意見はそれぞれに違ってよいと思います S,Ma

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